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Yamareco

記録ID: 334465
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

木曽駒ヶ岳 桂木場から聖職の碑コース

2013年08月14日(水) 〜 2013年08月16日(金)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
25.6km
登り
2,308m
下り
2,308m

コースタイム

14日6:00桂木場駐車場→8:20野田場の水場→9:20白川分岐→10:00大樽小屋
  →12:25津島神社→13:40胸突き八丁頭→15:00行者岩→16:50西駒山荘水場
  →17:30記念碑→18:00最低鞍部
15日9:00記念碑発→10:00濃ヶ池分岐→11:00頂上小屋分岐→12:00木曽駒山頂
  →12:20頂上山荘テン場
16日7:50テン場→8:10中岳山頂→8:30宝剣岳前→8:50飼駒池→9時50濃ヶ池
  →10:30馬の背分岐→12:00碑→12:30西駒山荘(昼)13;30→14:50大樽小屋
  →15;20馬返し→16:10ぶどうの水場→16;30桂木場駐車場
    
天候 14日晴れ
15日晴夕方雨
16日晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桂木場駐車場
コース状況/
危険箇所等
・登山道 迷い無し
・水場 ぶどうの泉、野田場共豊富、大樽小屋奥
 西駒山荘は閉鎖中だが小屋手前水場あり。
・みのわ温泉ながたの湯TEL0265−70−1234


桂木場コースルートタイム図
桂木場コースルートタイム図
西駒山荘の営業中止の案内と登山口はここからの
西駒山荘の営業中止の案内と登山口はここからの
西駒山荘建設の由縁
西駒山荘建設の由縁
最初は軽く
ぶどうの泉 水場
ぶどうの泉 水場
ハクサンシャジン
ハクサンシャジン
木曽路へ
木曽谷へ茶臼山
大樽小屋 水場トイレあり
大樽小屋 水場トイレあり
中の様子 板張り整理整頓されていた
中の様子 板張り整理整頓されていた
シラビソ、コメツガ、トウヒの林
シラビソ、コメツガ、トウヒの林
これから胸突き八丁 信大ルートとの分岐
これから胸突き八丁 信大ルートとの分岐
角度を変えて
蕗の仲間?
津島神社 ヒカリゴケあり
津島神社 ヒカリゴケあり
やっと胸突きの頭
やっと胸突きの頭
ヤマユリ
ウサギギク
分水嶺を望む
ゴゼンタチバナ
ハクサンフウロ
クルマユリ
ウサギギク
行者岩を望む
この尾根分水嶺
木曽川と天竜川に
木曽川と天竜川に
伊那谷を見る
西駒山荘へ右冬道 左夏道
西駒山荘へ右冬道 左夏道
再度伊那のめぐみ
再度伊那のめぐみ
夏道 西駒山荘への道
夏道 西駒山荘への道
エゾシオガマ
西駒山荘手前20m水場への案内
西駒山荘手前20m水場への案内
権現ツルネ
水場前 タカネウスユキソウ
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水場前 タカネウスユキソウ
西駒山荘本年は休業 石室が何ともいい
2
西駒山荘本年は休業 石室が何ともいい
権現山へ
西駒山荘正面から
西駒山荘正面から
花崗岩の突き出し
花崗岩の突き出し
遭難記念碑 UPでどうぞ
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遭難記念碑 UPでどうぞ
線香を上げ合掌礼拝
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線香を上げ合掌礼拝
右手前新しい記念碑
2
右手前新しい記念碑
二日目の日の出
宝剣岳はガスの中
1
宝剣岳はガスの中
チングルマワタスゲ
1
チングルマワタスゲ
ワタスゲその2
木曽駒への最低鞍部への道
木曽駒への最低鞍部への道
榛松の多さは日本一
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榛松の多さは日本一
晴れ晴れの碑
チングルマ
ここにもあったイルカ石
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ここにもあったイルカ石
積乱雲が出て
更に発達
ホシガラス発見
馬の背と濃ヶ池との分岐
馬の背と濃ヶ池との分岐
馬の背から見る濃ヶ池
馬の背から見る濃ヶ池
一旦岩尾根で休憩、カステラ、ソーセージ、オレンジ食す
一旦岩尾根で休憩、カステラ、ソーセージ、オレンジ食す
行く手にガスが出現天侯の急変予知
行く手にガスが出現天侯の急変予知
神戸から来たカップル?兄妹?聞くのを忘れた。
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神戸から来たカップル?兄妹?聞くのを忘れた。
遂に木曽駒ヶ岳山頂の社が見えた
遂に木曽駒ヶ岳山頂の社が見えた
山頂直下に咲く植物
山頂直下に咲く植物
山頂標識
長かった正午時山頂着
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長かった正午時山頂着
頂上小屋とテン場、中岳を望む
頂上小屋とテン場、中岳を望む
ヨツバシオガマ
マイテントは何処でしょう?
マイテントは何処でしょう?
積乱雲発達中!
さらに大きく!ヤバイ
さらに大きく!ヤバイ
一雨来そう
ついに来た! 後で聞くと下界はすごかったそうです
ついに来た! 後で聞くと下界はすごかったそうです
ご来光のセレモニー
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ご来光のセレモニー
出たー!!!
荘厳のひと時
日いづる国!日本
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日いづる国!日本
頂上では
旭日受ける中岳
早出早着がモットー でもねむい
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早出早着がモットー でもねむい
オッハー!
中岳山頂から木曽前岳方面
中岳山頂から木曽前岳方面
中岳から見る宝剣岳
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中岳から見る宝剣岳
雄姿宝剣
横顔はソクラテス?
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横顔はソクラテス?
トウヤクリンドウ
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トウヤクリンドウ
鳥も暑いか?水浴びて
鳥も暑いか?水浴びて
なんという鳥でしょうか?
なんという鳥でしょうか?
アーチを掛ける
手を洗い、顔を洗って、水飲んで、生き返った
手を洗い、顔を洗って、水飲んで、生き返った
トリカブト
コバイケソウ群生
コバイケソウ群生
濃ヶ池 笑声、弾む声
1
濃ヶ池 笑声、弾む声
戻って来た、馬の背と濃ヶ池分岐
戻って来た、馬の背と濃ヶ池分岐
榛松白骨、酸性雨
榛松白骨、酸性雨
天水岩 水が無くなることが無いという、
天水岩 水が無くなることが無いという、
コマクサ 八ヶ岳より小ぶりで紅い
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コマクサ 八ヶ岳より小ぶりで紅い
けなげで一りん
新田次郎「聖職の碑」コース案内
ありがとうございました
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新田次郎「聖職の碑」コース案内
ありがとうございました

感想

「聖職の碑」コースを訪ねて
この日は私を含め5人程度であった。
なんと夏の登山シーズン最盛期で訪れる人の少ないことに驚いたことであった。
 10年位前にこの本を読んで当時の悲惨な出来事があったことを知り一度は訪ねたいと思っていた。またCSチャンネルで映画も見た。カメラマンは木村大作で遭難シーンを見事に撮り切っていた。そんな思いがありながら、過去に木曽駒ヶ岳から空木岳の縦走は実行した。表玄関となったロープウエーでの便利さから比較するとアプローチから言ってマイカーかタクシー利用しかない所から奥手になっていたのである。年を重ねるごとに慰霊登山の思いが強くなり今回決行した次第である。
平常時には道標と地図コンパスがあれば道に迷うことはない。
当時の中学生が箕輪から桂木場登山口まで16Km歩き、その日に内に伊那小屋まで一気に登っていたとは当時の装備、食料、体力を考えると一考する所である。
 気象予報も当時は予想もつかなかったことで悲惨な出来事が起きてしまった。
赤羽校長も生徒を救わんがため殉職となってしまった。
是非ご一読なされたし。

・桂木場から馬返しまでは水場も2か所あり快適
・大樽小屋は5合目 6合目までは1ピッチ
・津島神社から胸突き八丁の頭まで顎が上がる
・分水嶺西駒山荘見晴も良く高山植物も豊富山の醍醐味を感じる
・西駒山荘(本年休業)水場から権現ツルネを見ていると宮之浦岳を思い出す
 あの山も花崗岩地中から地上に噴出し山肌、山頂に奇岩を露出していて良く似て いると感じた

将棋頭山を過ぎ「聖職の碑」に到着
遭難記念碑に線香を手向け額づき経を上げた。
リンドウの花が手向けてあったが枯れていた。
この遭難犠牲者が出たことで西駒山荘を建築したとのことであった。
来年で遭難100年になるとか聞く

伊那前岳 宝剣岳 木曽駒ヶ岳の三角ピラミッドは圧巻でこのコースならではと
感動する。

中岳、駒ヶ岳、宝剣は人でいっぱい都会の喧騒をそのままロープウエーで持って来たって雰囲気。

途中初めてヤマレコのアカウントを持っている若者と遭遇、しばし仲間意識が共有できた。ありがとう。

飼駒の池、濃ヶ池は緊張感がほぐれリラックス出来る

再び馬の背との分岐ここは桂木場方面へ足を向け、西駒山荘から3時間で駐車場着。

いつの時代も犠牲者が出て改善される、危険予知を察し事前に手を打って事故を未然に防ぐことが「人間」の知恵ではないでしょうか。、
世界が危機にさらされて、身近な問題が山積している。今、手を打たないと取り返しのつかないことに、気づいているのは私だけではないはずです。
                              麗嶺
追記
 15日は熱低ゲリラ豪雨のため中央道一時通行止め、JR運行停止、停電、諏訪湖 花火大会は中止 となったそうですね。
山の上も降られましたが遠くで雷鳴がしてた程度、テントをたたく雨の音をつまみに至福のひと時、日の出の撮影を逃しそうな勢いで寝込んでいました。















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