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Yamareco

記録ID: 349059
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

雲ノ平 黒部五郎岳 富山市発憧れの市内めぐりそして北アルプス百名山15座登頂達成

2013年09月21日(土) 〜 2013年09月23日(月)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
56:30
距離
39.7km
登り
3,041m
下り
3,033m

コースタイム

【21日】
折立7:00-9:42太郎平小屋9:55-11:39薬師沢小屋11:50-雲ノ平アラスカ庭園13:53-奥日本庭園14:38-15:00雲ノ平山荘
【22日】
雲ノ平山荘7:30-スイス庭園7:59-9:06祖父岳山頂9:15-日本庭園-徒渉点10:48-11:34三俣山荘12:00-14:15黒部五郎小舎
【23日】
黒部五郎小舎5:40-8:23黒部五郎岳山頂8:45-11:51北ノ俣岳12:00-13:22太郎平小屋13:40-15:30折立



天候 21日 晴れ
22日 晴れのち曇り
23日 晴れのちガス
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
折立駐車場 
有峰林道亀谷ゲート前朝4:30ですでに20台くらいの行列でした。朝6:00のゲートオープンでおそらく40台くらいになったかも。駐車場はオープンと同時に満車。聞いたところによると臨時駐車場の通路(不整地の道)にも路上駐車することになったようです。 
コース状況/
危険箇所等
コース上特に危険な箇所はなかったが、早くも朝は霜が降りているので木道は滑りやすいので注意したほうがいいです。

