瑞牆山 金峰山


- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 2,003m
- 下り
- 2,003m
コースタイム
瑞牆山9:32-10:47瑞牆山荘
5/3 :瑞牆山荘5:55-6:54大日小屋-8:50金峰山
金峰山9:52-12:21瑞牆山荘
天候 | 5/2:快晴 5/3:晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・瑞牆山荘〜富士見平小屋 砂地の登りでちょっと歩きにくい。 ただ、登山道はかなり幅広、もしくは 所々分かれていたりするから、追い抜きしやすい。富士見平までハイキング の人も居るから全然問題なし。 ・富士見平小屋〜瑞牆山荘 結構急登で岩が多い。(北アみたいな岩あるきにはならないけど) 頂上直下の数分は登山道が山の北側の日陰に回るため、 アイスバーンになってる。ロープがあったので、夏でもちょっと手こづる 場所らしい。 ・富士見平小屋〜金峰山 富士見平小屋から大日山荘は普通の登山道。大日山荘手前は一旦、 下りになる。 大日山荘からぼちぼちアイスバーンのところが混じってくる。 けど、避けて歩ける。 大日岩を過ぎて、八丁平分岐からは完全にアイスバーン。 ここでアイゼン装着。 しばらく歩くと、アルプスっぽいハイマツの稜線に出る。 ここから雪orガレ場で、アイゼンを付けたままか外すかは 個々の好き好きです。 頂上直下からまた雪が増えてきて、金峰山との分岐付近は完全に雪。 分岐を過ぎたらすぐ頂上です。 |
写真
感想
5/1に甲武信ヶ岳を登頂後、そのまま車で移動し、
温泉に入った後、瑞牆山荘の駐車場で自炊&車中泊。
先日の毛木平の車中泊は車に常備してあるお気軽キャンプ用の
寝袋で寒くて寝られなかった為、この日は、テン泊用の
寝袋を用意。
が、それでも5月の標高1500mは非常に寒く、
テン泊用の寝袋(モンベルのULスーパーストレッチハウンハガー#5)でも寒くて
寝られず、寝袋を2枚重ねてやっと寝られた。
ホントは、テン泊の1泊2日で両山を登る予定だったけど、
自分の装備でテント泊したら、多分、寒さで酷い目に遭いそう
だったから、車中連泊で両山とも日帰りピストンに決定。
デイバックに荷物を詰め替え、いざスタート。
まず、瑞牆山から。
桃太郎岩や大ヤスリ岩を筆頭に奇岩揃い(?)で非常に面白かった。
2箇所くらいロープを頼るところがあったけど、そこも難所では
無く、普通に通過。 雪も無く、ラクラク登山だったが、
下ってきた人の話を聞くと、頂上の手前10分くらいが
完全にアイスバーンになってて物凄く怖い。
と、年配の登山者の方が大袈裟な言いっぷりで言うから、
「実は大した事無いんじゃないの〜?」とタカをくくっていた。
で、頂上まであと10分の標識を超えてすぐ、登山道は
山の北側の日陰に回った時、そこには見事なアイスバーンが・・・
しかも、ロープがあるし、普段でもちょっと手こづる場所らしき
ところが完全に凍ってる。
アイゼン付けようと思った時、車にアイゼンを置いてきてしまった
事に気付く・・・
アイゼンが無い人は、ロープの手前で手こづり転倒する人も居た。
頂上手前で諦めて帰ってしまう人も居た。
自分は、若さと手足の長さと気合でよじ登る。
登ってしまえば、すぐ頂上だった。
頂上は、快晴のおかげで昨日の甲武信ヶ岳同様に素晴らしい展望だった。
南アも全景が見えたが、何より八ヶ岳は非常に立派で印象的だった。
下りは、アイスバーンの所は滑って降りる。登るよりラクだった。
その後も快適に下り、11時前には瑞牆山荘に帰って来てしまった。
車でアイゼンを持って、金峰山に行けたけど、1日に2度も富士見平まで
登りたくない。
という事で、急遽、大弛峠まで車で回ってそっちから
午後から日帰りで登ってしまおうと考え、決行!
狭い林道を車を走らせ、大弛峠付近まで着いた時、
「〜5/30まで大弛峠は冬期通行止」
・・・
仕方なく、また瑞牆山荘まで戻って車中泊。無駄足だった(泣
普通にアイゼンだけ取って、同じ道で金峰山に行けば良かった・・・
5/3 金峰山に"同じルートで"向かう。
こちらは、大日小屋までは普通に通過、八丁平からはまたまた
アイスバーンのおでましだが、今日はちゃんとアイゼンを持っていたので、
ラクラク。稜線からは雪かガレ場 生真面目にアイゼンを装着したり
外したりしたから、時間ばっかりかかってしまった。
約3時間弱で頂上に到着。この日は若干雲が出ていたおかげで、
全体的に景色が霞んでいた。やっぱり前日に登っておけば
良かった・・・
頂上で一通り写真取ってマッタリして、いざ五丈岩に挑戦。
あんなの余裕だよ〜 と思ってましたが、
岩は全然ホールドする場所無いし、岩の足場が滑り落ちる方向に
斜めになっていて怖い。2/3くらいまで登ったところで、下を
見たら怖くなってしまい、自分が転げ落ちるイメージが浮かんだので、
そこで断念。 登山やってる癖に高所恐怖症なもんで・・・
下山は下山で大変だった。
朝5:55スタートで追い抜ける人はほとんど抜いてきたから、
帰りはすれ違いが大変だった。
中高年の団体は、どの山でも、どの季節でも例外無く迷惑極まりないのだが、
この日はそれに加えて、家族連れが大変だった。
幼稚園くらいの子が、普通のキャラクターが描かれた靴でアイゼン無しで
登ってる(登らされてる?)のだ。 案の定、コケる。泣き喚く。
これが一組だけじゃない。結構居たので驚き。
完全にハイキング程度の装備の家族も居た。
彼等の生活の中にリスクマネジメントは無いんでしょうか?
ちなみに子供にも登山靴とアイゼンをしっかり履かせている
家族も居ました。こういう子に限って、アイゼン要らないくらい
大人顔負けの登山をしてる。両親の指導がしっかりしてるんでしょう。
自分はまだ独り身ですが、将来、こういった家族をお手本にしたいですね。
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