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Yamareco

記録ID: 345355
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

五歳児を連れて立山(室堂ー雄山ー大汝山ー富士ノ折立ー大走りー雷鳥沢−室堂)

2013年09月15日(日) [日帰り]
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子連れ登山 gonta19 その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:19
距離
9.1km
登り
894m
下り
907m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9:00 室堂バスターミナル ー 10:00 一ノ越 ー 11:30 雄山山頂(休憩) ー 12:20 大汝山頂 (休憩)ー 13:25 大走り分岐 ー 15:30 雷鳥沢キャンプ場 ー 16:20 室堂バスターミナル
天候 曇り時々雨,後晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山駅まで自家用車。
立山駅から美女平までケーブルカー
美女平から室堂までバス
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは室堂バスターミナルの階段踊り場に設置されている。
一ノ越までの山道に雪がかぶさっており(10mほど),カチカチに凍っていた。
大走りは,山と高原地図に書かれているような整備不良ということは無いが,急な下り斜面が続き,浮き石や泥状のところもあるので注意。
また雷鳥沢では道がわかりにくい箇所がある。キャンプ場の方に向かって行くが,最後は右手に折れて川を渡り,浄土橋を渡るので,直進しないように(右折箇所には小さな表示あり)。
雷鳥沢から室堂バスターミナルへは結構時間がかかる(山と高原地図のコースタイムで70分)。この時点でかなり疲れているので,200mの登りがつらい。下山のバスの時間を良く考えて計画すること。
予約できる山小屋
立山室堂山荘
雷鳥沢ヒュッテ
このあたりGPSロガー動かすの忘れていた。ターミナルから立山の石碑の横を通ってここで右折し一ノ越へ向かう
2013年09月15日 09:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 9:05
このあたりGPSロガー動かすの忘れていた。ターミナルから立山の石碑の横を通ってここで右折し一ノ越へ向かう
室堂を見下ろす。ガスがかかってよく見えない。
2013年09月15日 09:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 9:37
室堂を見下ろす。ガスがかかってよく見えない。
登山道を塞いでいた雪。通り過ぎてから撮影。
2013年09月15日 09:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 9:37
登山道を塞いでいた雪。通り過ぎてから撮影。
一ノ越から雄山山頂へ向かう途中。唯一広々とした場所から,神社を望む
2013年09月15日 11:02撮影 by  iPhone 5, Apple
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9/15 11:02
一ノ越から雄山山頂へ向かう途中。唯一広々とした場所から,神社を望む
山頂に着くとすぐに三角点が。この後雨が激しくなってきて,まともに写真が撮れなかった。
2013年09月15日 11:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 11:30
山頂に着くとすぐに三角点が。この後雨が激しくなってきて,まともに写真が撮れなかった。
大汝山山頂へは雄山方面からは少し大汝休憩所の方に回り込んでから登る。このあたりでは晴れ間がでてきた。以後,雨は降らなかった。
2013年09月15日 12:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 12:17
大汝山山頂へは雄山方面からは少し大汝休憩所の方に回り込んでから登る。このあたりでは晴れ間がでてきた。以後,雨は降らなかった。
大汝休憩所。映画撮影中のポスターが見える。役者さん達はここまで実際登っているのだろうか?オレンジのレインウェアが息子である。
2013年09月15日 12:27撮影 by  iPhone 5, Apple
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9/15 12:27
大汝休憩所。映画撮影中のポスターが見える。役者さん達はここまで実際登っているのだろうか?オレンジのレインウェアが息子である。
稜線から見えた剱岳。いつか登りたい。
2013年09月15日 12:41撮影 by  iPhone 5, Apple
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9/15 12:41
稜線から見えた剱岳。いつか登りたい。
富士ノ折立からの下り,内蔵助カールと真砂岳,左に下っていく大走りのトレースが見える
2013年09月15日 12:58撮影 by  iPhone 5, Apple
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9/15 12:58
富士ノ折立からの下り,内蔵助カールと真砂岳,左に下っていく大走りのトレースが見える
室堂平を臨む
2013年09月15日 13:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 13:06
室堂平を臨む
内蔵助カール。
2013年09月15日 13:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 13:17
内蔵助カール。
内蔵助カール越しに後立山連峰を臨む
2013年09月15日 13:24撮影 by  iPhone 5, Apple
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9/15 13:24
内蔵助カール越しに後立山連峰を臨む
大走り途中から歩いてきた立山を仰ぎ見る
2013年09月15日 13:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 13:54
大走り途中から歩いてきた立山を仰ぎ見る