【有峰林道】
 亀谷ゲートから有峰湖の間工事個所4カ所ほどあり。ただ凸凹のはげしいダートは1箇所くらい。なおルート上1車線になっているのはこれらの工事箇所のみです。トンネルをでるといきなり工事箇所になっているところがあるので標識とか注意したほうがいいです。
有峰林道亀谷ゲートオープン前にすでにたくさんの車の行列です。車止めることできるのかな。
有峰林道亀谷ゲートオープン前にすでにたくさんの車の行列です。車止めることできるのかな。
折立の駐車場ごらんのとおりすでに満車に近い状態。幸いなことに1台分のスペースを見つけてそこに車をとめることができました。路上駐車とか覚悟してましたがこれはもしかして幸先いいかも。
折立の駐車場ごらんのとおりすでに満車に近い状態。幸いなことに1台分のスペースを見つけてそこに車をとめることができました。路上駐車とか覚悟してましたがこれはもしかして幸先いいかも。
折立から樹林帯を抜けて視界が開ける。まずは有峰湖。この下には薬師岳とゆかりの深いかつての有峰集落が眠っている。
折立から樹林帯を抜けて視界が開ける。まずは有峰湖。この下には薬師岳とゆかりの深いかつての有峰集落が眠っている。
これはもしかして剱岳。先週頂上におじゃましました。あのときの感動がよみがえる(少しおおげさかな)
これはもしかして剱岳。先週頂上におじゃましました。あのときの感動がよみがえる(少しおおげさかな)
薬師岳を眺めながら登っていきます。昨年はじめての山小屋体験をしてからこの光景は1年ぶり。
薬師岳を眺めながら登っていきます。昨年はじめての山小屋体験をしてからこの光景は1年ぶり。
太郎平に到着。ここまで3時間で到着。去年もこれくらいでついたからあのときから体力とかは落ちてないかも。これなら雲ノ平にいける。足取りも軽くなる。
太郎平に到着。ここまで3時間で到着。去年もこれくらいでついたからあのときから体力とかは落ちてないかも。これなら雲ノ平にいける。足取りも軽くなる。
太郎平からの薬師岳。これから様々な角度から眺めることになります。
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太郎平からの薬師岳。これから様々な角度から眺めることになります。
太郎平小屋。
ここから太郎山方面に進むと分岐が左に進みます。
ここから太郎山方面に進むと分岐が左に進みます。
薬師沢への道はかなり視界が開けてます。水晶岳と雲ノ平。もう秋の景色です。
薬師沢への道はかなり視界が開けてます。水晶岳と雲ノ平。もう秋の景色です。
沢の水もきれい
雲ノ平へ進みます。ところどころにこんなベンチも。太郎平から薬師沢の間はあまり期待してなかったのですが思ったよりいい区間です。開けているしさわやかだし。
雲ノ平へ進みます。ところどころにこんなベンチも。太郎平から薬師沢の間はあまり期待してなかったのですが思ったよりいい区間です。開けているしさわやかだし。
徒渉点では橋で沢をこえていきます。
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徒渉点では橋で沢をこえていきます。
沢の水も晴れた日はこんなにきれいに
沢の水も晴れた日はこんなにきれいに
吊り橋なかなか高度感ありますね。この先にははしごが
吊り橋なかなか高度感ありますね。この先にははしごが
薬師沢小屋到着ここでまた一休み。目の前には吊り橋が
薬師沢小屋到着ここでまた一休み。目の前には吊り橋が
はしごをおりて沢にでる。間近くで見るとさらにきれいに。今日はおだやかできれいですが増水すると通行止めに。
はしごをおりて沢にでる。間近くで見るとさらにきれいに。今日はおだやかできれいですが増水すると通行止めに。
薬師沢から雲ノ平への道は岩のおおいすべりやすい急登。今日もしくは今回の最大の試練かも。黙々がまんしてと登る。ここをこえればすばらしい世界が
薬師沢から雲ノ平への道は岩のおおいすべりやすい急登。今日もしくは今回の最大の試練かも。黙々がまんしてと登る。ここをこえればすばらしい世界が
あと少し?がまんがまん
あと少し?がまんがまん
我慢の急登を抜けて雲ノ平に入る。水晶岳が。8月に登ったときはガスまみれでしたが今日はクリアーに見えます。
我慢の急登を抜けて雲ノ平に入る。水晶岳が。8月に登ったときはガスまみれでしたが今日はクリアーに見えます。
まずははじめの庭園。アラスカ庭園。憧れの雲ノ平を実感。
まずははじめの庭園。アラスカ庭園。憧れの雲ノ平を実感。
アラスカ庭園の薬師岳
アラスカ庭園の薬師岳
もうすっかり秋の景色。薬師岳も少し違った姿をみせてきてます。
もうすっかり秋の景色。薬師岳も少し違った姿をみせてきてます。
水晶岳に向かっているような感じです。水晶岳は雲ノ平から眺めるのがベストスポットなのかな。
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水晶岳に向かっているような感じです。水晶岳は雲ノ平から眺めるのがベストスポットなのかな。
歩みもゆっくりと。雲ノ平を満喫中
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歩みもゆっくりと。雲ノ平を満喫中
奥日本庭園。雲ノ平にはいろいろな名前の庭園があります。名前の由来はなんなのかな
奥日本庭園。雲ノ平にはいろいろな名前の庭園があります。名前の由来はなんなのかな
雲ノ平山荘に到着。
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雲ノ平山荘に到着。
雲ノ平山荘の前はギリシャ庭園。三俣蓮華山と笠ヶ岳と庭園の組み合わせ
