日本一高い野天風呂・本沢温泉と東天狗岳登山


- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,722m
- 下り
- 1,174m
コースタイム
12:25頃 海尻駅着。ここから歩いて本沢温泉を目指す
13:05頃 稲子登山口
14:20頃 本沢入口
15:00頃 ゲート
16:07頃 本沢温泉
■2日目
5:00頃 出発。曇りのち雨
7:00頃 天狗岳と本沢温泉と夏沢峠の分岐。暴風雨
7:23頃 東天狗岳山頂
8:20頃 中山峠。暴風雨のため下山
9:11頃 みどり池
10:08頃 みどり池入口
天候 | ■1日目 曇りのち雨 ■2日目 雨と霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り みどり池入口からバス、松原湖駅から電車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
写真
感想
2013年の登山第20弾 日本一高い野天風呂・本沢温泉と東天狗岳登山。
海尻駅、稲子登山口、本沢温泉、東天狗岳、中山峠、みどり池入口 / 登山
歩行時間:10時間弱くらい
歩行距離:不明
○感想
先週の北鎌尾根・槍ヶ岳はがんばり過ぎたので、
今回はがんばらない登山を目指しつつ、
日本一高い場所に位置する野天風呂・本沢温泉へ。
本沢温泉は、地図を見る限りだと
電車起点だと、稲子湯までバス移動し、そこから歩くのが一般的っぽい。
だが、海尻駅からも歩いていけそうである。
稲子湯から歩いても、海尻駅から歩いても所要時間は似たようなもの。
今回はバス代金を浮かせられるので、海尻駅から歩いてみた。
途中、トレランの人たちとすれ違う。
やけに人数が多く、よくよく注視してみると、ゼッケンをつけていた。
何かのレースらしい。しばらく進むとコース案内の看板に
「2013OSJ八ヶ岳スーパートレイル100マイルレース」
とあった。後日、調べてみて、とんでもないレースだと知る。
稲子登山口から数十分ほど進んだ辺りで、
最後尾の参加者と関係者らしいランナーと関係者の車と行き違った。
稲子登山口から本沢温泉までは、ダラダラと続く林道で面白みに欠けた。
途中から雨が降ってきて、視界もなくなり、
やや苦行に近い。
がんばらないつもりだったのに、雨だし、長いし、遠いし。
レインジャケットは防寒着も兼ねていた関係もあり
濡らすわけにはいかないので、傘をさして雨をしのぐ。
16時過ぎに、本沢温泉に到着。
この日のテントの先客は3組。
山小屋であるが、秘湯の宿という認知度が高いようで、宿泊が人気らしい。
下駄箱は宿泊者の登山靴でいっぱいだった。
テントの申し込みをした時点では雨だったので、テント料金のみを支払う。
受付のお兄さんから野天を進められたが、雨では野天に入る気がしない。
雨のなか急いでテントをたてて、夕飯を食べたりして、しばらく休憩。
17時過ぎ、やることもなくなってきた。
せっかくなので、暗くなる前に野天の写真でも取りへ。
テント場から野天までは登りで、意外に遠い。10分くらいかかる。
向かっている途中で雨もパラパラと止んできた。
野天到着。入浴しているのは1組のみ。
これって、多少の雨を我慢すれば野天に入れるのでは。
時間があえば、貸し切りかも。
急いで戻ってタオルやらを持参し、入浴料も支払って、再度、野天風呂へ。
下りは5分くらい、入浴料支払い数分、登りは10分かかったが。
自分の到着と行き違いで、先客の男性たちは帰っていった。
貸し切りだ!
野天なので、壁も屋根もない。着替え所もない。
岩と木で枠が作られた浴槽。左端に木の板で段差が設けられているが、
湯船の底は砂利。
掛け流しなので、温泉の質は新鮮。乳白色。
温泉の温度は36〜38。暑くもないが、ぬるくもないくらい。
禁酒をしているので酒を呑みたいとは思わなかったが
酒好きだったら酒欲しいだろうなー。雨も一時的に止んできた。
後々になって自分も思い至ったが、本沢温泉は山小屋に宿泊するのが良さげだ。
野天から出たあとに足に砂利がついてしまい、これが困る。
山小屋泊だと、どんな混雑状況でも内湯を利用できるらしい。
硫黄の匂いがすごく体に染み付く露天で、気持ちよかった。
夜は雨。冷え込みは激しい。
二日目。雨だったがテントを撤収して、天狗岳を目指す。
白砂新道をしばらく歩いたところで、なかなかバテてきた。
標高があがるにつれて、雨も風も強くなってきた。
展開が北鎌尾根と似てきたな。
がんばらない登山なので、さて帰るか。
でも、天狗岳までは行くか。
東天狗岳に着くまでの稜線沿いは、遮るものが何もないので、
暴風が直接自分に襲ってくる。
ここまでして登る意味があるんだか。
東天狗岳の山頂到着後は西天狗岳は目指さずに、下山ぎみの中山峠へ。
中山峠に着いてからも天候回復は見込めなかったので
ニュウは目指さずに、みどり湖・稲子湯方面へ。
地図の所要時間よりもかなり時間を短縮でき、
みどり湖入口地点で、ちょうどバスが来たので、それに乗車して帰ることにした。
たまには、がんばらないのも有りだなー。
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