記録ID: 362607
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無雪期ピークハント/縦走
北陸
大笠山 〜晩秋と初冬の狭間で〜
2013年10月28日(月) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,738m
- 下り
- 1,731m
コースタイム
【コースタイム】
08:10 登山口
08:15 大畠谷橋
08:50 鏡岩
09:10 殉難丘
09:15 桂湖1.6km⇔4.6km大笠山:標識
09:25 大桧
09:50 桂湖2.6km⇔3.6km大笠山:標識
09:15 前笈ヶ岳(天ノ又)
10:25 桂湖3.7km⇔2.5km大笠山:標識
10:35 アカモノの頂
11:00 桂湖4.8km⇔1.4km大笠山:標識
11:15 旧避難小屋(水場)
11:40 桂湖5.7km⇔0.5km大笠山:標識
11:50 両白山地主稜線分岐点
11:55 新非難小屋
12:05 大笠山山頂 13:10
13:15 新非難小屋
13:15 両白山地主稜線分岐点
13:20 桂湖5.7km⇔0.5km大笠山:標識
12:35 旧避難小屋(水場)
13:45 桂湖4.8km⇔1.4km大笠山:標識
14:10 アカモノの頂
14:20 桂湖3.7km⇔2.5km大笠山:標識
14:25 前笈ヶ岳(天ノ又)
14:45 桂湖2.6km⇔3.6km大笠山:標識
15:05 大桧
15:15 桂湖1.6km⇔4.6km大笠山:標識
15:15 殉難丘
15:30 鏡岩
16:00 大畠谷橋
16:05 登山口
【登り時間:03:55】
【昼食時間:01:05】
【下り時間:02:55】
【総行動時間:06:55】
08:10 登山口
08:15 大畠谷橋
08:50 鏡岩
09:10 殉難丘
09:15 桂湖1.6km⇔4.6km大笠山:標識
09:25 大桧
09:50 桂湖2.6km⇔3.6km大笠山:標識
09:15 前笈ヶ岳(天ノ又)
10:25 桂湖3.7km⇔2.5km大笠山:標識
10:35 アカモノの頂
11:00 桂湖4.8km⇔1.4km大笠山:標識
11:15 旧避難小屋(水場)
11:40 桂湖5.7km⇔0.5km大笠山:標識
11:50 両白山地主稜線分岐点
11:55 新非難小屋
12:05 大笠山山頂 13:10
13:15 新非難小屋
13:15 両白山地主稜線分岐点
13:20 桂湖5.7km⇔0.5km大笠山:標識
12:35 旧避難小屋(水場)
13:45 桂湖4.8km⇔1.4km大笠山:標識
14:10 アカモノの頂
14:20 桂湖3.7km⇔2.5km大笠山:標識
14:25 前笈ヶ岳(天ノ又)
14:45 桂湖2.6km⇔3.6km大笠山:標識
15:05 大桧
15:15 桂湖1.6km⇔4.6km大笠山:標識
15:15 殉難丘
15:30 鏡岩
16:00 大畠谷橋
16:05 登山口
【登り時間:03:55】
【昼食時間:01:05】
【下り時間:02:55】
【総行動時間:06:55】
天候 | 【富山県伏木の当日天気】 天 気:晴れ 最高気温:18.0℃ 最低気温:7.8℃ 露点温度:8.2℃ 湿 度:57% 風 向:東 風 速:3m/s 現地気圧:1023.9hPa 海面気圧:1025.5hPa 降 水 量:0.0mm 積 雪 深:--- 日 の 出:6:10 日の入り:16:59 【現地の天気】 日差しあるも涼しい。 風もなく山行日和。遠望もきく |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
