記録ID: 3456699
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ハイキング
丹沢
青根〜蛭ヶ岳〜臼ヶ岳南尾根〜雨山峠〜寄
2021年08月22日(日) [日帰り]
神奈川県
machagon
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 11:49
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 2,139m
- 下り
- 2,247m
アクセスを調べる
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日帰り
- 山行
- 11:14
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 11:48
距離 26.8km
登り 2,158m
下り 2,247m
19:30
ゴール地点
| 天候 | 曇り（若干小雨）→曇り時々晴れ→ガスガス→曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
自転車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
＜青根〜蛭ヶ岳＞ 東海自然歩道になっているだけあって、とても整備の行き届いた道 危険個所及び道迷いしやすい所もなし 蛭ヶ岳まで一番速くかつ楽に登れるルートと思われる。 ただしこの時期は下の方はヤマビルに注意。 自分は2か所でみかけた ＜蛭ヶ岳〜ミカゲ沢ノ頭＞ ザレた急坂及び鎖場、要歩行注意 落ちたら場合によっては大変なことになる箇所あり ＜臼ヶ岳南尾根＞ エアリアマップでは破線のルート 下りに使う場合、迷いやすい 稜線が鬱蒼とした樹木で分かりにくい 自分は3回目だが、やはり間違えて登り返して修正 間違えた場合、必ず行き詰り、見渡せば正しい尾根が隣に見えるので気付くのだが、その見極めのスキルは必須 詳細はキャプション及び地図を参照 水晶平から先は分かりやすい普通の道 ＜雨山橋〜雨山峠〜寄大橋＞ 沢沿いの静かで趣深い道 昨今の大雨で荒れたらしく、崩れた鉄の階段、崩落した箇所や、傾いた橋、消滅してしまった指導票、満水した沢の渡渉など、何度も歩いたコースで、半年前は普通に歩けたが、今回は今までで一番緊張を強いられた。 ここは実線ルートではあるが、破線なみと、難易度は高く感じた ＜補足＞ ユーシンから雨山橋までの玄倉林道も一部崩落で通行に難儀した 画像にもあるとおり、玄倉林道は工事のため歩行者含め通行止めの模様 |
写真
自宅を出ること3時間強で、こちら
いつもは焼山登山口からだったが、今回はこちらからスタート
神奈川最高峰最短距離で攻める予定
いつもは焼山登山口からだったが、今回はこちらからスタート
神奈川最高峰最短距離で攻める予定
可愛らしい白い健気に咲く花
その隣で2体の蛭ダンス発見
脚を止めずにひたすら登ることとする
その隣で2体の蛭ダンス発見
脚を止めずにひたすら登ることとする
高度が上がって、丹沢主脈、主稜の山並みが見えてきたガスで覆われているが、まずまずの景観
御殿場演習場から響く「ド〜ン、ド〜ン」とした低重音、丹沢っぽいなぁと毎回思う
ただ今日みたいな陽気の場合、雷ではないかとちょっと心配になる
6
8/22 9:49
高度が上がって、丹沢主脈、主稜の山並みが見えてきた
ガスで覆われているが、まずまずの景観
御殿場演習場から響く「ド〜ン、ド〜ン」とした低重音、丹沢っぽいなぁと毎回思う
ただ今日みたいな陽気の場合、雷ではないかとちょっと心配になる
ガスで覆われているが、まずまずの景観
御殿場演習場から響く「ド〜ン、ド〜ン」とした低重音、丹沢っぽいなぁと毎回思う
ただ今日みたいな陽気の場合、雷ではないかとちょっと心配になる
蛭ヶ岳山頂が見える
肉眼で小屋も見える
お腹が空いた、早く蛭カレーが食べたい
肉眼で小屋も見える
お腹が空いた、早く蛭カレーが食べたい
登り返しスタート
標高差300m
いつものこいつでエネルギーチャージ
標高差300m
いつものこいつでエネルギーチャージ
神奈川最高峰、蛭ヶ岳名物の蛭カレーをいただく！持参のメスティンにて
トッピングの福神漬けとラッキョウは付け合わせ、緑のお野菜は持参
おいしく完食
16
8/22 11:47
神奈川最高峰、蛭ヶ岳名物の蛭カレーをいただく！
持参のメスティンにて
