荒川分水嶺巡り21 真の沢、甲武信ヶ岳、雁坂峠、黒岩尾根

2021年09月24日(金) 〜 2021年09月26日(日)

• GPS: 22:06
• 距離: 31.8km
• 登り: 3,427m
• 下り: 3,169m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:15
• 休憩: 0:59
• 合計: 9:14

6:19 スタート地点
6:38 6:38 入川渓谷公衆トイレ
7:45 7:56 赤沢谷出合
10:37 10:59 柳避難小屋
11:51 11:55 通らず
14:21 14:22 武信白岩沢出合
14:23 14:25 千丈ノ滝
14:28 14:41 武信白岩沢出合
14:44 14:50 千丈ノ滝
15:34 木賊沢出合

2日目

• 山行: 9:46
• 休憩: 0:53
• 合計: 10:39

15:34 木賊沢出合
9:07 9:07 三宝沢出合
11:54 12:04 荒川源流点
12:21 12:41 甲武信小屋
12:55 12:55 甲武信ヶ岳
13:11 13:13 甲武信小屋
13:29 13:29 木賊山
13:35 13:36 戸渡尾根分岐
13:39 13:39 木賊山まき道分岐
14:27 14:35 破風山避難小屋
15:18 15:20 破風山
15:50 15:57 東破風山
16:46 16:48 雁坂嶺
17:19 17:20 雁坂峠
17:31 雁坂小屋

3日目

• 山行: 3:04
• 休憩: 0:01
• 合計: 3:05

17:31 雁坂小屋
7:29 7:29 黒岩展望台分岐
9:06 9:07 あせみ峠
10:08 10:08 黒岩尾根登山道入口
10:08 ゴール地点

天候

晴れ、曇り、小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

真の沢を溯行するには懸垂下降できる準備が必要。沢の部分の左右の記載は下流側から見てであり、上流から見て右を右岸、左を左岸という、右岸左岸とは逆です。

その他周辺情報

西谷津温泉旅館宮本の湯

写真

9/24 7:10

懐かしの森林軌道

9/24 8:18

赤沢出合から急登

9/24 8:59

金山沢出合に降りる尾根

9/24 9:08

9/24 10:22

9/24 10:22

建て替えられてきれいになった

9/24 11:07

真の沢始まり。吊橋は股の沢林道

9/24 11:40

通らず。右側から高巻き

9/24 12:12

二段の白岩の滝下側

9/24 12:16

二段の白岩の滝上側。下側とともに左側を高巻き、二段目の上に懸垂下降

9/24 14:23

千丈の滝。左から高巻く。

9/24 14:32

巻き道の案内板。真の沢林道まで上がる。

9/24 14:45

真の沢林道を進むと千丈の滝落口に出る。

9/24 14:48

対岸の真の沢林道入口。千丈の滝落口から20m位上流の右側。

9/24 16:19

木賊沢出合にテント泊

9/25 7:21

木賊沢からまずは二段滝。一段目は右から、二段目は左側から巻くが、二段目の巻きが足場グズグズで良くない。この滝はガイド本には簡単に記載されているだけ。ということは普通ということか。

9/25 7:34

巻きの途中

9/25 8:20

きれいなナメ

9/25 8:42

10ｍ不動の滝。左から登れるが、ホールドが指先くらいしかなく、足場も滑りやすく、難儀した。しかし、ガイド本にもそう書いてあり、他の人のレポートも見ていたから想定の範囲内。95年白山書房発行の「東京付近の沢」を見返したら、右側から巻く記載がある。左側(右岸)から安全に巻けたとのレポートもある。

9/25 9:15

三宝沢出合。出会の駒鳥の滝は三宝沢から登り超える

9/25 9:31

倒木帯

9/25 10:14

5ｍ滝。巻くと危うそうで、右側の溝も途中まで登れるが上のほうがハングしている。結局右側の溝の上にある細木に、先端にカラビナをつけたロープを投げ、ロープを垂らして突破。これが一番難しかった。ガイド本にはこの滝の記載なく、えー!ここでこんな滝あるんかー、全く想定外。後日他の人のレポートを見ると、右側(左岸)に少し戻って巻けるようではある。

9/25 11:57

荒川源流碑。これ見たかった。とうとうここまで来た!　甲武信小屋まで150ｍ位登る。

9/25 12:22

徳さんは不在とのこと。

9/25 12:44

甲武信ヶ岳への登り道。左が笛吹川山梨県、右が荒川埼玉県。

9/25 12:55

甲武信ヶ岳山頂から。

9/25 12:56

9/25 13:17

木賊山へ。分水界。左が荒川、右が笛吹川。

9/25 14:23

破風山避難小屋。きれいに整備されていた。

9/25 16:14

雁坂嶺への登り。

9/25 16:45

ここからは下るのみ。

9/25 17:18

荒川水系分水嶺の旅の締めくくり。寄居から青梅まで、荒川水系分水界を歩ききった!

9/26 7:03

疲労困憊。しかも小雨なので小屋泊にして正解。一度泊まりたかった。ゆったりと過ごせた。

9/26 7:40

黒岩尾根道

9/26 7:56

9/26 7:58

シラビソのいい木

9/26 8:41

秋の気配

9/26 9:06

あせみ峠。ここから急降下と聞いていたが、そうでもなかった。が、滑った。

9/26 9:39

懐かしの釣り橋小屋方面への分岐。釣り橋小屋方面に行かないよう、トラロープが張ってあった。

9/26 11:19

大滝の湯が工事中のため入れず、隣の郷路館でうどんを食す。秩父でうどん?と思ったが、全粒粉の手打ちで美味かった。

撮影機器：

AQUOS sense4 SH-M15 SIMフリー シャープ

感想

iwananoakubi

畏怖と憧憬の母なる川、荒川の分水嶺巡りの最終章です。大好きな荒川水系の分水界を繋ぐ旅を始めたのが2年前。締めくくりは荒川の本流源流の真の沢を遡行して完結したかった。思いが叶えられました。このルート(甲武信ヶ岳から雁坂峠)を山梨県側起点にすれば一泊二日で余裕でできますが、荒川がテーマなので秩父起点にしたかった。今回の旅は川又から柳小屋間を除き初めての登山道だし、雁坂小屋に泊まるのも初めて。思えば29年前、山を始めたごく初期に、秩父と山梨を歩いて越えるという､地理的な驚きと歴史的魅力を感じ越えてみた雁坂峠。雁坂トンネルはなかった時代。ここを旅の最後にしたのも意義深いものとなりました。雁坂小屋は素朴さと人間味があり、とても好きになりました。