ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3387237
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

富士山、須山愛鷹山口から精進湖、氷穴火口列

2021年07月24日(土) 〜 2021年07月25日(日)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
18:21
距離
49.4km
登り
3,310m
下り
3,089m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:14
休憩
2:05
合計
7:19
11:45
11:45
29
12:14
12:14
33
12:47
12:54
52
13:46
15:35
27
16:02
16:02
55
16:57
16:57
21
17:18
17:18
36
17:54
17:54
7
18:01
18:02
11
18:13
18:13
8
18:21
18:29
0
2日目
山行
9:22
休憩
1:40
合計
11:02
5:27
0
5:27
5:28
32
6:00
6:06
26
6:32
6:42
27
7:09
7:17
25
7:42
7:51
19
8:10
8:22
19
8:41
8:42
4
8:46
8:47
2
8:49
8:51
3
8:54
8:54
10
9:04
9:10
6
9:16
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5
9:21
9:21
5
9:26
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15
9:41
9:44
2
9:46
9:46
15
10:07
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9
10:16
10:16
29
10:45
10:59
1
11:00
11:00
14
11:23
11:23
11
11:34
11:37
5
12:09
12:09
36
12:45
13:04
10
13:37
13:37
70
14:47
14:47
42
15:29
15:31
6
16:00
16:00
24
16:24
16:24
5
16:29
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
御殿場駅500円/日、精進湖赤池バス停から河口湖駅経由で御殿場駅に戻り
コース状況/
危険箇所等
富士山へ愛鷹山登山口から須山登山道を登り、精進口登山道で精進湖へ降りました。

五合目駐車場より上の富士登山と下の登山道ではまったく雰囲気が違う。
富士山に一度山頂に登らない手はないですが、五合目より下の2ルートを歩いて富士山の多様な表情を感じることが出来ました。

登り、須山口登山道
須山登山道は須山浅間神社が起点だが、以前愛鷹山へ登った愛鷹山登山口バス停(700m)からスタート。自転車ロードレースのコースになった舗装道を少し歩き、忠ちゃん牧場から登山道に入り、六合目で富士宮口登山道に合流した。溶岩上の樹林の中を歩き、宝永山手前で森林限界を迎える。幅広く遠足で使えそうな整備された登山道だがすれ違いは1組2名。

下り、精進口登山道
吉田口登山道を下山し、五合目から精進口登山道へ。時代の異なる溶岩上を通るルートで植生の変化が見られる。途中氷穴火口列に寄り道。
五合目から下は人に会わず。国道なみに整備された登山道なのに人の気配を感じない不思議な登山道。