トッピングの福神漬けとラッキョウは付け合わせ、緑のお野菜は持参
おいしく完食
持参のメスティンにて
トッピングの福神漬けとラッキョウは付け合わせ、緑のお野菜は持参
おいしく完食
こちらは小屋ボスのご内儀お手製のちりめんのかえるちゃん
サービスでいただいた
カワイイ
サービスでいただいた
カワイイ
臼ヶ岳着
この道標の矢印が示していない向こう側、臼ヶ岳南尾根へ
序盤明瞭な踏み跡はすぐに薄くなり、ルーファイに苦心
この道標の矢印が示していない向こう側、臼ヶ岳南尾根へ
序盤明瞭な踏み跡はすぐに薄くなり、ルーファイに苦心
左下が崖のおっかない所を通過
この直後、1360mで尾根を右方向へ外してしまった
この直後、1360mで尾根を右方向へ外してしまった
行き詰ったので、左隣を見ると明瞭な尾根が目に入った
登り返して修正
ここは分かりやすい部分
登り返して修正
ここは分かりやすい部分
1260m圏の支尾根に引き込まれやすいポイント画像の黄色と赤のテープで印が付けられた方が正しいルート
4年前に左手の尾根に引き込まれて行き詰った
3
8/22 13:59
1260m圏の支尾根に引き込まれやすいポイント
画像の黄色と赤のテープで印が付けられた方が正しいルート
4年前に左手の尾根に引き込まれて行き詰った
画像の黄色と赤のテープで印が付けられた方が正しいルート
4年前に左手の尾根に引き込まれて行き詰った
1034m圏で左側に延びる尾根を進む目印のピンクテープが先にもある
そのまま正面を進むも可能だが、ザレザレの急坂で降りにくいのでお勧めできない
4
8/22 14:51
1034m圏で左側に延びる尾根を進む
目印のピンクテープが先にもある
そのまま正面を進むも可能だが、ザレザレの急坂で降りにくいのでお勧めできない
目印のピンクテープが先にもある
そのまま正面を進むも可能だが、ザレザレの急坂で降りにくいのでお勧めできない
ユーシンロッジ
緊急時としての利用は可能
トイレは正面に板が張り付けられていて使用不可との表示
緊急時としての利用は可能
トイレは正面に板が張り付けられていて使用不可との表示
疲労も溜まり、若干左脚に痛みが生じてきたので、玄倉まで歩く予定に変更しようとした矢先…これはリサーチ不足
雨山峠までのルートは趣深く好きなのだが…もともと荒れ気味だった道が、更に荒れており…
ザイルを持ってこなかったことが少し悔やまれる
4
8/22 15:52
雨山峠までのルートは趣深く好きなのだが…
もともと荒れ気味だった道が、更に荒れており…
ザイルを持ってこなかったことが少し悔やまれる
もともと荒れ気味だった道が、更に荒れており…
ザイルを持ってこなかったことが少し悔やまれる
雨山峠から寄へのルートも荒れていたかつて設置されていた、雨山峠直下の鉄の階段の無残な姿
急坂をソロリソロリ降りた
沢底は花崗岩なのでフリクションが効きやすいのが救いだった
7
8/22 16:26
雨山峠から寄へのルートも荒れていた
かつて設置されていた、雨山峠直下の鉄の階段の無残な姿
急坂をソロリソロリ降りた
沢底は花崗岩なのでフリクションが効きやすいのが救いだった
かつて設置されていた、雨山峠直下の鉄の階段の無残な姿
急坂をソロリソロリ降りた
沢底は花崗岩なのでフリクションが効きやすいのが救いだった
空中指導票は無事このルートは途中で沢を乗っ越したり、トラバースや小さな尾根を降るなど、ルートや方向がくるくる変わるので、指導票が無いと非常に分かりにくい
7
8/22 16:29
空中指導票は無事
このルートは途中で沢を乗っ越したり、トラバースや小さな尾根を降るなど、ルートや方向がくるくる変わるので、指導票が無いと非常に分かりにくい
このルートは途中で沢を乗っ越したり、トラバースや小さな尾根を降るなど、ルートや方向がくるくる変わるので、指導票が無いと非常に分かりにくい
景観はこんな感じで好きなのだが…
荒れ気味かつ、水量もこれまで歩いた中で一番多い
緊張が伴う
荒れ気味かつ、水量もこれまで歩いた中で一番多い
緊張が伴う
ここは左側を使うのは無理と判断
右側の端を渡ったが、橋の上に乗るまでが大変だった
振り返って
右側の端を渡ったが、橋の上に乗るまでが大変だった
振り返って
コシバ沢
ここを登り詰めると、鍋割峠
危険、通行禁止と標識では明示されているが、自分的には寧ろこっちの方が歩きやすいと感じる
ここを登り詰めると、鍋割峠
危険、通行禁止と標識では明示されているが、自分的には寧ろこっちの方が歩きやすいと感じる
