燕岳・大天井岳(IN:中房温泉、OUT:一ノ沢)大天荘で初テント
- GPS
- 14:47
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,173m
- 下り
- 2,285m
コースタイム
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 3:49
- 合計
- 10:54
天候 | 11日:雨のち晴れ 12日:くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
中房温泉までバス 5:10発 1800円 一ノ沢登山口からタクシー |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所:特になし |
その他周辺情報 | 下山後の温泉:しゃくなげの湯 700円 |
写真
感想
ずっと挑戦したいと思っていたテント泊に行くことが出来ました。
せっかく行くなら景色のいいところにテントを張りたいなあ。とか、縦走もしたいなあ。とか、でもコロナ禍の影響でテント場も予約制のところが多いなあ。とか考えて、大天荘に行くことに決めました。
名神集中工事の影響で迂回を強いられながら、なんとか穂高駅の駐車場に到着。仮眠をとって駅前に行き、5時10分発のバスで中房温泉に向かいます。
中房温泉に着くと雨。強い降りではありませんでしたが、渋々ザックカバーを付け、レインウェアの上着だけ着て出発しました。
雨が降ったり止んだり、レインウェアのせいで暑くなったり、そんな感じでレインウェアを着たり脱いだりしながら登り、合戦小屋に到着。
合戦小屋では名物のスイカを皆さん食べられていました。私もちょっと迷いましたが、少し寒かったので持参したマーブルチョコでカロリー補給。
ここから先は標高が上がってきたのと、初テント泊装備のザックの重さで疲れが出てきてペースが落ちてきました。でも同じようなペースで歩く同じような装備の方々を見ると「焦らなくても大丈夫だ」と思うことができ、ゆっくり歩を進めました。
燕山荘に着いたときはガスの中で眺望ゼロ。燕岳へ行くか少し迷いましたが、計画通りの到着時間だったので予定通り山頂に向かいました。
山頂も結局ガスの中だったので頂上の写真だけ撮って引き返すと、少しずつガスが切れて今いる稜線が見えるように。ほかの北アルプスの山々の山頂までは見えなかったですが、このあと大天井岳に向けて気持ちのいい稜線歩きが出来ました。
日差しは強くなく、吹き抜ける風は少しひんやりしているのでとても過ごしやすく、「あと槍ヶ岳でも見えてればなあ」と思いながら進みました。
計画より少し早いペースで歩けていましたが、大天荘への最後の登りで急に右膝が痛くなり、まともに右足を前に出せなくなりペースが半分に。
なんとか大天荘に着き、膝を庇いながらテントの設営。なんとか初テントを建てると中で横になり体を(膝を)休めます。
少し休んでから、まだ山頂に行っていないことを思い出し、膝が痛いまま大天井岳山頂へ。相変わらず槍ヶ岳をはじめとする北アルプスの山々の山頂は見えませんでしたが、今日歩いてきた稜線はよく見えて良かったです。
あとは暗くなる前に夕食ですが、この山行では「山でウインナーを焼いて食べる」が目標の一つだったので、シャウエッセンを焼いて食べました。これがメチャクチャ美味しくて病みつきになりそうです。
膝が痛くて動き回る気が起きないので、夕食後は寝袋に潜り込みそのまま寝てしまっていました。夜中何度も目を覚まして膝の様子を伺いますが、相変わらず痛いまま。テントから顔を出すと満点の星空で写真も撮りたかったですが、膝のせいでテントから出る気がせず。2日目は常念岳に登ってから下山する計画でしたが、登らず下山することを決め、「じゃあ朝早く起きなくてもいいかな」と思い4時半のスマホのアラームのバイブを止めて二度寝。結局5時半まで寝て、日の出も見逃したので開き直って、のんびり山頂からの景色を楽しんだりしてから出発しました。
膝は少しマシになっていましたが、痛みは残っているので焦らず進みます。この日は天気が良く、北アルプスの山々がキレイに見えていたのでとても気持ちの良い稜線歩きとなりました。
思っていたより良いペースで進めて、「やっぱり常念岳に登ろうかな」なんて考えも出てきましたが、常念小屋について常念岳を見上げた瞬間に諦めました。
あとはタクシーの予約を入れて、下るだけ。
でもこの下りが結構タフでした。膝が痛くなければなんてことない段差も気を遣いながら下るのでなかなか進めません。それでもなんとかタクシーの予約10分前に下山出来てホッとしました。
登山口には既にタクシーを2台待っていて、予約している旨を伝えると乗せてもらえました。
一泊二日の山行自体久しぶりだったのに、さらに初めてのテント泊でかなり不安もありましたが、無事に帰ってこれて良かったです。(膝のことは残念でしたが)
テント泊が出来たことで今後の登山計画の幅が大きく広がったと思います。
今シーズンはもう行けそうに無いので、来シーズンの計画を「あそこもいいな。ここも行ってみたいなあ」とニヤニヤしながら考えていきます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する