【奥日光】金精山・温泉ヶ岳・根名草山(日光湯元より女夫渕へ・一泊)
- GPS
- 12:29
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,518m
- 下り
- 1,888m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 6:16
天候 | 両日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
(jasper00) 板橋5:02 → 6:51宇都宮6:59 → 7:44日光7:52 → 9:07湯元温泉 日光発の東武バスは乗客が多かったので増便が出た。おかげで、皆さん座れて良かった。(^^) (powruipote) 川治運動公園の無料駐車場まで車アクセス。そこから日光湯元温泉まで電車と路線バス(東武日光駅発の増便)で移動 ・電車(\670) 川治湯元 06:20 → 07:11 下今市 (野岩・東武) 下今市 07:30 → 07:39 東武日光 (JR) ・バス(\1,750) 東武日光 07:55 → \1,750(東武バス日光) ----- ■帰り (jasper00,powruipote) 女夫渕駐車場から路線バスに乗車。川治湯元駅入口BSで下車し、徒歩10分ほどで駐車場到着 ・バス(\1,250) 女夫渕 12:45 → 13:59 川治湯元駅入口 (日光市営バス) (jasper00) 下今市までpowruipoteさんの車で送っていただき、下今市16:05 → 17:32北千住 (powruipote) 下今市でjasper00さんと別れた以降はカーナビに導かれるまま走行。初利用の上河内SAスマートICから東北道へ。17:30頃帰宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口〜国境平 入山直後の樹林帯と尾根取り付き後序盤は道形不明瞭(落葉の影響あり?)で、コースマークも心細くウロチョロ。激急登をクリアしてからの中盤以降は背丈を超える笹薮漕ぎを覚悟していたが近年刈ってくれたようで、分岐までとても快適な登山道だった。 ・国境平〜金精峠 金精山からの下りは急傾斜が続く、鎖・ロープやハシゴに富んだ危険地帯(後ほど聞いたところでは、やはり転滑落事故がコンスタントに発生しているとのこと)。この日は氷化した雪が地面に残っていてさらに危険に思えたため、途中からチェーンアイゼンを装着して降下した。 ・金精峠〜念仏平避難小屋(温泉ヶ岳山頂分岐からの往復も含む) 温泉ヶ岳への登り途中から雪道になったが、ツボ足で問題なくルートもわかりやすかった。水場は旧避難小屋跡地近くの「最後の水場」の標札がある沢を利用。でもこの日は水量が少なく、手前で渡った沢で採った方が楽だったかな。 ・念仏平避難小屋〜日光澤温泉 根名草山まで雪道。山頂からの下り、2304Pとの鞍部までが積雪によりややルート不明瞭に感じた。以降は雪もほぼなくなって概ね歩きやすい登山道だったが、倒木をくぐるか跨ぐかしたことは数回あり、特に1箇所、先に続く道をスッポリ隠すように倒れていたことから進路に一瞬迷った場面があった。 ・日光澤温泉〜女夫渕 車も通る林道とハイキングコース(奥鬼怒自然研究路)を歩く、これまでと比べれば高速道路。日光澤温泉から向かう場合、歩いてきた林道から加仁湯の方へ左折しないとその先の八丁の湯の奥にあるハイキングコース入口に至れないことに注意。 |
その他周辺情報 | 下山中入浴:日光澤温泉(\500) ...下山後、駐車場すぐそばの日帰り温泉(川治温泉「薬師の湯」・\700)利用を予定していたが、入浴後の移動で汗をあまりかかなかったこともあって今回は立ち寄らず |
写真
装備
個人装備 |
シュラフ
インナーシュラフ
銀マット
エアピロー
長袖ベース
長袖インナー
長袖ミドラー
ロングパンツ(厚手)
ハードシェルジャケット
レインパンツ
タイツ
靴下
アウター手袋
予備手袋
防寒着(ダウン上下)
テントシューズ
キャップ
毛帽子
ブーツ
ザック
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
スマホ
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
行動食
飲み物
食器
調理器具
ガスストーブ
ガスカートリッジ
ライター
ストック
携帯トイレ
熊鈴
チェーンアイゼン
|
---|---|
共同装備 |
食糧(11/6夕と11/7朝)
|
備考 | 念仏平避難小屋内の冷え込みは予想していたほどでなく、テントシューズは履かずに済んだ |
感想
powruipoteさんとのコラボがようやく実現した。(^o^)
初めての試みに先立ち、お互いのルートを検討した結果が、少し地味目(失礼!)の奥日光〜奥鬼怒の山旅。私自身は初めて聞いた根名草山や念仏平避難小屋だったが、静かな樹林帯や各山頂でのすばらしい眺望、清潔で居心地の良い避難小屋、日光澤温泉の至福の露天風呂など、とても充実した山行だった。
さすがにガイドもやられてるだけあって、powruipoteさんのルート選定には敬服しました!
また、夕食で振る舞って頂いた山形の芋煮と会津の日本酒で楽しい夜を過ごし、朝食のカレーうどんで活力がみなぎった。いつものアルファ米中心の夕食や朝ラーメンでは味わえない、こちらも充実した山ご飯だった。
大変ごちそうさまでした。m(_ _)m
避難小屋では、ちょうど小屋締めの日とのことで小屋番さんがいらして、K2に単独で2回チャレンジされたことやカラコルムの未踏峰をいくつか制覇されてお名前が冠されたことなどを興味深く聞かせて頂いた。宿泊者は我々2人のほか、翌日に鬼怒沼から大清水〜戸倉の方へ抜けられる予定の単独行の方の3名で、小屋の1Fを広く使わせて頂き快適に過ごせた。小屋番さんお世話になりました。
powruipoteさんとは来年またコラボを楽しみたいので、よろしくお願いします。
奥日光の山中に佇む念仏平避難小屋は、ここ泊でその前後に聳える2,300m峰・温泉ヶ岳、根名草山を巡る静かな山歩きができそうな存在として、何年も前からこの山域の地図を眺めるたび目に付き気になっていました。しかしながら、いささか(かなり?)地味なルートでもあることからなかなか実行には移せず、長らくの間たまの机上登山の対象にとどまっていたものの、かつて日光白根山登山時に南側の稜線(前白根山〜金精峠)を歩いて以来、今年6月に北側の鬼怒沼界隈を訪れたことで、ならばその間の道も歩いて繋げたいとモチベーションがメラメラ再燃。この秋にソロで訪問すべく計画を立てていました。そんな最中、3年前の北アルプスで知り合って以降ヤマレコ上で交流を続けてきたjasper00さんとの初コラボ山行の話がついに現実味を帯びて来、互いの希望ルートを突き合わせてプラン選定を行った結果、なんと本計画が採用され今回のコラボ実現に至った次第です。まさかまさか、本山行をこんな形態で行うことになるとはほんの数か月前まで夢想だにしなかった。いまさらながら面白い世の中になったものだなあ^^。
...とまあ、前置きばかりつらつらと長くなってしまいましたが、jasper00さんとの再会然り、両日とも穏やかな秋晴れに恵まれた絶好の天気然り、これまで膨らませてきたイメージと違わない、北関東の高標高山域らしい静寂な樹林帯に続く趣のある登山道然り、快適だった小屋滞在時間然り、そして立ち寄った日光澤温泉の露天風呂の心地よさ然りと、行程のどの部分を切り取っても楽しさばかりの最上級の山旅となりました(これマジ)。jasper00さん、このたびはありがとうございました。来春の次回コラボでまたよろしくお願いいたします。
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