感想

8月22日〜23日に白馬岳遠征を行ったのだが,23日朝からの雷雨のため登頂を断念。非常にもやもやしていたので,9月の連休にどこかに登りたいと探していたら,幸いにも立山駅近辺の宿が取れたので,家族で立山に登ることに。ところが,台風18号が週末に接近するということで,ひやひやしながら現地に向かった。14日には称名滝を見て,ホテル入り。15日とりあえず大雨は免れそうだったので,7時40分のケーブルカーで美女平,美女平からはバスで室堂まで。室堂では雲りで雨は降っていなかったものの,降ること必至なので,レインウエアに身をつつみ,いざ一ノ越へ。でこぼこの石畳が歩きにくい。途中,雪で登山道が10m程覆われており,キックステップで進もうとするも,カチンコチンに凍っていたので,脇のガレ場をトラバース。あとは快調に登っていけた。5歳の息子が大丈夫かどうか心配であったが,元気に登っていく。すれ違う人々に「何歳?」と聞かれ「5歳」と答えると皆さん一様に誉めていただいて気分も良かったのだろうか。一ノ越山荘でしばし休憩後,急斜面を登る。なかなかきつい行程だが,山頂の神社が見えているので頑張りが効きやすい。雨もぱらつき始め,すべりやすいが,何度か休憩しながら山頂の神社を目指す。このあたりでは,ジャージ姿の若者やジーンズに運動靴といったカジュアルスタイルで登っている人も結構いた。
山頂につくと,すぐに雨が激しくなりまともに写真を撮れなかった(三角点の写真を撮ったときはまだ降っていなかった)。神社の祈祷も天候不良のため山頂ではなく,社務所の方で行われていた。ほとんどの人は来た道を折り返すが,せっかく来たので,大汝山方向に縦走することに。大汝山,富士ノ折立と軽いアップダウンをクリア。このあたりではだんだん天気も良くなってきて,見通しも効くようになり,素晴らしい風景を楽しめた。富士ノ折立からは一気に下り。ガレ場,ザレ場の下りは滑りやすく慎重におりていく。内蔵助カールを過ぎ,真砂岳をピストンしようと思ったが,時間がかかりすぎていたので,ピストンは止め,大走りを下る。山と高原地図では整備不良の文字があったが,特に問題は感じなかった。が,とにかく延々とほぼ真っ直ぐ下るので脚に来る。この辺りで子供がぐずり始め,何とかなだめながら降りてくる。ほんとに立ち止まりそうになる頃,雷鳥沢に。ちょっとわかりにくいが川にぶつかる少し手前を右手に折れ,河原にでて見えている橋(浄土橋)を渡って雷鳥沢キャンプ場にでた。
 ここは室堂よりも200mくらい低いところになり,これから登り返さなければならない。これがきつかった。最終バス(この日は17時)の時間も近づいており,子供はぐずっているし,でちょっと焦ったが,実は一番歩くのが遅かったのは私であった(一応重いザックを背負っていたから,ということにしておこう)。時計とにらめっこしながらゆっくりと室堂まで歩き,16時20分頃無事到着。16時半のバスは一杯だったので16時45分の臨時便で室堂を後にした。
 途中天気が良くなった時に見えた,室堂の景色や後立山連峰,大日岳,さらには剱岳の雄姿など非常に素晴らしかった。今度はもっと天気の良い時に再訪したいと思う。
追記:山登りは良かったのだが,台風18号のせいで翌日北陸道などが通行止めになり,神戸まで帰るのが大変であった。

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コメント

すごいです!
5歳の息子さんと一緒に縦走とは、すごいですね!今週末、同じく5歳の息子、3歳の息子、1歳の娘(背負子)を連れて雄山をピストンするつもりです。どうなることやら・・・と少々不安がありましたが、がぜん勇気をもらいました♪
2013/9/19 8:07
有り難うございます
shushu_xyzさん,コメント有り難うございます。
4歳くらいから六甲山に連れ出して鍛えておいた甲斐がありました(笑)。
私達が登っている時には他にも5歳児を連れたお母さんがおられたりしました。5歳であれば大丈夫だと思いますよ。子供は岩場の登りはアスレチック感覚で楽しんで登るようです(少なくともうちの子は)。ただし,下りは結構怖いようで(それはそうですよね,段差も身体のサイズからするとより大きく見えるでしょうし),雄山からの下りは結構厳しいのでくれぐれもご注意ください。
あと,子供は突然エネルギー切れを起こして脚が止まることがあるので,おやつなどでエネルギーを補給してあげてください。
2013/9/19 10:00
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