また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 3815343
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳【唐沢鉱泉-天狗岳-にゅう-白駒池-渋ノ湯-唐沢鉱泉】

2021年12月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:27
距離
14.8km
登り
1,304m
下り
1,296m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:03
休憩
1:21
合計
8:24
6:10
6:10
49
6:59
7:00
38
7:38
7:39
19
7:58
7:58
30
8:28
8:53
17
9:10
9:11
2
9:13
9:14
5
9:19
9:19
23
9:42
10:03
3
10:06
10:06
6
10:12
10:12
37
10:49
10:57
7
11:04
11:04
14
11:18
11:19
17
11:36
11:38
5
11:43
12:01
2
12:03
12:03
41
12:44
12:45
58
13:43
13:43
48
14:31
14:32
1
14:33
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
唐沢鉱泉下の駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
上り:枯尾ノ峰分岐より上はアイゼン(チェーンスパイク)装着
下り:賽ノ河原まではアイゼン(チェーンスパイク)装着
ともに、ストックを使用

12本歯アイゼン、ピッケルは持っていきましたが、使いませんでした。
日の出前にヘッデンを付けて出発します。
2021年12月05日 06:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 6:11
日の出前にヘッデンを付けて出発します。
分岐までは雪はところどころしかなく、凍結箇所も数箇所ある程度でしたが、上りでは支障ありません。
2021年12月05日 06:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 6:39
分岐までは雪はところどころしかなく、凍結箇所も数箇所ある程度でしたが、上りでは支障ありません。
枯尾ノ峰分岐に到着しました。
2021年12月05日 06:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 6:56
枯尾ノ峰分岐に到着しました。
西尾根には雪がだいぶついています。
チェーンスパイクを装着しました。
2021年12月05日 07:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 7:13
西尾根には雪がだいぶついています。
チェーンスパイクを装着しました。
第一展望台の手前で視界が開けました。
ここで、ちょっと休憩を入れます。
2021年12月05日 07:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 7:30
第一展望台の手前で視界が開けました。
ここで、ちょっと休憩を入れます。
下界だけでなく、かなり遠くまで見通せます。
2021年12月05日 07:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 7:36
下界だけでなく、かなり遠くまで見通せます。
第一展望台を通過します。
2021年12月05日 07:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 7:38
第一展望台を通過します。
陽が上がってきて、空が青くなってきました。
2021年12月05日 07:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 7:46
陽が上がってきて、空が青くなってきました。
西天狗岳が姿を表しました!
2021年12月05日 07:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 7:56
西天狗岳が姿を表しました!
完全に雪山の装いです。
2021年12月05日 07:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 7:57
完全に雪山の装いです。
第二展望台に到着です。
2021年12月05日 07:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 7:58
第二展望台に到着です。
北八ヶ岳の山々です。
ロープウエイの頂上駅(中央)までもくっきり見えています。
2021年12月05日 08:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 8:13
北八ヶ岳の山々です。
ロープウエイの頂上駅(中央)までもくっきり見えています。
西天狗岳への最後の登りに取り付きます。
2021年12月05日 08:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 8:19
西天狗岳への最後の登りに取り付きます。
諏訪方面が絶景です。
奥には、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスまで。
2021年12月05日 08:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 8:19
諏訪方面が絶景です。
奥には、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスまで。
あとひと登り。
頂上はすぐそこです。
2021年12月05日 08:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 8:25
あとひと登り。
頂上はすぐそこです。
西天狗岳の頂上は、大賑わいです。
この天気に、みんなハイテンション!!
2021年12月05日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 8:28
西天狗岳の頂上は、大賑わいです。
この天気に、みんなハイテンション!!
権現岳以外の南八ヶ岳オールスターズのみなさんです。
2021年12月05日 08:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
12/5 8:29
権現岳以外の南八ヶ岳オールスターズのみなさんです。
ちょっとアップに。
思えば、今年は横岳には行けなかったです。
2021年12月05日 08:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 8:29
ちょっとアップに。
思えば、今年は横岳には行けなかったです。
南八ヶ岳の奥には、南アルプス北部の山々がしっかりと顔を出してくれています。
2021年12月05日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 8:30
南八ヶ岳の奥には、南アルプス北部の山々がしっかりと顔を出してくれています。
太陽と頂上標柱と南八ヶ岳!