《住処:07:10 東海北陸自動車道経由 駐車場:07:45》 【ルート】 東海北陸自動車道、五箇山ICを下車し国道156号線を南下し紫の欄干の橋を渡って 大きな桂湖の看板で右折、打越トンネルを越えて桂湖まで 国道156号線右折から登山口まで15分程度。 【駐車場】 桂湖ビジターセンターがあるので駐車場には困らないと思います。 登山口手前に路肩駐車できますし、桂橋を越えた場所にも駐車できます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 登山ノートあり 【水場】 桂湖ビジターセンター手前に水場あり 旧避難小屋場所に潤沢な水場あり 【ト イ レ】 桂湖ビジターセンター前にトイレ有り ※桂湖について http://www2.tst.ne.jp/takanbo/index2.html http://www.gokayama.jp/katsura/katura.html 【登 山 道】 1登山口より前笈ヶ岳(天ノ又) 大畠谷に架かる吊橋を渡るといきなり岩壁で鉄梯子を登ります。 大小5個の鉄梯子と鎖場を越えると階段が始まり傾斜のある登りになり、 これがフカバラノ尾根の始まりだそうです。森林の中で視界はなく頑張りに時間です。 『桂湖2.6km⇔3.6km大笠山』標識を過ぎたあたりから急登の途中に緩やかな登りも 加わって少し楽になってきます。1300m過ぎから周りの木々も色付き始めて少し テンションがUP。登山道を右に入る小道を5mほど行くと1522mの前笈ヶ岳(天ノ又) に到着。倒れかけたベンチが数台あり展望は東に籾糠山・猿ヶ馬場山方面と西に 目的の山である大笠山が見えます。 2前笈ヶ岳(天ノ又)〜旧避難小屋 前笈ヶ岳(天ノ又)を越えて大小3個のピークがあり高低差は少ないものの 登り返しがあります。ここからは、もう紅葉真っ盛りで何処を見ても赤や黄色や 気分爽快で歩けました。1522m前笈ヶ岳(天ノ又)を越え一旦紅葉した美しいブナの 原生林を下って、登りきった所が360度視界の開けたところで大笠山山頂や奈良岳や 大門山など石川県犀川源流の山々。そしてなんといっても白山を奥に前面に見える 笈ヶ岳はとても見応えがありました。そして独特の山頂の山容の笈ヶ岳は見ていて まったく飽きませんでした。 『桂湖4.8km⇔1.2km大笠山』標識を過ぎるとまもなく旧避難小屋です。平成9年に 建てられた小屋は完全に右に傾いてドアはロープで固定さ使えない状態であったの で取り壊され平地に旧非難小屋の土台が残っています。水場潤沢に出ています 3旧避難小屋(水場)〜山頂 尾根の右側の草付斜面を歩いて、この斜面からみる大笠北方面の尾根斜面の紅葉 が素晴らしく本当に美しい絨毯のようでした。ブナ林からダケカンバに変わり 『桂湖5.7km⇔0.5km大笠山』標識が出てくると、分岐点までもうすぐです。丸太の 階段を登ると県境稜線に出て奈良だ岳への縦走分岐点です。右側に少し行くと 石川・富山県の県境尾根沿いにブナオ峠方面の山々の展望地。山頂へ向かって 進路を左にとり進むと新しい避難小屋があります。白山方面の山々、そして笈ヶ岳 を望ながら山頂へ。 山頂には一等三角点あり、また大きな机付きベンチが3個に方位盤もあます。 笈ヶ岳への尾根への道は刈り込まれてなく笹葉で覆われていました。 富山県内で東部であれば 北アルプス立山連峰・剱岳北稜の山々でガッツリと登り応えのある山々が 多くあるがと思いますが、県西部ではそれほどガッツリ登り応えのある山は少ないと 思うのですが、大笠山は県東部の北稜のお山に引けとらないほど登り応えがあり 東部最高峰ガッツリ系のお山であると思いました。 【日帰り温泉】 立寄り温泉:五箇山 くろば温泉 料金:600円 HP:http://www.gokayama.jp/meguri/kuroba.html 【往事の暮らしに思いはせ 上平・桂湖、湖底集落跡で見学会】 北日本新聞社:最終更新:10月20日(日)9時24分より 水位を下げている南砺市桂(上平)の白山国立公園・桂湖で19日、1970年に廃村と なり湖底に沈んだ桂集落跡を訪ねる見学会「在りし日の桂にふれる会」が開かれた。西赤尾 小学校桂分校の最後の教師だった寺崎満雄さん(79)=富山市願海寺=の話を聞きながら 、参加者50人が湖底を歩き、かつての集落の暮らしぶりに思いをはせた。 ダム水位標示板の取り替え工事のため約20年ぶりに集落跡が出現。見学会は桂湖ビジタ ーセンターが企画した。 岐阜県境に近い桂集落は廃村時、6世帯11人が暮らし、合掌造り家屋が並んでいた。 寺崎さんは、谷から用水を引いて水力発電したり、冬は家の周りに水を巡らして雪に埋も れないようにしていた当時の暮らしぶりを紹介。