ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3541233
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

秋晴れ!川苔山-棒ノ折山

2021年09月20日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:58
距離
20.1km
登り
1,808m
下り
1,862m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:50
休憩
1:08
合計
7:58
8:17
7
8:24
8:25
5
8:30
8:30
22
8:52
8:55
84
10:19
10:19
20
舟井戸
10:39
10:55
7
11:02
11:02
8
11:10
11:10
5
11:15
11:16
18
11:34
11:34
23
11:57
12:28
19
12:47
12:48
19
13:07
13:07
11
山なし山南側
13:18
13:18
25
13:43
13:43
25
長尾丸山巻道西分岐
14:08
14:08
15
14:23
14:33
9
14:42
14:42
15
14:57
14:57
8
15:05
15:07
11
15:18
15:19
33
15:52
15:54
21
AKU
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:鳩ノ巣駅
復路:さわらびの湯バス停ー飯能駅
コース状況/
危険箇所等
・相変わらず19年秋台風による通行止めコースが多数残ります。8月からは百尋の滝コースが林道工事で通行止めに。
・日向沢の峰〜棒ノ折山の尾根は特に西側がハードな昇降の細道です。
・白谷沢ルートの下りは増水でちょっと緊張しました。登りと同じつもりで子供連れまで多数歩いていましたが、危なっかしくてハラハラしました。
その他周辺情報 コロナのため、さわらびの湯では売店でもビールは売っていませんでした。
快晴! 初めての熊野神社コースから
2021年09月20日 08:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 8:22
快晴! 初めての熊野神社コースから
大根山ノ神から100mほど林道を歩いて舟井戸下段コース
2021年09月20日 08:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 8:55
大根山ノ神から100mほど林道を歩いて舟井戸下段コース
苔むした石の擁壁。ここは昔の生活道路でしょうか
2021年09月20日 09:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 9:22
苔むした石の擁壁。ここは昔の生活道路でしょうか
気持よい木漏れ日の道。空気もさわやか
2021年09月20日 09:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 9:24
気持よい木漏れ日の道。空気もさわやか
舟井戸で尾根通しコースと合流
2021年09月20日 10:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 10:18
舟井戸で尾根通しコースと合流
十字路に到着すると
2021年09月20日 10:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 10:33
十字路に到着すると
百尋の滝コースが春まで通行止めのお知らせ
2021年09月20日 10:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 10:33
百尋の滝コースが春まで通行止めのお知らせ
川苔山頂。正面が雲取山。きょうは見通し抜群
2021年09月20日 10:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
9/20 10:39
川苔山頂。正面が雲取山。きょうは見通し抜群
富士山の方角を探すと樹間からチラリと姿が
2021年09月20日 10:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
9/20 10:55
富士山の方角を探すと樹間からチラリと姿が
防火帯尾根に合流
2021年09月20日 11:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 11:12
防火帯尾根に合流
形から三ツドッケと思っていますが(?)
2021年09月20日 11:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
9/20 11:29
形から三ツドッケと思っていますが(?)
踊り平への途中、富士山が良く見えました
2021年09月20日 11:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
9/20 11:31
踊り平への途中、富士山が良く見えました
ここも通行止め
2021年09月20日 11:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 11:34
ここも通行止め
蕎麦粒巻き道も通行止め札が下がっています
2021年09月20日 11:40撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 11:40
蕎麦粒巻き道も通行止め札が下がっています
振り返って川苔山(多分)
2021年09月20日 11:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 11:51
振り返って川苔山(多分)
道の途中の日向沢ノ峰山頂。お昼にします
2021年09月20日 11:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 11:57
道の途中の日向沢ノ峰山頂。お昼にします
ここからも富士山遠望
2021年09月20日 11:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
9/20 11:57
ここからも富士山遠望
ちょっと降りて棒ノ折山の尾根へ右折
2021年09月20日 12:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 12:29
ちょっと降りて棒ノ折山の尾根へ右折
いきなりピンクテープの超急勾配だった
2021年09月20日 12:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 12:34
いきなりピンクテープの超急勾配だった
一気に100m下ったところ
2021年09月20日 12:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 12:39
一気に100m下ったところ
送電鉄塔で一息つく
2021年09月20日 12:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 12:47
送電鉄塔で一息つく
延々と歩いて長尾ノ丸手前のロープ場
2021年09月20日 13:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 13:41
延々と歩いて長尾ノ丸手前のロープ場
頂上へはさらに登りが続くが、ピンクテープの巻き道選択
2021年09月20日 13:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 13:42
頂上へはさらに登りが続くが、ピンクテープの巻き道選択
歩き続けて槙ノ尾山。棒ノ嶺まであと少し
2021年09月20日 14:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 14:07
歩き続けて槙ノ尾山。棒ノ嶺まであと少し
棒ノ折山こと棒ノ嶺着。
2021年09月20日 14:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 14:23
棒ノ折山こと棒ノ嶺着。
たぶん武甲山
2021年09月20日 14:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 14:27
たぶん武甲山
西武ドームと左が狭山湖。奥は都心のビル群
2021年09月20日 14:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
9/20 14:28
西武ドームと左が狭山湖。奥は都心のビル群
北側はこんな山並み
2021年09月20日 14:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
9/20 14:28
北側はこんな山並み
ゴンジリ峠の下の木段。ここ以外の多くは倒壊していた
2021年09月20日 14:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 14:44
ゴンジリ峠の下の木段。ここ以外の多くは倒壊していた
岩茸石の分岐。
2021年09月20日 14:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 14:56
岩茸石の分岐。
初めて下りの白谷沢へ。一昨日の雨の増水が心配
2021年09月20日 15:08撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 15:08
初めて下りの白谷沢へ。一昨日の雨の増水が心配
家族連れがいると安心したのもつかの間、
2021年09月20日 15:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 15:21
家族連れがいると安心したのもつかの間、
足を濡らして歩いている人も
2021年09月20日 15:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 15:30
足を濡らして歩いている人も
やっと名栗湖が見えた
2021年09月20日 15:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/20 15:52
やっと名栗湖が見えた

