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Yamareco

記録ID: 3478966
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀岳(テント泊)

2021年08月29日(日) 〜 2021年08月30日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:41
距離
23.9km
登り
1,911m
下り
1,885m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:00
休憩
1:18
合計
6:18
距離 12.6km 登り 1,399m 下り 672m
7:20
9
7:29
7:30
24
7:54
5
7:59
8:04
3
8:07
29
8:36
42
9:18
9:53
22
10:15
10:16
5
10:21
9
10:30
14
10:52
10:53
15
11:08
11:27
44
12:11
12:13
21
12:34
12:41
12
12:53
12:54
15
13:09
7
13:16
6
13:22
13:23
15
13:38
2日目
山行
4:39
休憩
0:35
合計
5:14
距離 11.2km 登り 521m 下り 1,240m
4:29
5
4:40
45
5:25
5:53
35
6:28
6:29
4
7:50
7:54
37
8:31
34
9:05
9:06
0
9:06
4
9:10
9:11
21
9:32
10
9:42
1
9:43
ゴール地点
天候 初日。午前中は晴天も午後から雲優勢。夜になっても晴れることなく星も見えなかった。
2日目。早朝から雲多め。稜線に出ると濃いガスと強風で身の危険を感じるほど。硫黄岳手前で途中撤退して下山。その後はきれいな青空が広がりましたとさ。
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路。週末限定のアルピコ交通・大阪-茅野線7,600円。美濃戸口まで直通で行ってくれるのでなんともありがたいのだが4列シート…金曜日発はほぼ満席でさすがにきついのでキャンセル。翌28日(土)便に予定変更。利用者わずか4人で快適。
復路。美濃戸口から茅野駅までは長野県・原村運行の循環バスを乗り継ぎ(300円+640円)。茅野駅から当初は電車で塩尻-名古屋-京都の予定だったが、大雨で発生した土砂崩れのため特急ワイドビューしなのが運休。名古屋まで相当時間が掛かりそうだったため、仕方なく特急あずさで八王子、在来線で新横浜、新幹線で京都へと関東経由のルートに。お金も時間も余分に掛かってげんなり&がっかり。
コース状況/
危険箇所等
今回通った中では阿弥陀岳山頂へのルートがなかなかに危険で厄介だった。高度、傾斜もだが、ザレザレの岩場で落石に気を遣った。簡単に落ちていくので要注意。
緊急事態宣言中に越境する後ろめたさとどうしようもない山欲がせめぎ合う。
八ヶ岳に行きたい!

せめて移動中のリスクは抑えようと、乗車率9割超の土曜日便ではなく、11%(36席中4席利用)の日曜日便に変更。いざ。
2021年08月28日 23:15撮影 by  iPhone XS, Apple
8/28 23:15
緊急事態宣言中に越境する後ろめたさとどうしようもない山欲がせめぎ合う。
八ヶ岳に行きたい!

せめて移動中のリスクは抑えようと、乗車率9割超の土曜日便ではなく、11%(36席中4席利用)の日曜日便に変更。いざ。
車内は本当にガラガラですごい快適、ゆったりだったのだけど、4列シートだからかリクライニングが倒れない。なかなか寝れない…

それでも無事に美濃戸口に到着。
2021年08月29日 07:11撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 7:11
車内は本当にガラガラですごい快適、ゆったりだったのだけど、4列シートだからかリクライニングが倒れない。なかなか寝れない…

