槍ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,336m
- 下り
- 2,327m
コースタイム
03:50 穂高平小屋
04:35 白出沢出合
05:25 滝合出合
06:00 槍平小屋
07:25 千丈乗越分岐
08:35 飛騨乗越
08:40 槍ヶ岳山荘
09:05 槍ヶ岳アタック開始
09:25 槍ヶ岳 09:35
10:00 槍ヶ岳山荘
10:35 飛騨乗越
11:00 千丈乗越分岐
11:55 槍平小屋
12:20 滝合出合
13:00 白出沢出合
13:40 穂高平小屋
14:25 駐車場
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新穂高ロープウェーに向かう洞門途中を左へ入る。 一番奥まで入って空きを探すべし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
暗いうちのルートロス、雨天時の沢は注意。 飛騨乗越まで特に危険な所はなし。 穂高平小屋までの林道は、2カ所ほどショートカットできるルートがあるが 暗いと見つけにくい。 槍ヶ岳山頂は言わずもがな要注意。 自分も含めヘルメットのない方が多くおり、落石は特に気を付ける。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
まさかこんなに早く、行けるだなんて思ってなかった山に登ってきた。
それも新穂高から日帰りで。
往復距離27km。
高低差2200m
絶対きつい。
山友達の超韋駄天女子 H隊長がすでに1度経験済みで
私にもやれるよ!いこーよ!
と前回の八ヶ岳にてお話がすすみ、とうとう今日決行と相成った。
さぁ朝3時に無料駐車場にて待ち合わせ、ヘッドライトをたよりに出発。
二人とも寝ることがうまくできず睡眠不足だが、なんのその。足取りは軽い。
そしてアクティブな女どもに暗闇が恐ろしいなどという概念はなく
ものすごくしゃべりながらサックサク進む。
もうクマ避けの鈴などいらないんじゃないかと思うほどにしゃべりたおし
太陽と共に体温も気分も上昇。
白む沢を渡りヒキガエルを掴みながら進めば
槍平小屋まではあっという間だった。
ここから登りはだんだん急になる。
しかし背後の笠ヶ岳群はそれはもう壮観で、日光が徐々に色をつけていくのを楽しみながら登れた。
飛騨、千丈乗越分岐につくと例の箱を発見、山と人への愛を感じる。
あと少し!
はじめてちゃんと使うダブルストックに助けられながらつづら折りのザレ場を歩く。
これが本当にしんどかった…が、その道をH隊長はテンポをまったく崩すことなく上がって行く。
私は彼女を目標に
3分後には今の彼女がいる位置まで…
5分後には今の彼女がいる位置まで…
7分後には今の彼女がいる位置まで…
鼻をかんだり呼吸を整えながら目指した。
「富士山が見えるよー!頑張って!」
はるか彼方とも思える場所から励まされ頑張るも
とうとう隊長は見えなくなり、差の開き続ける目標設定はもうあきらめてゆっくり登った。
隊長から遅れること約15分、やっと飛騨乗越にたどりつき、ひと息つこうとするが
目の前にそびえ立つ槍ヶ岳山塊に、ため息のほうをついてしまった。
山荘でおにぎりを食べ、エネルギー確保したらザックをデポ。
冗談に感じるようなマークを追って山頂へ。
高いところは割りと平気だと思ってきたが、ただひたすら怖い。
三点支持をまもり慎重に足場、手元を確保してあがる。
上から降りてくる人たちのその顔は、この先の世界の素晴らしさを物語る。
雲は秋空はるか高く最高の天気。登りたった世界は本当に360度の大パノラマ。
つい探してしまう槍はいま、私の足下だ。
適当な山座同定をしながら、絶対にまた来よう、あそこも行こうあっちも行こうと夢は尽きない・・・。
これからの健康と安全と景気回復を願い、下山開始。
岩場の下降がまた恐ろしかった。
降りて山荘でラーメンでも食べようかと思っていたが、あまりの高度感に胃がシュッとなってしまってたので、結局またおにぎりを食べる。
ふとついた隣りのテーブルでは山荘の方たちがティータイムを楽しんでおり、あたたかいお茶をいただいてしまった。ありがたや。
昼寝でもするか〜?