青木ヶ原溶岩の噴出口、氷穴火口列へは、踏み跡がところどころある。樹海の溶岩を出した穴なので、樹海の雰囲気はないが火口周辺は急勾配や穴があるので慎重に。

五合目からの登山道はこれまで4回に比べると人出がぐっと少なかった。六合目の雲海荘さんの宿泊は70人の定員に対して今年は一桁が多いそうです。六合目は気圧も低すぎず、部屋が3人で区切られているので運が良ければ個室になるのでおすすめします。
予約できる山小屋
八合目池田館
御殿場駅から愛鷹山登山口へバスに乗る。駅前はオリンピックのライブビュー会場もあり盛り上がる。
2021年07月24日 10:21撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 10:21
御殿場駅から愛鷹山登山口へバスに乗る。駅前はオリンピックのライブビュー会場もあり盛り上がる。
路線バスは自転車ロードレースコースを通る。
アレ!アレ!の横断幕。
2021年07月24日 10:53撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 10:53
路線バスは自転車ロードレースコースを通る。
アレ!アレ!の横断幕。
愛鷹山登山口からスタート
この道もロードレースコース。選手を想像しながら歩く。
2021年07月24日 11:09撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 11:09
愛鷹山登山口からスタート
この道もロードレースコース。選手を想像しながら歩く。
忠ちゃん牧場から須山口登山歩道に入る。
この道標をずっと辿る。
2021年07月24日 11:30撮影 by  SM-G973F, samsung
1
7/24 11:30
忠ちゃん牧場から須山口登山歩道に入る。
この道標をずっと辿る。
忠ちゃん牧場の方へ曲がる。
東富士演習場の雷鳴のような砲弾の音は今日はお休み。自衛隊の方とボランティアが協力してコースの準備をしています。
2021年07月24日 11:31撮影 by  SM-G973F, samsung
1
7/24 11:31
忠ちゃん牧場の方へ曲がる。
東富士演習場の雷鳴のような砲弾の音は今日はお休み。自衛隊の方とボランティアが協力してコースの準備をしています。
富士山見えず。
遮るものがない場所で熱中症にならないので助かる。
2021年07月24日 11:39撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 11:39
富士山見えず。
遮るものがない場所で熱中症にならないので助かる。
振り返ると愛鷹山。
自転車は10km水ヶ塚公園まで登る。ここでロードのコースとは別れて登山歩道へ。
2021年07月24日 11:40撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 11:40
振り返ると愛鷹山。
自転車は10km水ヶ塚公園まで登る。ここでロードのコースとは別れて登山歩道へ。
須山口登山道
2021年07月24日 11:45撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 11:45
須山口登山道
途中で舗装道に顔出すとそこもコース
2021年07月24日 12:08撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 12:08
途中で舗装道に顔出すとそこもコース
弁当場
2021年07月24日 12:14撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 12:14
弁当場
弁当場。飲料水ではありませんと看板がある。水がしみこんでしまう富士山で水場は貴重で、下の集落のための集水口がある。
2021年07月24日 12:15撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 12:15
弁当場。飲料水ではありませんと看板がある。水がしみこんでしまう富士山で水場は貴重で、下の集落のための集水口がある。
須山口登山道はどこでも歩けてしまう高原の林の中。視界にピンクリボンがひとつは入るのでそれに従えば間違わない。
2021年07月24日 12:35撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 12:35
須山口登山道はどこでも歩けてしまう高原の林の中。視界にピンクリボンがひとつは入るのでそれに従えば間違わない。
フジバラ平
少し登るとぐりんぱの観覧車が見える
2021年07月24日 12:46撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 12:46
フジバラ平
少し登るとぐりんぱの観覧車が見える
溶岩上の林
2021年07月24日 13:03撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 13:03
溶岩上の林
水ヶ塚第二集水隧道
これも貴重な水の集水場
2021年07月24日 13:29撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 13:29
水ヶ塚第二集水隧道
これも貴重な水の集水場
水ヶ塚第一集水隧道
2021年07月24日 13:30撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 13:30
水ヶ塚第一集水隧道
イエティからエバーグリーンラインの起点に出た。ロードレースの準備中。
2021年07月24日 13:42撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 13:42
イエティからエバーグリーンラインの起点に出た。ロードレースの準備中。
ロードレースがやってくる。
2021年07月24日 15:19撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 15:19
ロードレースがやってくる。
サポートカー通過
自衛隊と沿道の人がなごやかに見送る
2021年07月24日 15:20撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 15:20
サポートカー通過
自衛隊と沿道の人がなごやかに見送る
警備のパトカーの脇から再び須山口登山道へ
水が塚公園の森の駅でペットボトル3本を補充。
2021年07月24日 15:37撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 15:37
警備のパトカーの脇から再び須山口登山道へ
水が塚公園の森の駅でペットボトル3本を補充。
道標に導かれ登山道を歩く。舗装道路を横断する箇所以外、だれにも会っていません。
2021年07月24日 16:02撮影 by  SM-G973F, samsung
6
7/24 16:02
道標に導かれ登山道を歩く。舗装道路を横断する箇所以外、だれにも会っていません。
倒木群。過酷な環境。
2021年07月24日 16:24撮影 by  SM-G973F, samsung
1
7/24 16:24
倒木群。過酷な環境。
第三火口の下、御殿庭。比較的新しい名称らしい
”「御殿庭」は、スバルラインの御殿、奥庭に比肩して須山の渡辺徳逸先生が命名したと覚えています。”以上、広報すその