2021年12月05日 08:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 8:32
太陽と頂上標柱と南八ヶ岳!
これから向かう、東天狗岳。
2021年12月05日 08:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 8:31
これから向かう、東天狗岳。
そして、やさしい山容の北八ヶ岳。
2021年12月05日 08:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 8:32
そして、やさしい山容の北八ヶ岳。
今日は、にゅうまで足を延ばします。
2021年12月05日 08:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 8:32
今日は、にゅうまで足を延ばします。
樹氷が朝日に照らされてキラキラと輝いていました。
しかし、写真にはうまく撮れませんでした。難しいー。
2021年12月05日 08:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 8:42
樹氷が朝日に照らされてキラキラと輝いていました。
しかし、写真にはうまく撮れませんでした。難しいー。
遠望の北アルプス、槍ヶ岳、穂高連峰です。
2021年12月05日 08:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 8:44
遠望の北アルプス、槍ヶ岳、穂高連峰です。
御嶽山です。
2021年12月05日 08:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 8:45
御嶽山です。
中央アルプスです。
冠雪前に、檜尾避難小屋の増築工事は無事に終わったのでしょうか。
2021年12月05日 08:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 8:45
中央アルプスです。
冠雪前に、檜尾避難小屋の増築工事は無事に終わったのでしょうか。
いくら居ても飽きませんが、そろそろ出発します。
積雪も多いですが、チェーンスパイクのままで、ストックを使います。
2021年12月05日 08:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 8:50
いくら居ても飽きませんが、そろそろ出発します。
積雪も多いですが、チェーンスパイクのままで、ストックを使います。
奥秩父です。
2021年12月05日 08:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 8:50
奥秩父です。
鞍部から、東天狗岳を見上げます。
2021年12月05日 08:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 8:56
鞍部から、東天狗岳を見上げます。
振り返って、西天狗岳。
2021年12月05日 08:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 8:57
振り返って、西天狗岳。
東に動いたので、横岳が隠れました。
2021年12月05日 09:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 9:04
東に動いたので、横岳が隠れました。
東天狗岳に到着しました。
2021年12月05日 09:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 9:05
東天狗岳に到着しました。
八ヶ岳ブルー!!
2021年12月05日 09:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 9:05
八ヶ岳ブルー!!
上州方面。
2021年12月05日 09:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 9:04
上州方面。
再度、南アルプスです。
2021年12月05日 09:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 9:06
再度、南アルプスです。
北岳の右側に、塩見岳が顔をのぞかせています。
2021年12月05日 09:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 9:06
北岳の右側に、塩見岳が顔をのぞかせています。
では、まずは中山峠に向けて下山します。
2021年12月05日 09:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 9:08
では、まずは中山峠に向けて下山します。
いい天気です!!
2021年12月05日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 9:38
いい天気です!!
中山峠に到着しました。
ここで、簡単な昼食をとります。
2021年12月05日 09:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 9:42
中山峠に到着しました。
ここで、簡単な昼食をとります。
このあたりは雪が深いです。
2021年12月05日 10:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 10:12
このあたりは雪が深いです。
にゅう分岐からは、森の中を進む感じです。
2021年12月05日 10:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 10:20
にゅう分岐からは、森の中を進む感じです。
稲子岳の全貌です。
いつか足を踏み入れてみたいです。
2021年12月05日 10:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 10:33
稲子岳の全貌です。
いつか足を踏み入れてみたいです。
にゅうの少し手前、ここが稲子岳への分岐のようで、赤テープが巻かれています。
積雪期の方が歩きやすそうです。特に、雪がしっかりしまってからが。
2021年12月05日 10:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 10:40
にゅうの少し手前、ここが稲子岳への分岐のようで、赤テープが巻かれています。
積雪期の方が歩きやすそうです。特に、雪がしっかりしまってからが。
にゅうが見えました。
2021年12月05日 10:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 10:41
にゅうが見えました。
にゅうに到着です。
2021年12月05日 10:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 10:44
にゅうに到着です。
窓が開いています。
2021年12月05日 10:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 10:45
窓が開いています。
にゅうの先端です。
2021年12月05日 10:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 10:46