雲ノ平山荘の前はギリシャ庭園。三俣蓮華山と笠ヶ岳と庭園の組み合わせ
でも一番は水晶岳かな。どの山をみても一級品
でも一番は水晶岳かな。どの山をみても一級品
そして黒部五郎岳。今回のもう一つの目的地です。
そして黒部五郎岳。今回のもう一つの目的地です。
今日の夕食。雲ノ平山荘オリジナル石狩鍋です。酒粕が隠し味。
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今日の夕食。雲ノ平山荘オリジナル石狩鍋です。酒粕が隠し味。
夕食はこんなにすばらしい景色とともに至福のひととき。白馬山荘のスカイラウンジに匹敵するくらい(もしかしたらそれ以上)のすばらしい景色。
夕食はこんなにすばらしい景色とともに至福のひととき。白馬山荘のスカイラウンジに匹敵するくらい(もしかしたらそれ以上)のすばらしい景色。
夕食後には日没のすばらしい景色が夕日はすぐ山にかくれてしましたのですが水晶岳(黒岳)が赤く。黒岳が赤岳に。そういえば水晶小屋は赤岳にありますね。
夕食後には日没のすばらしい景色が夕日はすぐ山にかくれてしましたのですが水晶岳(黒岳)が赤く。黒岳が赤岳に。そういえば水晶小屋は赤岳にありますね。
赤い黒岳をアップ
赤い黒岳をアップ
黒部五郎岳もまわりは赤く
黒部五郎岳もまわりは赤く
笠ヶ岳も。すばらしい雲ノ平のひとときを早くも満喫。今日は天気にも恵まれて最高の一日でした。
笠ヶ岳も。すばらしい雲ノ平のひとときを早くも満喫。今日は天気にも恵まれて最高の一日でした。
雲ノ平の夜明。今度は水晶岳の雲が赤く
雲ノ平の夜明。今度は水晶岳の雲が赤く
黒部五郎岳の空も
黒部五郎岳の空も
一面雲が赤く染まる。
一面雲が赤く染まる。
朝食タイム。5:30からですが今日はゆっくりと。
2
朝食タイム。5:30からですが今日はゆっくりと。
朝のお散歩に祖母岳(アルプス庭園)へ。木道は霜で真っ白。
朝のお散歩に祖母岳(アルプス庭園)へ。木道は霜で真っ白。
でも霜のおかげでチングルマもかがやいてます。
2013年09月25日 19:09撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
9/25 19:09
でも霜のおかげでチングルマもかがやいてます。
アルプス庭園。ここもすばらしい光景
アルプス庭園。ここもすばらしい光景
黒部五郎との組み合わせ
黒部五郎との組み合わせ
さようなら雲ノ平山荘楽しく至福なひとときをありがとう
さようなら雲ノ平山荘楽しく至福なひとときをありがとう
黒部五郎岳を眺めながら。今度はこっちに向かって進みます。
黒部五郎岳を眺めながら。今度はこっちに向かって進みます。
スイス庭園
スイス庭園から祖父岳を。まずはここの頂上へ。雲ノ平の生みの親。
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スイス庭園から祖父岳を。まずはここの頂上へ。雲ノ平の生みの親。
黒部五郎岳。カールも姿をみせてきました。
黒部五郎岳。カールも姿をみせてきました。
祖父岳頂上。ここも一級のアルプス奥地の展望台。槍ヶ岳をバックに
祖父岳頂上。ここも一級のアルプス奥地の展望台。槍ヶ岳をバックに
槍ヶ岳と鷲羽岳。
槍ヶ岳と鷲羽岳。
そして笠ヶ岳。
雲ノ平と薬師岳。ちょっと雲が増えてきてますね。
雲ノ平と薬師岳。ちょっと雲が増えてきてますね。
ここは日本庭園だったかな。標識見落とした。
ここは日本庭園だったかな。標識見落とした。
ここもごらんのとおりきれいに
ここもごらんのとおりきれいに
ふたたび鷲羽岳
黒部五郎のカールも。明日はここに期待がふくらむ
黒部五郎のカールも。明日はここに期待がふくらむ
槍ヶ岳と三俣山荘。これからあの下まで下ってまた三俣山荘のところまで登るのかなと思うと・・・。
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槍ヶ岳と三俣山荘。これからあの下まで下ってまた三俣山荘のところまで登るのかなと思うと・・・。
黒部源流の徒渉点。ロープを伝わりながらわたります。
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黒部源流の徒渉点。ロープを伝わりながらわたります。
三俣山荘に到着。8月には2泊させていただきましたが今回は一休みだけ。名物のサイフォンコーヒーは600円にひいてしまいパス。
三俣山荘に到着。8月には2泊させていただきましたが今回は一休みだけ。名物のサイフォンコーヒーは600円にひいてしまいパス。
鷲羽岳はここから眺めるのが迫力あります。
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鷲羽岳はここから眺めるのが迫力あります。
三俣山荘から巻道を通って黒部五郎へ。まだ雪が残ってました。実はあとでこんなことなら三俣蓮華山の頂上からいったほうがよかったなと思うことに。
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三俣山荘から巻道を通って黒部五郎へ。まだ雪が残ってました。実はあとでこんなことなら三俣蓮華山の頂上からいったほうがよかったなと思うことに。
ごらんのとおりひたすら登ってまた下まで降りてそれからまた登ってなぜか損した気分に。これなら少し時間かかっても気分的に三俣蓮華山の頂上にいったほうがましです。頂上は前に雨の中進んだし一度通ったこともある道ということも含めて。
ごらんのとおりひたすら登ってまた下まで降りてそれからまた登ってなぜか損した気分に。これなら少し時間かかっても気分的に三俣蓮華山の頂上にいったほうがましです。頂上は前に雨の中進んだし一度通ったこともある道ということも含めて。
