テント担いで花を愛でながら白馬岳・小蓮華山を一回り。

2021年07月31日(土) 〜 2021年08月01日(日)

• GPS: 12:09
• 距離: 27.2km
• 登り: 2,330m
• 下り: 2,780m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:09
• 休憩: 1:18
• 合計: 6:27

6:34 猿倉荘
7:21 7:21 白馬尻荘
7:24 7:29 白馬尻小屋
9:29 9:35 岩室跡
9:50 9:56 避難小屋
10:39 11:30 白馬岳頂上宿舎
12:17 12:27 旭岳
13:01 白馬岳頂上宿舎

2日目

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:48
• 合計: 5:29

4:02 白馬岳頂上宿舎
4:17 4:17 白馬山荘
4:31 4:45 白馬岳
5:12 5:12 三国境
5:50 5:57 小蓮華山
6:28 6:31 船越ノ頭
6:59 7:09 白馬大池山荘
7:34 7:34 乗鞍岳
8:05 8:05 風吹大池方面分岐
8:11 8:12 天狗原/白馬岳神社
8:46 8:49 栂池山荘
8:51 9:00 栂池パノラマウェイ 自然園駅
9:05 9:06 栂池パノラマウェイ 栂大門駅
9:10 9:10 ゴンドラリフト栂の森駅
9:30 9:30 栂池パノラマウェイ 栂池高原駅
9:31 ゴール地点

天候

1日目：晴れのちガス時々雨
2日目：ガスのち晴れのちガス

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

八方バスターミナルの第二駐車場を利用。無料でトイレ付きはありがたいです。
八方バスターミナルから猿倉まではバスを利用。
栂池からは白馬マウンテンリゾートバスを利用。栂池ロープウェイ・ゴンドラの半券が役立ちました。

コース状況／危険箇所等

さすがは日本百名山の中でもトップクラスの人気を誇る白馬岳だけあって、コース整備はバッチリで歩きやすい。
強いて挙げれば、白馬乗鞍岳から天狗原までの大きな岩がゴロゴロした道が歩きにくいかな。