赴任時の熱烈な歓迎ぶりや児童と山菜をと って遊んだ思い出も懐かしそうに語った。 湖底を歩くと、実際に発電用用水や五右衛門風呂の釜の跡などが見つかり、参加者は40 年以上前、そこに人々の生活があったことを実感した。 山歩きが好きで、偶然、離村式前日に集落を訪れ、住民に風呂に入れてもらった源田義一 さん(71)=砺波市庄川町示野=は「二度と来られないと思っていた。感慨深い」と風呂 跡を見つめていた。 寺崎さんは「山奥の地でわずかな人々がどう生きていたかを皆さんに知ってもらうことは 意義深い。便利になり過ぎた今、失ったものや忘れていることに気づいてもらえればうれしい」と話した。 参加者は湖底散策の後、湖畔で膳を並べ、五箇山の郷土料理を楽しんだ。 |
写真
感想
食欲の秋 読書の秋
何と言っても!!登山の秋です
欲張りな僕は栗ご飯を携え
先輩にお借りした高熱隧道をサックに忍ばせて
今日、10月28日両白山地の北方の雄 大笠山へ行って参りました。
ちょっと遅いとは思いつつ大笠山へ
想定範囲内で紅葉は標高を下げフカバラ尾根下部で見頃
そしてルート半ばの前笈ヶ岳(天ノ又)から
雪を冠した笈ヶ岳、大笠山が見えてきました。
そして真っ白な白山。まさに絶景!!ッス
標高を上げると紅葉と雪の着いた斜面のコントラス
僕はお山であればALL SEASON好きなのですが
興味を惹かれるのが『狭間の季節』
季節の流れを実感できる。『冬から春』の雪と新緑の季節
そして今回のような『秋から冬』紅葉と雪の季節に心が奮えます
どういう言葉を繋げばいいのか・・・
山はそこにあって動かず、ただその存在感を示しています
そんな中、季節という流れが山を包み
動かないはずの山がまるで大きな音を立って動いて見える
僕は感じる山の動きを・・・そんな『狭間の季節』が大好きです
山頂からの南に憧れの峰笈ヶ岳と真っ白な白山
東に毛勝三山から乗鞍までの北アルプス
西に金沢市側から日本海と大好物の三座同定を楽しみながら
栗ご飯を頂き ちょっと高熱隧道を読み 秋の醍醐味を満喫です
晩秋の紅葉と初冬の狭間
一度で二度おいしい素敵な山行
ありがとうございました
大笠山さん
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kennkenさん、こんばんは
今日は久しぶりの晴天でしたものね〜。
紅葉いいですね〜。
大笠山、呉西にもそんなガッツリ系のお山が
桂湖はキレイで大好きなんですよね^^
登山道もしっかりと整備されてるみたいですね。
私もいつか行ってみたい思います
kazumi_hiさん
こんばんは
ちょっと大笠山は晩秋を迎え
燃えるような紅葉時期を過ぎていましたが
山頂にすでに雪を抱く
3段紅葉を楽しむことが出来ました
桂湖はちょっと前に10月20日にダム改修に伴い
水抜によって湖底が現われ
1970年に廃村となって湖底に沈んだ桂集落跡を
訪ねる見学会があったそうです
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131020-00002074-kitanihon-l16
好きなお山の山麓の歴史を知ると
なおのこと、そのお山が興味が沸いて好きになりますよ
へぇーーーー
すごい、そんな企画があったんですねー。
桂湖の下に集落があっただなんて。
たしかに歴史ですよね。
いろいろと勉強になります^^
ただ、ボーッと山へ登るだけじゃなくて
山の歴史とか周辺情報とか知ってると
もっともっと楽しくなりそうですもんね
ありがとうございました^^
kazumi_hiさん
おはようございます
僕も桂湖の下に
ダム建設に伴うに廃村となり湖底に沈んだ桂集落が
知りませんでした。
知った時にはちょっと驚きました
ボーっと山に登るのも良いですが
お山界隈の歴史なども考慮しながら登ると
ちょっと趣が変わって面白いですよ
前回、黒部の下ノ廊下というところに行った時の旧日電歩道。水平道や
今回の大笠山の桂湖底に沈んだ集落の事など
先人の苦労や努力の上に僕らが居るんだなぁ〜って思うと
感慨深いものがありました
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