鹿島槍ヶ岳〜爺ヶ岳(2泊3日テント泊+1日おまけ)


- GPS
- 51:07
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,767m
- 下り
- 1,850m
コースタイム
7:25 登山口付近駐車場(1363m)
↓ 0.46km +21m -44m(6分)
7:31 柏原新道登山口(1350m)
7:44 出発
↓ 1.57km +465m -60m(1時間18分)
9:05 ケルン(1754m)
↓ 2.80km +618m -81m(2時間17分)
11:26 雪渓(2304m)
↓ 0.71km +186m -35m(49分)
12:15 種池山荘(2448m)(テント設営、昼食)
14:31 出発
↓ 2.81km +348m -186m(49分)
15:20 岩小屋沢岳(2630m)
↓ 2.81km +186m -348m(46分)
16:10 種池山荘(2448m)
2日目
5:04 種池山荘(2448m)
↓ 1.77km +278m -70m(1時間23分)
6:28 爺ヶ岳中峰(2670m)
↓ 2.06km +135m -388m(52分)
7:20 冷池山荘(2408m)
7:34 出発
↓ 0.23km +53m -13m(7分)
7:41 冷池山荘テント場(2453m)(テント設営)
8:44 出発
↓ 1.44km +261m -39m(46分)
9:30 布引岳(2683m)
↓ 1.20km +236m -41m(57分)
10:27 鹿島槍ヶ岳南峰(2889m)(昼食)
11:08 出発
↓ 1.11km +32m -222m(23分)
11:32 布引岳(2683m)
↓ 1.443km +41m -263m(26分)
11:57 冷池山荘テント場(2453m)
3日目
6:53 冷池山荘(2408m)
↓ 1.96m +376m -121m(1時間54分)
8:47 爺ヶ岳中峰(2670m)
↓ 1.64km +62m -267m(54分)
9:41 種池山荘(2448m)
↓ 5.55km +192m -1290m(4時間11分)
13:52 柏原新道登山口(1350m)
14:07 出発
↓ 0.46km +44m -21m(6分)
14:13 登山口付近駐車場(1363m)
天候 | 1日目 朝から晩まで晴れ 2日目 朝快晴 冷池から鹿島槍に上る途中から徐々にガスが発生 午後のテント場は曇りでガス 夕方から夜にかけては雨(遠くで雷が鳴っていました) 3日目 朝は快晴。その後もずっと晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口周辺に数箇所100台程度有(無料) 扇沢に無料と有料駐車場あり。 7時ぐらいに着いた時には登山口周辺はほぼ満車。 400m先の左手にある駐車場の一番奥に2,3台スペースが残っていた。 一番奥なので、満車だとUターンできない可能性もあるので、同乗者がいる場合は歩いて空きがあるか確認したほうがよいかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山ポスト 登山口に登山相談所が開設されており、ここに登山届けを出しました。 登山ポストも登山口にあります。 ●トイレ 登山口付近にはありません。 各小屋にとても綺麗なトイレ有(冷池山荘は洋式もあり)(1回100円) 冷池山荘のテント場と小屋は離れているので、トイレに行くのに250m、標高差50m 程度登山道を歩く必要があります(8分程度) ●登山道 登山口〜種池山荘 登山道は良く整備されています。 雪渓付近は落石に注意。 種池山荘〜岩小屋沢岳 尾根道で登山道が細い場所もありますが、特に問題なし。 種池山荘〜鹿島槍ヶ岳 良く整備されており特に問題ないが、ザレ場の尾根道なので、特に下りはスリップ注意。 ●GPSログ なぜか、行きも帰りも雪渓ポイントでGPSが停止してしまった。 なので、行きの雪渓から種池山荘と帰りの雪渓から登山口までのログがありません。 ●温泉 アルペンラインを大町方向に戻ったところにある「薬師の湯」大人600円、小人300円(HPに大人100円引きのクーポンあり) |
写真
感想
今回はお盆休みを利用して、2泊3日で鹿島槍ヶ岳に登ることにした。
鹿島槍ヶ岳は水場がなく、小屋で有料で購入する必要がある。
どちらの小屋でも150円/Lとそれほど高くないが、食事は水をあまり使わないメニューにして、3日間で使用する水の量を計算して持って行くことに。
飲み水6L、お茶1.5L、料理用水6.5Lの14Lを持って行った。
2泊3日ということで、食料も多くなり、着替えは最低限に減らしても、長男7kg、次男3kg、妻10kg、私27kgとなった。
はじめは樹林帯を登っていくのだが、30分ほどで次男が荷物が重いから歩けないと言い出した。
次男の荷物これでも一番軽くしたのに・・・