それでも無事に美濃戸口に到着。
八ヶ岳山荘前で準備を整える。空気は冷んやりとして気持ちいい。
バスが早く着いてくれたので予定より40分早くスタート。
2021年08月29日 07:20撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 7:20
八ヶ岳山荘前で準備を整える。空気は冷んやりとして気持ちいい。
バスが早く着いてくれたので予定より40分早くスタート。
今日は天気が良さそう。
木々の間から太陽が顔を出す。また焼けそう。
2021年08月29日 07:32撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 7:32
今日は天気が良さそう。
木々の間から太陽が顔を出す。また焼けそう。
砂利道を歩く。途中、何台か車が通り過ぎて行く。上の小屋の駐車場まで行けるのね。
そのうちの1つ、美濃戸山荘で給水。冷たい。
2021年08月29日 08:00撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 8:00
砂利道を歩く。途中、何台か車が通り過ぎて行く。上の小屋の駐車場まで行けるのね。
そのうちの1つ、美濃戸山荘で給水。冷たい。
美濃戸山荘前の分岐。
赤岳鉱泉でテントを張るので左の北沢方向へ。
2021年08月29日 08:06撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 8:06
美濃戸山荘前の分岐。
赤岳鉱泉でテントを張るので左の北沢方向へ。
山荘からしばらくは引き続き砂利道。
この砂防ダムから登山道が始まる。
2021年08月29日 08:37撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 8:37
山荘からしばらくは引き続き砂利道。
この砂防ダムから登山道が始まる。
青い空に輝く太陽。うーん、晴天!
稜線のギザギザした感じも見えてきた。
2021年08月29日 08:59撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 8:59
青い空に輝く太陽。うーん、晴天!
稜線のギザギザした感じも見えてきた。
沢沿いに紫色のきれいな花がちらほら。
トリカブト。
2021年08月29日 09:00撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 9:00
沢沿いに紫色のきれいな花がちらほら。
トリカブト。
出発して約2時間、森の中にたくさんのテントが見えてきた。
2021年08月29日 09:16撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 9:16
出発して約2時間、森の中にたくさんのテントが見えてきた。
赤岳鉱泉に到着。そこそこしんどかったけど思ったより早く着いた。
青空と稜線がくっきり。
2021年08月29日 09:18撮影 by  iPhone XS, Apple
2
8/29 9:18
赤岳鉱泉に到着。そこそこしんどかったけど思ったより早く着いた。
青空と稜線がくっきり。
残っているテントは多かったものの、早くに発った人の跡地もチラホラ。小屋近くで平な好適地発見。ここをキャンプ地とする。
2021年08月29日 09:26撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 9:26
残っているテントは多かったものの、早くに発った人の跡地もチラホラ。小屋近くで平な好適地発見。ここをキャンプ地とする。
ひと月振りの設営だったけれど風なく、またペグも刺さりやすかったのでわずか15分で完了。