というほど余裕ができてしまったが、お風呂も入りたかったし明るいうちに降りてしまおうということで、ひーこら苦労して登ってきた飛騨乗越までのザレ場をたったと駆け下りてゆく。
もうしっかりと日の光を浴びてカラーな世界になった飛騨沢の紅葉は、まだちょっとイマイチ?
枯れ色が多いような。
もう少し待てば他の樹木の紅葉でコントラスト変わるのかな〜。
近いうちに近いところにまた来れるかもという感じなので、次の楽しみ。
下りもまたしゃべくりたおしながら進むが、疲労感と飽きもあって・・・長い。
それでも朝のうす暗闇では見られなかった景色を楽しめるので、ナイトハイクもいいな。
なんて思ったりしゃべってたらようやく白出沢出合。
行きにここまで履いてデポしておいたシューズに履き替える。
この後もしばらく林道なので、軽くて足首が自由なのはとても楽だった。
自転車を持ち込んでる人もいるようだったが、しょっぱなひいて登るのを考えると私にはキツいかも。
最後には文句も飛び出す林道歩き、駐車場についたころには股関節もキシキシに疲れておりました。終了。
なんだかんだビビっていた今回の槍行き、終始楽しく大成功に終わった。
経験者のアドバイスもあり準備もよかったし、H隊長のおかげ、ありがとう!
お風呂はひらゆの森。500円。
ついに!ついにやりましたね(^o^)/
実はこの日、ちゃんと帰ってこれるだろうか…と心配しておりました(笑)が、さすが!
ハードな山行もおしゃべりしながら楽しくやってしまうpeachfaceさん すごすぎる(*^^*)
あのハシゴ怖いですよね〜 宙に浮いてるというか…
最後、ハシゴを乗り越えて頂上に立つ瞬間 あれが一番怖かった(笑)
次は槍から見えた、あの穂高へ!
初挑戦で行ってきたのは
わかるけど
めちゃめちゃコースタイムが早いじゃん!!
俺が、槍ヶ岳に行く時は
いつも新穂高の景色は真っ暗なのに・・・
こんにちは、peachfaceさん
さすが健脚、槍ヶ岳日帰りお疲れ様です!
自分が登った時のことを思い出しながらレコを見ました。
槍は、やっぱり特別ですね!
頂上に立った時の感動は今も忘れていません。
いい思い出になると思いますよ〜
またレコ楽しみにしてます
peachfaceさん、こんばんワンダフル!
槍ヶ岳日帰り山行、お疲れ様でした。
深夜?早朝?3時のスタートから素晴らしいタイムで(登ったことないからよく知らないけど)行ってこられたようで、半ば凶暴とも思えるその山行に尊敬の、いや畏敬の念に打たれておる私であります ともかくロングコースを投げやりにならずにやり遂げてくるところがワンダフルです。
どの写真にも見られる岩肌と山を形付ける尾根と沢の脈、ため息が出ますね。はしごの怖さも伝わります。
股関節が疲れたということで翌日の足は棒になっていたことでしょう。
アクティブ女子とインタラクティブな仲になりたい、そう思わせるレコをどうもありがとう
それにしても韋駄天隊長、すごい早いんですね 遥か彼方まで引き離すその脚力は一体…?実に興味深いです(べっぴんさんかどうかも含む)
低山でヒーコラやってる私がもしこのコースで槍ヶ岳に挑むとなれば途中で断念して怒髪天をつくか、
もしくは山頂で達成感から有頂天になるかどちらかでしょう。
kaori-mちゃんありがと♪
天気もよかったしすごいよかったよ〜
しかし日も覚えててくれて心配までしてくれてたなんて・・・惚れてまうやろー!
ハシゴね、ほんとあんなとこによくぞつけてくださったよ。先人に感謝尊敬畏怖の念!
おまけに山荘で働いてるお兄さんが後続にいらっしゃったんだけど、登りながら最近人がおちた話をしてくださるし
私はおりるための一歩をかける時が一番怖かった〜。
穂高マジで?
