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Yamareco

記録ID: 348100
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

池山林道終点から空木岳 紅葉の始まり

2013年09月23日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:41
距離
18.5km
登り
1,875m
下り
1,877m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

行程:8時間30分(含休憩時間34分)
05:30林道終点 - 05:52タカウチ場 - 06:20池山山頂 - 06:42水場 - 07:32やせ尾根入り口 - 08:52分岐 -
09:58空木岳10:32 - 11:21分岐 - 12:31大地獄入り口 - 13:13水場 - 13:38タカウチ場 - 14:00林道終点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・コンビニ
  駒ヶ根ICの西側にはありません。IC出口を左折して数分走った1つ目の信号の交差点にセブンイレブンがあります。
・池山林道終点までのアクセス
  空木駒峰ヒュッテのHPに詳しく載っています。
  http://www.komaho.net/hutte/utsugi_hutte_access.html
・駐車場
  駒ヶ根ICから約10kmで林道終点。15~20台程度止められます。
  この日は早朝5時前に到着。あと5~6台程度止められるくらいでした。
・トイレ
  一応、林道終点駐車場にありますが、コンビニ等で済ませてから林道に入ったほうがいいでしょう。
コース状況/
危険箇所等
・林道終点〜タカウチ場
  軽トラでも走れそうななだらかな道です。
・タカウチ場〜池山山頂〜水場
  踏み跡は明瞭ですが、クマザサに覆われていてやや歩き難いです。
  水場手前はかなり深いクマザサで、薮漕ぎ状態。
  タカウチ場から遊歩道経由のほうが断然歩きやすいし、時間も短いです。
・水場〜やせ尾根入り口
  危険個所はありません。歩きやすい登山道です。
・やせ尾根
  岩場、クサリ、梯子があります。よく整備されているので、足元に注意して歩けば大丈夫です。
・やせ尾根出口〜空木岳
  危険個所はありません。歩きやすい登山道です。

