日帰り富士山🗻御殿場ルート

2021年08月11日(水) [日帰り]

• GPS: 13:36
• 距離: 19.8km
• 登り: 2,409m
• 下り: 2,428m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:26
• 休憩: 2:01
• 合計: 14:27

距離 19.8km 登り 2,424m 下り 2,428m

4:30 御殿場口新五合目
4:41 4:42 大石茶屋
5:40 次郎坊
7:40 8:05 御殿場口新六合目・半蔵坊
8:48 9:00 御殿場口六合目
9:38 9:57 御殿場口七合目
10:08 10:09 御殿場口七合四勺・わらじ館
10:15 10:25 御殿場口七合五勺・砂走館
10:56 11:13 御殿場口七合九勺・赤岩八合館
11:30 11:32 御殿場口八合目
13:01 13:06 御殿場口頂上
13:08 13:15 駒ヶ岳
13:20 13:23 頂上富士館
14:45 14:46 富士山
14:49 14:50 西安河原
14:56 雷岩
15:00 金明水
15:07 久須志岳
15:11 吉田・須走ルート下山口
15:16 15:17 成就岳
15:22 伊豆岳
15:26 朝日岳
15:32 富士宮口頂上
16:11 御殿場口八合目
16:33 16:47 御殿場口七合九勺・赤岩八合館
17:01 御殿場口七合五勺・砂走館
17:04 17:05 御殿場口七合四勺・わらじ館
17:22 御殿場口七合目
17:44 御殿場口下り六合（走り六合）
18:20 次郎坊
18:43 18:44 大石茶屋
18:50 御殿場口新五合目
18:57 ゴール地点

天候

晴れ後曇り。最後は濃霧の中、湿度120%😶‍🌫️

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士山御殿場口五合目を利用。3時半過ぎの到着時に第二駐車場が満車だったので第三駐車場に停めました。第三よりは第四駐車場の方が近くて空いてて景色も良い気がします。

コース状況／危険箇所等

全体通してよく整備されています。危険箇所は特にありませんが、八合目より上は少し浮いた感じのザレガレ場になっているので、転倒/落石に要注意です。
あと砂の登山道は特に上りで体力奪われるので、体力に自信がある人以外は途中の山小屋で1泊して翌朝山頂目指すのが確実だと思います。

その他周辺情報

行きは富士山スカイラインに入る前、帰りは山中湖のセブンイレブンに寄ったのみ。

写真

8/11 4:22

駐車場を出発。到着時は真っ暗だったけど、だいぶ明るくなって来ました。

8/11 4:31

検温を済ませ、協力金をお支払い。入山します。

8/11 4:37

漸く富士山の姿を拝見。夜中に車走らせてる時は、山頂を目指すライトの列がクッキリ見えてたんですが、明け方はガスに覆われていました。

8/11 4:58

本日の朝日はお久しぶりの日の出でした☀️

8/11 4:59

赤富士。夏〜秋の富士山モルゲンロートを「赤富士」、冬〜春は「紅富士」と言うそうです。

8/11 5:13

暫くしてから振り返り。素晴らしい眺め🥰

8/11 5:13

富士山も素晴らしい🥰至福のひと時

8/11 5:41

漸く、次郎坊に到着。吉田ルートの時は六合目にすぐ着いたけど、此処はそれらしきポイントが全然見当たらないですね？六合目はまだですか？？

8/11 5:42

ずっと芦ノ湖だと思ってたけど、今考えると山中湖だな…

8/11 5:54

標高2000m通過。1時間半歩いたけど未だ六合目に到達せず。特にイベントもないので、こういうちょっとした変化がとても嬉しい🤣

8/11 6:29

スタートして2時間経ったので強制休憩。何もないので、この草の生えてる所で休憩しようと決めていました。
この砂の登山道は一歩踏み出しても0.05〜0.3歩くらい下がるので、何気に体力奪われますね。途中リタイアが多いのは、この砂に理由がある気がします。

8/11 6:32

良いタイミングで撮れてなかったけど、向こうに真っ直ぐ進む欽ちゃん走りみたいにやたらと腕を横に振って楽しそうに走る人発見❣️(←イベントが発生して凄く嬉しい😅)
あれが大砂走りですね。帰りが楽しみ😊

8/11 7:04

漸く何か建物が見えて来た…けどまだまだ遠い😫

8/11 7:42

新六合目に到着。荷物の搬入か何かで人が出入りしてましたが、現在半蔵坊さんはお休みしている様です。

8/11 7:43

荷物を置いて取り敢えず休憩❗️富士山にも少し近付きましたがまだまだ遠いです。

8/11 7:44

ガスがやって来てはまた晴れるの繰り返し。上層は晴れてるので大丈夫でしょう

8/11 8:54

新六合目から40分程歩いて漸く六合目に到着。スタートして此処まで4時間半😒何だか今日は頂上まで行ける気がしません。
宝永山が目の前に見えてますが、帰り時間があれば行ってみましょう😁

8/11 8:55

また少し山頂が近付きましたが、まだまだ遠い…。取り敢えず七合目まで行ってみましょう。

8/11 9:32

おぉっ😳遂に3000m突破。3000m超えたのは10数年前に登った乗鞍以来かな

8/11 9:40

七合目に到着。スタートして5時間ちょっと。意識的にゆっくり歩いているけど、ゆっくり過ぎか？ダメなら今回は諦めて下山するつもりなので、取り敢えず八合目までは行くつもり。

8/11 10:08

七合四勺わらじ館。昨年の富士登山禁止期間中の見守りTweet、よく拝見していました。

8/11 10:12

七合五勺砂走館。この辺に密集して山小屋があるって事は、この辺に泊まって翌朝トライが推奨なんでしょうね。既に心身共に結構疲れているので、凄く理に適ってると思います。

8/11 10:19

景色もヨシ👍

8/11 10:19

何か意識が違う方へ行ってたかも知れません😅(このルートはほんの僅かでも何か希望がないと、すぐ断念しそうになるのでご容赦ください🙇🏻‍♂️)
改めて景色はこんな感じ。宝永山越しの伊豆半島。もう少し雲が取れてくれたら最高なんですけどね〜

8/11 10:19

東海方面。清水港を見るとやたらお腹が空いた気がするのは気のせいか？

8/11 10:20

山頂がだいぶ近くなって来ました。けど、まだまだ遠い…。取り敢えず八合目まで行ってみます。

8/11 10:59

七合九勺、赤岩八合館に到着。本当にこの辺り、地面の色が赤に変わって、赤い岩が増えました。

8/11 11:09

本当なら今頃富士山の山頂に立ってた筈なんですが、大幅に遅れてます。が、ここまで来て引き返す訳にはいかんでしょう。体力的に少し厳しい気もしますが、これまで同様超スローペースをキープしてゆっくりと頂上目指します。

8/11 11:32

八合目。節目となるポイントですが、小屋はすっかり崩壊していて残念な感じ。スルーして頂上目指します。

8/11 11:32

かなり近付いてきたけど、まだまだあるな〜😵
九合目はないみたいなので、頂上まで一気に二合分…やっぱ無理かも😇

8/11 11:46

八合目までとは違って周りのペースが落ちました。酸素が薄いから？
自分としては歩き易いペースになったけど、酸素が薄いので息が上がってしまうと本当キツい😫九十九の各コーナーに着く度休憩

8/11 12:28

山頂が近付いてる雰囲気があるけど、息が上がって中々前へ進めず。偶に「上り優先」とか書いてあるけど、アレはやめてくれ〜😭待ってる人がいると「急がなきゃ」って思ってしまい、無理して急いだ後暫く動けない。兎に角ゆっくり自分のペースで上りたいので、是非「下り優先」でお願いします🙏

8/11 13:00

山頂見えた🤣

8/11 13:03

何かわからないけど、神聖なものである事には間違いない。

8/11 13:04

火口を覗き込んでみた。やっぱ凄いね🌋

8/11 13:08

お鉢巡り開始。最初は頂上浅間大社の奥宮から。

8/11 13:13

御朱印3種頂きました👏👏

8/11 13:14

大社前は人で溢れてました。4つのルートで登って来た人達が集まりますからね。まぁ仕方ないです。
私は御朱印頂いたのでとっとと退散💨

8/11 13:21

浅間大社を出ると正面に剣ヶ峰。あの坂、メッチャ急そうだけど登れるかな？

8/11 13:22

右手には火口が近くで覗ける様なので行ってみました。底に見える白いのは残雪みたいですね。

8/11 13:22

山体に比べるととても小さな火口だと思いますが、この火口から富士山が作り出されたのかと思うと、とても不思議な感じがします。

8/11 13:27

剣ヶ峰下からの景色

8/11 13:28

雲がかかってるのが残念ですが…

8/11 13:28

晴天狙ってまた来ましょ☺️

8/11 13:30

先程見えた激坂。上りも下りも皆さん苦戦していましたが、何故か私は普通に上れました。何か申し訳ないです😅

8/11 14:30

人が並んで長い列が出来てたので、山頂での無線はおそらく無理でしょう。皆さん並んでるすぐ横で恥ずかしいですが、こちらも背に腹は変えられません。此処でJA/SO-001 SOTA無線運用実施。山頂から標高差25m以内を守らないといけないので中々難しいですが、此処なら大丈夫でしょう。6局さんと交信して頂きました。が、今回も2エリア3エリアとの交信叶わず😢
やってる時は気付かなかったけど、もしかして白いのは残雪かな？

8/11 14:35

無線を終えた時には人の列も殆どなくなってました。山頂にて記念撮影。

8/11 14:41

初めて見た電子基準点。ちょっと感動🥲
3.11以降注目してますが、地殻は日々動いているので、それを衛星で観測する為の基準点です。人々の日々の活動(田んぼに水張った等)でも地殻は動くので地球本来の変動を捉えるのは中々難しいと思いますが、AIの発達してきた今、解明される日が近い事を願います👏

自分を写真に収める習慣がないので並ぶ必要はないのですが、山頂標は撮っておきたい、けど空く瞬間はなさそう。
という事で他の方が記念撮影している所を横から撮影。けど、近くに寄る訳にもいかず、ちゃんと撮れてなかったです😅ちゃんと撮りたかったら人が並ばない時間に来なきゃですね。

8/11 14:42

剣ヶ峰山頂からの景色

8/11 14:42

そう言えば、記録に残そうと思ってた富士山の良い所、思い出しました。

8/11 14:43

ハエとかアブとかハチが凄く少ない。富士山だからって訳ではありませんが、やはり夏に登るなら高山が良いですね。

8/11 14:44

三角点が「二等」だと知りびっくりです。確か距離とか諸々で等級が決まってたと思うので、そういう事もあるとは思いますが…
今は電子基準点に置き換わり、その役目を終えたと思って良い事にします。

8/11 14:53

お鉢巡り再開。少し歩いてからの剣ヶ峰振り返り。

8/11 15:08

17年前、初めて富士登山した時に登って来たのは此処ですね。吉田口山頂。

8/11 15:09

晴れてればこの中にウチも見えてる筈ですが😅

8/11 15:11

17年前、人生史上最も最強な暴風を経験し、お鉢巡りを諦め下山開始した吉田須走下山口。今日わかった事はお鉢の縁をなぞったのが僅か100m程だけだったという事。あの時、この区間にある何処かの茶店で食べたぬる〜いお汁粉がめちゃくちゃ身体に沁みて美味しかった。懐かしい思い出😌

8/11 15:15

吉田ルートは今考えると凄く登り易いルートだとよくわかる。下山は気を付けないと膝ヤラレるけど(一緒に登った先輩がボロボロになってた😇)

8/11 15:20

それにしても山中湖がこんなに海に近いなんて思ってなかったな。忍野八海も実は海に繋がってたりして😅

8/11 15:29

御殿場口山頂に戻って来ました。お鉢巡り、長かった様な短かった様な。

8/11 15:31

それでは下山開始します。普通なら下山完了してなきゃおかしい時間な気もしますが、とやかく言っても仕方がないので気にしない事にします。それより先程から吹き始めた冷たい西風が気になります。東側斜面なので上手く風を遮ってくれれば良いのですが…

8/11 17:25

当初苦手だった下りは今や超得意分野となっているので、七合目までダッシュ💨
七合目で休憩中に隣りで休憩してた人が足を引き摺りながら出発して行った。あの歩き方は膝を痛めたと思われる。ザックからテーピングを取り出しポッケに突っ込んで後を追い掛ける。ここから大砂走り開始。
程なく追い付き、テーピングを勧める。とても遠慮深い方で最初は断っていたが、今のペースだとこれから少なくても3〜4時間掛かる事、自分の以前の経験を伝え、絶対巻いた方が良いと説得してテーピングを巻いて貰った。本当に遠慮深い方で、テーピングも少し巻いただけ。巻き足りないと思ったので、予備用に金剛棒にも巻いて貰う。歩き方のアドバイスを少し伝え、その場を後にしたが、無事下山出来ただろうか…。
今まで書いてなかったが何回か同じ様な事あり。自分が大変な思いをしたので、同じ様な人を見るとどうしても放っておけない。余計なお世話かもしれないけど、辛い思いは1人でも少なく、全員が無事下山出来る楽しい登山であって欲しい。

8/11 17:46

「時間があったら宝永山にも」みたいに思ってましたが、とんでもないですね。自分の甘さを反省😔　宝永山はまたの機会に。
と思ってたら、丁度宝永山分岐で後ろから来た人が迷わず宝永山に向かって行きました😳富士山登る人って何か凄い人が多い気がします…