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 1/25000地形図 ガイド地図 コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 ストック 水筒 時計 非常食 緊急保温シート 着替え ツェルト ファーストエイドキット 医薬品 カメラ GPS

感想

 8月に続いて久々のコースを辿ってみた。13年前に都県境を越えてみようと考えたコースで、結果的にほぼ同タイムで踏破したが、さすがにきつかった。
 鳩ノ巣駅でトイレに寄り、初めて熊野神社からのルートへ向かう。台風崩れが一昨日夜までに通過したので、すっきり雲一つない快晴が心地よい。ただし、本殿左に続く登山道はいきなりの急勾配。正法院ルートより若干短い分、坂はきつくなる。
 両ルート合流点でハットをかぶった若い男性の前を歩く形になった。ウオームアップくらいのつもりだった大根山ノ神までで早くも大汗をかいた。汗を拭き、林道を右へ100mほど行った指導標の所から登山道へ戻る。
 気温は普通だがカラッとさわやかなので、木漏れ日の道が気持ち良い。何よりこのルートはアップダウンがほとんどないので歩きやすい。途中、石垣のような擁壁が積んであり、山の集落への生活道路だったのでは?などと想像してしまう。
 かなり歩いて山腹を経由してきた「悪路」とあるルートとの合流で一休み。後を追う男性の到着と入れ替わりに出発し、今度はそこそこの坂を登る。あえぎあえぎ歩く高齢男性を抜いて舟井戸到着。水場分岐手前でもうひと休みしていると、くだんの男性が抜いて行った。
 十字路の指導標には、誰かがレコで注意喚起していた百尋の滝コース通行止めの札が下がっている。川苔山頂まで最後のひと登りの区間は、地肌の出ていた斜面が低い草木で覆われ始めていた。そして、頂上。見事に雲一つない空の下に山々が並ぶ。居合わせたベテランさんに山名を確認すると、山肌に石灰石採取場が見える天祖山の左上が雲取山、右上が芋ノ木ドッケとのこと。「富士山が見えないなあ」と言うので、樹間からかすかに頭が見えています、と教えてあげた。
 お握り1個を早弁してして先を目指す。曲ヶ谷北峰から広々した防火帯の尾根を下り、ちょっとだけ植林の林を通って再び防火帯の尾根へ。ふと左を見ると富士山のシルエットが良く見えた。分岐する道が通行止めだらけであることに驚きながら踊り平まで下って、日向沢ノ峰への厳しい登り返しに挑む。振り向くとシルエットの富士。ちょうど背中に太陽が当たって暑い。左の植林帯にも踏み跡があり、それも利用しながら最後は背を炙られながらなんとか登り切った。
 昼にしようと日向沢ノ峰でコッヘルで湯を沸かし始めたら、なんと途中でガスがなくなってしまった。夏の間使っていなかったので油断した。ぬるい湯で無理やりカップ麺を作り、お握りと一緒に流し込んだ。30分足らずの休憩の間に2人が逆方向へ歩いて行った。
 100mほど先で棒ノ折山分岐に至る。ざっくりと東京名が棒ノ折、埼玉名が棒ノ嶺という感じか。本来「ぼうのれ」とでも読むのだろう。なんて考える間もあらばこそ、踏み跡が消えてピンクテープの示す道はいきなり逆落としの急斜面となった。スリップに気を付けて150mほど下り、「有間山」という標識のある鞍部で一息。すれ違ったダブルストックの初老男性が元気に登っていく。
 もう一度激下りして登り返せば、やっと秩父50号の送電鉄塔。ここですれ違った男性が、棒ノ嶺までで最後に会った登山者だった。次のピークと1087mのヤマナシ山山頂は南側植林帯の怪しげな踏み跡で巻いてパスし、先を急ぐ。それにしても小さなアップダウンが厳しいし、踏み跡も薄く、支尾根に導かれないか不安になる。