こんなところも
ひたすら進んでいきます。
ひたすら進んでいきます。
やっと黒部五郎小舎が見えてきたのですがまたあそこまで下るのか。またさらに損した気分に
やっと黒部五郎小舎が見えてきたのですがまたあそこまで下るのか。またさらに損した気分に
途中で急登とゆっくりコースに分かれますが。あっという間に合流点です。
途中で急登とゆっくりコースに分かれますが。あっという間に合流点です。
黒部五郎小舎に到着。黒部五郎岳にはガスが。昨日のうちに雲ノ平にいっておいてよかった。薬師沢からの急登のあとにこのコースをすすんだらバテばて状態になっていたかも。
黒部五郎小舎に到着。黒部五郎岳にはガスが。昨日のうちに雲ノ平にいっておいてよかった。薬師沢からの急登のあとにこのコースをすすんだらバテばて状態になっていたかも。
黒部五郎小舎。天ぷらとそば。まずはそばを先にいただくらしい。
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黒部五郎小舎。天ぷらとそば。まずはそばを先にいただくらしい。
夕食後ガスもとれてきました。
夕食後ガスもとれてきました。
黒部五郎岳の空にひとすじの線がみえます。明日は少なくても黒部五郎岳にいる間は天気がよくなりますように
黒部五郎岳の空にひとすじの線がみえます。明日は少なくても黒部五郎岳にいる間は天気がよくなりますように
黒部五郎小舎。朝食普段は5:30なのですが連休中は5:00になったので少し早く出発できることになりました。なにせ今日は10時間近い長丁場ですから。
黒部五郎小舎。朝食普段は5:30なのですが連休中は5:00になったので少し早く出発できることになりました。なにせ今日は10時間近い長丁場ですから。
黒部五郎岳が朝の光に照らされる。ここからカールの景色に見とれてしまい歩みが遅くなる。
黒部五郎岳が朝の光に照らされる。ここからカールの景色に見とれてしまい歩みが遅くなる。
カールをみながら進みます。
カールをみながら進みます。
カール全体が明るくなって
カール全体が明るくなって
もうすっかり秋の気配。今年はかなりすばらしかったコバイケイソウかな。
もうすっかり秋の気配。今年はかなりすばらしかったコバイケイソウかな。
またまたカール。左上には月が
またまたカール。左上には月が
いわがごろごろ。黒部五郎の名前の由来は黒部村の岩がゴーロゴーロしたところから。そういえば水晶岳の近くにも某歌手の名前にちなんだ五郎もありましたね。(某歌手があの山から芸名とったそうですが)
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いわがごろごろ。黒部五郎の名前の由来は黒部村の岩がゴーロゴーロしたところから。そういえば水晶岳の近くにも某歌手の名前にちなんだ五郎もありましたね。(某歌手があの山から芸名とったそうですが)
カールもまじかこれからすこし急なのぼりになります。
カールもまじかこれからすこし急なのぼりになります。
右側が登り。
登りきったところから頂上付近をながめる。あと少し。
登りきったところから頂上付近をながめる。あと少し。
ふりかえると薬師岳
ふりかえると薬師岳
そしてこれから進む北ノ俣岳とか稜線の道
そしてこれから進む北ノ俣岳とか稜線の道
上からカールをみる
上からカールをみる
黒部五郎岳頂上到着。これで北アルプスの百名山15座すべて登頂。山頂についたときは貸切状態そのあと楽しいひとときが
黒部五郎岳頂上到着。これで北アルプスの百名山15座すべて登頂。山頂についたときは貸切状態そのあと楽しいひとときが
でも槍ヶ岳は雲におかくれになってしまいました。
でも槍ヶ岳は雲におかくれになってしまいました。
またまたカール
天気もよく180度視界クリアー
天気もよく180度視界クリアー
またまた薬師岳
黒部五郎岳をあとに長い稜線の道をすすみます。
黒部五郎岳をあとに長い稜線の道をすすみます。
薬師岳と木を組み合わせてみました。
薬師岳と木を組み合わせてみました。
下りきったところから黒部五郎岳
下りきったところから黒部五郎岳
また薬師岳。でもこの後ガスがでてきて
また薬師岳。でもこの後ガスがでてきて
でもガスがではじめて太陽がかくれたから太陽がでていたら逆光の黒部五郎岳がよく見えたかも
でもガスがではじめて太陽がかくれたから太陽がでていたら逆光の黒部五郎岳がよく見えたかも
そしてガスまみれに
そしてガスまみれに
赤木岳。アップダウンのくりかえしでやっとついた。もうアップダウンはいやになりだしたころ。でも中央アルプスの縦走よりはましか。
赤木岳。アップダウンのくりかえしでやっとついた。もうアップダウンはいやになりだしたころ。でも中央アルプスの縦走よりはましか。
あの上は北ノ俣岳の頂上かな
あの上は北ノ俣岳の頂上かな
と思ったら頂上はまだ先。でも登りでないだけましか。
と思ったら頂上はまだ先。でも登りでないだけましか。
やっと北ノ俣岳の頂上に到着
やっと北ノ俣岳の頂上に到着
太郎平小屋が見えてきた。
太郎平小屋が見えてきた。
ガスで眺望はいまいち
ガスで眺望はいまいち
あとはひたすら安心して下ります。
あとはひたすら安心して下ります。
折立到着。太郎平から2時間かかりませんでした。
折立到着。太郎平から2時間かかりませんでした。
北アルプス100名山のバッジ。あ乗鞍岳が抜けていた。まあいいか。
2013年09月25日 19:07撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 19:07
北アルプス100名山のバッジ。あ乗鞍岳が抜けていた。まあいいか。

