奥穂-ジャンダルム-西穂 縦走(白出沢)


- GPS
- 33:00
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,557m
- 下り
- 2,560m
コースタイム
5:00 穂高岳山荘 - 奥穂山頂 - 馬ノ背 - ロバの耳 - ジャンダルム - コブ尾根の頭 - 畳岩尾根ノ頭 - 天狗のコル - 天狗ノ頭 - 間天のコル - 間ノ岳 - 西穂山頂 - ピラミッドピーク - 独標 - 西穂山荘 - 14:00 西穂口
天候 | 14日 午前;晴 夕方少しガスがかかった 15日 奥穂側はくもり、西穂は晴れていた。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りはなぜか、その山道が封鎖されて、バス停のオジさんに聞いたところ、地元の言葉過ぎてわからなかった。熊が出たとかなのかもしれない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
このルートは全て浮き石注意です。自分の不注意が他人に、また他人のミスが自分の事故に繋がることを承知で歩くべきでしょうね。それさえ、気をつければ楽しいルートです。 荷継沢の標識後には雪渓がありました。クランポンがあると安全に登れます。雪渓は長くないので、ピッケルまでは不要と思います。 コブ尾根から天狗のコルまでは、道迷いし易いです。あれ?と思ったら登り返して無理に進まないこと。天狗沢(エスケープルート)まで行ってしまった人がいました。 奥穂から西穂は水の補給が出来ません。自分の飲む量と体力とよく相談してください。僕は2.5Lで足りませんでした。僕はたくさん飲む方です。 |
写真
雪渓は結局、キックステップも効かないので、スメアでストック使いながら登りました。雪渓の右側は雪庇はあるし、クレバスありーので、近寄っちゃダメです。
感想
憧れの縦走ルートは意外なほどあっけなく進んでしまった。フリーを齧っているせいか?大して登れる訳でもないけど、足で登るってのが疲れず行けた要因のひとつと思います。また、今回は敢えて背中を軽くするために、テントは担ぎませんでした。小屋泊して正解でした。色んな方のレコ見て、シミュレーションしたのもありました。ありがとうございました。
このコースは率直にいって、他のコースと全然違う印象を持ちました。
穂高岳山荘で同じ部屋になった4名パーティの方々は西穂から奥穂に来たようですが、そのお話はとても楽しく、「あの景色はよかったね。」とか「あそこで杖出しちゃうんだもん。山岳警備の人に注意受けてやんの!」など、自分の縦走が楽しみになったのを覚えています。
実際に登ってみると、ほとんどの方がソロでした。ともすると、トレラン感覚というかタイムを気にしている様な。ちょっと山に登ってる感覚とは違いました。
ある程度の体力と技術を必要とするルートなので、コミュニケーション能力の高いオジちゃんオバちゃんがいないことも、ひとつあると思います。必死なのか、他人に関心が薄いのか。事実、馬ノ背でなかなか下りれずにいた方がいたのですが、僕の後ろのお姉さんは「これじゃタイムロスしちゃうな」とコメントしてました。
また、危険要素がある程度あり、集中力を維持しないといけないために、遊びの部分がすくなくなります。こういった要素から、人気ルートであり、かつ少なくない人数が通っているはずなのに、「人に会わなかった」という印象になってしまいました。
西穂山頂以降に出会った、翌日の練習で西穂主峰までという2名のベテラン男性がいました。お二人とは下山まで休憩の度に話をするなど、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。お二人の西穂〜奥穂縦走も怪我なく成功されたと思います。
他方の白出沢は、穂高平あたりで、単独の中国地方から徹夜で車を走らせて来た若い方がいました。しばらく一緒に歩きましたが、名前も知らないけど、互いの安全を願って、僕の生前最後の姿になるとおもって?写真を撮ってくださいました。会話を交わすのはいいものだなと今回の山行で思いました。
白出沢自体は、静かでほとんど人がいない中、じっくり岩や雪、浮き石に取り組むことが出来て、個人的には数倍達成感がありました。技術的に自分にはジャンダルムとかよりも難しく感じたからかもしれません。見守る者も山しかいなかったしw スキーで下りたらどうなるんだろう??
コメント
この記録に関連する登山ルート

白出沢ルートは興味がるので楽しく見させていただきました!
やはり沢沿いが危険度とバテ度最高みたいですね〜!
行くとすれば雪渓が痩せて次に降るまでの時期でしょうか?
雪渓のぼりでスリップしたら下に着く前に天に昇ってしまいそう(ー_ー)!!
笠が岳と奥穂〜西穂行ったから後は笠から槍を回って奥穂でしょうか?
行ってるルートが似てます(笑)!お互い怪我しないように楽しみましょう!
そうですか、似てますか、興味のあるところが。僕なんかまだまだですが。
バテもあるのですが、いつまでも眺めていたいような景色でしたよ。是非いらっしゃってください。後ろを見ると登っていることが分かる。しかし、岩側に背を向けてはいけないことと、遅くなると小屋に怒られるので、必死に登っていきました。
そろそろ双六ー水晶を通って、さらには後立山に興味をもってるんですが、槍穂もまだまだ登るところがあります。
どこかでお会いしそうですね。先日も穂高岳山荘で、転職していった同僚が子連れでいたのを発見して、「あれー!?」ってなもんでした。
ケガに気をつけて、楽しみます。ありがとうございました。
最高のお天気でしたね。
ジャンダルム、私もいきたい!
登頂おめでとうございます。
nbykkwiさん
次に穂高縦走するときは、是非仲間に入れてあげてください>ジャン。
励ましの言葉ありがとうございます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する