行きたいけどちょっと休憩するw
raichouさんこんばんは(^3^)b
初挑戦、めっちゃ元気に行ってきましたw
タイムを求めたわけではないですが、なかなかいいのたたきだしちゃったでしょ
今日は槍行ってきちゃったんだぜ・・・と思いながらの明るい時間の温泉は最高でした。
ちなみに山で素敵な出会い
とか話してたんですけど、これだけ男前登山だと完全に出会い追い越してると思います。
ということでさすがに今度はゆっくり行こうかーって話になりましたw
こっちにも(´▽`)delta-hfさん!
そうそう、raichouさんとの槍行きの記録をよくよく読ませていただいてたんですよ〜
参考にもなりましたし、今は同志!なんて思えちゃってますw
すばらしい場所でした!
そして西穂独標行ってらしたんですね♪
山仲間を増やし、育て・・・なんだか似たようなことしてるのでレコ楽しいです
bo-tyu-zaiさんこんばんはw
明日の足は棒かと呆然ともしましたが案外棒でもなく相棒は鎌倉へ私は辛抱の健康診断へと休みを棒に振ることもなく多忙に過ごしました
ロングコースでしたが女子のおしゃべりにかなうものはないようです。
しゃべりすぎと暗闇で、行きコースをほぼ覚えていないというのも結構な気分転換となりましたw
ぜひ気の置けないご友人と挑戦してみてください、楽しいですよ〜
韋駄天隊長は都会の洗練された美女です。
どこぞの帝方、ぜひなよ竹の姫君を追い越してみてください。
こんばんは、そしてお疲れ様でした!
新穂高からの日帰り槍ヶ岳、なかなかの魅惑のコースの達成おめでとうございます♪
韋駄天隊長も素晴らしい脚力をお持ちの方のようで、びっくりしました。
山頂からのあの景色はホントにあまりに素晴らしく、下山するのが躊躇われた夏の山行を昨日のことのように思い出してみたりしました。
今日はお気軽ハイキングしてきましたが、来週はガッツリ登山をやりたいななんて計画中です。
そして靴をデポして履きかえる!との技、ざひロングピストンの山行では今後使わせてもらおうかと思います(笑)
こんばんは♪気のおけないご友人さんw
garnet0823さんの槍行きコースもやってみたいんですよね〜
きりがないですよw
お気軽レコ、見てほのぼのしてきました
眺望と虫害は残念でしたが楽しそうでw
来週は棒の人もご一緒かな?晴れ男パワーで行ってらっしゃいませ
靴デポ、道にもよるでしょうけどナイスアイデアですよ〜。
ただ、雑でなくもうちょっとちゃんと隠したりしといてくださいw
peachfaceさん、こんばんは。
なんちゅうご健脚なんですか!
私は標高差1800mを1泊でぜぇぜぇ言いながら登ってきたというのに。。。
飛騨沢日帰りで槍だなんて私には夢のまた夢ですね。
ですがやはり槍は絶品ですね〜ますます行きたくなりました
よければ今度そのパワーの源をご指南ください
また次のお山レコも期待してます♪
sangoさんこんばんは!
今たぶん、一番体力ある時期かもです
おかげさまで次の日も元気に過ごせてちょっとびっくり
たぶん、体調整理として毎日納豆食べたおかげだと思います。
sangoさんもレッツネバネバパワー!
Peachfaceさんこんにちは
はじめまして、ですね。笑
恐ろしいタイムでの投了、おつかれさまでした。( ̄□ ̄;)!
レコを拝見してひょっとして行かれるのかも・・・と思っていましたが大差でしたね。自分も韋駄天目指してまだまだがんばろうと思いました。
これからもハードコースの楽しいレコ、期待しちゃいます!
fickleさんこんばんは!
写真がたくさんのレコだったので参考にさせてもらいましたよ〜
あの100m刻みの標高看板、実際目にしたときはほんとーに憎たらしかったですw
そしてコメントもいただいちゃって、ありがとうございます♪
ハードコース、きっついけど楽しいですよね
私はそんな頻繁にハードじゃなくてもいいんですがw
隊長引率だと結構ガッツリコースなのでうまいこと鍛えられて来ちゃいました
今後もfickleさんのハイテンションレコ、楽しませてもらいます
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する