2021年08月29日 09:42撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 9:42
ひと月振りの設営だったけれど風なく、またペグも刺さりやすかったのでわずか15分で完了。
テント設営後は阿弥陀岳登山へ。
行者小屋を経由して向かう。
2021年08月29日 09:52撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 9:52
テント設営後は阿弥陀岳登山へ。
行者小屋を経由して向かう。
道中、早速見つけたマムートのマンモス。
洒落てる。
2021年08月29日 10:09撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 10:09
道中、早速見つけたマムートのマンモス。
洒落てる。
想定以上のアップダウンを経て行者小屋に到着。こちらもまだ人もテントも多い。
そのまま先を進む。
2021年08月29日 10:21撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 10:21
想定以上のアップダウンを経て行者小屋に到着。こちらもまだ人もテントも多い。
そのまま先を進む。
中岳のコルに向けて標高を上げていく。しんどい!
左手に赤岳の勇姿が。
2021年08月29日 10:53撮影 by  iPhone XS, Apple
1
8/29 10:53
中岳のコルに向けて標高を上げていく。しんどい!
左手に赤岳の勇姿が。
眼下に行者小屋が見える高さまで登ってきた。
その奥、南八ヶ岳の荒々しい稜線がドーン。明日あそこを歩くのかぁ(歩けなかった…後述)。
2021年08月29日 11:07撮影 by  iPhone XS, Apple
1
8/29 11:07
眼下に行者小屋が見える高さまで登ってきた。
その奥、南八ヶ岳の荒々しい稜線がドーン。明日あそこを歩くのかぁ(歩けなかった…後述)。
中岳のコルに到着。
阿弥陀岳山頂へのルートを見上げる。写真ではいまいち伝わらないけど実際はかなりの傾斜。おまけに相当ザレてそう。
2021年08月29日 11:09撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 11:09
中岳のコルに到着。
阿弥陀岳山頂へのルートを見上げる。写真ではいまいち伝わらないけど実際はかなりの傾斜。おまけに相当ザレてそう。
去年、穂高岳以来のヘルメット装着。
ザックの中でスペース取ったけど安全には変えられません。
2021年08月29日 11:25撮影 by  iPhone XS, Apple
3
8/29 11:25
去年、穂高岳以来のヘルメット装着。
ザックの中でスペース取ったけど安全には変えられません。
それにしてもすごいザレザレ。少しでも油断すると石が落ちていく。
登り・下り、道を譲りながら進む。
振り返ると中岳、その奥に赤岳。絶景。
2021年08月29日 11:32撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 11:32
それにしてもすごいザレザレ。少しでも油断すると石が落ちていく。
登り・下り、道を譲りながら進む。
振り返ると中岳、その奥に赤岳。絶景。
ルートの一部。
ゆっくり確実に進めば行けるけど、まぁ控えめに言って危ない。
2021年08月29日 11:35撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 11:35
ルートの一部。
ゆっくり確実に進めば行けるけど、まぁ控えめに言って危ない。
阿弥陀岳山頂に到着。登頂ルートの割に山頂は広め。赤岳が丸見え。
当初の予定より約2時間早く登頂できた。この後赤岳も登ってしまおうかと考え地図とアプリを見る。あぁ、しんどそう。明日でいいか。

