光岳



- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 2,132m
- 下り
- 2,146m
コースタイム
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 3:15
- 合計
- 10:20
天候 | 8/1:晴れのち曇り、2:雨のち曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
その他周辺情報 | 松川温泉・清流苑 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ポール
テント
|
感想
7月31日 晴れ
君津0930-マイカー-1510飯田1600-マイカー-1815易老渡
0900に功刀さんと落ち合い、0930頃出発した。
首都高が若干混んだが順調に走行。途中雨も降ったが概ね晴れで明日・明後日の天気は良さそうである。1510飯田IC着。飯田バイバスを天竜川に向かって走る。バイパス沿いのSATYで今日の夕食と明日の朝食を買った。簡単に済ませようと思っていたが、結局焼き肉になってしまっ た。飯田ICからバイパス沿いにはコンビニが2〜3軒あった。
飯田バイパスは工事中で、途中で途切れていた。下に降りてから喬木村を目標に走る。松川の右岸を天竜川に向かって走り、天竜川を渡った後は喬木村役場を目指して走る。喬木村役場を過ぎて、道なりに矢筈トンネルに向かう。矢筈トンネルは建設中の三遠南信道(サン・エン・ナンシンドウ→ 三河・遠近江・南信濃を結ぶ道らしい?)の一部で今はトンネル部のみが完成している。道が山の岩壁で突然途切れており、なんか変な道だった。トンネルを出てからは上村を目指して走る。上村役場を過ぎると木沢に登山カード提出のポストがあり、ここで上村川を渡って村道28号線を易老渡に向かったが、これが大間違いだった。橋を渡ると間もなく道幅が狭くなり、車1台がやっと走れる道幅に。舗装はタイヤの通る部分のみしてあるエコノミーな道で、穴や石も無数にあり、片側は遠山川の右岸だがカードレールが無い。だがカーブミラーはたくさんあるという変な道だった。対向車が来たら万事休すであるが幸運にも(当然だったかも?)来なかった。時速 5km位でしばらく走るがどうもおかしい。これは本来の易老渡への道ではないのでは?と思った頃通行止めの標識。左へ別の道が続いている。左折してしばらく行くとまともな道に出た。
後でわかったが、これが本来の上村から易老渡への道で、上島トンネルの手前から右折して行くのが正しかった。
易老渡への道は概ね舗装してあり、まずまずだ。途中の集落には民宿も何軒があり、渓流釣りと登山客相手らしい。
1815易老渡着。易老渡の光岳に向かう橋を少し行き過ぎた所の道幅が広くなっており、車が20 〜30台置けるスペースがある。我々が着いた時は15台程が駐車しており、2組の登山者がキャン プしていた。オートキャンプ装備で豪華にバーベキューをしているパーティーもいる。橋と駐車場所の間に小さな沢があり、水場になっている。水はあまり冷たくなかったが、有り難い。
我々も早速テントを張り、焼き肉のちょっと豪華な夕食をとり、2000頃就寝した。気温26℃、天気は曇り。明日は天気になりますように。
夜半から明け方にかけて便ヶ島への車がたくさん通った。テントをかすめて行くので少し不安 になる。
8月1日 晴れのち曇り
易老渡0520(50)0610 1200m? 0625(50)0715面平0740(45)0825 1760m? 0840(40)0920 1915m? 0935(40)1015 2165m? 1030(40)1110易老岳1155(1:00)1255三吉平1305(50)1355静高平(水場)1415 (15)1430光小屋1450(15)1505光岳1520(20)1540光小屋
(計7:05)
0330起床。天気は曇り。朝食をすませ、撤収して0520出発。車は約20台、詰めれば30台位は置けそうだ。
橋を渡るといきなりの急登が始まる。気温23℃。樹林帯なので陽は当たらないが湿度が高いの と、急登で汗が吹き出す。
間もなく絶不調、二日酔いのような気分で吐き気がする。おまけに腹がゴロゴロする。平らな所は無いので九十九折りのコーナーで木につかまりながらキジ撃ちをする。これで腹はスッキリ したが、相変わらず気持ち悪い。
3〜4人のパーティー3組位と抜きつ抜かれつしながら1:30ほどで鬱蒼とした面平(1,500m)に着いた。ここまで、心配したヒルには遭遇していない。