感想

 富山市内に住むことになってあこがれていたのは一つは剱岳そして北アルプス登山者の憧れ的ともいえる雲ノ平。剱岳は先週登頂することができたので後は残すは雲ノ平。北アルプスの百名山も残すところあと黒部五郎岳一つ。今回は憧れの雲ノ平と北アルプス百名山の最後の未踏峰の黒部五郎岳の組み合わせ。しかもいずれも富山市内にあるのです。まさに富山市内めぐり。しかも三連休はまちにまった久々の晴天。これはいくしかない。

 雲ノ平にいくには最低2日かかると言われていたので、当初は薬師沢小屋で宿泊と考えていたのですが、昨年初めて山小屋デビューを果たした薬師岳に登ったときの折立から太郎平のタイムを見ると3時間。これなら1日で雲ノ平にいけるかもしれないと思い。どっちで泊るかは当日のペースで判断することに。

 折立の駐車場はいつも満車。おそらく連休は亀谷ゲートもオープン前のかなりの行列があるため前日に折立入りも考えたのですがまあ路上駐車でもいいかと思い。3時に富山市内を出発。亀谷ゲートに到着したときは予想どおりかなりの行列。
 しかも林道は工事箇所があり低床車凸凹走行注意とあるので無事たどりつけるかどうか不安になる。
 