仕方が無いので、私が持つことに。まあ、27kgが30kgになっても大差ないやろうと思ったが、後半になるにつれ、背中、腰、肩がかなり辛くなり、最後の鉄砲坂は何とか休み休み登ると言った感じだった。まだまだ修行が足らんな(^^)
空身の次男はというと、「お話をしてくれ」と言ったり、お話をしても「そんな話違う」とわがまま放題。ついに妻もしんどいので、「お話しない」と言ったら、次男は泣き出す始末。こんなところで泣いてたら、しんどいところに無理やり連れてこられて可愛そう的な目で周りに見られて、恥ずかしいったらありゃしない。
それでも、なんとか次男も登り、最後の鉄砲坂、小屋が見えたら妻を置いてさっさと1人と走って小屋まで上がっていく始末。
種池山荘のテント場は狭いので、集合住宅のように詰め詰め状態だ。なんとか中央の一番奥を取れたのでまだましだったが、かなり狭く苦しかった。
針ノ木岳方面縦走路の途中まで散歩に行ってみることにした。長男も誘ってみたが、だいぶお疲れの様子なので、1人で行くことに。
そこそこアップダウンもあるが、気持ちの良い尾根道だ。
1人なので写真を撮りながらタッタカ進んで行く。目標の岩小屋沢岳まで行くことができた。
夕方は夕日を楽しみ、夜は満点の星空も楽しむことが出来た。
流星も何個か見ることが出来た。
2日目は朝3時に起きて朝ごはん、テント撤収作業をし予定より1時間早い5時に出発することができた。朝日を浴びながら登るのはとても気持ちが良い。
長男も次男も今日は荷物を軽めにしたので、いいペースで登ることが出来た。
特に長男は早く、爺ヶ岳までは4人一緒に登ったが、そこからは先にテント設営をするために長男と私は先行することにした。
冷池山荘のテント場は眺望も良くとても開放的な場所だ。ただ、トイレが山荘にしかなく、山荘まで登山道を8分ぐらい歩いていく必要があるので、不便だ。
念のため、子ども達用にと携帯用トイレ「ミニマル君」も持参したが、今回はなんとか使わずに済んだ。
テント設営後、鹿島槍ヶ岳に登るのだが、次男と妻はテント場で待ってるとのことで、しかたがなく長男と2人で登ることにした。
とても気持ちがいい道なので、息子もはじめは調子よく飛ばしていたが、残り100mほどのところで、なかなか進まなくなってきた。
それでも、叱咤激励しながら頂上に着くことができた。
景色を楽しみながら、休憩し昼食を食べると息子も元気を取り戻した。
下りになると、さっきまでの疲ればどこに言ったのかというぐらいに、元気一杯下っていき、50分ぐらいでテント場まで下ってしまった。
午後になると、ガスも増えて、曇ってきたので、テントの中で一眠りすることにした。
それから夜にかけてガスが晴れることはなく、夜には雨も降り出して、星も見ることは出来なかった。
後で知った話だが、諏訪のほうでは猛烈な雨が降って電車が止まったりと大変なことになっていたようだ。
あれほど激しい雨がテント場に来ていたら、と思うとぞっとする。
3日目2時ぐらいに目が覚めたので、外を見てみると1日目よりもすごい満天の星空だった。
あとは、登って来た道をひたすら戻るが、荷物は軽くなってるとはいえ、後半は結構つらかった。
●食事
1日目
昼 おにぎり、からあげ
夜 親子丼
2日目
朝 パン、コーンスープ
昼 牛飯、ドライカレー(フリーズドライ)
夜 焼きそば
3日目
朝 ホットケーキ
●水について
調理する時も水の量をきっちり測り無駄な水は一切使わなかったが、それでも、最終日下山のときに足りなかったので1L購入した。
3日間4人で持参した14L+1Lの15L消費した。意外に飲み水がたくさん必要だった。
今回、水の大事さも良くわかった。
下山後、温泉(薬師の湯)に入り、夕食に信濃大町にある「昭和軒」という、かつ屋さん行ったのだが、ソースカツ丼840円、とんかつ定食1150円がなかなか美味しく
ボリュームも満点だった。
今回、おまけとして、車中泊して、烏川渓谷緑地、市営穂高プール、新穂高温泉ともう1日遊んで帰った。プールは流れるプールや滑り台もあって、しかも空いているのでとても良かった。
こんにちは
いつもcarcanさんファミリーの記録を楽しみにしています
今回は鹿島槍を歩かれたのですね!
すごいですね。びっくりです
私たち軟弱親子にはとてもムリです
冷池山荘のテント場は山荘から少し離れているのですね
34枚目の写真
自分たちもいつか・・・せめて山小屋泊まりで
コメントありがとうございます。
お盆休みはどこに行こうかと迷った末、2泊なら鹿島槍に登れそうだったので、登ってきました。
天気もよく景色を見ながら稜線を歩くのは気持とよかったです。是非とも、cocoeさんも登って見てください。
冷池のテント場は登山道を8分ぐらい(しかも標高差もある)ので、気軽にトイレにいけないのが、少し面倒でした。でも、その分見晴らしは最高でした。
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