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Yamareco

記録ID: 344443
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

台風が来る前にランプの宿へ〜偶然の出会いも 大日小屋 大日岳 中大日岳 奥大日岳

2013年09月14日(土) 〜 2013年09月15日(日)
 - 拍手
ruondazzz その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
25:39
距離
17.8km
登り
1,085m
下り
2,544m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9月14日

06:20 立山駅

立山室堂に到着後ロビーで朝食

07:55 立山室堂発
08:04 みくりが池
08:32 雷鳥沢キャンプ場
08:58 新室堂乗越 
10:18 奥大日岳最高地点分岐
10:23 奥大日岳最高地点2611m
10:48 奥大日岳2605m
12:05 中大日岳
12:13 大日小屋

大日小屋で宿泊受付

12:35 大日小屋発
12:46 大日岳

大日小屋へ戻り夕方まで焼肉とお酒

17:30 夕食

少しの間ですがギターライブがありました。

20:00 消灯

9月15日

04:00 起床
05:30 朝食
06:15 大日小屋発
07:35 大日平小屋

雨具を脱いだり水分補給

07:45 大日小屋発
08:10 雨が降ってきたので雨具を再び着用
08:15 牛首
09:18 大日岳登山入口
09:30 立山駅行バス発
09:45 立山駅着

立山室堂から大日小屋まで
4時間18分

大日小屋から大日岳登山口まで
3時間03分


天候 9月14日 午前中は晴れていて遠くの眺望が良かったです。 
     お昼からは雲が多くなり遠くの眺望が見えなくなりました。

9月15日 午前4時に起きた時は弱雨が降っていた。
      午前5時から6時の間は雨が止むときがあり、
     ご来光は見えなかったが剱岳は見ることが出来ました。
     
     下山中は弱雨がずっと降っていて、時折雨が強くなりました。
       
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山ICを下りて右折後、
まっすぐ走り続けるだけで立山駅に着きます。

立山アルペンルート
http://www.alpen-route.com/index.php

時刻表2013年
http://www.alpen-route.com/access/timetable/index.html

称名滝バス停から立山駅までは、
約1時間おきにバスが出ています。

大日平小屋でバスの時刻表が書いてありました。

立山駅から室堂まで  2360円
称名滝から立山駅まで  500円
コース状況/
危険箇所等
立山室堂〜雷鳥沢キャンプ場

ずっと石畳の道が続くので整備されていますが、
下りがずっと続くので膝が怖かったです。

雷鳥沢キャンプ場〜新室堂乗越

ここからが本格的な登山道のスタートです。
危険個所は特にありません。

新室堂乗越〜奥大日岳

しばらく歩くと剱岳が一望できるようになります。
左手を見ても弥陀ヶ原が一望できたり、
遠くは薬師岳や笠ヶ岳、
奥大日に近くなると槍ヶ岳も見えました。
後半は岩が多く、
左の斜面へ滑落しないよう注意。

奥大日岳〜大日小屋

奥大日岳から急激に下りが始まります。
ハシゴなどが出てきますが、
注意すれば問題ないレベルです。
下りからまた登り返しがあるので、
ペース配分を意識しましょう。
登り返してから岩が多くなってきて、
中大日岳に到着すれば、
大日小屋はもうすぐです。

大日小屋〜大日平小屋

木道が途中から出てきますが、
それまでは割と急なくだりが続きます。
雨が降っていたので、
岩が滑りやすく私は一度転倒しました。
木道も雨に濡れていて滑りやすかったです。
個人的には牛首の下りよりも、
この最初の下りの方がきつかった気がします。

大日平小屋〜大日岳登山口

しばらく木道を歩いた後、
牛首という急な下りがが始まります。
今月に牛首で滑落事故があったらしく、
そのせいなのか、その前からなのか、
滑落注意という看板が出てくるので、
それが牛首のサインです。
最初のハシゴや岩場は綺麗に整備されているので、
私は注意すれば下りやすかったです。
モノレールの工事現場が見えてくると、
ガレた登山道と急な下りが続くので、
ここが特に注意するべき核心部だと思いました。

急な下りが終わるとなだらかな登山道になるので、
そうなれば登山口までもう少しです。


予約できる山小屋
雷鳥沢ヒュッテ
みくりが池から逆さ立山三山。
2013年09月14日 08:04撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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9/14 8:04
みくりが池から逆さ立山三山。
雷鳥沢キャンプ場を過ぎてこの橋を渡ると、本格的な登山道がスタート
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雷鳥沢キャンプ場を過ぎてこの橋を渡ると、本格的な登山道がスタート
新室堂乗越をしばらく歩くと、
右手に剱岳が見えてきます。
2013年09月14日 09:07撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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9/14 9:07
新室堂乗越をしばらく歩くと、
右手に剱岳が見えてきます。
剱岳をアップ。
2013年09月14日 09:07撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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9/14 9:07
剱岳をアップ。
雲海の向こうに白山が見えました。
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雲海の向こうに白山が見えました。
左上の空に虹が写っているのがわかりますか?
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左上の空に虹が写っているのがわかりますか?
この時間の剱岳が一番きれいに見えましたね。
by  DSC-RX100, SONY
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この時間の剱岳が一番きれいに見えましたね。
大日小屋は常に確認できますが、意外と遠いのです。
by  DSC-RX100, SONY
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大日小屋は常に確認できますが、意外と遠いのです。
槍ヶ岳も見ることが出来ました。
by  DSC-RX100, SONY
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槍ヶ岳も見ることが出来ました。
笠ヶ岳と薬師岳。
by  DSC-RX100, SONY
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笠ヶ岳と薬師岳。
奥大日岳の最高地点へ向かいます。
by  DSC-RX100, SONY
奥大日岳の最高地点へ向かいます。
奥大日岳の最高地点です。
ちょっと戻らなければいけませんが、ここからの景色が1番良かったです。
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奥大日岳の最高地点です。
ちょっと戻らなければいけませんが、ここからの景色が1番良かったです。
槍ヶ岳から薬師岳。
このころからガスが少しちらついてきました。
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槍ヶ岳から薬師岳。
このころからガスが少しちらついてきました。
奥大日岳から剱岳を望むlafaroさん。
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奥大日岳から剱岳を望むlafaroさん。
剱岳を惜しみながら。
by  DSC-RX100, SONY
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剱岳を惜しみながら。
意外と皆さん奥大日岳の最高地点に来ていましたね。
by  DSC-RX100, SONY
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意外と皆さん奥大日岳の最高地点に来ていましたね。
剱岳と右の奥に見えるのが五竜岳。

by  DSC-RX100, SONY
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剱岳と右の奥に見えるのが五竜岳。

ここが一般的な奥大日岳です。
by  DSC-RX100, SONY
ここが一般的な奥大日岳です。
秋を感じながらの剱岳。
by  DSC-RX100, SONY
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秋を感じながらの剱岳。
秋を感じながらの中大日岳。
by  DSC-RX100, SONY
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秋を感じながらの中大日岳。
奥大日岳をしばらく歩くと、急な下りが待っています。
by  DSC-RX100, SONY
奥大日岳をしばらく歩くと、急な下りが待っています。
見た目はかなりガレていますが、すぐに通過できます。
by  DSC-RX100, SONY
見た目はかなりガレていますが、すぐに通過できます。
また登り返すので気を引き締めます。
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また登り返すので気を引き締めます。
このルート唯一のハシゴです。
by  DSC-RX100, SONY
このルート唯一のハシゴです。
登り返しでこのような鎖場も出てきましたが、見た目よりも怖くありません。
by  DSC-RX100, SONY
登り返しでこのような鎖場も出てきましたが、見た目よりも怖くありません。
奥大日岳を振り返る。
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奥大日岳を振り返る。
この大きな岩場あたりが、七福園と呼ばれているのかな?
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この大きな岩場あたりが、七福園と呼ばれているのかな?
木道が出てくれば中大日岳はもうすぐです。
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木道が出てくれば中大日岳はもうすぐです。
中大日岳からは雲が多くなってきて、周りの眺望が見えなくなってきました。
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中大日岳からは雲が多くなってきて、周りの眺望が見えなくなってきました。
秋を感じながらの大日岳
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秋を感じながらの大日岳
大日小屋で受付をして大日岳へ出発です。
by  DSC-RX100, SONY
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大日小屋で受付をして大日岳へ出発です。
お風呂に浸かっているみたいですね。
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お風呂に浸かっているみたいですね。
コースタイムは30分と地図にありましたが、10分ほどで到着しました。
このころになると周りはもう真っ白です。
コースタイムは30分と地図にありましたが、10分ほどで到着しました。
このころになると周りはもう真っ白です。
小屋からは真っ白だった眺望が、夕方一瞬だけ剱岳が顔を出してくれました。
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小屋からは真っ白だった眺望が、夕方一瞬だけ剱岳が顔を出してくれました。
何とか燃えてくれたか。
夜は20分ほどでしたが、ギターのライブがありました。週末は忙しい場合ライブをしないこともあるので、こちらからリクエストしたほうが良いですよ。
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夜は20分ほどでしたが、ギターのライブがありました。週末は忙しい場合ライブをしないこともあるので、こちらからリクエストしたほうが良いですよ。
15日朝の外の眺望は駄目だと思われましたが、雲行きは怪しいけれども剱岳を眺めることが出来ました。
15日朝の外の眺望は駄目だと思われましたが、雲行きは怪しいけれども剱岳を眺めることが出来ました。
天気が悪いと分かっていても御来光をちょっと期待してしまいました。
天気が悪いと分かっていても御来光をちょっと期待してしまいました。
小屋の裏からは雲海が。
朝の大日岳 多くの人は前日にピークを踏んだのではないでしょうか。
朝の大日岳 多くの人は前日にピークを踏んだのではないでしょうか。
下山前にも名残り惜しく剱岳をカメラで。
小屋から下山中は雨が降っていたのでカメラ撮影はしていません。
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下山前にも名残り惜しく剱岳をカメラで。
小屋から下山中は雨が降っていたのでカメラ撮影はしていません。
今回買ったピンバッジ。
大日平小屋は買おうか迷いましたが、大日つながりということで買ってしまいました。
by  DSC-RX100, SONY
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今回買ったピンバッジ。
大日平小屋は買おうか迷いましたが、大日つながりということで買ってしまいました。