面平からは少し傾斜が緩くなったがそれでもきつく、足がつりそうになり喘ぎながら登った。途中雨もパラついたが、直ぐに止んだ。
易老岳山頂は樹林に囲まれて展望のないところだった。茶臼〜光の縦走路との交差点になっており、大勢の登山者が休んでいた。山頂らしくないので、着いた登山者はみなキョトンとしている。これまでに2Lの水を飲んでしまった。あと1Lなので光小屋手前の水場までもたせなければならない。易老岳で大休止、オレンジとキュウリが旨かった。
易老岳を出た頃からようやく体調が良くなってきたが、登りではやはり足がつりそうになる。やはりトレーニング不足だ。易老岳からは緩い下りで三吉平へ。益々鬱蒼とした原生林という感じのところだ。「三吉平」という表示はなく良くわからないが、時間的に判断した。
三吉平から40分ほどの所にトリカブトの見事な群落があった。このお花畑の少し先が静高平の水場になっており、冷たくておいしい水が出ていた。涸れていると聞いていたので、非常に助かった。ここで水筒・ポリタンを満タンにして、今晩と明日の水を確保した。
水場から小屋へは20分程で、亀甲状土のセンジヶ原を横断すると、小さな光小屋があった。
小屋は昔ながらの小さな小屋だが、幕営料は1人\300とリーズナブルだった。テント場は小屋の少し先で、あまり広くはなく、15張りほどのスペースである。先客は5〜6 張りだった。
テント場の上には新しい大きな小屋を新築中だった。去年行った千枚小屋・荒川小屋・百間洞山の家・聖平小屋はいずれも新しかったが、南アルプスもどんどん良くなっているようだ。個人的には昔ながらの土間と薪ストーブ、ランプの小屋が好きなのだが・・・
光岳へは片道15分程。途中に分岐があり、「寸又峡13時間」の恐ろしい標識があった。行く人があるのだろうか? 山頂は樹木に囲まれて展望はない。大きな看板と三角点標識があるので山頂とわかるが、なにもなければ気づかずに行き過ぎてしまいそうだ。
ともあれ、百名山をGetである。下から担いで来たビールで乾杯した。山頂の少し先に展望のきく所があったが、ガスの為何にも見えなかった。
テントに戻ると、テントは15張りほどに増えており、ほぼ満杯だった。1600から夕食。ハムス テーキはやはり旨かった。野菜炒めも旨い。真空パックの野菜だったので新鮮だった。
α米の五目ご飯の味はまずまずだったが、腹一杯であまり食べられなかった。
夕食後少し寒くなったのでシュラフにもぐりウトウトしていたら、そのまま眠ってしまった。
0000頃目を醒まし、外を見るとやはりガス。おまけに小雨もぱらついていた。明日は晴れますように。
テント内14℃。Tシャツに短パンだったが、シュラフに入れば快適だ。
8月2日 雨のち曇り
光小屋0630(50)0720三吉平0725(1:00)0825易老岳0840(50)0930 1,880m? 0940(40)1020面平1040(1:20)1200易老渡 (計4:40)
0440起床。外は雨。風も強い。
朝食はα米にFD中華丼。なかなか旨かったが、食欲が無く半人前位しか食べられなかった。
時折雨がぱらつき、濃いガスがかかっているのでカッパを着て出発。昨日満杯だったテン場はほとんど出発しており、我々はラスト3だった。
ガスの中を易老岳に向かう。静高平の水場の水量は昨日よりだいぶ細くなっていた。
今日の体調は昨日に比べてだいぶ良いが、ペースが上がらず功刀さんに遅れてしまう。
光〜易老岳間ですれ違った人は茶臼小屋からのピストンだそうだ。
易老岳からの急降下ではついに足が言うことを聞かなくなった。降りる時に片足で身体を支えるのが非常に辛い。少し歩いては休み・・を繰り返して、やっとの想い易老渡にたどりついた。こんなに下りがきつかったのは初めてだ。やはり普段から走るなどして鍛えておかなければならない。功刀さんは2日に1度は走っているとのこと。う〜ん。負けた。
易老渡から上村への道は結局、上島トンネル手前からの林道が正解だった。
帰りは松川に出て、松川ICそばの町営「松川温泉・清流苑」で汗を流した。ここは二度目だが広くて安くて食事も出来、露天風呂からは千丈〜赤石までの南アルプスのジャイアンツのピークが一望に出来る素晴らしい所だ。玄関にはザックがたくさん置いてあり、登山者にも人気だ。
今回は好天を期待していたが、見事に外れてガスと雨の二日間だったが、今回のコースは縦走路はおろか山頂も樹林に囲まれていて展望は無いので、まあ良しとしよう。百名山もGetしたことだし。
それにしても一日目の体調不良と二日目の足の痛み。この点では散々な山行だった。これからは真面目に鍛えよう!
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