にゅうの先端です。
天狗岳からはだいぶ下ですね。
2021年12月05日 10:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 10:47
天狗岳からはだいぶ下ですね。
硫黄岳の左側には・・・。
2021年12月05日 10:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 10:47
硫黄岳の左側には・・・。
やっと見えました!富士山です。
雲海に浮かんでいます。
2021年12月05日 10:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
12/5 10:47
やっと見えました!富士山です。
雲海に浮かんでいます。
浅間山から四阿山までもしっかり見えます。
2021年12月05日 10:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 10:47
浅間山から四阿山までもしっかり見えます。
浅間山と、その左に東篭ノ登山です。
2021年12月05日 10:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
12/5 10:48
浅間山と、その左に東篭ノ登山です。
頚城山塊です。
2021年12月05日 10:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 10:48
頚城山塊です。
北八ヶ岳の北方を望みます。
2021年12月05日 10:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 10:51
北八ヶ岳の北方を望みます。
白駒池は凍結しているようです。
2021年12月05日 10:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 10:51
白駒池は凍結しているようです。
北アルプスです。
見納めです。
2021年12月05日 10:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 10:51
北アルプスです。
見納めです。
天狗岳です。
見納めです。
2021年12月05日 10:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
12/5 10:52
天狗岳です。
見納めです。
東方面です。
2021年12月05日 10:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 10:52
東方面です。
金峰山。
2021年12月05日 10:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 10:53
金峰山。
甲武信ヶ岳。
2021年12月05日 10:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 10:53
甲武信ヶ岳。
白駒湿原まで下りてきました。
2021年12月05日 11:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 11:30
白駒湿原まで下りてきました。
白駒池の周回路まできました。
ここから白駒荘に向かいます。
2021年12月05日 11:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 11:36
白駒池の周回路まできました。
ここから白駒荘に向かいます。
全面凍結しています。
2021年12月05日 11:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 11:37
全面凍結しています。
白駒荘に到着しました。
2021年12月05日 11:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 11:42
白駒荘に到着しました。
全面凍結していますが、岸から離れたところは色が少し違うので、あまり近づかない!!
2021年12月05日 11:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 11:51
全面凍結していますが、岸から離れたところは色が少し違うので、あまり近づかない!!
とても貴重な体験です。
2021年12月05日 11:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 11:52
とても貴重な体験です。
白駒池から登り返してきました。
高見石小屋近くの主稜線上です。ここから、賽ノ河原を経由して渋ノ湯に下山します。
2021年12月05日 12:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 12:30
白駒池から登り返してきました。
高見石小屋近くの主稜線上です。ここから、賽ノ河原を経由して渋ノ湯に下山します。
樹林帯を下りてきましたが、視界が開けました。
写真左上は、中山です。
2021年12月05日 12:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/5 12:41
樹林帯を下りてきましたが、視界が開けました。
写真左上は、中山です。
賽ノ河原です。
2021年12月05日 12:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 12:43
賽ノ河原です。
賽ノ河原地蔵です。
2021年12月05日 12:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 12:53
賽ノ河原地蔵です。
大岩ばかりで歩きにくいですが、ここを登りに使うと、それはそれで気持ちよさそうです。
2021年12月05日 12:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 12:53
大岩ばかりで歩きにくいですが、ここを登りに使うと、それはそれで気持ちよさそうです。
渋ノ湯に到着しました。
2021年12月05日 13:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 13:40
渋ノ湯に到着しました。
硫黄泉のようです。香りもすごい。
2021年12月05日 13:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 13:41
硫黄泉のようです。香りもすごい。
渋ノ湯から少し車道を歩いて、ここから山道に入ります。
2021年12月05日 13:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 13:54
渋ノ湯から少し車道を歩いて、ここから山道に入ります。
苔むした山道を登っていきます。
2021年12月05日 14:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 14:14
苔むした山道を登っていきます。
唐沢鉱泉の駐車場のわきに出ました。
2021年12月05日 14:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/5 14:31
唐沢鉱泉の駐車場のわきに出ました。