感想

この連休は甲斐駒ケ岳、
黒戸尾根に挑戦しようと思っていましたが、
週末に近づくほど天気が悪くなり、
ついには台風ということで南アルプスは諦めました。

他に天気が持ちそうな地域がないものかと、
天気予報をにらめっこしていると、
ランプの宿がある大日岳、奥大日岳の天気が、
少なくとも土曜日はギリギリ持つのではないかと思い
こちらの方に予定を変更しました。

立山室堂に着くと、
去年焼岳でルートを一緒に間違えて、
それがきっかけで仲良く上高地まで一緒に下ってきた、
takeさんに出会うことが出来ました。

なんと行先も大日岳、下りも称名滝と、
コースが私たちと全く同じという偶然が重なり、
結局小屋まで一緒に登ることになりました。

午前中は天気が思っていたよりも良く、
剱岳がずっときれいに見えていました。

弥陀ヶ原方面を見ると、
最初は薬師岳と笠ヶ岳が見えてきて、
しばらく奥大日に向かって歩くと、
槍ヶ岳や双六方面も捉えることが出来ました。

これだけでも登りに来た甲斐がありました。

結局受付でもtakeさんを含む6人パーティで受付し、
お昼も定番の焼肉とワインで盛り上がり、
非常に楽しい1日を過ごすことが出来ました。

次の日の朝は下山時には雨が降っていましたが、
十分に満足できるような景色や出会いがあったので、
楽しかったことを思い出しながら下山することが出来ました。

おかげで一度大きく転倒してしまいましたが…。

今回も一緒に登ってくれた、
lafaroさん、ni-tanさん、アリガトウ!!

そして偶然出会ったtakeさん、
小屋ではたくさんのお酒を提供してくれて、
楽しい時間を過ごすことができました。

本当にアリガトウ!!

またクマが横にいた話、
聞かせてくださいね。


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コメント

楽しい山行でしたね。
こちらこそ有難う。
今年は山行は2回と少ないものの、とても印象深いものになりました。
takeさんの気さくな性格にすっかり魅了されちゃいました。
またお会いしたいです。
2013/9/15 18:35
楽しい山行ありがとう。
ソロや少人数の登山も楽しいですが、
人数が多くなってもやっぱり登山は楽しい。

またどこかへ登りに行きましょう。
2013/9/15 18:45
はぁ〜、みだらな・・・
Thanks a lot.
2013/9/15 20:28
ありがとうございました。
とても美味しい、
いや、とても楽しい山の旅でした。

また思い出になるような、
山行に出かけましょう。
2013/9/16 5:56
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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