記録ID: 3507360
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ハイキング
奥多摩・高尾
生藤山〜三国山〜浅間峠＋浅間嶺 関東ふれあいの道-東京都3+4(一部)
2021年09月11日(土) [日帰り]
東京都
神奈川県
山梨県
mihara-chan
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 07:06
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,763m
- 下り
- 1,685m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:06
距離 18.6km
登り 1,765m
下り 1,687m
14:41
ゴール地点
帰りのバスは午後3時8分発で、時間ちょうどに来ました。でも臨時便だったらしいです。
| 天候 | 降ったり止んだり、昼頃一時晴れ、のち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
終 武蔵五日市駅行き西東京バス「上川乗」バス停まで |
| コース状況／ 危険箇所等 |
整備されているだけあって危険箇所はありません。ただしこの日は雨が降っていたので、岩場も土の道も滑りやすい箇所がありました。 |
| その他周辺情報 | 駅のNewDaysでお土産を買い、トイレを済ませ、ホリデー快速で直帰 |
写真
この日は定刻の4分前に臨時急行が出て、それに乗って約30分で着きました。手前にある定刻のバスはそのすぐ後に到着したので、途中に殆ど停車していないのでしょう。霧雨なので傘を差して出発しました。
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9/11 7:35
この日は定刻の4分前に臨時急行が出て、それに乗って約30分で着きました。手前にある定刻のバスはそのすぐ後に到着したので、途中に殆ど停車していないのでしょう。霧雨なので傘を差して出発しました。
右へ。和田峠まで3.7kmです。ヤマレコで作ったコース図だと40分になっていますが、歩いて行くので無理です。
陣馬山への分岐。皆さんは左へ。関東ふれあいの道を辿る私だけ直進。
和田峠に到着。40分では到底無理でした。雨は止んでいますが霧のように煙っています。
峠の茶屋の脇にある陣馬山への登山道2本。直登の男坂は階段が付け替えられていました。登山道と言うより普通の階段ですね。当初は陣馬山を往復する予定でしたが、1時間くらいかけても見晴らしが全くないので省きます。
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9/11 8:26
峠の茶屋の脇にある陣馬山への登山道2本。直登の男坂は階段が付け替えられていました。登山道と言うより普通の階段ですね。当初は陣馬山を往復する予定でしたが、1時間くらいかけても見晴らしが全くないので省きます。
生藤山に向かう道が通行止めだと。んー、困った。とその時、茶屋のシャッターを開けるガラガラという音がしたので、ご主人に確認しました。登山口はこの先なので行って大丈夫だそうです。一安心。
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9/11 8:26
生藤山に向かう道が通行止めだと。んー、困った。とその時、茶屋のシャッターを開けるガラガラという音がしたので、ご主人に確認しました。登山口はこの先なので行って大丈夫だそうです。一安心。
ゲートを過ぎて50m先にあると言われた登山口に向かいます。砂利敷きの道は平坦です。
ありましたね、登山口。そういえば、井戸BSから生藤山を経由して陣馬山まで来た時に通りました。あの通行禁止はその時もそうだったっけ。
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9/11 8:29
ありましたね、登山口。そういえば、井戸BSから生藤山を経由して陣馬山まで来た時に通りました。あの通行禁止はその時もそうだったっけ。
ヤマジノホトトギス 今回のコースでもあちこちでよく見かけました。ヤマホトトギス、ホトトギスと3種類がよく似ています。
今まで何度も見たことがあった石の指導標。上川苔まで10.7kmとあります。表記が川苔であって川乗ではないことから、あるべき地名表記に合わせてあります。残っているのはバス停の名前くらいですかね。
9/11 8:37
今まで何度も見たことがあった石の指導標。上川苔まで10.7kmとあります。表記が川苔であって川乗ではないことから、あるべき地名表記に合わせてあります。残っているのはバス停の名前くらいですかね。
とはいえ、両側に低木や草花が伸びている箇所がおおく、そこには蜘蛛の巣が上にも下にも張り巡らされていて、最初に通る人が壊していかなければなりません。こちらからのコースは私が杉の枝を拾って振り回しながら何十個も(誇張じゃないよ)壊しました。雨に濡れた蜘蛛の巣がヒュルルッと落ちていく様も趣がありました。
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9/11 8:53
とはいえ、両側に低木や草花が伸びている箇所がおおく、そこには蜘蛛の巣が上にも下にも張り巡らされていて、最初に通る人が壊していかなければなりません。こちらからのコースは私が杉の枝を拾って振り回しながら何十個も(誇張じゃないよ)壊しました。雨に濡れた蜘蛛の巣がヒュルルッと落ちていく様も趣がありました。
スギやヒノキの樹林帯を進みます。指導標は分岐には必ずあります。
生藤山まで細かいピークが何度かあり、それらには巻き道があります。走る人には嬉しいのでは。ふれあいの道はそのピークをすべて通っていきます。
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9/11 8:58
生藤山まで細かいピークが何度かあり、それらには巻き道があります。走る人には嬉しいのでは。ふれあいの道はそのピークをすべて通っていきます。
植生が豊富といえば聞こえがいいけれど、単に放置されているだけなのでは。
途中にはピンクリボンが殆どなく、またなくても迷うこともない道です。所々こうしてペンキマークがあります。
市道山からの合流点。ちょうどそちらからランナーが2人上がって来て休憩を取り始めました。「こっちに行くと『なまふじやま』でさ」云々と話していました。地名の読み方は難しいですね。
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9/11 9:09
市道山からの合流点。ちょうどそちらからランナーが2人上がって来て休憩を取り始めました。「こっちに行くと『なまふじやま』でさ」云々と話していました。地名の読み方は難しいですね。
醍醐丸。霧に包まれて展望がなく、ただの通過点です。普段はどうでしょうか。
キケン注意のテープが巻かれた木があります。虫にやられたのでしょう、表皮が殆ど剥がれていました。
ウリハダカエデ 地面を這うような低さですが、黄葉が始まっています。
巻き道との合流点。右下から来て右上に行くのがふれあいの道。頑張ろう。
ちっょとした岩場を進む箇所もあります。ここは土の道があるのでまだ安全でした。
サクラの木がありますね。何本あるか分かりませんが、咲く時期に来れば白かピンク色に染まることでしょう。
両側が切れ落ちた馬の背。道幅は余裕がありますが、落ちたら大変。
ミズナラの木が多いです。この木には地衣類がへばりついていました。
霧が濃くなっています。向こうまで見渡せません。実際は雨なのですが、葉っぱが多いため、降っている音が聞こえても雨粒に濡れることはほぼありませんでした。すごいぞ樹林帯！
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9/11 9:58
霧が濃くなっています。向こうまで見渡せません。実際は雨なのですが、葉っぱが多いため、降っている音が聞こえても雨粒に濡れることはほぼありませんでした。すごいぞ樹林帯！
連行山。手持ちの地図だと連行峰と表記されています。もちろん展望はありません。雨じゃなくてもあまり見えなさそうです。
下りの階段が整備されていて嬉しいです。左側の土が露出した部分はとても滑りやすいので。
このコースで最高峰の茅丸は1019m。本当なら遠くまで見渡せそうなのですが。
茅丸から狭い道を下って巻き道と合流すると、生藤山まであと400m。
ここにもヤマジノホトトギスが。花弁のポツポツ模様が少ないような気がします。
滑りやすいので気をつけて。根っこでも石でも掴めれば利用します。
そして生藤山（2回目）。前回と逆コースで来ています。あの時は虫がブンブン多すぎて長居する気になりませんでした。今回も展望がないうえに傘も差しているので、先へ行きます。
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9/11 10:38
そして生藤山（2回目）。前回と逆コースで来ています。あの時は虫がブンブン多すぎて長居する気になりませんでした。今回も展望がないうえに傘も差しているので、先へ行きます。
三国山は甘草水方面との分岐点。ここを右に行くので、ここからは初めて歩きます。テーブルもあり広々としているので、晴れていれば休憩場所としては良いですね。
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9/11 10:48
三国山は甘草水方面との分岐点。ここを右に行くので、ここからは初めて歩きます。テーブルもあり広々としているので、晴れていれば休憩場所としては良いですね。
軍刀利神社元社。ヤマトタケルの東征伝説にまつわる場所らしいです。
雨が上がりに麓からの風で霧が吹き上げられる様子。これもまた幻想的です。
心地よい稜線を挟んで左右非対称の植生。左は植林された杉林、右はそのままのミズナラやカエデ類。もしかするとサクラもあるかも。
日が射してきたので影が出ました。それでも周囲の山々はガスの中です。
大きなキノコ。サルノコシカケかな。これが木に生えると、そこから上は枯死します。
ここも非対称の植生で厚い雲の向こうから日が射す様子。一本道なので迷わずのんびり歩けます。私は浅間嶺を往復したいので、そのままテクテク歩きます。
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9/11 11:36
ここも非対称の植生で厚い雲の向こうから日が射す様子。一本道なので迷わずのんびり歩けます。私は浅間嶺を往復したいので、そのままテクテク歩きます。
何となく進みたくなるような、道があるような場所に行かないよう、道迷い防止になる指導標が立っています。
ふれあいの道はここから川乗橋バス停方面へ下ります。笹尾根を通って槇寄山・三頭山方面には上り返しになります。いつか進んでみたいです。
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9/11 11:54
ふれあいの道はここから川乗橋バス停方面へ下ります。笹尾根を通って槇寄山・三頭山方面には上り返しになります。いつか進んでみたいです。
突然現れた白いブナの木。木材としての利用価値はゼロですが、黄葉がきれいだし保水力もあり、森には欠かせない存在です。
二股になる道もすぐ先で合流です。親切にピンクリボンがある側で行きます。
比較的新しい木の橋がありました。2019年の台風19号で流されたのかもしれません。
左右とも杉林なので風景が単調です。右手下方からは川の流れの音が聞こえてきました。
道なりに下っていき、川を越えて右に曲がると、次のふれあいの道になる登山口があります。今回は以前に歩いた4歴史のみちとつなぐため、浅間嶺を往復します。コースタイムは上り80分、下り55分。バスまで2時間半あるから大丈夫でしょう。出だしは舗装されていてものすごく急です。
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9/11 12:33
道なりに下っていき、川を越えて右に曲がると、次のふれあいの道になる登山口があります。今回は以前に歩いた4歴史のみちとつなぐため、浅間嶺を往復します。コースタイムは上り80分、下り55分。バスまで2時間半あるから大丈夫でしょう。出だしは舗装されていてものすごく急です。
民家の脇の激坂を登るとすぐに登山道になります。しばらくはこのまま登り一辺倒が続きます。
振り返って展望がある場所からの山々。今回展望があったのはこの2箇所だけでした。
ひたすら登りが続いた後はなだらかにアップダウンがあります。右も左も杉林で面白みはありません。伐採が進んでいる場所もあります。あの木は1本いくらになるのかな。50年経っても1,500円くらいと聞いています。それでは生計が成り立ちませんから衰退するのももっともです。
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9/11 13:05
ひたすら登りが続いた後はなだらかにアップダウンがあります。右も左も杉林で面白みはありません。伐採が進んでいる場所もあります。あの木は1本いくらになるのかな。50年経っても1,500円くらいと聞いています。それでは生計が成り立ちませんから衰退するのももっともです。
斑点が少ないどころかほぼ真っ白のヤマジノホトトギスは初めて見ました。
本来の浅間嶺である小岩浅間ではなく、山頂標があって展望が開ける展望台ピークに来ました。曇っているため、正面に見えるはずの大岳山がどれだか分からないほど。
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9/11 13:39
本来の浅間嶺である小岩浅間ではなく、山頂標があって展望が開ける展望台ピークに来ました。曇っているため、正面に見えるはずの大岳山がどれだか分からないほど。
子供の集団が記念撮影をするのを待ってからパシャリ。富士山も丹沢もわかりませんね。残念ですがまたの機会に。汗をかきまくってびしょびしょになったシャツと下着が汗臭くて仕方ないので、誰もいなくなったのをいいことに着替えちゃいました。
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9/11 13:50
子供の集団が記念撮影をするのを待ってからパシャリ。富士山も丹沢もわかりませんね。残念ですがまたの機会に。
汗をかきまくってびしょびしょになったシャツと下着が汗臭くて仕方ないので、誰もいなくなったのをいいことに着替えちゃいました。
汗をかきまくってびしょびしょになったシャツと下着が汗臭くて仕方ないので、誰もいなくなったのをいいことに着替えちゃいました。
下山です。少し戻って十字路へ。ここから展望台休憩所へは右、小岩浅間へは直進、バス停へは左です。
バス停まで2km。1時間あるので急がす下ります。こっちの道は雨が降ったようにはみえないほど、ツルツル滑る箇所はありませんでした。
9/11 14:07
バス停まで2km。1時間あるので急がす下ります。こっちの道は雨が降ったようにはみえないほど、ツルツル滑る箇所はありませんでした。
ひたすら下っていくと、民家の脇に出ました。バス道りも見えます。
柿がたわわに実っています。でもこれは民家の庭から伸びている物なので、熟しても取っちゃいけませんよ。そもそも渋柿かも知れませんし。
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9/11 14:39
柿がたわわに実っています。でもこれは民家の庭から伸びている物なので、熟しても取っちゃいけませんよ。そもそも渋柿かも知れませんし。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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|---|
感想
私が利用しているジオグラフィカには「首都圏自然歩道」という名称が見られます。調べると「関東ふれあいの道」という呼び方の方が一般的になっていて、1都6県1,799kmを結ぶ長大な長距離自然歩道であることがわかりました。その中で東京都内には7コース74.4kmがあり、部分的に歩いてはいましたが1コースも一気に歩いたことはなかったため、今回の山行にしました。目指すは陣馬高原下バス停から上川乗バス停までのコース��14.7kmに、個人の都合でプラスした分です。
天気予報では曇り、午後3時頃から雨マークでしたが、バス停に着くとすでに雨。小降りなので傘差し山行です。15分歩くと止みましたが、景色が悪いため、プラスアルファである陣馬山はやめて生藤山方面に向かいます。霧が立ちこめる登山道でも無難に進めました。意外と良い雰囲気です。後ろから追い抜いていく人達は軽装のランナーで、ハセツネが近いせいもあり、濡れた石がある路面でも軽快に越えていきます。大会が雨の場合に備えるにはよいのかも。逆に私は3回も滑って尻餅をついちゃいました。やれやれだぜ。
ふれあいの道自体は難しい箇所もなく歩けますが、展望がなかったのはちょっと残念。ひたすら歩くだけではつまらないので、花や木にも目を向けて行きました。桜の木もあるのですが、藤野観光協会のHPによると病気のため花を咲かせなくなっているそうです(https://info-fujino.com/hiking/233.html)。他にも枯れかけた木々があり、痛々しさを感じます。最も目立った花はヤマジノホトトギスとヤマホトトギスです。違いを見ながら歩くのも良いですね。また、今回のコースの生藤山〜和田峠間は蜘蛛の巣が多いです。以前歩いた井戸BS〜生藤山もそうでした。誰かが先に歩いてくれれば楽ですが、私のように気になる人は木の枝を振って壊しながら歩いた方が安心かと思います。
目標の時間より少し早くコース��を終えたので、もう一つのプラスアルファに考えた浅間嶺を目指しました。最初はなかなかな急登です。奥多摩の低山にはこういう急登が多い気がしますが目立たない存在です。伐採が進む杉林を往復し、浅間嶺展望ポイントまで無事に行ってこられ、北秋川橋まで歩いた分を加えてコース�い盍以發靴燭海箸砲覆蠅泙靴拭�めでたしめでたし。
今回は見晴らしがほとんどがなかったので、またいつか天気がいいときに歩いてみたいです。特に冬から春先だと木々が落葉していて、見晴らしもいいでしょう。さて、次はどこに行こうかな。
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