西穂高岳(西穂山荘テント泊)


- GPS
- 08:29
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 956m
- 下り
- 1,545m
コースタイム
- 山行
- 4:08
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 5:46
天候 | 晴(3日目は雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路・上高地バスターミナル〜東京駅日本橋口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩稜登下山は天候に注意。この時期午後はガスること多し。 |
その他周辺情報 | 上高地インフォーメーションセンターのシャワールーム今期利用中止(更衣室利用は可)、バスターミナル2F食堂平日15時00分閉店(コロナで変動あり)、食堂・売店はSuicaなどの電子マネー使えます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
雨具
日よけ帽子
着替え
サブザック
ガスカートリッジ
コンロ
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
ストック
ヘルメット
携帯トイレ
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感想
コロナと仕事の都合で2回予約変更があった念願の西穂高岳。天気をよく予測して今回は中日に見事に晴れとなった。まあ午後から曇ってきたが。
今回から容量節約で画像は500万画素相当に圧縮してアップしました。特に問題ないと思いますが。写真も少なめとなりましたが詳しくは写真のコメントも参照してください。
行きのバスは遅れ、平湯からの乗り換えで1時間待つことに。まあぶらぶらしたり準備したりであっという間だったけど。ロープウェイ利用で西穂山荘へ。その日はそこまでで明日西穂へ。翌日に帰りは上高地へ降りて東京直行のさわやか信州号で帰るという予定で。早めに切り上げれば2日目に帰ることも想定していた。
その夜は晴れており、満天の星空だった。かつてあれほどの星空を見たことないくらい凄かった。星撮影用のいいカメラ買おうかと思った。
翌朝。4時に出発予定がさすがに暗く、真夏は過ぎたので日の出は遅くなったようだ。しばし待機して4時40分頃に出発。まだ暗く、ヘッドライト必須だったけど。すぐに丸山に到着。まだ薄暗い。そのまま独標まで一気に行く。その時間でも先行者がいたのかヘッドライトの灯がいくつか見えた。独標に到着しヘッドライトを消す。もっと手前で消したろうか忘れた。
さていよいよ主峰西穂高岳へ。ここからが険しいピークの繰り返しとなる。気合を入れる。そして今までとはレベルがひとつ上の岩稜縦走となった。と言ってもそれほどのレベルアップということはないが。奥穂のザイテンよりはより高度感はある。当然だが登りよりも下りのほうが技量が必要かつ注意が必要ということも再確認した。
三点確保とか足は横置き、斜め、横向きに移動など。危ない下りはバックステップでといい訓練になった。うまくいかないこともありで危険な所も少なからずあったりで周囲をよく見極めたほうがいい。とにかく危ない所はゆっくりでいいでしょう。人は独標以降は少なかったのでのんびり行けたが後進に真後ろまで詰められて危ないので途中で先にいかせたがちょっと腹が立った。あぶないんだよって。
自分では遅いほうと思ったがヤマレコアップ後の時間計算ではそれほどでもなく0.8-0.9と早い部類に入ったのか。特に下り(というか戻り)は疲労と慎重さでかなり遅かったような気がした。まあヤマレコの時間計算も当てにはならないんだけどね。
独標までは普通にいける。そこから先はピラミッドピーク、チャンピオンピーク、主峰直下の急登と、通常のアップダウンでなく岩稜の上り下りなのと何よりすべてをピストンしてこないといけないのでそこも計算に入れて臨んだほうがいいでしょう。
当初は天狗のコルか頭まで行くために日の出前に出発したが、予定より40分ほど遅かったことと、疲労度から今回はP1からのぞくだけとなった。ジャンまではいけそうな感じだが行く場合は奥穂まで突っ切らないと時間的に余裕はないでしょう。ジャンから先の馬の背近辺は奥穂からのほうが難易度は低いようなのでいくとしたら奥穂から縦走でしょうね。まあいつ挑戦できるかはわかりませんが。
2日目は早く戻れたのでその日のうちに上高地へ降りることも考えましたが、疲れてましたし、早く帰っても予定はないのでのんびりすることに決めました。ですがこの判断は正しかったのかどうか。とにかく陽が当たって暑くてテントの中に居られませんでした。たしか過去にも経験したんですけどすっかり忘れてました。日陰があればそこに幕営移動するんですけど日陰はありません。おまけに山荘前では大勢登山客が訪れて話し声と家族連れのガキがワキャーとうるさいし、まあしょうがないですけど。
テント外に出ればまだマシですが日差しが当たりますし、テントのフライシートをなんとかタープみたいにしようとしましたがやめました。結局うろうろと散歩したりして14時頃から曇って15時にはガスって陽が当たらなくなったので助かりました。今後はタープとかあったほうがいいかもね。
翌日は雨。昼までは大丈夫かなと思ったのですが見事に予報には裏切られました。ザアザアと降っており、まあもう降りるだけですし、雨の中、これもまたいい経験になりました。おまけに雨具のズボンのチャックを閉め忘れ(マジックテープのみ)、ウエストバッグのカバーが規格外のもので装着が悪かったのか雨水が下部に溜まったのがダイレクトにチャックに侵入したようで内側のズボンはずぶ濡れになりました。気が付いたときは手遅れだった。帰るだけとはいえ濡れたままでは気持ちが悪いですしこの時期風邪をひいても困りますから着替えに下着もジャージのズボンも持ってましたので上高地で着替えて爽やかに事なきを得ましたが。
上高地では早く着きましたが、着替えや荷物整理、食事お茶、ぶらぶらとなんとかバスの時間までのんびり時間潰せました。雨がなきゃ大正池、小梨平の風呂など行きたかったんですけど。
まあまあとにかく今回はいつもよりいい経験となった。天気も良く、日の出前の出発で澄んだ空気で絶景を満喫できました。それだけ高度感も経験できた。思えば奥穂、北穂はガスって残念な景色でしたので。残るは前穂高ですね。その前に大キレットか、最終的には穂高をすべて繋ぎたいです。まあ安全第一の慎重に行くつもりですが。
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