ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3406555
全員に公開
ハイキング
増毛・樺戸

暑寒別岳トレッキング(箸別避難小屋in/out)

2021年08月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:53
距離
17.8km
登り
1,063m
下り
1,055m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:32
休憩
1:20
合計
7:52
4:54
69
6:03
6:03
25
箸別コース三合目
6:28
6:32
51
箸別コース五合目
7:23
7:23
56
8:19
8:19
13
8:32
9:48
10
9:58
9:58
32
10:30
10:30
50
11:20
11:20
29
箸別コース五合目
11:49
11:49
57
箸別コース三合目
12:46
12:46
0
12:46
箸別避難小屋
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前夜19時過ぎ、利尻島から稚内までフェリーで戻った後、途中で仮眠をしつつ、夜な夜な200km近くを運転して箸別避難小屋まで乗りつけ。
コース状況/
危険箇所等
アブとヒグマ!これに尽きます!

(まず、アブ)
駐車場に車を停め、外に出た瞬間、すごい数のアブ。思わずもう一度車に入り、靴履いたり、登山準備はすべて車中で済ませました。避難小屋のトイレはキレイですが、アブがたくさん。半袖短パンの下にアームカバーやタイツを履いていても、ガブガブ好き放題、アブに刺されます。肌に密着しない、またはハードシェルの長ソデ長ズボン+防虫ネットが、このコースの必携アイテムでした・・・。3〜4合目まで、時間にして90分位、大げさでなく、10秒に1回ペースでアブに刺されます。何度も発狂、絶叫、悶絶するも、アブはお構いなしに刺してきます。下山後、両脚の太もも〜くるぶし間におびただしい数の刺され跡が残り、以降の北海道滞在中、ずっとかゆみに悩まされました。虫除けの類は一切効きません。

(そして、ヒグマ)
写真を見てもらうと分かる通り、8合目お花畑に全長ゆうに2mを超える大きい個体と遭遇。最初は50m位離れてましたが、私が気にせず進んだため、最接近した時は20m程でニラメッコ。目が合った後、数歩こちらに近づいてくるので、こちらも相対したまま、そろーり後ずさり。最後は、向こうからハイマツへ消えていきました。目が合ってからは、刺激しないよう、熊鈴や笛は一切鳴らさないよう留意しました。昨夏、羅臼岳で15mほどの距離で同じような大きさのヒグマに会った時も、今回と同じ方法で事なきを得てます。刺激しないこと、しっかり相対し目を逸らさないこと、そして決して背を向けないこと、あたりがヒグマと出会った時の鉄則ですね。
早朝、稚内から増毛まで向かう途中、日本海越しに暑寒別岳と思しき陰影が!(左下)
2021年08月01日 03:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 3:08
早朝、稚内から増毛まで向かう途中、日本海越しに暑寒別岳と思しき陰影が!(左下)
朝4時前、マジックアワーの日本海!
2021年08月01日 03:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 3:50
朝4時前、マジックアワーの日本海!
暑寒別岳は見えてませんが、日本海から立ち上がる増毛山地!
2021年08月01日 03:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 3:52
暑寒別岳は見えてませんが、日本海から立ち上がる増毛山地!
箸別避難小屋まで向かう道中、暑寒別岳が見えた!
2021年08月01日 04:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 4:00
箸別避難小屋まで向かう道中、暑寒別岳が見えた!
一番左がこれから向かう暑寒別岳!
2021年08月01日 04:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 4:11
一番左がこれから向かう暑寒別岳!
6.3kgの荷を背負ってスタート!
2021年08月01日 04:46撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 4:46
6.3kgの荷を背負ってスタート!
スタート地点。この時点で、アブが大量にいて、まともに立ち止まれません・・・
2021年08月01日 04:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 4:53
スタート地点。この時点で、アブが大量にいて、まともに立ち止まれません・・・
昨冬、田中陽希さんも使った箸別避難小屋!右奥がトイレ!
2021年08月01日 04:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 4:54
昨冬、田中陽希さんも使った箸別避難小屋!右奥がトイレ!
キレイなトイレです!
2021年08月01日 04:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/1 4:50
キレイなトイレです!
ヒグマに備えよ、的なメッセージが!(実際に至近距離で会うことになろうとは!)
2021年08月01日 04:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/1 4:54
ヒグマに備えよ、的なメッセージが!(実際に至近距離で会うことになろうとは!)
サンカヨウの実!ブルーベリーみたい!
2021年08月01日 05:24撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 5:24
サンカヨウの実!ブルーベリーみたい!
30分かけて、まずは1合目。アブだらけ・・・。
2021年08月01日 05:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 5:25
30分かけて、まずは1合目。アブだらけ・・・。
1時間弱かけて、まだ2合目。アブだらけ・・・。
2021年08月01日 05:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 5:51
1時間弱かけて、まだ2合目。アブだらけ・・・。
アキノキリンソウ!
2021年08月01日 05:53撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 5:53
アキノキリンソウ!
70分かけて、まだ3合目。ここを過ぎて、心なしかアブが減り始めた気がした・・・。
2021年08月01日 06:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 6:03
70分かけて、まだ3合目。ここを過ぎて、心なしかアブが減り始めた気がした・・・。
80分かけて、なんとか4合目。入山当初よりは確実にアブが減った、と思う・・・。
2021年08月01日 06:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 6:18
80分かけて、なんとか4合目。入山当初よりは確実にアブが減った、と思う・・・。
マシケオトギリ!(普通のハイオトギリとの違いは不明)
2021年08月01日 06:28撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 6:28
マシケオトギリ!(普通のハイオトギリとの違いは不明)
95分かけて、やっと5合目。山と高原地図にヒグマ注意とあるので、ここで笛を首からぶら下げる。
2021年08月01日 06:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 6:31
95分かけて、やっと5合目。山と高原地図にヒグマ注意とあるので、ここで笛を首からぶら下げる。
野いちご的な。
2021年08月01日 06:46撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 6:46
野いちご的な。
見通し悪い所はピーピー吹いて進みます!
2021年08月01日 06:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 6:49
見通し悪い所はピーピー吹いて進みます!
2時間弱で、やっと6合目。まもなく樹林帯を抜け、森林限界を越える!
2021年08月01日 06:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 6:52
2時間弱で、やっと6合目。まもなく樹林帯を抜け、森林限界を越える!
6合目標識から歩くこと10分、やっと青空が見えた!(ここからの100mは、朝露でガッツリ濡れます。レインコート着用すべきでした)
2021年08月01日 07:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 7:02
6合目標識から歩くこと10分、やっと青空が見えた!(ここからの100mは、朝露でガッツリ濡れます。レインコート着用すべきでした)
右手には日本海も!肉眼では昨日登った利尻山も見えてます!
2021年08月01日 07:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 7:02
右手には日本海も!肉眼では昨日登った利尻山も見えてます!
チシマアザミ!
2021年08月01日 07:12撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 7:12
チシマアザミ!
スケスケなマシケオトギリ!
2021年08月01日 07:12撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 7:12
スケスケなマシケオトギリ!
シラネニンジン!
2021年08月01日 07:16撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 7:16
シラネニンジン!
チシマキンバイ!
2021年08月01日 07:16撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 7:16
チシマキンバイ!
昨夏、北海道に着いた初日に訪ねた雨竜沼湿原。昨年は翌日のカムエク入りに備え、この湿原で折り返しました!
2021年08月01日 07:18撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 7:18
昨夏、北海道に着いた初日に訪ねた雨竜沼湿原。昨年は翌日のカムエク入りに備え、この湿原で折り返しました!
暑寒別ブルーの下、2時間20分程で7合目を通過。この辺から満開のお花畑!
2021年08月01日 07:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 7:19
暑寒別ブルーの下、2時間20分程で7合目を通過。この辺から満開のお花畑!
日本海の先には利尻山!
2021年08月01日 07:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 7:20
日本海の先には利尻山!
ヨツバシオガマ!
2021年08月01日 07:23撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 7:23
ヨツバシオガマ!
テカテカ光るミヤマキンポウゲ!
2021年08月01日 07:24撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 7:24
テカテカ光るミヤマキンポウゲ!
イワイチョウ!
2021年08月01日 07:25撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 7:25
イワイチョウ!
なんとかアザミ!
2021年08月01日 07:27撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 7:27
なんとかアザミ!
お花畑はヒグマのレストラン!登山道には今日の糞と思われるものが何箇所も落ちてます・・・。
2021年08月01日 07:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 7:30
お花畑はヒグマのレストラン!登山道には今日の糞と思われるものが何箇所も落ちてます・・・。
マシケオトギリの黄色が、とにかく青空の下で映える!
2021年08月01日 07:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 7:30
マシケオトギリの黄色が、とにかく青空の下で映える!
エゾトリカブト越しに南暑寒岳!
2021年08月01日 07:33撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 7:33
エゾトリカブト越しに南暑寒岳!
ヤマハハコ!
2021年08月01日 07:35撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 7:35
ヤマハハコ!
まだ山頂は見えず!9合目あたりが見えてきた!定期的にヒグマ対策で笛吹きます!
2021年08月01日 07:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 7:36
まだ山頂は見えず!9合目あたりが見えてきた!定期的にヒグマ対策で笛吹きます!
左は雨竜沼湿原、右が今日は行かない南暑寒岳!
2021年08月01日 07:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 7:36
左は雨竜沼湿原、右が今日は行かない南暑寒岳!
タカネナデシコ!
2021年08月01日 07:38撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 7:38
タカネナデシコ!
そして8合目標識の先に、ついに見つけた、お花畑の主が!
2021年08月01日 07:39撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
3
8/1 7:39
そして8合目標識の先に、ついに見つけた、お花畑の主が!
むしゃむしゃ、食事に夢中!
2021年08月01日 07:40撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
1
8/1 7:40
むしゃむしゃ、食事に夢中!
入山から2時間40分。一旦、8合目標識で待機し、望遠するも、登山道付近から動きそうもない・・・。
2021年08月01日 07:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 7:41
入山から2時間40分。一旦、8合目標識で待機し、望遠するも、登山道付近から動きそうもない・・・。
左手方向を望遠すると、左に昨夏登った樽前山、右は未踏の恵庭岳が!
2021年08月01日 07:46撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 7:46
左手方向を望遠すると、左に昨夏登った樽前山、右は未踏の恵庭岳が!
色とりどりのお花畑が美しい!ゆえに、ヒグマの活動の場なんです!
2021年08月01日 07:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 7:48
色とりどりのお花畑が美しい!ゆえに、ヒグマの活動の場なんです!
のっそのっそ、動き出した!この後、20m位の距離でニラメッコし、緊張感高まりました!
2021年08月01日 07:49撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
1
8/1 7:49
のっそのっそ、動き出した!この後、20m位の距離でニラメッコし、緊張感高まりました!
登山道から外れて、ハイマツの方へ歩みだす。
2021年08月01日 07:49撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
2
8/1 7:49
登山道から外れて、ハイマツの方へ歩みだす。
ガチで目が合ってます。逸らさず、こちらも凝視してやりました!腰下辺りでパシャパシャ撮りながら!
2021年08月01日 07:49撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
5
8/1 7:49
ガチで目が合ってます。逸らさず、こちらも凝視してやりました!腰下辺りでパシャパシャ撮りながら!
ヒグマがハイマツの中に消えた後、小走りして先を急ぎます。振り返ると、あの岩々した辺りでヒグマと遭遇しました!
2021年08月01日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 7:54
ヒグマがハイマツの中に消えた後、小走りして先を急ぎます。振り返ると、あの岩々した辺りでヒグマと遭遇しました!
右手には、常時日本海、その先に利尻山!
2021年08月01日 07:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 7:58
右手には、常時日本海、その先に利尻山!
入山から約3時間。ヒグマとも遭遇しつつ、何とか9合目まで到達!
2021年08月01日 08:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 8:07
入山から約3時間。ヒグマとも遭遇しつつ、何とか9合目まで到達!
チシマギキョウ!
2021年08月01日 08:17撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 8:17
チシマギキョウ!
暑寒荘コースと合流!山頂でお話した暑寒荘コースからの登頂者も、全く同様にアブ地獄を登ってきたと。北側から暑寒別岳を攻める2コースはアブの巣窟とわかりました。
2021年08月01日 08:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 8:19
暑寒荘コースと合流!山頂でお話した暑寒荘コースからの登頂者も、全く同様にアブ地獄を登ってきたと。北側から暑寒別岳を攻める2コースはアブの巣窟とわかりました。
ウメバチソウ!
2021年08月01日 08:23撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 8:23
ウメバチソウ!
チングルマの果穂!
2021年08月01日 08:24撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 8:24
チングルマの果穂!
タカネトウウチソウ!
2021年08月01日 08:27撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 8:27
タカネトウウチソウ!
遠方よりこの岩を見た時、誰かアグラかいて座っているように見えました!
2021年08月01日 08:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 8:29
遠方よりこの岩を見た時、誰かアグラかいて座っているように見えました!
眼下には日本海!ヒグマの危機を乗り越え、青空の下、お花畑を愛でながら登頂できた幸せったら♪
2021年08月01日 08:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 8:40
眼下には日本海!ヒグマの危機を乗り越え、青空の下、お花畑を愛でながら登頂できた幸せったら♪
利尻山の翌日、ほとんど寝ずに運転して、二百名山35座目となる暑寒別岳へ!昨夏は雨竜沼湿原止まりでしたが、リベンジできました!
2021年08月01日 08:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/1 8:40
利尻山の翌日、ほとんど寝ずに運転して、二百名山35座目となる暑寒別岳へ!昨夏は雨竜沼湿原止まりでしたが、リベンジできました!
中央は蝦夷富士こと羊蹄山!右はニセコアンヌプリ!
2021年08月01日 08:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 8:44
中央は蝦夷富士こと羊蹄山!右はニセコアンヌプリ!
道中も見えた二百名山の樽前山(左)と恵庭岳(右)!
2021年08月01日 08:44撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 8:44
道中も見えた二百名山の樽前山(左)と恵庭岳(右)!
山頂クッキング開始!セイコマで買ったパスタとシーフードミックスを炒める!
2021年08月01日 09:00撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 9:00
山頂クッキング開始!セイコマで買ったパスタとシーフードミックスを炒める!
青空の下、山頂で食べる自作飯は最強!
2021年08月01日 09:02撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 9:02
青空の下、山頂で食べる自作飯は最強!
山頂より、昨日登った利尻山!田中陽希さん、今日登頂するのかなー?(陽希さんの登頂は翌8/2でした!)
2021年08月01日 09:20撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 9:20
山頂より、昨日登った利尻山!田中陽希さん、今日登頂するのかなー?(陽希さんの登頂は翌8/2でした!)
さぁ、下山。何度見ても、誰か座っているように見えるケルン!
2021年08月01日 09:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 9:49
さぁ、下山。何度見ても、誰か座っているように見えるケルン!
利尻山を見ながら、日本海を見ながら、下山!
2021年08月01日 09:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 9:51
利尻山を見ながら、日本海を見ながら、下山!
これから下っていく尾根道!先程のヒグマがいないか、入念に目を凝らしながら下りていきます!
2021年08月01日 10:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 10:02
これから下っていく尾根道!先程のヒグマがいないか、入念に目を凝らしながら下りていきます!
シロバナニガナ!昨夏、雨竜沼湿原でも見ました!
2021年08月01日 10:20撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 10:20
シロバナニガナ!昨夏、雨竜沼湿原でも見ました!
マシケオトギリが映えるお花畑!
2021年08月01日 10:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 10:22
マシケオトギリが映えるお花畑!
ヒグマが掘り起こした跡が随所にあります。軽く10箇所はありましたね。
2021年08月01日 10:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/1 10:25
ヒグマが掘り起こした跡が随所にあります。軽く10箇所はありましたね。
イワイチョウ!特徴的な形ですね!
2021年08月01日 10:29撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
8/1 10:29
イワイチョウ!特徴的な形ですね!
下山後、旭川方面から見た暑寒別岳(中央奥)!
2021年08月01日 17:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/1 17:12
下山後、旭川方面から見た暑寒別岳(中央奥)!

感想

昨夏、新千歳空港で北海道入りした初日に立ち寄った雨竜沼湿原!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2508734.html

昨夏は、翌日からカムエクに1泊2日で入山するため、暑寒別岳は最初から予定せずに雨竜沼湿原で折り返しました。去年も青空の下で立ち入り、南暑寒岳・暑寒別岳を間近に眺め、是非改めて登りたいと思っていた二百名山。今回は稚内からアクセスしたこともあり、敢えて未踏のルートである箸別避難小屋から入山することとしました。田中陽希さんが、2020年のラストターゲットとして、箸別ルートから登ったことも頭の片隅にあったかもしれません。

登山口に着いて、車の外に出るなら、アブ・アブ・アブ!事前に何も調べてなかったので、焦ります。結局、防虫ネットも、虫除けスプレーもなく、半袖+アームカバー、短パン+トレッキングタイツで登山開始しますが、アブの襲撃は入山から90分、絶え間なく続きます。いやぁ、誰もいない登山道で、何度発狂したことか。両脚太もも〜くるぶし間で、総計30箇所近く刺されたでしょうか。その後北海道滞在中、温泉に浸かって血の巡りがよくなる度、痒さに悶絶。最悪ですね。暑寒荘コースも同様のようなので、夏の暑寒別岳は、南暑寒荘から雨竜沼湿原経由で登るべきですね。

6合目を越えてしばらく行くと、森林限界を越え、お花畑へ突入です。マシケオトギリの黄色を中心に、カラフルなお花が咲き乱れ、最高のフィールドです。ただ、相当頻繁に、「今日の糞」や「掘り起こし跡」と思われるヒグマの痕跡が見られ、緊張感は高まるし、見通しが悪いところは笛を吹きまくります。

8合目に差し掛かった時、50mほど先に、でっかいヒグマを捉えます。昨夏、羅臼岳で同じような大きさのヒグマに遭遇した時もお花畑で、ヒグマはお食事に夢中でした。今回も同様で、むしゃむしゃお花を食べてます。最初は望遠撮影したり、山座同定したりしてましたが、中々ヒグマが登山道下のお花畑から離れないので、少しこちらから近づきます。すると、こちらに気づき、のっそのっそと登山道へ上がってきて、20m位の距離で目が合います。緊張が走りますが、去年の経験もあり、刺激を避けるため、熊鈴や笛は封印し、決して背を向けず相対し、向こうが根負けするのを待ちます。最終的にはハイマツの中に消えていきました。私の30分後位に箸別ルートで登頂したハイカーは、ヒグマには会わなかった、と言ってました。運とタイミングなんですねー。

ヒグマをやり過ごすと、あっという間に9合目、暑寒荘コース分岐、そして山頂です。山頂では暑寒荘コースから登頂したカップルがおり、色々と北海道の地元話が聞けました。たくさん写真も撮って頂き、ありがとうございました。山頂クッキングも板についてきた感じで、炒めたシーフードミックスが絶妙でしたね。

山頂からは蝦夷富士(羊蹄山)と利尻富士(利尻山)のダブル富士が拝めました!その他、昨夏登ったニセコアンヌプリや樽前山、(結果的に翌日登ることになった)芦別岳などが見えました。十勝連峰や大雪山系は見えていたかもしれませんが、いまいち山座同定できませんでしたね。

下山は、同じヒグマの個体と再会しないか、相当気を配りながら、キョロキョロしながら、時に笛を鳴らしながら歩きました。糞は相変わらずたくさん落ちているけれど、ヒグマには会いませんでした。まぁ、よかったです。

復路もアブ攻撃を覚悟してましたが、鬼門となる3合目標識を過ぎても、ほとんど襲撃を受けなくなります。気を抜くと、忘れた頃、刺されますが(涙)。とにかくアブを避けるため、3合目過ぎから積極的にトレランで一目散に駆け下ります。ダラダラ続く長い林道、ホントにうんざりです。

最後、箸別避難小屋のドアを開け、ノートを見ていると、やはりありました。田中陽希さんの直筆の日記が。しっかりと読まさせて頂きました。アブとヒグマ、ある意味、今回の北海道山遠征でも、本来とは違った意味で記憶と記録に残る山行となりました。

Day4〔芦別岳〕へ続く)
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コメント

またどでかいヒグマに会ってるし笑笑。
すごい強運ですね!
2021/8/15 18:34
ご無沙汰です!すっかり、ヒグマ運が付きました…。もう要らないです、この運…(笑)。
2021/8/15 22:36
すごいですわー。
わたしは先週から長めの休暇なんですがこの長すぎる雨で計画が丸つぶれ、最悪な感じです。
2021/8/15 22:43
そっかー、その間、北海道以外、全国的に雨ですもんねー…。
私の休暇中@北海道は、晴れてる山域を選んでロングドライブした甲斐もあり、結構好天に恵まれましたー。なんとか、休みの後半だけでも山へ行けるとよいですねー!
2021/8/15 22:58
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