その他周辺情報

いろいろと日帰り入浴施設はありますが、八方第二駐車場を利用したので、八方の湯に入りました。

写真

7/31 6:26

猿倉荘。
ここで登山届を提出して出発です。

7/31 7:23

今回は重荷なのでペースはぼちぼち。
1時間で大雪渓に到着。

7/31 7:29

白馬尻小屋は今期休業なり。
キレイに片付けられてました。

7/31 7:31

オオレイジンソウ。

7/31 7:33

キヌガサソウ。

7/31 8:00

さ〜大雪渓。
白馬尻まではいい天気だったのに、大雪渓に入ってからガスまるけ。

7/31 8:41

おっガスが上がってきたぞ!
テンションが上がるね。

7/31 8:42

ここで歩いてきた道を振り返り。いや〜登ってきたね。

7/31 8:51

雪渓歩きもこの辺で終了。
左側の斜面から、ときどきパラパラと石が落ちる音がします。大事故にならないことを祈ります。

7/31 9:02

ミヤマキンポウゲ。

7/31 9:05

ミソガワソウ・・・。

7/31 9:06

大雪渓を見下ろしてみた。
登山者が数珠つなぎ。
夏山シーズンの土曜日だからね。

7/31 9:06

クルマユリ。

7/31 9:16

昨日はかなりの雨量があったようで、登山道は水路のようだし、谷水もたっぷり。

7/31 9:18

岩室跡。
岩の陰で、一時的に雨はしのげるような気はするけど・・・。

7/31 9:22

オタカラコウかな・・・。

7/31 9:22

テガタチドリ。ハクサンチドリとの違いがわからない・・・。

7/31 9:23

クルマユリとハクサンフウロ。

7/31 9:47

シナノキンバイ。

7/31 9:51

避難小屋でひと息。
大雪渓を通過してからがホントに長いし、しんどいったらありゃしない。

7/31 10:06

カラマツソウ。

7/31 10:08

タカネシオガマ。

7/31 10:10

イブキジャコウソウ。

7/31 10:29

ハクサンイチゲ。

7/31 10:33

ウルップソウに出会えたよ！！

7/31 10:38

トリカブト。

7/31 10:38

やっとこさで、頂上宿舎に到着。なんとか雨の降る前に到着できてホッとひと安心。

7/31 10:47

イワギキョウ。

7/31 11:30

昼前のテント場はガラガラでした。好きなところ選び放題。
雷雨による浸水が怖いので、高いところを選びました。

7/31 11:37

テントを張り終わったし、やることがないので、旭岳まで散歩です。
コバイケイソウが咲いてました。

7/31 11:40

チングルマ〜。

7/31 11:41

花が咲いてるチングルマも。

7/31 11:42

ハクサンコザクラ。

7/31 11:46

旭岳までは雪渓を横断。
アイゼンがいるほどじゃないけど、滑って歩きにくい。

7/31 12:13

正直なところ、旭岳までの道は不明瞭です。
極力花を踏まないよう、ガラガラのところを直登です。

7/31 12:16

旭岳のてっぺんからは白馬岳を一望。
ちょっと雲が邪魔だなぁ。

7/31 12:17

てっぺんには、控えめなプレートがありました。

7/31 12:30

アズマギク。

7/31 12:36

旭岳の南斜面にはお花畑が広がっていました。
クルマユリやハクサンフウロなど色とりどりの花がたくさん。

7/31 12:41

だんだん雲行きが怪しくなってきたので、急いでテント場

7/31 12:52

タテヤマリンドウ。

7/31 13:09

雨が降ってきたし、小屋で生ビールを一杯。
900円でした。

7/31 16:45

タカネシオガマかな・・・。

7/31 16:48

イワツメクサ。

7/31 18:42

カラフルなテントと、色とりどりの花々。
どちらもキレイでした。

8/1 4:31

翌日。
白馬岳のてっぺん。
あいにくのガスガスで何も見えん。
でも、東の空に明るさがあるので、このまま待っていたら晴れてくるかも。

8/1 4:46

白馬岳からちょっと行ったところで、雷鳥の親子を発見。

8/1 4:53

ガスガスでも、足元の花を見て歩くとうれしくなる。

8/1 5:04

小蓮華山の向こうからお天道様が登場。

8/1 5:11

富山県側には長池など気持ちの良さそうな台地が広がってました。

8/1 5:13

三国境。
長野県、富山県そして新潟県（信濃、越中、越後）の境だから、明確なピークか何かがあると思ったけど、フツーの場所でした。

8/1 5:14

お天道様へ向かって一直線！
目指せ小蓮華山。

8/1 5:22

小蓮華山へ向かって、気持ちのいい道が続く。
こんな道は晴れてなんぼ。ガスガスになったら方向がわからなくなって不安だろうなぁ。

8/1 5:30

未明のときはガスガスだった白馬岳も、その姿を現してくれました。

8/1 5:42

おっとブロッケンが出現！
まるで阿弥陀如来になったかのようです。

8/1 5:49

小蓮華山の下。
確かに大きく崩れてるね。

8/1 5:51

小蓮華山のてっぺんに到着！
標柱の他に剣が刺さってました。

8/1 5:53

てっぺんからは白馬岳や杓子岳を一望。
もう少し雲が取れてくれればいいんだけどね。

8/1 6:06

さ〜、次のターゲットは白馬大池。
船越ノ頭の向こうに大池ご見えます。

8/1 6:07

チングルマと雪倉岳。

8/1 6:10

おっ、タカネナデシコさんじゃない？

8/1 6:28

船越ノ頭から。
ここも最高のビューポイントです。

8/1 6:29

雪倉岳。
次こそは雪倉岳や白馬岳あたりを歩いていこうかな。

8/1 6:31

最高に気持ちのいい道だね。
青い空といい、いかにも縦走してます！って感じ。

8/1 6:36

白馬大池、ロックオン！

8/1 6:51

小蓮華山と船越ノ頭。

8/1 6:52

コマクサ発見!!
今シーズンお初になります。

8/1 6:56

ハクサンコザクラ。

8/1 7:04

ヒオウギアヤメ。白馬大池の周りにたくさん咲いてた。

8/1 7:05

白馬大池の周囲は花がたくさん。
いつかはここでテント泊をしたい！

8/1 7:07

白馬大池、最高です！

8/1 7:12

小屋のすぐ近くで何か鳴き声がすると思ったら、ライチョウさんがいました。

8/1 7:12

かわいい♥

8/1 7:34

白馬大池を過ぎると、急速にガスが出てきて、白馬乗鞍岳は真っ白け。

8/1 8:06

大岩ゴロゴロの道に難儀しながらも、やっとこさで天狗原に出ました。

8/1 8:06

湿原にはワタスゲがたくさん。

8/1 8:10

ガスガスなのが残念・・・。

8/1 8:47

泥んこ道に足をとられながらも、無事に栂池山荘に到着。
これで今回の山歩きは終了なり。

8/1 9:16

ロープウェイとゴンドラを乗り継いで栂池へ。
やっぱ、乗り物は楽チンでいいね。
お疲れさんでした。

撮影機器：

D5600 ボディ ニコン

感想

kimiron

夏山シーズン到来です！
コロナが不安なので、昨年から小屋泊は遠慮してテント泊をするようになってます。でも、昨年は2〜3人用で、無駄に重かったので、ソロ用のテントを新調。ついでにザックも新調しちゃいました。
※小屋泊は自分よりも家族の理解がなかなか得られません。

天候が安定していれば、蓮華温泉から朝日岳、雪倉岳を経由して一回りしたかったところですが、金曜日の空模様が今ひとつだったので、猿倉から栂池までの周回コースに変更です。

時計回り、反時計回りのどちらにするか悩みましたが、小蓮華山から白馬岳までの稜線歩きは雷が怖いし、予約制とはいえ、早めにテント場を確保したかったので、時計回りに決定。
結果的には天候が崩れる前に頂上宿舎に着けたし、翌朝の稜線歩きは天候に恵まれたので正解でした。

コメント

☆Parsleycandy

kimironさんの5時間半後に白馬大池を通過しました。ニアミスでしたね。小蓮華山のあたりはたいていライチョウいますね😃

kimiron

おはようございます。
コメントありがとうございます。
今回はニアミスですね。
蓮華温泉から一泊でひと回りは厳しいと思ってましたが、意外に行けるもんですね。その代わり早立ち、白馬岳カットが必要ですが・・・。
今回は朝日岳、雪倉岳を歩き損ねたので、次回、そのコースで歩いてみようと思います。