ここで頑張って登っておけばなぁ…
2021年08月29日 11:48撮影 by  iPhone XS, Apple
2
8/29 11:48
阿弥陀岳山頂に到着。登頂ルートの割に山頂は広め。赤岳が丸見え。
当初の予定より約2時間早く登頂できた。この後赤岳も登ってしまおうかと考え地図とアプリを見る。あぁ、しんどそう。明日でいいか。

ここで頑張って登っておけばなぁ…
随分雲が多くなってきた。太陽も隠れがちに。
2021年08月29日 12:02撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 12:02
随分雲が多くなってきた。太陽も隠れがちに。
富士山が見える方向。
一瞬、山頂付近が見えたのだけど写真には収められず。その後粘るも厚い雲は取れなかった。
2021年08月29日 12:08撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 12:08
富士山が見える方向。
一瞬、山頂付近が見えたのだけど写真には収められず。その後粘るも厚い雲は取れなかった。
富士山を諦め下山開始。
落石を起こしやすく登り以上に危険。
2021年08月29日 12:27撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 12:27
富士山を諦め下山開始。
落石を起こしやすく登り以上に危険。
途中、こんな梯子もある。
前の人、すごい苦手そうだった。
2021年08月29日 12:28撮影 by  iPhone XS, Apple
1
8/29 12:28
途中、こんな梯子もある。
前の人、すごい苦手そうだった。
コルに戻る。
雲も厚くなってきたしこのままテントに帰ろう。
2021年08月29日 12:35撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 12:35
コルに戻る。
雲も厚くなってきたしこのままテントに帰ろう。
明日、赤岳登頂後に下りてくる文三郎尾根との分岐点まで戻ってくる。
明日にはまたここを通るのかぁ(通らなかった…)。
2021年08月29日 13:08撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 13:08
明日、赤岳登頂後に下りてくる文三郎尾根との分岐点まで戻ってくる。
明日にはまたここを通るのかぁ(通らなかった…)。
北八ヶ岳は苔が有名と聞いていたけど、南のここもなかなかなの緑具合。
2021年08月29日 13:10撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 13:10
北八ヶ岳は苔が有名と聞いていたけど、南のここもなかなかなの緑具合。
行者小屋。
テントはまだそこそこある。ピンクのフライシートがかわいらしい。
2021年08月29日 13:14撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 13:14
行者小屋。
テントはまだそこそこある。ピンクのフライシートがかわいらしい。
無事赤岳鉱泉に戻ってくる。ちょっと早いけど今日はこれでおしまい。
2021年08月29日 13:38撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 13:38
無事赤岳鉱泉に戻ってくる。ちょっと早いけど今日はこれでおしまい。
夕ご飯にはまだ早い。
休憩の乾杯(500円)。
2021年08月29日 14:26撮影 by  iPhone XS, Apple
1
8/29 14:26
夕ご飯にはまだ早い。
休憩の乾杯(500円)。
赤岳鉱泉のトイレ。
夜中でも電気が点いていてすごく使いやすい。
2021年08月29日 14:43撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 14:43
赤岳鉱泉のトイレ。
夜中でも電気が点いていてすごく使いやすい。
「八ヶ岳 赤岳鉱泉」
八ヶ岳にやって来たー
2021年08月29日 14:44撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 14:44
「八ヶ岳 赤岳鉱泉」
八ヶ岳にやって来たー
設営時、周りにあったテントは1張もなし。
明日は月曜日。当然か。
2021年08月29日 14:48撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 14:48
設営時、周りにあったテントは1張もなし。
明日は月曜日。当然か。
今夜の晩餐。
山菜おこわと赤出し、行動食兼用のドライソーセージ、プラスビール。
2021年08月29日 16:44撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 16:44
今夜の晩餐。
山菜おこわと赤出し、行動食兼用のドライソーセージ、プラスビール。
晩ご飯の準備をしている間、厚い雲の間からさっと陽の光が。
明日も晴れますように。
2021年08月29日 16:47撮影 by  iPhone XS, Apple
8/29 16:47
晩ご飯の準備をしている間、厚い雲の間からさっと陽の光が。
明日も晴れますように。
明けて2日目。
昨夜から雲は晴れず星もなし。出発の準備を整え、赤岳鉱泉向かい側の登山口より硫黄岳を目指す。
2021年08月30日 04:00撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 4:00
明けて2日目。
昨夜から雲は晴れず星もなし。出発の準備を整え、赤岳鉱泉向かい側の登山口より硫黄岳を目指す。
真っ暗な中ヘッデンの明かりを頼りに歩く。
この日のルート。硫黄岳から稜線を伝い、横岳、赤岳を踏破して文三郎尾根から鉱泉に戻って下山の予定。
雲が多いなぁ。どこかの街の明かりが見える。
2021年08月30日 04:51撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 4:51
真っ暗な中ヘッデンの明かりを頼りに歩く。
この日のルート。硫黄岳から稜線を伝い、横岳、赤岳を踏破して文三郎尾根から鉱泉に戻って下山の予定。
雲が多いなぁ。どこかの街の明かりが見える。
明るくなりヘッデンが要らなくなってきた。
それと同時に森の中までガスが垂れ込めてきた…
2021年08月30日 05:08撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 5:08
明るくなりヘッデンが要らなくなってきた。
それと同時に森の中までガスが垂れ込めてきた…
木々の間から空が望めるように。
うーん、真っ白なのだけど…
2021年08月30日 05:14撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 5:14
木々の間から空が望めるように。
うーん、真っ白なのだけど…
最後の急登を登り切り、森林限界を越えてようやく稜線に出た。
途端にすごい強風とガス!えぇ、これ大丈夫っ?
2021年08月30日 05:27撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 5:27
最後の急登を登り切り、森林限界を越えてようやく稜線に出た。
途端にすごい強風とガス!えぇ、これ大丈夫っ?
硫黄岳に向けて稜線を歩くもガスと強風がさらに強烈に!ここまでにかいた汗が一気に冷えて低体温症の心配も。硫黄岳山荘までまだ少しある…

しばらく考えて今回はここで撤退、引き返すことにした。このまま進んでもし万が一があったら洒落にならない。危ないかな?と思ったらそこで終わり。また次の機会に。
2021年08月30日 05:40撮影 by  iPhone XS, Apple
1
8/30 5:40
硫黄岳に向けて稜線を歩くもガスと強風がさらに強烈に!ここまでにかいた汗が一気に冷えて低体温症の心配も。硫黄岳山荘までまだ少しある…

しばらく考えて今回はここで撤退、引き返すことにした。このまま進んでもし万が一があったら洒落にならない。危ないかな?と思ったらそこで終わり。また次の機会に。
ついさっきまでヒィーヒィー言って登って来た道を下って行く。
樹林帯に入ればさっきまでの強風が嘘のように収まる。そして遠くの向こうはきれいな青空…
2021年08月30日 06:19撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 6:19
ついさっきまでヒィーヒィー言って登って来た道を下って行く。
樹林帯に入ればさっきまでの強風が嘘のように収まる。そして遠くの向こうはきれいな青空…
黙々と下り、2時間前に発った赤岳鉱泉に戻ってくる。本当なら昼前だったはずが予定外に早くなっちゃった。
2021年08月30日 06:35撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 6:35
黙々と下り、2時間前に発った赤岳鉱泉に戻ってくる。本当なら昼前だったはずが予定外に早くなっちゃった。
結露で濡れたテントをゆっくり時間を掛けて片付ける。撤収を終えても八ヶ岳の稜線は隠れたまま。まぁ仕方ない、また改めて。
美濃戸口へ向けて出発。
2021年08月30日 07:55撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 7:55
結露で濡れたテントをゆっくり時間を掛けて片付ける。撤収を終えても八ヶ岳の稜線は隠れたまま。まぁ仕方ない、また改めて。
美濃戸口へ向けて出発。
黙々と下って行く。
本当にこれで良かったのか、もう少し待てば赤岳まで行けたのではないか、いやあれは危かった、無理せず撤退を選んだ自分の選択が正しい…
もうずーっとモヤモヤ。
太陽も出てくるしね。
2021年08月30日 08:18撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 8:18
黙々と下って行く。
本当にこれで良かったのか、もう少し待てば赤岳まで行けたのではないか、いやあれは危かった、無理せず撤退を選んだ自分の選択が正しい…
もうずーっとモヤモヤ。
太陽も出てくるしね。
堰堤広場を過ぎると山道も終わり。
シラビソ?の樹林帯を歩く月曜日の朝。
2021年08月30日 08:43撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 8:43
堰堤広場を過ぎると山道も終わり。
シラビソ?の樹林帯を歩く月曜日の朝。
苔がきれい。
あぁ〜ゆったりした時間。まぁ明日からは普通に仕事だけど。
2021年08月30日 08:57撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 8:57
苔がきれい。
あぁ〜ゆったりした時間。まぁ明日からは普通に仕事だけど。
美濃戸山荘まで下りてくる。
ここでストックをしまいザックの整理をする。
2021年08月30日 09:00撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 9:00
美濃戸山荘まで下りてくる。
ここでストックをしまいザックの整理をする。
たった1日前に歩いたばかりなのにこんなに長かったっけ?と感じる砂利道を歩くこと40分、出発地点の美濃戸口に到着。
2021年08月30日 09:41撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 9:41
たった1日前に歩いたばかりなのにこんなに長かったっけ?と感じる砂利道を歩くこと40分、出発地点の美濃戸口に到着。
八ヶ岳山荘の日帰り入浴(500円)を利用。温泉ではなくともさっぱり。
それにしても最高の天気だなぁー(棒)
2021年08月30日 09:43撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 9:43
八ヶ岳山荘の日帰り入浴(500円)を利用。温泉ではなくともさっぱり。
それにしても最高の天気だなぁー(棒)
登山口補導所の看板。

「五. 荒天の場合は引き返す勇気をもとう」
うん、やっぱり撤退は正解だった、はず!
2021年08月30日 09:43撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 9:43
登山口補導所の看板。