・登山ポスト
  林道終点の登山道入り口にポストがあります。
林道終点からスタート。
(帰りに撮影)
この登山口の看板、なかなか素敵です
林道終点からスタート。
(帰りに撮影)
この登山口の看板、なかなか素敵です
タカウチ場。
「急峻」という文字に気合を入れて池山山頂を目指します
タカウチ場。
「急峻」という文字に気合を入れて池山山頂を目指します
「急峻」というほどではないが、クマザサが登山道を覆い隠して歩き難い
「急峻」というほどではないが、クマザサが登山道を覆い隠して歩き難い
キノコの名前はぜんぜん分からない。。。
キノコの名前はぜんぜん分からない。。。
なんかさびしい池山山頂
なんかさびしい池山山頂
案内板があるが、雑木で視界が遮られ、展望ナシ
案内板があるが、雑木で視界が遮られ、展望ナシ
しばらく進むと分かれ道。右は枝が置かれていたので左に進むことにします。
しばらく行くと腰上のクマザサに覆い隠された道を進むことに。一応踏み跡が確認できますが、薮漕ぎ状態
しばらく進むと分かれ道。右は枝が置かれていたので左に進むことにします。
しばらく行くと腰上のクマザサに覆い隠された道を進むことに。一応踏み跡が確認できますが、薮漕ぎ状態
クマザサの夜露でびしょびしょになりながら水場に到着。
クマザサの夜露でびしょびしょになりながら水場に到着。
このクマザサの中を進んできました。
このクマザサの中を進んできました。
登山道経由で空木岳に向かいます
登山道経由で空木岳に向かいます
ちょっとした段差にも梯子がついています。
非常に歩きやすい
ちょっとした段差にも梯子がついています。
非常に歩きやすい
樹林帯の中、歩きやすい登山道が延々続きます
樹林帯の中、歩きやすい登山道が延々続きます
この看板がヤセ尾根の入り口
この看板がヤセ尾根の入り口
看板の少し先にちょっとだけ展望がきく場所がありました。宝剣岳がくっきり!
看板の少し先にちょっとだけ展望がきく場所がありました。宝剣岳がくっきり!
しっかりした階段がついています
しっかりした階段がついています
岩の間を登ります。足場はしっかりあるので問題なし
岩の間を登ります。足場はしっかりあるので問題なし
橋を渡り、、、
真新しいクサリや梯子。
整備が行き届いてとても歩きやすい
真新しいクサリや梯子。
整備が行き届いてとても歩きやすい
2本の鎖がついています。左側の方が足場があり登りやすいです
2本の鎖がついています。左側の方が足場があり登りやすいです
2本の鎖場を過ぎると少し開けた所に足場が組まれた休憩スペースがありました。
ここでやせ尾根終了です
2本の鎖場を過ぎると少し開けた所に足場が組まれた休憩スペースがありました。
ここでやせ尾根終了です
木々の向こうに宝剣岳も見えます
木々の向こうに宝剣岳も見えます
しばらく歩いてふと気が付くと、雲が湧いてきている!!!
しばらく歩いてふと気が付くと、雲が湧いてきている!!!
宝剣岳方面が雲に覆われてしまった。さっきまでくっきり見えていたのに、、、ガックリ。。。
宝剣岳方面が雲に覆われてしまった。さっきまでくっきり見えていたのに、、、ガックリ。。。
頭上は青空も見える。果たして空木岳は見えるのか。。。
頭上は青空も見える。果たして空木岳は見えるのか。。。
3時間半ちかく歩いてようやく空木平の分岐。
駒岩経由で空木岳を目指します
3時間半ちかく歩いてようやく空木平の分岐。
駒岩経由で空木岳を目指します
ここでようやく森林限界を超えた。
雲が湧いてきているが空木岳山頂は見えてる!
よかった!!!
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ここでようやく森林限界を超えた。
雲が湧いてきているが空木岳山頂は見えてる!
よかった!!!
駒岩から空木岳に続く稜線。本当にいい眺めだ!
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駒岩から空木岳に続く稜線。本当にいい眺めだ!
木曽駒ケ岳方面は綿のような雲が。
つまんでどかしたい!
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木曽駒ケ岳方面は綿のような雲が。
つまんでどかしたい!
この登山道、最高です!
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この登山道、最高です!
いい感じで色づいてきています
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いい感じで色づいてきています
ナナカマドの実、かな?
ナナカマドの実、かな?
雲間に見えるのが木曽駒ケ岳でしょうか。
雲間に見えるのが木曽駒ケ岳でしょうか。
山頂に向けてまっすぐ登っていきます
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山頂に向けてまっすぐ登っていきます
空木平の紅葉もこれからが見ごろ。
あと1~2週間後くらいでピークかな
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空木平の紅葉もこれからが見ごろ。
あと1~2週間後くらいでピークかな
北斜面も色づき始めています
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北斜面も色づき始めています
空木岳北斜面は南斜面と違って急に落ち込んでいます
空木岳北斜面は南斜面と違って急に落ち込んでいます
歩いてきた尾根を振り返って。
麓がガスって見えないのが残念!
歩いてきた尾根を振り返って。
麓がガスって見えないのが残念!
青空が広がってきました
青空が広がってきました
駒峰ヒュッテに到着。
いい場所に建ってます
駒峰ヒュッテに到着。
いい場所に建ってます
ここのテラスは木曽駒ケ岳・宝剣岳が目の前に広がる最高の展望台。
今回は残念ながら雲に隠れてしまった。でも空木岳はバッチリ見えます
ここのテラスは木曽駒ケ岳・宝剣岳が目の前に広がる最高の展望台。
今回は残念ながら雲に隠れてしまった。でも空木岳はバッチリ見えます
空木岳の山容は素晴らしい
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空木岳の山容は素晴らしい
駒峰ヒュッテはシンプルな作りでした
駒峰ヒュッテはシンプルな作りでした
空木岳山頂に到着!
南駒ケ岳に続く稜線。迫力あります
南駒ケ岳に続く稜線。迫力あります
歩いてきた尾根と空木平を見下ろす。
晴れていれば麓の駒ヶ根の街並まで見えるんだろうなぁ
歩いてきた尾根と空木平を見下ろす。
晴れていれば麓の駒ヶ根の街並まで見えるんだろうなぁ
木曽駒ケ岳方面はやっぱり雲で覆われている
木曽駒ケ岳方面はやっぱり雲で覆われている
遠くに南アルプスの山並み。
富士山の頭がちょっとだけ見えました
遠くに南アルプスの山並み。
富士山の頭がちょっとだけ見えました
名残惜しいけど、下山開始。
駒岩経由の道が気に入ったんで、同じ道で下山します
名残惜しいけど、下山開始。
駒岩経由の道が気に入ったんで、同じ道で下山します
白い岩と砂が印象的でした
白い岩と砂が印象的でした
この砂地に座ってボーっとしていたい
この砂地に座ってボーっとしていたい
空木平の紅葉
このなだらかな裾野が美しい
このなだらかな裾野が美しい
駒岩です。何人も登ってました
駒岩です。何人も登ってました
私は高所恐怖症なんで登りません(登れません?)
私は高所恐怖症なんで登りません(登れません?)
赤だったり、、、
黄色だったり、、、
いい感じで色付いてきています
いい感じで色付いてきています
ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマアキノキリンソウ
タカネイブキボウフウ
タカネイブキボウフウ

感想

前週の台風が通過してから好天続きです。「山に行きたい!」モードが強くなるばかり。で、3連休の最終日にようやく山に行くことができました。

今回、タカウチ場分岐から池山経由にしましたが、この選択は大失敗。深いクマザサに覆われた登山道を延々と登り、たどり着いた池山山頂は木々に覆われて展望ありません。そして水場の直前で夜露に濡れた腰上まであるクマザサの薮漕ぎを強いられ、びしょびしょに。
下山の時に遊歩道経由で歩いてみると数倍歩きやすく快適な道でした。登りもこっちを歩けばよかった。。。

この池山尾根の登山道、途中のやせ尾根付近だけは、岩場やくさりがありますが、ほんの短い区間です。そこを除けば全体を通してとても歩きやすい登山道でした。緩やかに高度を上げていくので体の負担は少ないです。ただ、ずっと樹林帯で展望が無いんで後半、精神的に辛かったかな。

歩き出しから約3時間半、空木平の分岐を駒岩方面に進んだところでようやく森林限界を超え、目の前に空木岳が現れました。ここで見た空木岳の美しい山容に感動!白い岩とハイマツの緑、ところどころ色づいた樹木、そして青空と白い雲。素晴らしい眺めに長い樹林帯歩きの疲れが一気に吹き飛びました。

木曽駒ケ岳や周囲の山には雲がかかっているのに、不思議と空木岳には雲がかかっていません。これも日頃の行いが良いせいか??ここまで苦労して登って、もしこの景色を見れなかったら、、、想像しただけで悲しすぎます。

空木岳山頂から見た南駒ケ岳、荒々しい山容で思っていたよりずっと迫力ありました。木曽駒ケ岳方面、南駒ケ岳方面、どちらも歩いてみたいがかなり険しそうな稜線です。テント持って、縦走できるような技量ができたらチャレンジしよう!

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