【立山再訪】大日岳〜奥大日岳・室堂〜弥陀ヶ原〜称名滝
- GPS
- 32:00
- 距離
- 34.8km
- 登り
- 2,754m
- 下り
- 2,752m
コースタイム
07:40 称名滝駐車場
08:00 大日岳登山口
08:40 猿ヶ馬場
09:05 牛首
09:50 大日平山荘
12:10 大日小屋(小休憩)
12:35 大日岳山頂
13:10 中大日岳
13:30 七福園
15:00 奥大日岳
16:45 雷鳥沢への分岐
17:20 雷鳥荘
■9日■
07:00 雷鳥荘
07:30 浄土山への分岐
09:00 富山大学立山観測所
09:25 一の越山荘
09:55 天狗平への分岐
10:45 天狗平山荘(軽く道間違い)
11:50 獅子鼻岩
12:30 大日平(お昼ごはん)
13:00 追分
13:30 弘法
13:40 八郎坂下山口
15:00 八郎坂石碑
15:15 称名滝見晴台
15:30 称名滝駐車場
天候 | 8日:はれのちガス 9日:ガスのちはれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
立山あるぺん村駐車場で仮眠、立山駅を経て駐車場へ 復路:黒部IC〜佐久南IC 駐車場:称名滝駐車場利用(無料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から牛首までと、大日平から大日小屋はかなり急登。 中大日岳からの下りは鎖場ですが、特に危険ではない。 天狗平、弥陀が原は延々と木道。 獅子鼻岩から沢に下りる所と八郎坂の急な下りは、滑りやすいので注意。 立山IC近く、グリーンパーク吉峰にてお風呂。 晩ごはんはまたしても黒部のきときと寿司。 |
予約できる山小屋 |
天狗平山荘
|
写真
感想
先月の立山、劔岳の帰りにバスから見えた大日岳と弥陀が原。あそこを歩いたら気持ちいいだろうなあと思っていたら、夏休み第二弾の日程で雷鳥荘に空き部屋ありとの連絡。さっそく予定組んだら雷鳥荘勤務の友人あやのっちも前日下山してるから一緒に上がろうという事に。
夜中の上信越道〜北陸道をスムーズに移動して立山の道の駅。あやのっちが起きたら声かけてくれるだろうとめざましもかけず仮眠、起きたら6時半。まあ今日は湿原歩いて雷鳥荘までだしって思ってたら、あやのっち「あれ?大日岳から行くんじゃないの?」と。時間的にはギリギリですが、まあ小屋泊だしってことで左回り決定。
早速の急登、スタートが遅かったせいもあり、とにかく暑い。Tシャツはすぐに汗でビショビショ、工事現場を越えて牛首を抜けるとやっと大日平。木道を歩き大日平小屋に着き、着ていたTシャツを絞ったら汗がボタボタと落ちる。不動滝はスルーして大日岳へ。
木道終わって再び急登、こちらもなかなかの斜度。途中から沢を何度か渡りながら進む、冷たい水で顔を洗い、リフレッシュしながら進むと、だんだん風も出てきていい感じ。大日小屋の手前にザックを下し、軽く食事した後山頂へ。空身だと片道10分くらいの距離、小屋泊の方が何人か先に登っていて談笑。下りで雷鳥のヒナが3羽ピヨピヨ、うち1羽は逃げもせず、大撮影会。
小屋でトイレ借りて、小屋番の方(すごく感じのいい方でした)とお話しして、出発しようと思ったら、さっき山頂で会った方々が小屋前でビール飲んでいて、一口分けていただく。次はぜひ大日小屋にも泊まってみたいなとか思いながら出発。
中大日岳越えて鞍部へ。軽く鎖場ですが問題なし、坪庭のような七福園を横切り、梯子を上がってしばらく行くと奥大日岳。ここで垂れこめていた雲がさーっと抜けて、剱岳が顔を出す。慌てて写真撮影。大満足の山頂。時間も遅かったので最高地点はスルーして雷鳥沢方面に下る。
最大の難所(?)、雷鳥沢の階段も無事登り切って雷鳥荘へ。あやのっちの友人が一人合流するというので待ちがてら氷結1本。チェックインしようとしたら、急きょ泊まり客が殺到したとかで、ぼくらは従業員部屋の隣で寝ることに、まったく問題なし。相変わらずのクオリティの露天温泉に浸かって、豪華な夕食とビール。部屋に戻り持ってきた泡盛水割り飲んでいたら、知らぬ間に気絶。
翌朝、剱岳アタックするというあやのっちとお友達を見送ってから再び朝から温泉。バイキングの朝食済ませて出発。空はガスっぽいですが、浄土山の方ぐるっと回ってから下ることに。雷鳥沢、浄土山でそれぞれ雷鳥目撃。浄土山の山頂はどこだったのか解らないまま富山大の施設。このあたりでガスが晴れて龍王岳と立山三山がお目見え。
一の越から下り始めると夏休みということで、次々に上がってくる登山客に遠足の団体。数えきれないくらいのおはようこんにちはを交わし、室堂に到着。賑わうターミナルを横目に天狗平方面へ。昨日歩いた大日岳、奥に剱岳、振り返れば立山。最高の景色を楽しみながらのハイキング。たまにすれ違う方と声を交わしながらののんびり歩き。
獅子鼻岩から一度沢に下り、ジャバジャバと流れる滝で給水して反対側の崖を登る。薬師岳を眺めながら湿地帯を行き、弥陀が原の分岐でお昼ごはん。おにぎりをモグモグと食べていたら、ホテル泊まりのご家族連れやらトレッキングツアーの一団が次々現れてちょっと恥ずかしい感じに。
追分〜弘法はバス通りのすぐ脇の木道を延々。八郎坂に入りやっと静けさとともに、称名滝の音が聞こえて来る。薄暗い湿った坂を滑らないように進み、たまに顔を出す日本一の瀑布に驚嘆しながら坂を下りきると見覚えのある石碑。少し登り返して観光客に混じって滝見台へ。着いた途端にさーっと日が差して、虹の根元に大きな虹が。
車に戻り、下山途中にある個人営業のコンビ二「サンダーバード」でファンタ購入。グリーンパーク吉峰にて汗を流し、お土産と夕食処を探しフラフラするも、結局黒部のきときと寿司。近くのスーパーでかまぼこやらホタルイカ買って、次のポイントの佐久に向かう。
---
立山やら劔岳に比べて人の少ない大日岳周辺は、噂通り素晴らしい稜線歩きの楽しめるポイント。そして帰りに、その稜線を眺めながら歩く弥陀が原からの称名滝は、絶好のハイキングコース。みんなバスになんか乗らずに、ここを歩けばいいのにって思いながらの、実に愉快な山行にでした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
良かったです。
あ、ありがとうございます。
立山は本当に天国みたいな場所ですよねえ。
近くの山に行くときには、よく利用します。
それにしても、素晴らしいルートと天気!
以前から気になっていたので寄ってみました。
Tシャツ眺めていたら「他にもありますからね」と声をかけられました。
天気、ルートともに最高でした。
バスに乗るの、もったいないですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する