西穂高岳
- GPS
- 06:19
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 873m
- 下り
- 872m
コースタイム
天候 | 小雪、ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウェイ西穂高口駅を、小雪がちらつく中を出発。木や石の上には積雪があるが、足元は特に問題なし。時折、うっすらと雪が積もった石の上を歩く程度。 西穂山荘より先は、飛騨側からの風が強い。氷点下の気温と強風で、防寒対策を怠ると耳などは簡単に凍傷になりそう。稜線上も積雪、凍結等はほとんどなく、アイゼン等の出番はなかった。コース上の鎖は、2〜3か所を除いて全て取り外されているので、鎖に頼らずに自力で登下降する必要がある。 |
写真
感想
二か月半ぶりの久しぶりの登山。10月に入ってからは毎週のように山に行くことを考えたが、やたらと台風に週末を荒らされた気がする。
前夜も仕事で就寝時刻も遅かったため、あまりコースタイムが長めの場所には行くことができない。八ヶ岳と迷ったが西穂に決定。10月中の土日はロープウェイの運行時間が長いことが決め手となった。車で走行中、信州側は好天で最高の紅葉狩り日和。しかし、安房トンネルを超えると曇り空。天気予報でも関東甲信は晴れ、北陸は雨、曇り。飛騨側は、やはり北陸の気象であることを実感する。
自宅の出発が遅かったのが響き、9:30のロープウェイで山上を目指す。小雪の中、西穂口を出発。上の積雪状況が不明であったこともあり、まずは独標の往復を目指す。ところどころの路面上に雪はあるが歩行に支障はない。西穂山荘より先は、風が強い。ハイマツが途絶えた瞬間に、飛騨側から強風が吹きつける。小雪とガスが主で大半の時間は展望が効かないが、時折強風にガスが流され展望が開ける。深秋の山が霧氷で彩られており、時折覗く透き通った青空と合わされば、夏とは一味異なる絶景が広がる。
当初の目標の独標に到着後、思いのほか積雪がないので、時計を見ながら先に進む。この先は、遮蔽物がないので一段と風が強いが、体を持っていかれるような強風ではない。足元もほとんど乾いており、アイゼンの出番もないまま西穂頂上に到着。頂上に着いた瞬間、ガスが晴れ、笠ヶ岳、槍、奥穂、全てが望めた。しかし、それもつかの間、カメラを取り出す途中で、あっという間にガスで灰色の世界に逆戻り。その絶景が脳裏から離れず、30分間もの間、機会を待ち望んだ。すると突然背後のガスが晴れたと思ったら、槍穂の代わりにブロッケン現象が見れた。結局、景色は諦めて、タイムアップで下山開始。下山後、新穂高温泉名物の蒲田川沿いの露天風呂を二軒はしごしてから帰宅した。
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