 6:00にゲートオープン。前に20台くらい車があったのですが6:05分にはゲート通過。工事の凸凹も去年よりは少なくなりかなり前の車がゆっくりいっていたので凸凹箇所難なくクリアー。折立到着駐車場はほぼ満車だったのですが幸いなことに1台分のスペース発見。ほかの車が臨時駐車場とか進んでいたのでかなりラッキーでした。

 折立からの樹林帯を抜けて視界が開けると薬師岳そして剱岳がきれいに見えてきました。特に剱岳は先週苦労して憧れの山に登ったのであのときの感動がよみがえりました。

剱岳のときのレコ(9月13日)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-344003.html

 感動と晴れ渡ったクリアーな景色のおかげで足取りも軽く前と同じ3時間で太郎平小屋に到着。おかげで一日で雲ノ平に到着することができました。

 そのおかげで雲ノ平を満喫し最高かつ至福のひとときを過ごすことができたのですから特に水晶岳は前回登ったときにガスまみれでなにも見えなかったのでその姿がはっきり見えたときは感動しました。

鷲羽岳と水晶岳ときのレコ(8月3日)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-330361.html

 今まで北アルプスのいろいろな場所にいきましたがどこが一番よかったかと聞かれたら雲ノ平と答えることになるでしょう。それほどまでに雲ノ平はすばらしい場所です。

 雲ノ平山荘もかなりいいです。食堂ではジャズが流れていてそれがすばらしい景色とかなりマッチしていて。白馬岳のスカイラウンジのようにここでコーヒーとケーキのセットをいただくと午後の最高のひとときを過ごすことができるかもなんて思ってしまいました。(残念なことにケーキセットはなかったですが)。秘境でそんなこと言ったらいけなかったかな。

今まで北アルプスのいろいろな場所にいきましたがどこが一番よかったかと聞かれたら雲ノ平と答えることになるでしょう。それほどまでに雲ノ平はすばらしい場所です。


 そしてもう一つの目的である黒部五郎岳。昨年富山にきてから登山をはじめて北アルプスの山々を登ってきたのですが黒部五郎岳に登ることになると北アルプス百名山15座すべて登ったことになります。15座制覇は初め剱岳にしようかなと思ったのですが雲ノ平との組み合わせで黒部五郎岳にすることにしました。ちなみに百名山は45座目です。(1年の間で)

 黒部五郎岳から太郎平までは稜線を進むこととなるのですがそのときによぎったのは千畳敷から空木岳の中央アルプスの縦走

中央アルプス縦走のときのレコ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-337860.html

 あのときはアップダウンのくりかえしで予想よりかなり疲れましたがあのときの苦労が頭をよぎりました。でも最終日でもあるしここで体力をつかい果たしてもよいかとも思いました。

 黒部五郎岳は北アルプス百名山最後をかざるのにふさわしいすばらしい山でした。特にカールの独特の美しい景色は。
 そして山頂での楽しいひとときも。頂上に到着したときは貸切状態だったのですが、少ししから単独行の女性が稜線ルートから。彼女は新穂高から登ってきて昨日黒部五郎小舎に到着。行きは稜線ルートを登って帰りはカールルートで帰るとのこと。進む方向は別ですが山頂でいろいろな話しをしながら楽しいひとときをすごす。話していて感じのいい方でした。

 黒部五郎から太郎平の稜線途中でガスにつつまれてしまったのが少し残念ですがこれはこれでペースを落さず進むことができたので悔しくはないかも。景色がよすぎると景色を眺めすぎて今日中に折立にたどりつくことができるかどうか。

 登山を初めてから1年。一つの憧れは剱岳。これは先週かなえましたが。もう一つの憧れの雲ノ平と北アルプス百名山登頂達成がお天気に恵まれそして今までの登山の中で最高の形でできたことをすごくよかったと思っています。





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