 地図とコンパスと高度計でだいたい確認できるが、今回はヤマレコの山行記録モードをオンにして現在地を確認してみた。ずっとアプリを起動していると電池がもたないので、たまにつける運用を試してみたもので、十分使えると分かった。ただ、手袋をしているとスマホの操作ができないため、それほど手早くはできない。
 このまま長尾丸山の巻き道に入る気でいたら、いったんロープ場を登らされた。その先の杉林でピンクテープの木2本が巻き道の存在を示している。もはや眺望もなく、「棒ノ嶺はまだか」とつぶやきながら先を急ぐ。槙ノ尾山の山名標を見てやっと一安心したが、最後の80mの登り返しであごが出た。下りに備えて日向沢ノ峰で締め増した靴の中が痛いが、まだ暫く我慢が必要だ。
 頂上は子供連れなど気軽なハイカーで賑わっていた。西側の木々が伸びて13年前に見えた大持山は見えないようだ。10分ほど休憩しながら、さてどのコースで下ろうかと考えた。予定では白谷沢コースだが、雨が降ったばかりで増水しているはず。尾根伝いに変えるか迷っていると、そばの家族連れが往復とも白谷沢とするらしいことが分かった。子供を連れて行けるのなら、たぶん流量は問題ないのだろう。
 初志貫徹を決めて歩きにくい木の根の這う登山道をゴンジリ峠へ向かう。本来の登山道はロープで通れなくしてある。峠から先は丸木の階段だが、こちらもバラバラに倒壊している部分が多く、脇を通るよう促す表示があった。数年前に名栗から高水三山に抜けた時から全く改善されていない。メジャーなハイキング道なのにどうしてだろう。
 先ほどから右膝が痛みだしてきた。スキーで靭帯を傷めた後遺症と思うが、脚の付き方でなんとか緩和できる。ただ、その脚の付き方を加減するのがきつい。岩茸石を左に曲がり、緩い坂を下って白谷沢上のベンチで一休み。山慣れないカップルと年配者も同じルートへ向かうようで、ある意味心強い。
 ところが、実際の沢下りは結構大変だった。わずかだが流量が多く、ともするとドボンと落ちそうになる。子供連れや山慣れない若者たちで渋滞が生じ、右へ左へ繰り返す渡渉のルートが読めずに立ち往生する姿も。諦めて足を濡らして歩く人も出た。小学生を連れた父親に聞くと、登りで行けたので下りも使ったという返事で、いささか認識が甘いと言わざるを得ないだろう。
 こちらも疲れているのでバランスに気を付けながら慎重にクライムダウン。予定よりだいぶ遅れてようやく登山口に着き、靴の紐を緩めた。ただ、さわらびの湯までは名栗湖畔を回って車道をしばらく下らなくてはならない。
 やたらとバイクが集まっていたダム堤を渡り、下り道を歩いていくと森の中にショートカットの道を見つけた。しめしめと歩いていくと最後は草が被さり、簡単な柵で通せんぼされた駐車場奥の一角に出た。廃道かもしれないが、かなり短縮にはなったのでラッキーだった。
 最後のナンチャッテ沢下りが余計だったが、13年前とほぼ同じコースでずいぶんと疲れた。鍛えているつもりでも歳には勝てないところもある。前回はまっすぐ帰途に就いたが、脚がガタガタなのでゆっくり温泉につかることにした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:619人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

沢登り 奥多摩・高尾 [2日]
真名井沢〜蕎麦粒山もどって棒ノ嶺
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら