白馬岳

2021年07月17日(土) 〜 2021年07月18日(日)

• GPS: 15:44
• 距離: 21.2km
• 登り: 2,084m
• 下り: 1,404m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:24
• 休憩: 1:59
• 合計: 8:23

距離 9.4km 登り 1,781m 下り 89m

6:10 猿倉荘
7:16 7:17 白馬尻荘
7:20 7:38 白馬尻小屋
9:59 10:53 岩室跡
11:22 11:50 避難小屋
13:15 13:16 白馬岳頂上宿舎
13:29 13:31 丸山
13:58 14:10 白馬山荘
14:28 14:31 白馬岳
14:33 白馬山荘

2日目

• 山行: 6:31
• 休憩: 0:54
• 合計: 7:25

距離 11.7km 登り 332m 下り 1,321m

6:35 白馬山荘
6:54 白馬岳
7:34 三国境
8:24 8:41 小蓮華山
9:22 9:25 船越ノ頭
10:10 10:33 白馬大池山荘
11:09 乗鞍岳
12:28 風吹大池方面分岐
12:47 天狗原/白馬岳神社
13:45 13:54 栂池ヒュッテ
13:54 13:56 栂池山荘
14:00 栂池パノラマウェイ 自然園駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

八方第5駐車場（無料）→猿倉荘　タクシー4人相乗りで1人あたり900円
栂池ロープウエイ・ゴンドラ　片道2000円
栂池駐車場→八方第5駐車場　タクシー3040円

※国道19号長野市篠ノ井小松原地先で片側交互通行規制
往路：夜間（21時〜翌朝6時）全面通行止めの為、更埴ICで降り、迂回路を通行
復路：片側交互通行規制の為渋滞してました
https://www.ktr.mlit.go.jp/nagano/nagano00262.html

コース状況／危険箇所等

大雪渓・小雪渓で6本爪アイゼン使用
乗鞍岳〜天狗原の間に雪渓が大小合わせて5か所くらい、
斜度が大きい2か所でアイゼン使用

その他周辺情報

栂池山荘のさるなしソフトクリーム
みみずくの湯　タクシーの運転手さんに割引券を貰い、650円→550円
露天風呂から歩いてきた白馬の山並みが見え、お肌つるつるになる温泉でした。