8/11 17:50

大砂走り独占(何のメリットがあるかは不明)
それにしても大砂走りを走る感覚は本当面白い。月面跳ねてる宇宙飛行士みたい。

8/11 18:16

大砂走りを走るのは本当面白いんだけど、限度もありますよー(棒)
可能であればワープ機能を持たせて欲しい所ですが、現代科学ではまだ実現不可能でしょうから、せめてソリ🛷とか使える様にして欲しいです🙏(切なる願い)
上りも長かったけど、下りも長い😫

8/11 18:22

富士山振り返り。
大砂走りは宝永山の上、七合目から始まってるから、下りの行程の半分以上が大砂走りって事ですね。そりゃ長いわ。
あと30分程歩き(走り)ますが、計算すると結局1時間半程走ってた事になります。50過ぎてそんなに走れるとは思ってなかったのでビックリ😳
とは言え自ら走った訳ではなく、地球の重力(自由落下)に対する富士山の斜度と、大砂走りの砂に足を突っ込む際に痛みが全くない、という富士山の用意した2つの条件がピタッと一致した結果の賜物です。
正に奇跡の山🗻

8/11 18:50

何とかヘッドライトを使わずに済む時間に登山口に到着！
(写真が明るく見えるのは、照明が煌々と照らしているためです)
この後、駐車場に着いた時には本当に真っ暗でした。
今回は自分の実力を顧みない無謀な山行でしたが、何とか頂上まで辿り着き、無事下山出来た事に本当に感謝👏👏
また修行を重ねて出直します。ありがとうございました‼️

撮影機器：

iPhone 12 Pro Apple

装備

個人装備

ザック ココヘリ 万能ナイフ ライター 火打石 防水マッチ パラコード ヘッドランプ 予備電池 ストック 靴 ツェルト エマージェンシーシート ファーストエイドキット トイレットペーパー タオル Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 ヘルメット 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンパス 携帯 時計 眼鏡 コンタクトレンズ(予備) サングラス 日焼け止め 無線機(アマ) ログブック 予備バッテリー 充電用各種ケーブル 計画書 メモ帳 筆記用具 保険証 財布

感想

jj1xgo

梅雨と梅雨明け後の天気が不安定だった為、ずっと山に行けず2ヶ月ぶりの山行となりました。本当は、今週もお盆でどこの山も人で一杯だろうと思い、何処にも行くつもりはなかったのですが、つい魔が刺して(？)行っちゃいました。富士山へ🗻

富士山は今年の目標の1つでもあり、2〜3日前ヤマレコに富士山専用アプリがある事を知り、これだけあれば富士山も登れそうと思ってた所に、1日通じて高気圧に覆われ天気が安定する日が突如現れました。思い立ったが吉日。

ルートはマイカー規制とかで時間を気にするのが嫌なので、規制のない「御殿場ルート」。御殿場ルートの登山記録が極端に少なく、何でかな？と思って少し調べてみると「4つあるルートの内、最も距離/高低差のある健脚者向けのルート」とか「他の3つをクリアした人が最後に挑むルート」とありました。その分4ルートの中では最も登山者が少ないとの事。今の時勢に登るのには良さそうです。という事で決定です(←前半部分はすっかり忘れている)。

で、行ってみてですが、予想以上にコースがキツくて厳しかったです。途中撤退者が多いのも事前に把握してたのですが、歩いてみて納得。前半の超ロングダラダラ砂道登山道がボディブローの様にじわじわと体力を奪っていく上に、歩いても歩いても六合目に辿り着かないという精神的苦痛。この2つですぐに「次まで行ってダメなら戻ろう」と思う様になったのですが、そこは山屋の悲しい性。次まで行くと「(既に結構厳しいけど)取り敢えず次まで行って考えよう」になってしまいます。所謂判断の先延ばしという奴です。私だけかも知れませんが😓

その繰り返しで結果的には当初予定の行程を廻る事は出来たのですが、時間は大幅超過。上りの後半、体力的余力なし。富士山だからある程度許容して貰えたのかも知れませんが、かなり無謀な山行でした。

しかも当初行く気がなかった上に、前日に急遽決めて最後の確認を怠ったのもあり、準備不足と忘れ物が多数…。お鉢巡りを再開した時に吹き始めた冷たい西風。いつもザックに入れてる薄手のダウンがあったから良かったものの、持って行くつもりだったフリースを忘れたり、歯車が少しズレればちょっと危なかった様な気がします😇
よく考えると今回も一睡もせぬままの山行で、お鉢巡りを終えての下山開始直後は幻聴なのか夢なのか、訳のわからない意識が入って来た中でのザレガレ場ダッシュ💨よく転ばなかったと我ながら感心します。次回からは事前に寝る事だけは忘れない様にしないといけませんね✏️🗒

何はともあれ、無事の下山に感謝👏👏　やはり富士山は2つとない不二の山でした🗻
反省しつつも来年もまた行きたいです😇