南アルプス 聖〜赤石〜荒川三山 縦走
- GPS
- 80:00
- 距離
- 37.3km
- 登り
- 4,086m
- 下り
- 4,070m
コースタイム
畑薙第一ダムバス乗場7:00
東海フォレストバス
聖岳登山口7:50
聖平小屋11:50
8/12
聖平小屋5:00
聖岳6:50-7:20
兎岳8:40-8:50
小兎岳9:25
中丸盛山10:20
百間洞山の家11:00-11:40
赤石岳避難小屋14:00
8/13
赤石岳避難小屋5:00
小赤石岳5:25
大聖寺平6:00
荒川小屋6:30-6:45
荒川前岳7:45
荒川中岳7:55
中岳避難小屋8:00-8:30
悪沢岳(荒川東岳)9:10
千枚岳10:00
千枚小屋11:00
8/14
千枚小屋5:00
椹島7:50-8:00
東海フォレストバス
畑薙第一ダム駐車場9:00
天候 | 8/11 曇り時々晴れ 8/12 快晴後曇り 8/13 暴風雨 8/14 暴風雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
深夜12頃到着 お盆時期ながら十分な余裕 簡易トイレ2基あり 新東名島田金谷インターより向かいました。 後半は真っ暗な山中、細いくねくね道が延々と続き不安になります 暗闇の空中をふわふわ漂っているような感覚でした 自分の運転で酔いそうになったのはこれが初めてです 駐車場の少し上が、登山口への東海フォレストバス乗り場です 始発8:00のところ、早めに人が集まり、7:00頃に臨時便が出ました 初日は聖平小屋を目指すため聖岳登山口で下車 帰りは椹島8:00の東海フォレストバスで |
コース状況/ 危険箇所等 |
8/11 樹林帯の急登やトラバースで始まる 吊り橋有り 聖平が近くなると傾斜が緩くなる 8/12 ●聖平小屋〜聖岳 ・岩稜の急登で、やせ尾根に注意 ●聖岳〜百間洞 ・キレットのように下り、登り返して兎岳 ・その後も小兎岳、中丸盛山とアップダウンが続く ・次の大沢岳への登り出しから百間洞に向かって、これでもかと下る ●百間洞〜赤石岳 ・百間平まで登り返しの急登 ・百間平は平和な感じの平らな場所 ・百間平が終わると、迫力あるガレ場のトラバース登り ・赤石岳避難小屋が見えてきたら、もうひとがんばりです 8/13 ●赤石岳〜荒川小屋 ・出発後、いったん少し下って登り返すと小赤石岳 ・その後は荒川小屋までこれでもかと下っていきます ●荒川小屋〜荒川中岳 ・再び標高3000m級に向け、お花畑の中を登り返していきます。 ・荒川前岳は稜線の分岐点から三伏峠方面に5分ほど ●荒川中岳〜悪沢岳〜千枚岳〜千枚小屋 ・予想に反して岩場中心の道で、意外とアップダウンがあります ・悪沢岳と千枚岳を越えるのには、3点支持が必要な場所もあり ・この2峰を越えるのにかなりスタミナを消耗 ・千枚岳を下るとやがて樹林帯に入り千枚小屋です 8/14 ひたすら樹林帯を下っていきます。 途中、作業用の林道?と出会いますが、登山道を進みます。 かなり下山してからの、鉄塔付近の岩場の登り返しがしんどかったです。 |
その他周辺情報 | ■下山後の温泉 白樺荘を利用 10:00オープンで、それより早めに着いたのですが、快く入れてもらえました。 食事もできます |
写真
感想
夏のお盆休みの大縦走
選んだのは南アルプス南部でした。
今シーズン途中から、なんとなく3000m峰完登を達成しようと思うようになりました。
未達成の山々がいくつかあるこのエリアは、特にアクセスが大変で日数が必要。
お盆休みを使い一気に縦走することにしました。
聞いてはいましたが、南アルプス南部の山々・・・懐が深いです。
登山口までのアクセスが大変。
延々と、畑薙までくねくね道が続き、さらにそこからバスで1時間です。
東海フォレストバスで進む大井川の景色は、灰色の河原でこの世の果てのような雰囲気・・・
山は一つ一つが大きくて、大きなアップダウンを繰り返して進んでいく・・・
樹林帯から岩稜まで、様々な局面があり、本当に本当に歩きごたえがありました。
途中出会っておしゃべりした方々は、北アルプスなど一通りは済ませているベテランが多かったです。
2日目の聖平から赤石岳までの9時間は、本当に心に残る縦走です。
早朝、聖岳に登り着き、そこから見た赤石岳までの景色・・・
素晴らしい眺めなのですが、唖然としました。
この道のりを今日1日で行くのかと・・・果たして着けるのか・・・
同じく聖平出発でも、途中の百間洞山の家到着後、早々に宿泊を決め込む人たちもあり。
なんとかその誘惑を振り切って、当初の目的地赤石岳を目指しました。
ヘトヘトでも進めばなんとかなるもので、赤石岳避難小屋が見えたときは嬉しかったですね。
ユーモアたっぷりで味のある、小屋のおやじさんとおばさん。
温かく向かえてもらい、夜は同宿の素敵なご夫婦2組、単独のお兄さん・・・皆さんと楽しく過ごさせてもらいました。
おばさんのハーモニカ演奏、良かったです。
残念ながら、3〜4日目は暴風雨となり、雨風と寒さ以外あまり記憶にありませんが、無事予定コースを予定日数でこなすことができました。
それにしても、3000m級稜線での暴風雨・・・
風の音がすごかったです。
1人で歩いていると、まるで神のうなり声のような・・・
※過去レコ
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