「五. 荒天の場合は引き返す勇気をもとう」
うん、やっぱり撤退は正解だった、はず!
入浴を終え京都までの長い帰路につく。

まずは美濃戸口から茅野駅までの移動。
茅野駅行の路線バスは平日運休。タクシーは高い(6,000円)し、歩くのはさすがに辛い(14km)。いろいろ調べてみたところ、長野県原村が運行している循環バスがあることを知る。村役場に直接電話を掛け、確かに走っていることは事前に確認済み。今回これを利用することに。
別荘が立ち並ぶ美濃戸口をスタート。
2021年08月30日 10:42撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 10:42
入浴を終え京都までの長い帰路につく。

まずは美濃戸口から茅野駅までの移動。
茅野駅行の路線バスは平日運休。タクシーは高い(6,000円)し、歩くのはさすがに辛い(14km)。いろいろ調べてみたところ、長野県原村が運行している循環バスがあることを知る。村役場に直接電話を掛け、確かに走っていることは事前に確認済み。今回これを利用することに。
別荘が立ち並ぶ美濃戸口をスタート。
美濃戸口から一本道を歩くとすぐに原村に入る。
2021年08月30日 10:51撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 10:51
美濃戸口から一本道を歩くとすぐに原村に入る。
さっぱりとした暑さで汗もそんなにかかない。
脇道のお花畑を愛でつつ歩く。気持ちいい。
2021年08月30日 10:52撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 10:52
さっぱりとした暑さで汗もそんなにかかない。
脇道のお花畑を愛でつつ歩く。気持ちいい。
美濃戸口から約3km、「四季の森」バス停に到着。
11:35発のセロリン号をのんびり待つ。
2021年08月30日 11:15撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 11:15
美濃戸口から約3km、「四季の森」バス停に到着。
11:35発のセロリン号をのんびり待つ。
定刻通りにやって来たセロリン号300円に乗り込み約15分、原村役場に到着。
通りを挟んで役場の向かい側にある「原村役場」バス停から茅野駅行のバス640円に乗り換え。
2021年08月30日 11:50撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 11:50
定刻通りにやって来たセロリン号300円に乗り込み約15分、原村役場に到着。
通りを挟んで役場の向かい側にある「原村役場」バス停から茅野駅行のバス640円に乗り換え。
乗り換えたバスの車窓から歩き損ねた八ケ岳の峰々がきれいに見える。
またいつの日にかリベンジだなぁ。
2021年08月30日 12:18撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 12:18
乗り換えたバスの車窓から歩き損ねた八ケ岳の峰々がきれいに見える。
またいつの日にかリベンジだなぁ。
約30分で茅野駅に到着。
美濃戸口を出て2時間ほど掛かったけれど、平日で時間があり、かつタクシー代がきつい、という方にはオススメのルート。
2021年08月30日 12:46撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 12:46
約30分で茅野駅に到着。
美濃戸口を出て2時間ほど掛かったけれど、平日で時間があり、かつタクシー代がきつい、という方にはオススメのルート。
茅野駅前のレストランでソースかつ丼を食べる。
やっぱり地上飯は美味!
2021年08月30日 13:18撮影 by  iPhone XS, Apple
1
8/30 13:18
茅野駅前のレストランでソースかつ丼を食べる。
やっぱり地上飯は美味!
食後、茅野駅のみどりの窓口で塩尻から名古屋経由、京都までの切符を購入しようとすると…

土砂崩れの影響で特急ワイドビューしなの運休、名古屋まで在来線と代替バスの乗り継ぎでかなり時間が掛かるという事実を知る…ガーン。
てか、Yahoo乗り換えアプリにはそんな情報1mmも出ていなかったのだけど!そうと知っていれば…などと怒っても仕方がない。最短で帰れる八王子・新横浜経由のルートを選択。運賃+7,000円、時間+1時間…
2021年08月30日 14:00撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 14:00
食後、茅野駅のみどりの窓口で塩尻から名古屋経由、京都までの切符を購入しようとすると…

