北アルプスの最深部で秋を探す 折立⇔黒部五郎・薬師

2021年09月19日(日) 〜 2021年09月20日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 36.8km
• 登り: 2,992m
• 下り: 2,992m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:15
• 休憩: 1:35
• 合計: 11:50

4:00 折立
4:05 十三重之塔 慰霊碑
5:05 5:20 青淵三角点
5:40 積雪深計測ポール
6:10 五光岩ベンチ
6:30 7:00 太郎平小屋
8:30 神岡新道分岐
8:50 9:00 北ノ俣岳
9:40 赤木岳
10:10 中俣乗越
11:30 11:50 黒部五郎の肩
12:00 12:20 黒部五郎岳
12:30 黒部五郎の肩
15:40 太郎山
15:50 太郎平小屋

2日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:30

4:30 太郎平小屋
4:50 5:00 薬師峠
5:30 薬師平
6:10 6:20 薬師岳山荘
7:00 7:20 薬師岳
9:20 太郎平小屋
12:00 折立
12:00 ゴール地点

天候

1日目：晴れ
2日目：晴れ→曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富山側の亀谷連絡所より有峰林道に入ります。
・登山前日の16時、登山口近くの駐車場に到着、残り十数台分
・登山当日の4時、駐車場満車、路上駐車あり
・下山した時、駐車場満車、路上駐車あり
※臨時駐車場の状況は不明

コース状況／危険箇所等

・特に危険個所なし
・電波が届かないエリアが多い（小屋のほうも不安定でした）
・太郎平小屋またキャンプ場で1泊し、黒部五郎を登る人が多い
・赤木岳付近に岩場あり
・途中で飛越新道からの方と会いました（4名程度）

その他周辺情報

太郎平小屋に荷物のデポが可能

写真

青淵三角点で剱岳を発見

近距離で見る雲海

五光岩ベンチへの途中で、秋の雰囲気が既にいっぱいです

ふわふわの雲海〜

2時間半で小屋に到着

元々初日は薬師を登る予定ですが、天気が良さすぎるので、黒部五郎へ変更！
※ここで一つミスをしました。軽装備（7Kg）で来たので、荷物をデポしなくても大丈夫と思って、黒部五郎に向かいましたが、往復距離が長すぎて、結構きつかったです。

小屋方面は朝霧

黒部五郎方面の紅葉は色付き始めました

あっという間に霧が消えてしまった

遠くにある山は火打山・妙高？

秋の雰囲気！

雲ノ平方面
水晶、槍、黒部五郎も見える

薬師岳の大きな山容

秋の色

五郎まではまだ遠いです

雲海

北ノ俣岳頂上
風がめちゃくちゃ強いです

槍、黒部五郎、常念

五郎と槍

意外とアップダウンが多いです

常念方面

薬師、鷲羽、水晶

頂上に到着！

カール

槍穂高と常念方面

1週間前に縦走した槍穂高連峰
※まさか、その日の午後に地震があったとは

剱、立山、鷲羽、水晶とカール

後立山連峰も見える

百名山の中で最も遠いと言われる水晶

やっぱ剱の岩肌がカッコイイ

写真たくさん撮りましたので、そろそろ下山

午前中に歩いたコースの全体図、意外と遠いです

北アルプスの名峰たち

まだ登ったことのない最深部の百名山、鷲羽と水晶

急にガスと曇が上がってきました

晩御飯の前に夕陽を楽しむ

雲が燃えている

夕陽がまだ終わってないけど、月も昇ってきた
そのため、画面が少しピンク色になっています

夕陽タイムが終わり、続いてディナータイム

翌日の朝、薬師に行く途中で、再び槍を発見

出発が少し遅いので、今日のご来光には間に合わない（涙）

槍穂高連峰

五郎の頂上が赤くなっている

槍を真ん中にして、もう一枚（笑）

名峰たちの影

太陽が昇って来ました

朝日が照らす黒部五郎

朝日が照らす槍穂高連峰

朝日が照らす槍穂高連峰と黒部五郎（笑）

急登が終わり、頂上に向かう時にまたガスが上がって来た

薬師岳頂上

山頂の祠

太郎平方面

稜線が美しい

カール

そろそろ下山開始

有峰湖方面

黒部五郎方面の紅葉

薬師岳付近の水は本当に豊富です

日本らしくない景色

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

SKKRAW

先週、大キレットを縦走したため、体力や膝が完全に回復出来ず、今週は休もうと思いました。しかし、天気があまりにも良さすぎて、我慢できずにまた登りたくなりました。ちょうど今年の計画は残り「黒部五郎・薬師」と「雲ノ平」で、時間を考えると前者にしました。

有峰林道は6時〜20時で通行可能なので、前日に登山口近くの駐車場で車中泊しました。翌日に薬師を登って、翌々日に黒部五郎を登る予定でした。

当日朝4時に出発し、天気が曇りで、霧も濃くて、結構寒かったです。1時間ほど登って、三角点に到着し、天気も晴れました。そこで、初日の予定を薬師から黒部五郎に変更しました（小屋まで2時間半をかかったので、CTより約1時間の早くなったのも理由です）。しかし、自分の体力に自信を持ちすぎて、荷物をデポせずに黒部五郎に向かいまして、痛い目に会いました。
午後4時前に何とか小屋に戻りまして、ベットで休んでる時、地震が発生し、3回ぐらい揺れました。（その後、槍のほうで大変なことになったのを分かった）

翌々日、大キレットの疲れや前日黒部五郎の疲れが残っているので、出発時間を少し遅くにしました。そのため、ご来光も見えなかったです（体力不足を認めます）。また、薬師峠と薬師岳小屋からの登りが思ったよりきつかったです。頂上の手前まで、ずっと天気が良かったが、頂上に着いたらガスが上がって来ました。結局、下山まで剱や立山が見えなかったです。

このエリアの紅葉の見頃は9月下旬と言われていますが、少し早めに来ても結構綺麗だと思います。