北岳(白根御池小屋-草スベリ-北岳山荘ピストン)
- GPS
- 14:32
- 距離
- 13.5km
- 上り
- 2,063m
- 下り
- 2,069m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 7:56
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 6:24
天候 | 19日雨〜20日晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雨で大樺沢増水 広河原山荘より渡渉困難との情報で草スベリを選択 |
その他周辺情報 | 下部温泉 元湯 甲陽館(ひなびた昭和感漂う宿 御馳走と温質に大満足) |
写真
感想
18日大雨の中大阪から芦安駐車場へ。北岳は大阪からすごく遠いイメージでしたがいろいろ高速道路が出来ていて、古い車載カーナビに頼らずスマホのカーナビを利用すると驚くほど短時間で快適に到着できました。大阪6時出発で12時過ぎに駐車場到着。乗り合いタクシーは我々しか居らず、13時出発、14時前に広河原到着。何気なくインフォメーションセンターに立ち寄ったが、何もなく、出たら本降り。アウター着て広河原山荘へ。立ち寄ってなかったら吊り橋あたりで本降りになっていたのである意味立ち寄ってラッキー!
広河原山荘で受け付け時に衝撃の事実。明日行く北岳山荘は、マンボウで営業明日まで。明後日から9月12日まで休業との事。ぎりぎりセーフに嬉しさ半分、後ろめたさ半分。微妙な気持ちだが、気持ちを切り替えます。山荘では雨もしとしと。大樺沢は渡渉に膝までつかると説明を受け、白根御池一択。翌日も雨は降ったりやんだり。上下レインウェアで6時出発。ずっと雨と諦めていたが、白根御池小屋で晴天に。8時半と随分早いがこの後また雨になる可能性も考えここでお弁当。ここで二俣経由も考えたが、明日も天候が不安定なので、北岳山頂は2度経由したほうが晴天のチャンスが増えると判断し、草スベリ経由で行くことに。晴天にウキウキしたのもつかの間、やはり天候は不安定で、草スベリから樹林帯に入ったところでまた本降り。またまた上下レインウェアを着用し、肩ノ小屋まで辛い道のり。強風でアウター首からも雨が入り、肩ノ小屋では震えが止まらないが、宿泊者以外中には入れず、ポカリスエット購入し鋭気を養い、そそくさと北岳山頂へ。山頂到着時には辛うじて雨がやみ、少々満足しながら、景色は一切拝めず、明日を期待し、北岳山荘を目指します。運よく山荘までは雨に打たれず、寒かったが無事山荘到着。疲れ果てたが、北岳山荘はスタッフも親切で居心地よかったです。就寝中も強風の音がすごかったですが、朝3時に目覚めると、部屋の窓から富士山のシルエットと満天の星空!そこから日の出までの幻想的な眺めを窓から堪能できました。なんて部屋だ!最高です。
朝食後、間ノ岳と思いましたが、疲労もあり背伸びせずピストンで下山する事としました。信じられないくらい快晴無風で、昨日の辛い道のりも、同じ道とは思えない足取りの軽さ。ずっと富士山、仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳に包まれながら北岳山頂へ。最高の山頂に出会う事ができました。30分ほど山頂で写真を撮りまくり、後ろ髪引かれながら、下山。肩ノ小屋はスルーし、白根御池小屋でまたまたお弁当。今回は10時過ぎていたのでちょうどランチのタイミング。今日は一日快晴と思っていたが、ザック下した瞬間雨が!重い気持ちでランチを諦めレインウェア準備していたら、少し明るくなり、小屋の屋根下ベンチでランチしているうちに雨がやみました。ラッキー!(白根御池小屋は昨日で営業終了でした。)
七転八倒しながら下山。我々の脚では、ぎりぎりの筋力。あらためて間ノ岳行かなくてよかったと思いつつ12時過ぎに広河原到着。ここでまた雨がパラパラ。乗り合いタクシー13時出発で順調に14時前に芦安駐車場着。
今日はここから下部温泉で養生。ひなびた昭和の宿で、料理もおいしく鋭気を養い、筋肉痛を引きずりながら翌朝帰路につきました!
昨年自粛で2年ぶりのアルプス登山でしたが、あらためて厳しさと達成感を再確認できた素晴らしい山行でした。FIN
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