装備

個人装備
SALEWA MS CLOW GTX

感想

冬が到来した八ヶ岳に、雪山装備の慣らしで行くことにしました。
他の方のレコを見ても、まだ新雪状態で、チェーンスパイクとストックで行けるとのことでしたが、一応、12本歯アイゼンとピッケルも装備に入れて、通い慣れた天狗岳を目指します。
また、今回は、最近訪れていないにゅうまで足を延ばし、稲子岳の取り付きの様子や冬の白駒池を見ようと思いました。

6時前に天狗岳の登山口である唐沢鉱泉に到着し、身支度をして6時過ぎに西尾根に取り付きました。まだ日の出前だったのでヘッドランプを使っての歩行でしたが、凍結した登山道はとても歩きづらく、慎重に歩を進めました。
枯尾ノ峰分岐まではノーアイゼンで問題ありませんでしたが、西尾根に乗ってからは雪が目立ち始めたので、チェーンアイゼンを装着しました。

尾根をどんどん詰めていき、開けたピークに到着すると、南側の眺望が開け、南アルプスの盟主の赤岳の姿が目に飛び込んできました。朝日の逆光が眩しく、今日の天気が素晴らしいことがわかりました。
そこからすぐに第一展望台を通り過ぎ、もうひと登りして第二展望台を通過し、西天狗岳への最後の登りに取り付きました。はじめは樹林帯の中を登っていきますが、パッと目の前が開け、岩稜帯登りに切り替わります。
積雪がかなりあるため、夏に比べると登りやすいように感じました。
大きかった西天狗岳の山容が、登るにつれて小さくなり、青い空がどんどん大きくなっていくのがよくわかり、頂上が近いことを実感することができます。

西天狗岳の頂上には、すでに多くの人が登っていて、抜群の眺望が四方に広がるさまを写真におさめていました。私もその仲間に入り、赤岳、硫黄岳などの南八ヶ岳、蓼科山、北横岳などの北八ヶ岳のほか、南アルプス、中央アルプス、北アルプス、木曽の御嶽山、奥秩父、上信越の山々の写真を撮りまくりました。
風もほとんどなく、レコで見た昨日までの天気とは雲泥の差の素晴らしい時間でした。

西天狗岳を後にして、東天狗岳に行くと、登山者も少なく、静かな頂上を楽しむことができました。
東天狗岳からは、北上し、標高を下げながらにゅうを目指します。中山峠で昼食として、買ってきたパンとたまごスープを食べました。
中山峠からにゅうに近づくと、右手に稲子岳が大きくなってきます。近づくにつれて、稲子岳への取りつきは北側にあることがわかりました。にゅうのちょっと手前の岩のところに稲子岳への分岐があり、案内板はないものの赤テープが張られていました。
稲子岳は基本的にはルートがないようなので、積雪期、特に踏み固められた春山シーズンが望ましいのではないかと考えており、3月ごろにチャレンジしようと思います。
にゅうには登山者がなく、岩峰にひとり登り、眺望を楽しみました。

にゅうからは白駒池を目指して下りましたが、幅の広い尾根なので、ルートが少々わかりにくく、いつのまにかルートから外れていることが何回かありましたが、白駒湿原からは木道が続き、すぐに白駒池に到着しました。
白駒池を時計回りに白駒荘まで行くと、凍結した池上で遊んでいる登山者の声が聞こえました。白駒荘の桟橋のところから池に下りられるらしく、私も桟橋に向かいました。

白駒池は全面凍結していましたが、どこまで行けるかは不安でしたので、桟橋の突端あたりから池上に下り、おそるおそる歩いてみました。記念撮影をしたり、寝そべったり、ほかの登山者の方々と楽しく遊び、散策しながら、冬の八ヶ岳の魅力を体験することができました。

白駒池からは、高見石方面に登り返し、賽ノ河原経由で渋ノ湯に向けて下山をしました。賽ノ河原では大きな岩を超えていくために、いったんチェーンスパイクを脱ぎ、賽ノ河原を抜けたらまた装着するといった具合でした。
雪がなくなりチェーンスパイクを外した後、沢を横断する箇所で、岩の凹凸に張り付いた氷を見落とし、足を滑らし大きく転倒し、左の腰骨と腕と肘を強打してしまいました。ここ最近、転倒など大きな事故にはあっていなかったので、油断しました。

渋ノ湯まで下山し、そこから南にひと峰先にある唐沢鉱泉まで、再度登り返し、下山しました。
天候に恵まれただけでなく、凍結した白駒池など、夏には見られない、新たな八ヶ岳の魅力を発見できた山行になりました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:616人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら