悪沢岳・赤石岳周回 沼平から自転車で

2021年09月13日(月) 〜 2021年09月15日(水)

• GPS: 20:43
• 距離: 61.8km
• 登り: 5,460m
• 下り: 5,477m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:17
• 休憩: 0:16
• 合計: 7:33

6:17 畑薙ダムゲート前
6:42 6:43 青薙山登山口
7:07 7:07 中ノ宿吊橋
8:03 8:04 聖沢登山口
8:22 8:22 牛首峠
8:39 8:39 滝見橋
10:21 10:33 小石下
12:12 12:12 蕨段
12:21 12:22 見晴岩
13:12 13:13 駒鳥池
13:25 13:25 駒鳥池駐車場
13:50 千枚小屋

2日目

• 山行: 8:01
• 休憩: 1:04
• 合計: 9:05

3:52 千枚小屋
4:32 4:38 千枚岳
5:33 5:34 丸山
6:10 6:11 悪沢岳
7:01 7:02 荒川中岳避難小屋
7:06 7:08 中岳
7:16 7:19 前岳
7:36 7:37 お花畑（荒川前岳南東斜面）
8:09 8:24 荒川小屋
9:01 9:01 大聖寺平
9:53 9:54 小赤石岳の肩
10:07 10:08 小赤石岳
10:18 10:19 赤石岳・小赤石岳間分岐
10:36 10:41 赤石岳
10:43 11:00 赤石岳避難小屋
11:03 11:04 赤石岳
11:14 11:19 赤石岳・小赤石岳間分岐
11:48 11:51 北沢源頭
12:38 12:38 富士見平
12:57 赤石小屋

3日目

• 山行: 3:49
• 休憩: 0:01
• 合計: 3:50

5:34 赤石小屋
6:51 6:52 カンバ段
7:51 7:51 牛首峠
8:00 8:00 聖沢登山口
8:42 8:42 中ノ宿吊橋
9:03 9:03 青薙山登山口
9:23 9:23 畑薙ダムゲート前
9:24 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沼平の駐車場は平日とあってガラガラでした。
沼平から椹島までは変速機の無い折り畳み自転車で。車道ですが大半が砂利道でアップダウンの繰り返しです。登りは無理せず降りて自転車を押しました。足場が悪く無いので押して歩く区間もそれほどきつく感じませんでした。行きが2時間ちょっと、帰りが1時間40分ほど、思ったほど疲れませんでした。これはアリですね。

コース状況／危険箇所等

危険個所はほとんどありません。
水場は、清水平、千枚小屋、荒川小屋にありました。赤石小屋は未確認です。

写真

9/13 7:05

新東名の清水PAで仮眠。6時に沼平のゲート前に到着しました。

9/13 7:05

今回は小屋泊前提でテントは持たず、万が一のためツェルトのみ。2泊で水2.5L入れて11kg。ボクとしては超ウルトラライト装備です。

9/13 7:06

車のトランクに折り畳み自転車を入れてきましたよ。

9/13 7:07

変速機はないところが気がかりなわが愛車ローバーくん。

9/13 7:25

先日、聖岳・光岳を登った時に渡った畑薙大吊り橋。今回は先に進みますよ。

9/13 7:54

すぐに砂利道になりました。アップダウンが続きます。登りはムリせず降りて自転車を押します。

9/13 8:05

川沿いの道を進みます。眺めが良かったので自転車を下りて1枚。

9/13 8:41

コンクリートで舗装された道路になると、赤石ダムが見えました。

9/13 8:55

紐のように垂れ下がっているのはガードレールです。手前でぐにゃりと曲がっているのは支柱。土石流があったみたいですね。自然の力は恐ろしい。

9/13 8:59

聖沢の登山口がありました。こkにも自転車が数台デポしてありました。

9/13 9:30

スタートから2時間強で椹島の下山予定地に到着。看板の下に自転車が2台ほどデポしてあったので横に駐輪。

9/13 9:38

千枚大吊り橋を渡ってスタートです。

9/13 9:40

先日のより畑薙大吊り橋しっかりしていますが、かなりの高度感です。

9/13 9:40

この高度感(-_-;)

9/13 10:00

ところどころこんな岩だらけの登りも。

9/13 10:09

鉄塔がありました。この登山道は鉄塔のメンテナンス用の道でもあるんですね。

9/13 10:09

みなさん撮られているので真似して真下から。たしかにこの構図で撮れることってあんまりないかも。

9/13 10:34

奥の方に赤石岳？でしょうか。

9/13 10:52

不意に車道に出ました。実際にはこんなところまで車で来られるんですね。

9/13 10:56

こきから再度登山道に。

9/13 11:30

間伐されて明るい森に出ました。手入れされた森って美しいですね。

9/13 11:17

いつものようにランチパックでランチタイム。

9/13 12:25

清水平に到着。水は豊富に出ていました。ありがたい。

9/13 12:43

南アルプスらしい美しい樹林。

9/13 13:36

植生もたびたび変わって飽きません。

9/13 14:10

駒鳥池です。こんな山奥に神秘的な池が。

9/13 14:34

あと15分。もうちょっと！

9/13 14:37

たぶんトリカブトですね。先日茶臼小屋でご一緒した方に教えてもらいました。

9/13 14:45

千枚小屋に到着しました。長かったなぁ

9/13 14:46

今年、南アルプス南部の小屋はすべて営業していません。

9/13 14:49

その代わりに、避難小屋として一部を開放しています。こちらは百枚小屋だそうです。

9/13 15:07

個室風に仕切られて9つに分かれています。窓のある角部屋を確保（笑）

9/13 15:07

窓からは富士山が見えました。

9/13 15:12

天気が良いので外に出て一杯やります。

9/13 15:41

明日登る赤石岳ですね。待ってろよ〜

9/13 16:35

小屋に戻って夕食タイム。今回もカレーメシ。

9/13 16:43

生玉子を投入して栄養価アップ！

9/14 4:08

朝は定番のスキムミルクにシリアル。火を使わず、早い！軽い！ウマイ？

9/14 4:50

朝4時前にヘッデンを点けてスタートです。小屋のすぐ上の水場もたっぷりと出ていました。

9/14 5:29

小屋から50分ほどで千枚岳山頂に到着です。東の空がうっすらと明るくなってきました。

9/14 5:40

先に進みます。暗い中、こんな梯子を下ります。

9/14 5:45

こんな岩場も下るのか。暗い中だと恐怖感が増します。

9/14 5:55

富士山も美しいシルエットを見せてくれました。

9/14 6:20

荒川丸山山頂に到着です。

9/14 6:21

自撮りで記念撮影。

9/14 6:31

さあ、いよいよ百名山83座目の悪沢岳を目指しますよ。

9/14 6:39

振り返ると歩いてきた稜線。

9/14 6:40

悪沢岳、名前の通り岩ゴロゴロでなかなか歩きにくい。

9/14 6:43

赤石岳もどっしりとした融資を見せてくれました。

9/14 6:57

さあ、赤石岳、日本で6番目に高い山の山頂に到着です。

9/14 6:58

百名山83座目ゲットです。

9/14 7:00

360度の絶景です。

9/14 7:02

北アルプスや中央アルプスまで見渡せました。

9/14 7:07

さあ、お次は荒川三山のあと2座、荒川中岳、荒川前岳を目指します。

9/14 7:08

3000m級の縦走路。左は赤石岳、本日歩くルートが一望できます。

9/14 7:16

悪沢岳からはいったん大きく下るようですね。

9/14 7:19

かなり急な下りです。

9/14 7:30

南アルプスは深いですね。右奥に見えるのは昨年登った塩見岳。

9/14 7:33

さあ、荒川中岳に登り返しますよ。

9/14 7:36

紅葉には少し早かった感じですが、草の葉が赤く色づいていました。

9/14 7:42

赤石岳を見ながら登ります。やっぱりアルプスっていいですね。

9/14 7:53

振り返ると悪沢岳。やっぱり独立峰の風格がありますね。

9/14 7:57

荒川中岳避難小屋に到着しました。

9/14 7:57

中はかなり狭いですね。数名しか止まれません。ここを当てにして登ると大変かも。

9/14 8:03

小屋からすぐの場所に荒川中岳山頂に到着しました。これも日本に21座しかない3000m級の山頂の一つです。

9/14 8:04

さあ、荒川前岳への稜線歩きです。

9/14 8:09

あそこが山頂ですね。

9/14 8:12

あっという間に荒川前岳山頂に到着。10分しかかかりませんでした。

9/14 8:12

登山道の反対側はがっつり切れ落ちています。

9/14 8:21

さあ、あとは赤石岳ですね。トラバースしながら鞍部に下ります。

9/14 8:27

振り返ると悪沢岳。

9/14 8:28

鞍部までは大分下らなくちゃいけませんね。

9/14 8:31

ここがお花畑。少し前まではお花が咲き乱れていたんでしょうが、ほとんど終了状態。

9/14 8:32

これだけ割いていました。エーデルワイスの仲間のなんとかウスユキソウじゃないかと。

9/14 8:54

荒川小屋が見えてきました。

9/14 9:01

荒川小屋に到着。アフターコロナに備えて？改装中でした。

9/14 9:03

小屋から分ほど下ると水場が。しっかりと水が出ていました。

9/14 9:05

荒川小屋のテン場です。赤石ビューで眺めの良いテン場ですね。

9/14 9:09

荒川小屋の冬期避難小屋はこんな感じ。小屋の規模としてはずいぶん狭いですね。数人で一杯です。

9/14 9:12

小屋前で、やっぱりランチパックのランチタイム。

9/14 9:32

ダケカンバの黄葉は始まったばかり。

9/14 9:38

トラバースしながら赤石岳に向かいます。

9/14 9:42

振り返ると歩いてきた3000mの稜線。

9/14 9:53

大聖寺平に到着。いよいよ赤石岳への登りが始まります。

9/14 9:59

振り返ると歩いてきたルートが。

9/14 10:15

さあ、がっつり登りますよ。

9/14 10:23

正面に見えていたのが赤石岳だと思ったら、小赤石岳だった。赤石岳は右に見えるトンガリ。

9/14 10:46

振り返ると、歩いてきた稜線が。

9/14 10:53

急登を登り切ったら小赤石岳の山頂が見えました。

9/14 10:58

赤く染まる高山植物。

9/14 10:59

気持ちの良い稜線歩き。

9/14 11:02

この尾根を下ったところに今晩泊まる赤石小屋があるはす。

9/14 11:02

よく見るとありましたよ。

9/14 11:03

赤石小屋との分岐に到着。

9/14 11:06

いよいよ赤石岳へのビクトリーロード。

9/14 11:12

赤く染まる高山植物。

9/14 11:13

奥には常に富士山が見守っています。

9/14 11:15

さあ、最後の登りです。

9/14 11:19

黄色も高山植物です。

9/14 11:30

さあ、あとちょっとで赤石岳の山頂です。

9/14 11:31

百名山84座目登頂です。

9/14 11:33

日本で7番目に高い山頂です。奥に見えるのは先月登った聖岳＆上河内岳。

9/14 11:35

歩いてきた稜線が一望に。

9/14 11:38

山頂直下には赤石岳避難小屋がありました。

9/14 11:39

先にもう一つの山頂がありますね。行ってみましょう。

9/14 11:41

東赤石岳？山頂に到着。

9/14 11:41

聖岳はこちの方が良く見えました。

9/14 11:46

赤石岳避難小屋の中を覗くと・・・ここはかなり広くて快適そう。

9/14 11:47

小屋の中にはこんなものが。

9/14 11:46

開けてみると・・・
おー！！食料が。

9/14 11:47

ワンカップと焼酎も。

9/14 11:48

お言葉に甘えていただきます♪

9/14 12:20

さあ下山です。ずいぶん急な下りですね。

9/14 12:35

しばらく下って見上げると下ってきた稜線までのルートが。

9/14 12:40

まだまだ下ります。

9/14 12:57

見上げると・・・こんなに下って来たんだ。

9/14 13:05

沢沿いのルートから稜線に登り上げます。

9/14 13:27

稜線からはまた歩いてきた荒川三山の稜線が。

9/14 13:50

赤石小屋に到着しました。

9/14 13:52

冬期小屋は50mほど先にありました。

9/14 13:54

中はとってもきれい。

9/14 14:15

さっそく、いただいた親子丼の具材をつまみにワンカップをいただきます。うめ〜

9/14 17:29

窓の外は雨が降り始めました。ギリギリセーフです。

9/14 18:08

夕食もいただいてきた賞味期限切れのラーメン。

9/14 18:26

結局この日は貸し切りでした。

9/15 5:49

朝食はいつものように、スキムミルク＆シリアル。

9/15 6:58

さあ帰りましょう。

9/15 7:00

急な坂を下り終わるとこんな看板が。歩荷返しですか・・・登りでは使いたくないな。

9/15 7:18

雲の中に入ると幻想的な風景に。

9/15 8:33

2時間ほどで下山完了。

9/15 8:35

ローバーくん、待っていてくれました。

9/15 9:05

さあ、17kmのチャリ回送です。赤石ダムもブルーに輝いていました。

9/15 9:38

行きでは気が付かなかったけど，笊が岳の登山口がありました。

9/15 9:54

あの橋を越えると、舗装道路になったはず。

9/15 10:19

ゲートまで戻ってきました。

9/15 10:20

ダートを走ったローバーくん、ドロドロです。

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX30 SONY

感想

そーしん

コロナ禍で今年も南アルプス南部の山小屋は休業です。特殊東海フォレストの送迎バスも運行しないというおとで、普通に考えたら今年も行けないね・・・となるんですが、小屋は一部を避難小屋として開放しているというから、もしかして無料で行けるチャンスじゃね。と前幹に考えたものの、問題は椹島までの17kmの林道です。先月沼平から畑薙大吊り橋まで自転車で行ったことで、どうにかなるんじゃね、ということでチャレンジすることにしました。
わが家の折り畳み自転車ローバーくんは変速機が無いただのママチャリ。こんなんで大丈夫？という心配もありましたが、まぁどうにかなるでしょ。
椹島までの林道はアップダウンの繰り返し。登りは無理せず早めに押して歩くことにしました。下りは爽快なサイクリング。思ったほど苦労することなく椹島まで行くことができました。
登山の方はというと、さすが南アルプス南部、森林限界までは修業が続きますが、限界を超えると素晴らしい眺望の稜線歩きが待っていました。1日歩いても数人しかすれ違わず静かな山歩き、避難小屋もキレイで快適。
百名山83.84座目の山歩きを楽しむことができました。