中ノ岳〜丹後山 周回ルート

2021年07月31日(土) 〜 2021年08月01日(日)

• GPS: 27:50
• 距離: 18.8km
• 登り: 2,179m
• 下り: 2,190m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:34
• 休憩: 1:04
• 合計: 9:38

5:25 十字峡登山口
8:17 8:28 日向山
10:16 10:24 池ノ段分岐
10:44 10:45 中ノ岳
10:52 10:53 中ノ岳避難小屋
10:58 11:37 中ノ岳
11:49 11:49 池ノ段分岐
13:14 13:15 小兎岳
13:48 13:49 兎岳
14:18 14:19 大水上山
14:30 14:31 利根川水源碑
15:01 15:01 丹後山
15:03 丹後山避難小屋

2日目

• 山行: 2:13
• 休憩: 0:02
• 合計: 2:15

6:59 丹後山避難小屋
8:39 8:40 丹後山登山口
9:10 9:11 林道入口駐車場
9:14 ゴール地点

天候

曇り時々晴（雨はなし）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

十字峡登山センター
駐車スペースは建物前に10台ほど。
奥に行くとさらに10台ほど停められるため合わせて20台は停めるスペースが有る。

コース状況／危険箇所等

【十字峡登山センター】〜【中ノ岳】
急登が続き日向山周辺でいったん急勾配が落ち着くがすぐ中ノ岳への登りが急になる。
道の危険性などはなく、途中で藪狩りを行っている3名の方にお会いした。
なお、登山口から1時間20分あたりの水場は赤テープでマーキングはされているがわかりにくく60mほど下らなければいけないため確認はしていない。
※時間と天秤にかけるとそこで水をくむ分そもそも担ぎ上げたほうが無難。
【中ノ岳】〜【丹後山】
中ノ岳までの道のりと比べると少し藪が濃く道もあれているところが多い。
ただし破線ルートというほどではなく藪狩りもされているため道迷いの心配はない。
中ノ岳からいったん200mほど下るが兎岳で150mほど登ることとなる。
この区間はコバイケイソウ畑が広がっており今年は当たり年といわれるだけあり多く咲いている。
大水上山までいくとあとは急勾配などなく緩やかに平行移動が続きあとは避難小屋まで問題なくたどり着ける
【丹後山】〜【十字峡登山センター】
初日の「十字峡登山センター」〜「中ノ岳」よりも激しい急勾配が続く。
初日と比べると樹林帯が多く道も湿っているため滑りやすい。

その他周辺情報

【温泉】
・五十沢温泉（新館）
→営業時間が10:00のため、早く下山しすぎた場合は別の場所を利用すると良い。
　参考までに旧館が8:00〜とかなり早く営業はしているがシャンプー、石鹸がない。
　また合わせてメインの浴場は混浴となっているため、男女PTの場合は注意。
　女性側の洗い場が露天風呂に行く際の通路となっており、丸見えとなってしまう。
　なお、水質は良い。
【ごはん】
・人参亭
→越後湯沢駅近くのもち豚を食べることのできる人気店。
　駐車場は人参亭〜越後湯沢駅の間に4台停める専用の駐車場がある。
　そこに停められない場合、町営駐車場に停めることができる。
　※夏シーズンは無料だが、冬シーズン（12月中旬〜翌年3月末）は有料のため注意

写真

7/31 5:02

夜発だったので、十字峡登山センター利用。

7/31 5:03

素泊まり一人1,000円です。

7/31 5:21

売店とあるが、営業しているところを見たことはない。
おそらく大分昔に潰れたのだろう。

7/31 5:23

しれっと丹後山〜巻機山のルートが記載されているが藪が濃く夏シーズンは無理と思われる。
おそらく雪の付いた時期なら可能？

7/31 5:23

小さな祠に鳥居が立っている。

7/31 5:23

左に行くと黒又沢と記載あるが通常の登山ではこのルートは使用しない。
沢登りで日向沢などに向かう場合使用する。

7/31 5:38

登りから急登。

7/31 5:53

1合目。

7/31 6:01

ナタ目のようなものがある。
XX記念と記載されているので、マタギのナタ目を見て記載したのだろうか。
なんとなくだが東北でこのような記念彫り？を見かけることが多い気がする。

7/31 6:09

日向沢のほうはまだ雪渓が残っている。

7/31 6:14

鎖場もあるが足場もしっかりしているため、使用しなくても問題ない。

7/31 6:19

登山口から1時間20分くらいの水場。
藪が濃く利用者は少なさそう。

7/31 6:38

2合目。

7/31 6:38

正直暑すぎる。

7/31 7:18

3合目。

7/31 7:39

4合目。

7/31 8:16

藪はしっかり刈られている。

7/31 8:17

日向山。

7/31 8:27

雨量観測所？
看板があったが何の建物か忘れた。

7/31 8:30

急に草刈りされた跡がでてくる。

7/31 8:32

池塘に雪渓が残っている。

7/31 8:35

草刈りをしていただいている3名の方に遭遇。
おそらく何度もこの作業をされているのであろう。

7/31 8:46

6合目。

7/31 8:48

ガスってきた。
暑かったので正直ありがたい。

7/31 9:11

ミヤマコゴメグサ。

7/31 9:11

この赤いのは分からない。

7/31 9:11

クロヅルかな。

7/31 9:17

7合目

7/31 9:27

ニッコウキスゲとか。

7/31 9:44

イブキトラノオ。

7/31 9:45

わからない。

7/31 9:47

8合目

7/31 9:58

クガイソウ

7/31 10:07

マルバダケブキかねぇ・・・。

7/31 10:23

ようやく池ノ段（9合目）分岐

7/31 10:26

ニッコウキスゲ

7/31 10:41

残念ながら周りの山は見れない。

7/31 10:41

こちらも鳥居。

7/31 10:41

山頂

7/31 10:49

中ノ岳避難小屋

7/31 10:49

ポリタンクの天水はここ。

7/31 10:49

中ノ岳避難小屋の入り口。

7/31 10:50

中ノ岳避難小屋の内部。
2階もあるのでこの写真以上の収容スペースがある。
コロナ禍の影響か仕切りなどが用意されている。

7/31 10:50

中ノ岳避難小屋のトイレ。

7/31 10:50

中に入って正面がトイレ。左側が休憩スペース。

7/31 11:08

少しガスが取れて歩く稜線が見えてきた。

7/31 12:22

コバイケイソウ

7/31 13:15

ここから標識はなにがかいてあるかわからない。

7/31 13:24

コバイケイソウ畑。

7/31 13:34

広範囲で広がっている。

7/31 13:39

荒沢岳に下ると銀山平に降りることができる。

7/31 13:43

なんと銀山平からくるPTが見えた。
中ノ岳避難小屋に向かっておりおそらく行程としては今日だけでコースタイム14時間・・・。
選ばれしもののみが行けるルートだろう。

7/31 13:53

オニユリ

7/31 13:55

7/31 14:12

フジバカマ

7/31 14:12

標識が腐ったので後付けで看板をつけたのだろう。

7/31 14:30

利根川水源。

7/31 14:49

綺麗に草が刈られている

7/31 14:50

標識があるが倒れてわからない。

7/31 14:51

立ち入り禁止看板があるが先に踏み跡はない。
昔は水場でもあったのだろうか？

7/31 15:00

丹後山山頂。

7/31 15:01

山頂を少し下ると小屋が見える。

7/31 15:02

巻機山、水場などの記載はあるが巻機山のルートは藪で覆われて行ける状況ではないし、水場もない。
これも昔は水場があったのだろうか？

7/31 15:18

ポリタンクの天水。
念のため中も確認したがほぼほぼいっぱい。

7/31 15:03

小屋内部。

7/31 15:18

小屋前にある看板だが内容が読み取れない。

7/31 15:19

トイレ。
かなりきれい。

7/31 17:37

2階はこんな感じ。
ほぼほぼ物置と化している。

7/31 17:28

協力金入れ。
今回は一人1000円入れました。

7/31 17:30

本日は無料米を持ってくる自動炊飯アンドロイドがいないので、アルファ米。
久々にアルファ米を食べることとなり味がおいしくないイメージだったのでレトルトカレーを追加。

7/31 17:38

用意もできたしカンパーイ。

7/31 17:40

と思ったが景色が良くなってきたのでぼーと景色を眺める。

7/31 18:08

缶タイプの日本酒なので熱燗もできる。
ただ、冷のほうがおいしかった。

7/31 18:47

夕焼け。
雲が多かった。

7/31 19:01

最近持ち主が多く飽和状態のキャリーザサン。

7/31 20:45

夜は雲が少なくなり星空が見える。

7/31 21:15

んー。やっぱり雲が邪魔だなぁ。
山もセットで写したいのだが・・・。

8/1 6:57

さて、下山は4時間程度。
ガスガスのため日が出る前に下山開始。

8/1 7:01

この藪を越えていくと巻機山が待っているはず・・・。

8/1 7:11

8合目。
9合目は見当たらず。

8/1 7:11

やばい・・・。
日が出てきてしまった。
暑いし水も少なめなので早めに降りたい。

8/1 7:12

鎖もあります。

8/1 7:17

7合目。

8/1 7:25

6合目。

8/1 7:30

5合目。

8/1 7:40

4合目。

8/1 7:54

3合目。

8/1 7:55

松の巨木。
てっぺんが枯れているので寿命だろうか？
それとも登山道付近のため根が踏まれて弱っているのだろうか？

8/1 8:10

2合目。

8/1 8:24

タマゴダケ

8/1 8:25

1合目（鉄砲平）

8/1 8:36

登山道が整備されている感（土で埋もれているが・・・）

8/1 8:39

かすれてて何が書いてあるかはわからない。

8/1 8:39

草刈り機が置いてある。
丹後山の整備に使われているのだろう。

8/1 8:40

林道沿いを歩く。

8/1 8:41

ここの左に行くと「虹の滝」があるはず。（行ってない）

8/1 8:50

ヤマアジサイ

8/1 9:03

林道沿いはちらほら滝がある。

8/1 9:09

ゲート前。

8/1 9:09

こちらにも登山ポストはある。

8/1 9:10

十字峡トンネルは先が通行止めとなっている。

8/1 9:35

五十沢温泉。

8/1 11:38

ご飯は人参亭。
特大ロースかつ定食。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX0M2 SONY

Google Pixel 5 SIMフリー Google

装備

個人装備

防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ シェラフ マット

感想

りょう

北海道の山行が終わり気がついてみたら次の予定が入っていない。
急いで空いているメンバーを誘ってみたら1名参加してくれることに。
天候の兼ね合いから越後の山を探してみると十字峡登山センターから中ノ岳、丹後山を登る周遊ルートがある。
避難小屋を利用しての1泊2日で行けそうなためそこへ行くこととした。
初日「中ノ岳避難小屋」に宿泊することを予定していたが、参加してくれたメンバーが1日で「丹後山避難小屋」に行けるのでは？という事で行けたら行こうという事になった。
ただ、このメンバーが健脚なのを忘れており地獄を見る羽目となった。
小屋付近には天水しかないため、できるだけ下から担ぎ上げたためそもそも水だけで4Lありしょっぱなの急登で心が折れたが幸いにも登りで少しガスってたこともありなんとか登ることができた。
避難小屋には我々のメンバーしか泊まっておらず快適に宴会が行えた。