ここも寸断された箇所 沢を高まいて渡渉して画像中央の向かいの梯子に取り付いた沢の水は満水しており、渡渉箇所ではくるぶしまで浸かるを余儀なくされ、すっかり濡れてしまった
3
8/22 17:19
ここも寸断された箇所 沢を高まいて渡渉して画像中央の向かいの梯子に取り付いた
沢の水は満水しており、渡渉箇所ではくるぶしまで浸かるを余儀なくされ、すっかり濡れてしまった
沢の水は満水しており、渡渉箇所ではくるぶしまで浸かるを余儀なくされ、すっかり濡れてしまった
寄大橋
ここからバス停まで50分くらい
途中のキャンプ場で、楽し気にキャンプを楽しむ様を眺めながらのんびり歩いてたら…
ここからバス停まで50分くらい
途中のキャンプ場で、楽し気にキャンプを楽しむ様を眺めながらのんびり歩いてたら…
なんと！10分前に終バスが行ってしまっていた！平日ダイヤと勘違い
これもリサーチ不足
駅まで約10km、覚悟を決める
街灯も乏しく、下山後のまさかのヘッデン使用
3kmほど歩いたところで、幸運にも寄の地元のお若い女性の車に拾っていただく。
なんでも、家族を駅まで送る時に、バス停で呆然としていた自分に気付き、気にとめていてくださっていた。
ご自宅に戻る途中、国道をヘッデン点けてトボトボ歩いていた自分に気付いてお声がけいただいた。
昨今の世情にもかかわらず、温かい心に触れることが出来た。
感謝！！
18
8/22 18:54
なんと！10分前に終バスが行ってしまっていた！
平日ダイヤと勘違い
これもリサーチ不足
駅まで約10km、覚悟を決める
街灯も乏しく、下山後のまさかのヘッデン使用
3kmほど歩いたところで、幸運にも寄の地元のお若い女性の車に拾っていただく。
なんでも、家族を駅まで送る時に、バス停で呆然としていた自分に気付き、気にとめていてくださっていた。
ご自宅に戻る途中、国道をヘッデン点けてトボトボ歩いていた自分に気付いてお声がけいただいた。
昨今の世情にもかかわらず、温かい心に触れることが出来た。
感謝！！
平日ダイヤと勘違い
これもリサーチ不足
駅まで約10km、覚悟を決める
街灯も乏しく、下山後のまさかのヘッデン使用
3kmほど歩いたところで、幸運にも寄の地元のお若い女性の車に拾っていただく。
なんでも、家族を駅まで送る時に、バス停で呆然としていた自分に気付き、気にとめていてくださっていた。
ご自宅に戻る途中、国道をヘッデン点けてトボトボ歩いていた自分に気付いてお声がけいただいた。
昨今の世情にもかかわらず、温かい心に触れることが出来た。
感謝！！
感想
週末、天候が不安定だったり、野暮用があったりで、山に入らない期間が長引いてしまった。
山を始めて以来の、長期間のブランク
山の事は毎日考えていたのだが、いざ行くとなると、モチベーションが湧かず、身体が動かない。
昨今山から離れ気味なのには理由がある。
毎年夏のこの時期は日帰り低山は尾根歩きは暑さでやる気になれない、歩くとしたら沢沿い…しかし連日の雨で沢エリアは危険と判断して躊躇
大体例年は高山へシフトチェンジなのだが、昨年よりの世情の不穏な動きでなんとなく公共機関で長い時間の異動を伴う所は行く気になれない。
しかしやはり、登る登らないは別として、山の頂を眺めない日が続くと心が枯れてくる。
ここ昨今、何だか疲れている。
暑さによるものなのか、若干忙しくて睡眠不足気味のせいなのか…
いや、足りないのは山に浸かっていないことだ。
この週末も正直微妙だった。
早朝未明にアラームが鳴って、目覚めて天気予報をチェックするも、どのエリアも不安定…
前日、大休止で一日惰眠を貪ったにもかかわらず、抜けない疲労感と重い身体…
毎週の如くこの日も二度寝を決め込んだ。
しかし、何だか落ち着かない。
思い切って身体を布団から引き離した。
エリアは久しぶりの丹沢
煌びやかでスマートなイメージの丹沢
神奈川最高峰を再び攻めたくなった。それでいて、静かな山歩きも楽しみたい。
土壇場で決めたコース。歩ける体力が自分にまだあるのか微妙なところだが、ルートを変える選択肢もあるのでなんとかなるだろう。
ただ、通行可能か否かや、荒廃具合について、あまりちゃんと事前に調べなかったので、想定外もあったのは誤算。
後半正直は少し焦ったが、無事歩ききることができた。
少し脚に痛みも生じたが（ここ半年くらい、決まって後半坐骨神経痛の影響が出る）、思ったより、まだ歩けるようだ。
下山後に人の温かみにも触れることができた。
久しぶりに充実した一日だった。
すべてに感謝。
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