2021年07月24日 16:35撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 16:35
第三火口の下、御殿庭。比較的新しい名称らしい
”「御殿庭」は、スバルラインの御殿、奥庭に比肩して須山の渡辺徳逸先生が命名したと覚えています。”以上、広報すその
樹林帯を登る
2021年07月24日 16:43撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 16:43
樹林帯を登る
様子をうかがう鹿と人間
2021年07月24日 17:17撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 17:17
様子をうかがう鹿と人間
森林限界を抜け、宝永山第二火口の横に出る。
正面は富士山頂方向。富士宮側から登山中には山頂は見えない。
2021年07月24日 17:55撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 17:55
森林限界を抜け、宝永山第二火口の横に出る。
正面は富士山頂方向。富士宮側から登山中には山頂は見えない。
第二火口と宝永山
高所恐怖症にはこの高度感ですでに腰が引け気味。
2021年07月24日 17:55撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 17:55
第二火口と宝永山
高所恐怖症にはこの高度感ですでに腰が引け気味。
荒々しい宝永山
2021年07月24日 17:56撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 17:56
荒々しい宝永山
道標が下に転げ落ちている
2021年07月24日 17:58撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 17:58
道標が下に転げ落ちている
五合目への分岐。もう少し登って六合目へ。
五合目の建物は県が再建検討中。建物は県で、権利が三件の小屋のオーナーだそう。
2021年07月24日 18:02撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 18:02
五合目への分岐。もう少し登って六合目へ。
五合目の建物は県が再建検討中。建物は県で、権利が三件の小屋のオーナーだそう。
宝永山第一火口の上端には富士山の溶岩層が見える。
2021年07月24日 18:12撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 18:12
宝永山第一火口の上端には富士山の溶岩層が見える。
六合目の山小屋が見えた
2021年07月24日 18:14撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 18:14
六合目の山小屋が見えた
この石を見ると富士山へ来た!という気分になる。
2021年07月24日 18:19撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 18:19
この石を見ると富士山へ来た!という気分になる。
六合目
2021年07月24日 18:22撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 18:22
六合目
雲海荘さんは今日はお客が少なく、個室ひとつ割り当ててもらいました。
清潔で静かで熟睡できました。食堂で山小屋のご一家、宿泊客とオリンピック柔道を観戦。
2021年07月24日 18:31撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 18:31
雲海荘さんは今日はお客が少なく、個室ひとつ割り当ててもらいました。
清潔で静かで熟睡できました。食堂で山小屋のご一家、宿泊客とオリンピック柔道を観戦。
日の出のような赤い満月の月の出。
2021年07月24日 19:27撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/24 19:27
日の出のような赤い満月の月の出。
富士山の影と月の入り
2021年07月25日 05:05撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 5:05
富士山の影と月の入り
富士山の小さい噴火口。愛鷹山。香貫山と連なる。
左端の緑の演習場の方から登ってきた
2021年07月25日 06:36撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 6:36
富士山の小さい噴火口。愛鷹山。香貫山と連なる。
左端の緑の演習場の方から登ってきた
赤色立体地図(国土地理院)に愛鷹山、香貫山を並べる。形成された年代で侵食の度合いがまったく異なることが分かる。侵食された元火山の愛鷹山に比べると富士山はつるつる。
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赤色立体地図(国土地理院)に愛鷹山、香貫山を並べる。形成された年代で侵食の度合いがまったく異なることが分かる。侵食された元火山の愛鷹山に比べると富士山はつるつる。
赤色立体地図、面白いので蛇足。渋谷が谷にあると聞くが、赤色立体地図で見ると谷であることが視覚的にわかる。
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赤色立体地図、面白いので蛇足。渋谷が谷にあると聞くが、赤色立体地図で見ると谷であることが視覚的にわかる。
富士山頂浅間大社
2021年07月25日 08:47撮影 by  SM-G973F, samsung
5
7/25 8:47
富士山頂浅間大社
剣ヶ峰、富士山レーダー跡へ
2021年07月25日 08:52撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 8:52
剣ヶ峰、富士山レーダー跡へ
山頂三角点
お鉢巡りを半周して吉田口から下る
2021年07月25日 09:05撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 9:05
山頂三角点
お鉢巡りを半周して吉田口から下る
今さらだがすごい勾配の山体
若い山の証し。富士山の歴史や侵食しきった他の山を見ると、山体崩壊はいずれ起こるのだろうと感じる。
2021年07月25日 10:09撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 10:09
今さらだがすごい勾配の山体
若い山の証し。富士山の歴史や侵食しきった他の山を見ると、山体崩壊はいずれ起こるのだろうと感じる。
富士吉田五合目に下山。
駐車場の奥に精進口登山道の入り口がある。
2021年07月25日 11:47撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 11:47
富士吉田五合目に下山。
駐車場の奥に精進口登山道の入り口がある。
精進口登山道の入り口
2021年07月25日 11:47撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 11:47
精進口登山道の入り口
精進口登山道。三合目までずっとこのような広い道が続く。
森林限界を超え一気に雰囲気が変わる。五合目より下の道も富士山ならではの発見があり登頂に一合足すと富士山の表情豊か。
2021年07月25日 11:50撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 11:50
精進口登山道。三合目までずっとこのような広い道が続く。
森林限界を超え一気に雰囲気が変わる。五合目より下の道も富士山ならではの発見があり登頂に一合足すと富士山の表情豊か。
シャクナゲ満開
2021年07月25日 12:01撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 12:01
シャクナゲ満開
さすが富士山。山道界の国道。これに比べると筑波山の道でも市町村道。
でも人に会わない。18kmで出会い0。作業林がないせいか人気を感じない。
2021年07月25日 12:02撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 12:02
さすが富士山。山道界の国道。これに比べると筑波山の道でも市町村道。
でも人に会わない。18kmで出会い0。作業林がないせいか人気を感じない。
四合目の小屋跡
2021年07月25日 12:10撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 12:10
四合目の小屋跡
溶岩の上の植生
良い雰囲気
2021年07月25日 12:13撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 12:13
溶岩の上の植生
良い雰囲気
排水の配慮も完璧
2021年07月25日 12:17撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 12:17
排水の配慮も完璧
三合目より上は溶岩に苔が生え針葉樹の林
2021年07月25日 12:30撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 12:30
三合目より上は溶岩に苔が生え針葉樹の林
鳥さん
2021年07月25日 12:36撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 12:36
鳥さん
三合目の入り口
2021年07月25日 12:45撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 12:45
三合目の入り口
三合目の広場
2021年07月25日 12:47撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 12:47
三合目の広場
二合目付近は笹が茂り、広葉樹主体。
土も軟らかい
2021年07月25日 13:32撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 13:32
二合目付近は笹が茂り、広葉樹主体。
土も軟らかい
二合目付近の廃小屋
2021年07月25日 13:34撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 13:34
二合目付近の廃小屋
氷穴火口列が近づき、再び道に溶岩が増え始める
2021年07月25日 13:45撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 13:45
氷穴火口列が近づき、再び道に溶岩が増え始める
氷穴火口列と精進口登山道。既存の地理院図では火口列が分からないが赤色立体地図で微地形が明瞭に把握できるようになった。この割れ目噴火口を見るのが帰路の目標。
文献、千葉ら、航空レーザ計測にもとづく青木ヶ原溶岩の微地形解析、富士火山, 山梨県環境科学研究所349-363, 2007
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氷穴火口列と精進口登山道。既存の地理院図では火口列が分からないが赤色立体地図で微地形が明瞭に把握できるようになった。この割れ目噴火口を見るのが帰路の目標。
文献、千葉ら、航空レーザ計測にもとづく青木ヶ原溶岩の微地形解析、富士火山, 山梨県環境科学研究所349-363, 2007
氷穴火口列の青木ヶ原溶岩流(黄色)の流出範囲。青木ヶ原樹海の地盤となり、精進湖を埋めた。864年貞観噴火の富士山では新しい溶岩。富士砂防事務所の要約より
2
氷穴火口列の青木ヶ原溶岩流(黄色)の流出範囲。青木ヶ原樹海の地盤となり、精進湖を埋めた。864年貞観噴火の富士山では新しい溶岩。富士砂防事務所の要約より
火口列の方向に踏み後があるので行ってみる。
2021年07月25日 13:46撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 13:46
火口列の方向に踏み後があるので行ってみる。
踏み跡を辿る
2021年07月25日 13:52撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 13:52
踏み跡を辿る
奥にくぼんだ地形が見える
2021年07月25日 13:53撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 13:53
奥にくぼんだ地形が見える
火口に至る。縦長に続く大きなくぼみで明らかな火口列。
到達したときには興奮した。倒木は溶岩を巻いて倒れている。
2021年07月25日 13:57撮影 by  SM-G973F, samsung
1
7/25 13:57
火口に至る。縦長に続く大きなくぼみで明らかな火口列。
到達したときには興奮した。倒木は溶岩を巻いて倒れている。
大きな倒木が火口を塞ぐ
2021年07月25日 14:00撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 14:00
大きな倒木が火口を塞ぐ
上側の火口。赤色立体地図では上から4つめの火口
2021年07月25日 14:01撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 14:01
上側の火口。赤色立体地図では上から4つめの火口
再び下側の火口。風穴が見える
2021年07月25日 14:02撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 14:02
再び下側の火口。風穴が見える
その下の小さい火口
2021年07月25日 14:03撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 14:03
その下の小さい火口
割れ目火口が続く
2021年07月25日 14:03撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 14:03
割れ目火口が続く
割れ目火口
2021年07月25日 14:08撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 14:08
割れ目火口
かの青木ヶ原樹海の入り口なので、慎重に踏み跡を歩く。
2021年07月25日 14:14撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 14:14
かの青木ヶ原樹海の入り口なので、慎重に踏み跡を歩く。
さらに下の深めの火口
2021年07月25日 14:15撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 14:15
さらに下の深めの火口
火口の上端
2021年07月25日 14:15撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 14:15
火口の上端
すり鉢状の火口のくぼみ
2021年07月25日 14:19撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 14:19
すり鉢状の火口のくぼみ
火口の壁。溶岩に苔が生える
2021年07月25日 14:19撮影 by  SM-G973F, samsung
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火口の壁。溶岩に苔が生える
風穴
2021年07月25日 14:20撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 14:20
風穴
風穴。
うかつに歩いて穴にはまらないように慎重に歩く
2021年07月25日 14:20撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 14:20
風穴。
うかつに歩いて穴にはまらないように慎重に歩く
登山道に復帰
2021年07月25日 14:21撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 14:21
登山道に復帰
登山道から近い火口列。登山道の2つの90度曲がる曲がり角の上のあたり
2021年07月25日 14:23撮影 by  SM-G973F, samsung
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登山道から近い火口列。登山道の2つの90度曲がる曲がり角の上のあたり
登山道から近い火口列。下の曲がり角あたり
2021年07月25日 14:32撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 14:32
登山道から近い火口列。下の曲がり角あたり
下の曲がり角あたりの火口列
2021年07月25日 14:36撮影 by  SM-G973F, samsung
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下の曲がり角あたりの火口列
下の曲がり角あたりの火口列の上縁
2021年07月25日 14:36撮影 by  SM-G973F, samsung
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下の曲がり角あたりの火口列の上縁
しばらく歩いて、火口列の最下端付近のすり鉢
2021年07月25日 14:42撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 14:42
しばらく歩いて、火口列の最下端付近のすり鉢
風穴が見える
2021年07月25日 14:43撮影 by  SM-G973F, samsung
7/25 14:43
風穴が見える
再び溶岩を抱いた林の景色。二合目付近の広葉樹の林とまた雰囲気が異なる
2021年07月25日 14:59撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 14:59
再び溶岩を抱いた林の景色。二合目付近の広葉樹の林とまた雰囲気が異なる
先程の氷穴火口列が噴出した溶岩の上の木
青木ヶ原樹海は、主に氷穴火口列が供給源となった比較的新しく豊かな土壌とはいえない青木ヶ原溶岩の上にできた樹海
2021年07月25日 15:04撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 15:04
先程の氷穴火口列が噴出した溶岩の上の木
青木ヶ原樹海は、主に氷穴火口列が供給源となった比較的新しく豊かな土壌とはいえない青木ヶ原溶岩の上にできた樹海
登山道横にある富士風穴入り口
2021年07月25日 15:32撮影 by  SM-G973F, samsung
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登山道横にある富士風穴入り口
溶岩の表面が固まり、その下を溶岩が流れた溶岩トンネルの後にできた空洞
2021年07月25日 15:30撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 15:30
溶岩の表面が固まり、その下を溶岩が流れた溶岩トンネルの後にできた空洞
富士風穴
2021年07月25日 15:30撮影 by  SM-G973F, samsung
7/25 15:30
富士風穴
風穴は明治から昭和にかけて、蚕の卵の貯蔵庫として利用されたそう
2021年07月25日 15:30撮影 by  SM-G973F, samsung
7/25 15:30
風穴は明治から昭和にかけて、蚕の卵の貯蔵庫として利用されたそう
溶岩
2021年07月25日 15:31撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 15:31
溶岩
精進口登山道
この辺、終バスのために小走り。七合目でトレランの方にテーピングもらってよかった。
2021年07月25日 15:42撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 15:42
精進口登山道
この辺、終バスのために小走り。七合目でトレランの方にテーピングもらってよかった。
ところどころ溶岩が押し寄せ波打った地形が現れる。
精進湖に近いこの辺りは貞観噴火前は西湖とつながった湖だった場所。
2021年07月25日 16:18撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 16:18
ところどころ溶岩が押し寄せ波打った地形が現れる。
精進湖に近いこの辺りは貞観噴火前は西湖とつながった湖だった場所。
精進湖
上九一色村のこの辺は河口湖町
2021年07月25日 16:27撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 16:27
精進湖
上九一色村のこの辺は河口湖町
そういえば富士山を見ていなかった。痛恨のミス。
振り返ると雲の中。
2021年07月25日 16:42撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 16:42
そういえば富士山を見ていなかった。痛恨のミス。
振り返ると雲の中。
遅れたバスを待っていたら富士山が顔を出した!
2021年07月25日 16:54撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 16:54
遅れたバスを待っていたら富士山が顔を出した!
河口湖駅で御殿場行きのバス待ち中に富士山
2021年07月25日 18:24撮影 by  SM-G973F, samsung
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7/25 18:24
河口湖駅で御殿場行きのバス待ち中に富士山

感想

5回目の富士山で初めて1合目から登った。
途中、オリンピックの自転車ロードレースを水ヶ塚公園ですれ違い、精進口への下山は青木ヶ原樹海の溶岩を出した氷穴火口列に寄りました。氷穴火口列は地図通りに林の中に割れ目噴火口が連続している場所に到達し興奮しました。

富士山で気をつけたこと
・山小屋は比較的ゆったりした六合目の山小屋にした。最近しっかり寝ないと朝歩く気が出ないので布団を共有した記憶の8合目以上は避けた。
・ご来光の時間は混雑するので時差出発。
・足親指に大きな水ぶくれができて、下り7合目で乾燥させていたら、トレラン中の方に声を掛けられてテーピングを頂いて巻いた。おかげで精進口まで長い道を違和感少なく歩けました。今後距離が長いときはテーピングを持って行くことにします。直球で優しい。心身ともに感謝です。

服装は熱中症と冬の寒さの両方準備
1合目から6合目山小屋 Tシャツ。
6合目山小屋 長袖シャツ+Tシャツ
6合目日の出後から頂上 首まである長袖シャツ+フリース+レインウェア
7合目から精進湖 長袖シャツ1枚
飲んだペットボトルは11本。

氷穴火口列と赤色立体地図について

氷穴火口列の場所の説明で引用した赤色立体地図は、青木ヶ原溶岩の地形観測で発展した技術だそうです。
この赤色立体地図、面白いです。アジア航測さんが特許を持っている技術で、国土地理院で全国の地図が公開されています。
https://maps.gsi.go.jp/#11/35.330532/138.887787/&base=std&ls=std%7Cvbmd_bm%7Cred&blend=01&disp=111&lcd=vbmd_bm&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1&d=m
勾配を赤色の濃度で表現したもので、異質な地形が一目瞭然です。面白くてこれまで歩いた所を手当たり次第に眺めています。安土城の土塁が赤色立体地図のおかげであらたな発見があったと見たので、先週歩いた手葉井山城跡を見てみましたが一般公開用の解像度ではそこまではわかりませんでした。

青木ヶ原溶岩流の赤色立体地図を用いた発見は、以下のリンクに説明があります。
論文:千葉ら、航空レーザ計測にもとづく青木ヶ原溶岩の微地形解析、富士火山, 山梨県環境科学研究所349-363, 2007
https://www.mfri.pref.yamanashi.jp/yies/fujikazan/web/P349-363.pdf
富士砂防事務所の要約
https://www.cbr.mlit.go.jp/fujisabo/fuji_info/mamechisiki/a05/index.html

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