のんびり槍ヶ岳紀行


- GPS
- 32:00
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 1,841m
- 下り
- 2,244m
コースタイム
11:50 横尾(昼休憩)
16:40 ヒュッテ大槍(泊)
6:35 ヒュッテ大槍発
7:30 槍の肩
8:10 槍の山頂着(休憩)
9:30 槍の肩
11:45 槍平小屋(昼休憩)
15:30 新穂高ロープウェイ駅
天候 | 26日 曇り 27日 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
松本〜沢渡 30キロ強 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は特になし。 ヒュッテ大槍の槍沢からの登りは、終わりの方が結構ガレているので落石を落とさないように注意。小屋の方のブログで、この付近で猿が落石を落とすとの記載あり、まるでドンキーコング・・・ 車を沢渡に置いていたので帰りは新穂高からバスで平湯へ、乗り換えて沢渡へ行きましたが、新穂高下山から車へ辿りつくまでに1時間50分位。よく下調べしなかったのですが、完全に選択ミスでした。 温泉は梓湖畔の湯へ。新穂高に車を置いて、こちらの温泉も良さそうなのでいずれ行ってみたいと思います。 |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
午前5時、地元八王子で集合して出発。中央道を長野目指して軽快に進む。6時半頃、諏訪SAにて朝食休憩。松本インターで高速を降り、コンビニで水、行動食を購入して沢渡へ向かう。ちなみに松本インターを降りてから沢渡までの道のりに、コンビニはセブンイレブンが4件か5件、最終は新島々駅手前にあったかと思います。
沢渡では一番手前の梓湖畔の湯の駐車場に止めます(1泊500円)。ここに止めると、帰りに温泉が一人200円引きになるのでおススメ。3名だったのでタクシーに乗って上高地へ、4000円也。
上高地到着、テクテク歩き始めます。上高地から横尾まではほぼ真っ平らな道を行きます。ところがまだ明神にも着かない内に、同行の2名から全然登らないじゃん〜とぼやきが・・・槍沢の急登で苦しむが良い( ゜∀゜)。
明神に着くと同行者Kがトイレに行ってしまう。さっき小梨平でも寄ったのに、早過ぎだよ(´∀`)
トイレからKが戻ってきたので、さあ行きますか、と思ったらおもむろにザックを開けるK。「お腹すきました」と言っておにぎりにかぶりつく。3時間前にうどん食べたじゃん(@ ̄□ ̄@;)仕方ないので明神方面の写真を撮って戻ったら、なんとおにぎり2つ目に取り掛かっていやがるし(´д`;)こんな所で思わぬ長い休憩になってしまいました。
再び平らな道を歩いて進みます。まあ平らなんで何事も無く徳澤園に到着。ここはかつて牧場だったということで、草原のテン場が本当に気持ち良さそうで、のどかな雰囲気です。個人的にはここで昼食にしたかったのですが、Kはそれほどお腹が空いていない感じ。そりゃお前はさっきおにぎり食べたし(’・ω・`)
ブルーベリーバタートーストに心魅かれつつも、またまた1時間歩いて横尾に到着。ここで昼食休憩、カレーを頂きます。山で食べるカレーはやっぱい美味しい(≧ω≦)
ここを過ぎると、少しずつ高度を上げ始めます。槍見河原は槍がガスっていたのでき気付かずスルー。槍沢ロッジで一息つきます。ちなみにKはここまでのトイレに殆どお立ち寄り。別に体調が悪いわけではないらしく、行ける時に行っておかないと、という性格らしいことが判明。用心深いのは良いんだが・・・
ここからババ平を過ぎ、一気に登りがきつく・・・目に見えてペースが落ちる2人。特に天狗原の分岐付近から、さらに歩みが遅くなり、こまめに小休憩を入れながら先へ進む。ここいらでソロの女性と前後し、キツイね〜なんて話をしながら進む。話を聞くと、彼女は殺生ヒュッテに泊り、明日槍に登るとのこと。では今日は同じくらいの距離だから頑張ろう、と言って先へ進む。
ヒュッテ大槍への分岐を曲がると、最後の急登が始まります。後半は結構ガレガレのつづら折りなので、落石に注意が必要。ここの登りでライチョウさんの親子3匹と遭遇(///ω///)♪別に追っかけてないけど、登山道にいるもんだから、先へ進もうとすると彼らを追いかけてしまう形に・・・ごめんよライチョウさん(ΩθΩ)やがてヒュッテ大槍に到着です。コースタイム9時間半のところを休憩込みで7時間半なら上出来でしょう。
ヒュッテに着いたらチェックインをしようとしますが、指がかじかんで字が上手く書けません。歩いていたので気付きませんでしたが、想像以上に寒かったようです。チェックインを済ませたら早々に缶ビールで乾杯します。この日は空いていたようで、小屋全体で20人ほどしかいなかったようです。
お楽しみの食事はウェルカムワインに鶏肉のホイル包み焼きを始め、みんなで取り分けるアラビアータパスタ、タコの酢の物他、盛り沢山でした。ごはん、味噌汁もおかわりし放題です。食事の時にヒュッテの主人から挨拶がありました。
食事の後は夕景の写真撮影に外へ出ます。日暮れ時の外は容赦ない冷え込みで、水で濡れている部分が凍り始めていました。三脚を立てて写真を数枚取るも、指が動かなくなってきたので早々に小屋内へ逃げ込む。名物のバー大槍にて、見たことも無いようなウイスキーをいろいろ頂きました。飲みながら、明日の帰路は上高地ではなく新穂高に下ることに決定。
翌朝は快晴。東鎌尾根を辿って槍ヶ岳山頂まで、特に危険なところはなし。槍の肩まで下ったところでまたKから衝撃の一言「お腹すきました」( ̄◇ ̄;)朝ごはん食べてからまだ3時間しか経ってないのに。。Yさんの持っていたおにぎりを貰って食べるK・・・燃費悪過ぎじゃね?
帰りは南岳経由を下る予定でしたが、それだと帰りが相当遅くなりそうなので、飛騨乗越から飛騨沢を下りました。5年以上前の記憶ではもっと下部は歩きやすかったと思っていたのですが、良く考えたら沢沿いのルートなので大きな石が多くて当たり前、予定外に疲れました。槍平小屋で昼食を頂いて(ここでもKはYさんの食べきれなかった中華丼をたいらげた)下山。最後の林道歩きでは、工事のダンプが行きかっていて注意が必要です。
新穂高から沢渡行きの直通バスは13時半で終了なので平湯温泉のバスターミナルで乗り換えます。料金一人1800円也。乗り換えは悪い、というか本来このルートで帰る人は想定していないのでしょう。
梓湖畔の湯で汗を流してから夕飯を食べて帰ることに。俺「何食べる?」K「カロリーたっぷり消費したんで、ガッツリ肉食べたいですね!!」いや、お前は十分カロリー摂取してるよ(´Д`)
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