写真

7/17 4:42

迂回路のクネクネ道で車に酔い、道の駅で仮眠後、八方第5駐車場に到着。朝食を摂っていると白馬三山にモルゲンロート

7/17 6:06

タクシーに相乗りして猿倉荘へ。登山届を出し、トイレを済ませて（この先山頂の小屋までトイレ無し）いよいよ出発。

7/17 6:11

ヤマアジサイ
林道歩きから始まります。

7/17 6:28

良いお天気！

7/17 6:29

コアジサイ

7/17 6:40

ちょっと傷んでいるショウキラン
ここで出会った方と花の話をしながら歩きます。

7/17 6:56

オタカラコウ

7/17 6:56

タカネアオヤギソウ

7/17 6:57

結実したサンカヨウ

7/17 6:58

レイジンソウ

7/17 7:08

オオバミゾホオズキ

7/17 7:22

ここで小休止
まだ雪渓は出てきません。

7/17 7:23

川からの風がひんやりして心地いい。
白馬尻小屋は営業せず、土台だけがありました。

7/17 7:47

キヌガサソウ
大株で目を引きます。数か所群落をつくってました。

7/17 7:50

ミヤマカラマツ

7/17 7:56

ミヤマキスミレ
オオバキスミレの変種、葉のつき方がちょっと違うみたい。

7/17 7:59

いよいよ大雪渓へ。
6本爪アイゼンを付け、ストックを出してサングラスを装着します。

7/17 8:18

石がゴロゴロ転がっています。
耳を澄ますと遠くでカラカラと石が転がる音がしていました。

7/17 8:49

黙々と歩きます。
クーラーに当たっているような涼しさでした。

7/17 8:57

ガスが湧いてきたました。
ますます涼しくなって歩きやすい。

7/17 9:23

と思ったら上部は晴れてます。

7/17 9:57

雪渓歩きがひと段落すると、そこはお花畑でした。
ミヤマキンポウゲがたくさん咲いてます。

7/17 9:58

ミヤマクワガタ
6月に見た磐梯山のバンダイクワガタを思い出します。

7/17 10:30

おにぎりを食べていたらクロユリらしき蕾を発見！

7/17 10:37

クルマユリ
夏のお花畑はビタミンカラーです。

7/17 10:39

雪渓を見下ろすと、人がアリのよう。

7/17 10:46

ネコジャラシみたいなこれは…？

7/17 10:47

シロウマオウギ

7/17 10:51

シロウマアサツキの蕾

7/17 11:04

見上げるとまた雪渓が。

7/17 11:09

ハクサンイチゲ

7/17 11:15

チシマアマナ

7/17 11:19

ステップが切ってありますが、念のため再度アイゼンを装着しました。

7/17 11:37

シナノキンバイ、花が大きくてゴージャス

7/17 11:38

イワハタザオ

7/17 11:51

ハクサンフウロ

7/17 11:51

オオカサモチ

7/17 11:53

見上げるとお花畑と雪渓

7/17 12:19

ハクサンチドリ

7/17 12:24

オブジェみたいな岩と雪

7/17 12:24

カラフルなお花畑

7/17 12:26

まだまだ登ります

7/17 12:26

ミヤマオダマキ

7/17 12:27

イブキジャコウソウ

7/17 12:28

タカネシュロソウ

7/17 12:31

休み休みゆっくり登ります。

7/17 12:32

シロウマタンポポ

7/17 12:37

今度は階段が出てきました…

7/17 13:00

山頂宿舎が見えてきました。
簡易郵便局からお手紙が出せるそうです。

7/17 13:06

ウルップソウ
今回見てみたかったお花登場！
氷河期の生き残りとのこと。

7/17 13:09

水場で冷たいお水を調達。
生き返りました。

7/17 13:10

ミヤマムラサキ

7/17 13:12

ウルップソウはほぼ終盤でしたが、まだまだ元気な子もいます。

7/17 13:15

青空に向かって

7/17 13:19

小屋に行く前に丸山に寄り道。
遠くに見えるのは剱岳かな？

7/17 13:24

タカネシオガマ

7/17 13:26

白いのはタカネツメクサ、紫はオヤマノエンドウ
カラフルなお花畑が斜面に続いています。

7/17 13:29

杓子岳、白馬鑓ヶ岳
今朝駐車場から見上げた山々が、今は同じくらいの目線にある！

7/17 13:30

雄大な山容の剱岳

7/17 13:30

毛勝三山

7/17 13:31

ずっと奥に槍ヶ岳

7/17 13:32

そろそろ小屋に向かいます。

7/17 13:35

カラフルなお花畑で足止めされます。
白いタカネツメクサと紫色のオヤマノエンドウ

7/17 13:47

こっちは黄色と紫
ミヤマキンバイとオヤマノエンドウ

7/17 13:53

ウルップソウがたくさん！

7/17 13:56

タカネツメクサ
小さいお花の群落はとてつもなく可愛い。

7/17 13:59

白いウルップソウは終盤でした。残念。

7/17 14:12

受付にザックを置かせてもらい、貴重品とカメラを持って山頂に向かいます。