土砂崩れの影響で特急ワイドビューしなの運休、名古屋まで在来線と代替バスの乗り継ぎでかなり時間が掛かるという事実を知る…ガーン。
てか、Yahoo乗り換えアプリにはそんな情報1mmも出ていなかったのだけど!そうと知っていれば…などと怒っても仕方がない。最短で帰れる八王子・新横浜経由のルートを選択。運賃+7,000円、時間+1時間…
17,000円で切符たくさん。
ワーイワーイ…
2021年08月30日 14:06撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 14:06
17,000円で切符たくさん。
ワーイワーイ…
特急あずさに乗って八王子へ。
あっ、しまったビール買ってない…
2021年08月30日 14:16撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 14:16
特急あずさに乗って八王子へ。
あっ、しまったビール買ってない…
八王子から横浜線に乗り換えて新横浜へ。
平日昼下がりの都会の電車に登山ザックを抱えて乗り込む肩身の狭さ…まっ案外空いていたのでセーフ。
新横浜からのぞみに乗る。仕事でなく、ただの乗り継ぎのためだけの新横浜…もったいない。
2021年08月30日 16:45撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 16:45
八王子から横浜線に乗り換えて新横浜へ。
平日昼下がりの都会の電車に登山ザックを抱えて乗り込む肩身の狭さ…まっ案外空いていたのでセーフ。
新横浜からのぞみに乗る。仕事でなく、ただの乗り継ぎのためだけの新横浜…もったいない。
まだ少しソースかつ丼が残っている感じだったので軽めのお弁当購入。ビールが大き過ぎたかな、お腹いっぱいに。
2021年08月30日 17:15撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 17:15
まだ少しソースかつ丼が残っている感じだったので軽めのお弁当購入。ビールが大き過ぎたかな、お腹いっぱいに。
京都駅で乗り換え最寄駅へ。
登山以上に疲れる帰路ってどうなのかしら。
2021年08月30日 19:09撮影 by  iPhone XS, Apple
8/30 19:09
京都駅で乗り換え最寄駅へ。
登山以上に疲れる帰路ってどうなのかしら。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 タオル グローブ アームカバー サングラス 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー ストック テント ポール ペグ 細引き テントマット シェラフ ツェルト エマージェンシーシート ビニール袋 携帯 時計 現金

感想

今年2回目の遠征登山はこれまた憧れだった八ヶ岳へ。

去年はコロナの影響で運休になった茅野行の夜行バスが今年は運行、おまけに美濃戸口まで直通で行ってくれるという。これは是非とも行きたい!ということで計画。少しでもコロナ対策を、ということで人の多い金曜日便をやめ土曜日便で出発することに。

事前の天気予報もばっちりで、これは前回の黒部源流域同様最高の登山になるぞ…とほくそ笑んでいたのですが。まぁやっぱりなかなか上手くはいかないものです。
2日目。上述の通り、硫黄岳手前で撤退、稜線縦走と赤岳登頂を断念しました。稜線に出てからの強風と濃いガスで、これはヤバイなぁ…と感じました。汗が冷えて一気に寒くなり、視界が悪くルートロスの恐れもありました。硫黄岳山荘までまだ少しあったし、仮に小屋で足止めなんかになるのもマズイ。強風に吹かれつつ考えに考え撤退を決断しました。

当たり前のことですが、登山は安全第一!行って戻って来られる確信がなければ引き返すべき、中止・撤退するべきなのです。今回、本当に悩んだのですがこれが正解だったと思います。それにあの天候で登っても景色も何もなかったでしょうし。また来るべき次の機会にリベンジします!

また今回は帰路にも疲れました。
大雨による土砂崩れで電車運休…これも天気、自然によることなので致し方ないです。
ただし、Yahoo乗り換えアプリ、てめぇはダメだ!運休情報とかそんな重要な情報はきっちり表示してくれよー

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