7/17 14:24

イワツメクサ
タカネツメクサよりシュっとした感じ。

7/17 14:26

イワウメ

7/17 14:26

ツクモグサ
こちらも終盤。6月末くらいに来ないとだめなのかな。

7/17 14:35

山頂に到着
ガスが湧いてきました。

7/17 14:50

小屋に戻ります。
夕食を頂き、19時に就寝。

7/18 4:15

3時半に起床し、ご来光を見に山頂へ。
途中のハイマツの所でオスのライチョウに遭遇！
暗くて撮影できず残念。「ギャー」と怪獣みたいな鳴き声でした。

7/18 4:30

八ヶ岳の奥に富士山が見えました。

7/18 4:34

旭岳の方を見ると、美しいビーナスベルト

7/18 4:40

頸城山塊の辺りから太陽が昇ってきました。
眩しい！

7/18 4:42

振り返ると、立山劔方面が美しく染まっています。

7/18 4:43

今日歩く縦走路が朝日に照らされます。

7/18 4:49

影白馬

7/18 4:56

お腹ペコペコになって食堂に行くと、ご来光から戻った人たちで行列ができていました。

7/18 6:53

お世話になった同室の方たちにご挨拶をして出発。
これで3度目の山頂。

7/18 7:06

オヤマノエンドウ
奥にあるふさふさはツクモグサの果穂。

7/18 7:06

ツクモグサ

7/18 7:08

イワベンケイ

7/18 7:09

ミヤマアズマギク

7/18 7:13

タカネヤハズハハコ

7/18 7:18

来た道を振り返り、

7/18 7:23

まだまだ続く道を見据える。

7/18 7:28

斜面を覗くとお花畑

7/18 7:30

ミヤマダイコンソウとウルップソウ
遠くに真っ青な池が見える。

7/18 7:33

コマクサの群落

7/18 7:35

三国境に到着

7/18 7:45

あそこにライチョウがいるよ、と教えられ、遠くを見ると白い雪をバックにしたライチョウが。

7/18 7:50

何度も振り返ってしまう、美しい稜線

7/18 7:53

何を見てるんだろう。
右にはポワポワした和毛のヒナ

7/18 7:53

ヒナが元気に歩き回ってます。

7/18 7:54

※この写真のどこかにライチョウのお母さんがいます※

7/18 8:03

ライチョウに後ろ髪を引かれつつ、先に進みます。

7/18 8:02

タカネスミレ

7/18 8:30

小蓮華山、たくさんの人たちが休憩中。

7/18 8:35

白馬大池が見えてきました。

7/18 8:37

アオノツガザクラ

7/18 8:37

ツガザクラ

7/18 8:54

素晴らしいね。

7/18 8:58

はて？

7/18 9:24

美しい稜線です

7/18 9:32

雷鳥坂に昨日つがいの雷鳥がいたそうです、今日はいませんね〜

7/18 9:39

ザレているところにコマクサあり。

7/18 9:40

ミヤマダイコンソウは登山道沿いにずっと咲いていました。

7/18 9:52

ヒナコゴメグサ
ちっちゃい！

7/18 9:54

ちょっと毛羽があるみたい、チシマギキョウかな？

7/18 10:04

白馬大池のお花畑に、ハクサンコザクラが。

7/18 10:05

ハクサンイチゲもたくさん

7/18 10:07

チングルマやイワカガミも咲いていました。

7/18 10:10

チングルマ

7/18 10:13

はて？

7/18 10:54

大池を回り込んで乗鞍岳へ。岩ゴロゴロの道です。

7/18 11:04

今日4度目のライチョウさん
こちらも子連れでした。

7/18 11:28

雪渓が出てきました。
ツボ足の方もいますが、怖いのでアイゼンを着けます。

7/18 12:27

ショウジョウバカマ

7/18 12:28

はて？

7/18 12:30

やっと木道ゾーンに！

7/18 12:33

ワタスゲ
他にイワイチョウも咲いていました。

7/18 12:56

木道はあっという間に終了。
アカモノ

7/18 12:59

ツマトリソウ

7/18 13:02

マイヅルソウ

7/18 13:03

ゴゼンタチバナ

7/18 13:34

シロバナニガナ

7/18 13:43

ウマノアシガタ

7/18 13:59

クルマユリ

7/18 14:00

ヒオウギアヤメ

7/18 14:02

ロープウェイは常時運転でした。

7/18 14:21

ゴンドラに乗り換えます。

7/18 14:25

バスに乗り遅れたのでタクシーで駐車場に戻ります。
お疲れさまでした。

撮影機器：

PENTAX K-1 Mark II RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ 6本爪アイゼン

感想

tomonyoro

天空のお花畑を見に白馬岳へ。
初めての小屋泊、初めて見るお花達、深夜に見上げた天の川、ライチョウの親子、山頂からのご来光と、初めてづくしの山旅でした。出会った全ての人たちとお山に感謝です。