赤岳のち横岳敗退


- GPS
- 13:01
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,564m
- 下り
- 1,555m
コースタイム
- 山行
- 2:43
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 2:52
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 9:32
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ここ数年では積雪が多い。美濃戸口からしっかり雪があるのは久しぶり。 ・赤岳鉱泉までは往路つぼ足、復路カジタックス4本爪、トレッキングポール ・アタック時はグリベルエアーテック、コルサナノテク。 ・文三郎・地蔵尾根尾根ともに鉄階段はすべて埋もれ、文三郎はステップに乏しい斜面と化していた。地蔵尾根は途中の地蔵が頭まで埋もれていた。積雪が多いせいか、いつもは嫌なトラバースの箇所が安定したトレースとなっていた。 ・文三郎尾根分岐から地蔵ノ頭までは例年通り。 ・横岳方面はトレースが消えている所があり新雪が軟らかい。 ・昨シーズンは来なかったのでコロナ前同時期との比較だが人が少ない。 |
その他周辺情報 | 赤岳鉱泉 テント¥2000 高天\500 x2 八ヶ岳山荘 風呂 \500 カツカレー ¥1000 ビールL¥500 ビール \350 |
写真
感想
シーズンインして初雪山、慣らしなしテン泊の八ヶ岳は少し手ごわかった。
読み通りの快晴と風だったが、かつてなく寒かった。赤岳山頂には長居出来ず。
先行者の方が自分が時間が掛かった所をすいすい登って行かれるのを見て体力不足を痛感した。
1/1
中央線車中から見る白根三山、甲斐駒は雲に隠れる。三ツ頭から上も雲の中。白鳳三山のみ晴れていた。
小淵沢手前から雪を見るようになり、信濃境からは確り積雪となり、青柳からは積雪量が増した。
9:03 茅野駅 ドリテック-0.3℃
10:28 八ヶ岳山荘 ドリテック-5.2℃ CAL1502 ダウンからツルギジャケットに換装。手はORバックストップのまま、トレッキングポール2本出し、つぼ足で出発。美濃戸口から確り雪のあるのは久しぶり。林道もアイスバーンにはなっておらず、ショートカットを使いながら堰堤広場が近づくと木々の着雪・着氷が美しい。
12:05 堰堤広場 AL2227 ラドウェザー-7.6℃ ドリテック-6.2℃ 少し休憩。
沢は凍結しておらず、何度か橋を渡る。ますます着雪・着氷が美しく大同心、横岳が見えてくるとすぐに赤岳鉱泉。
13:19 赤岳鉱泉 まだテントは少ない。 人も少なめ ドリテック-9.6℃
テントの受付の後、13:43 ラドウェザー-0.2℃ ドリテック-1.1℃ 居抜き物件の整地をして
15:18 設営完了 ラドウェザー-8.5℃ ドリテック-10℃以下測定限界で使用不能。
15:57 ラドウェザー-11℃ 電池マークが出て高度計表示が異常値となる。
16:30過ぎから夕飯の支度、高天をやりつつ、鍋と雑煮。食後早々にシュラフに潜り込む。
就寝中、寒さで眠りが浅く外の足音で何度も夢うつつの状態になる。装備は今まで同様なので今回特別に気温が低いのか、自身の熱生成力が落ちているのか。
1/2
3:30 起床 ラドウェザー-10℃ 結露の霜が降るので削ぎ落とす。
5:30 出発 ラドウェザー-13℃ ヘッデン着用、グリベルエアーテック、コルサナノテク、ペツルシロッコ、上ツルギジャケット、手ORバックストップ イスカオーバーグローブで出発途中でミレーメリノグローブ追加。 ダイヤモンドダストが美しい。中山乗越への九十九折れの手前に直進するトレースあり。中山乗越には中山尾根へのトレースあり。
6:20 行者小屋 トイレの後、再び身支度して出発 テントが少ない。確り積雪を掘り下げて設営されている。
7:06 文三郎尾根を少し登ると、阿弥陀岳北稜とモルゲンロートの北アルプスが美しい。樹氷になりかけの様なコメツガもみられる。
鉄階段は埋まっておりまだステップに乏しいが、手すりと鎖は露出している。先行の登山者2名見える。
横岳 硫黄岳 中岳 阿弥陀岳
2640m付近でクライマーの方に抜かた。のち赤岳主稜(たぶん)に取り付いているのを見る。文三郎尾根分岐が近づくにつれ風が強くなる。
8:12 文三郎尾根分岐 風が強い。
阿弥陀南陵 入笠山 中央アルプス 御嶽山 ツルネ 三ツ頭 権現 ギボシ 編笠山 南アルプス 蓼科山 霧ヶ峰 美ヶ原 鉢伏山 北アルプス
立場川源頭ルンゼもいつも通り、竜頭峰分岐から主稜線へ入ると、竜頭峰の左に雲海に浮かぶ富士山。
ツルネ東稜 旭岳 権現 ギボシ ノロシバ 北岳 甲斐駒 仙丈
県界尾根 真教寺尾根 両神山 奥秩父三国山から金峰山
8:53 赤岳南峰山頂 ますます風が強く、飛ばされた雪が露出した所に当たって痛い。寒くて長居出来ないので早々に先へ。風のせいであまりいい写真が取れない。
西上州 御座山 両神山 奥秩父三国山から金峰山 北八ヶ岳 霧ヶ峰 美ヶ原 鉢伏山 北アルプス 妙高火打 浅間山 四阿山 谷川連峰から日光
日ノ岳ルンゼにトレースのあるのを確認しながら降り、
9:30 赤岳展望荘の陰で風を除けながら休憩して先へ、地蔵尾根分岐の地蔵には雪が付いていない。二十三夜峰の鉄はしごを過ぎて
9:59 日ノ岳ルンゼ手前の2740m圏へ軟雪の急登を登るには登ったが、この雪の状態がこの先また現れるのかと思うと、風が強さを増す前に硫黄岳までの縦走は無理と判断し地蔵尾根から降りることとした。
10:24 地蔵尾根分岐戻り 地蔵尾根の下りは積雪が多いせいか降りやすい。尾根途中の地蔵は頭まで埋まっているのを誰かによって振り出されてある。
11:05 行者小屋 ラドウェザー-9.8℃
11:37 赤岳鉱泉テン場戻り ラドウェザー-5.9℃ ドリテック-4.5℃
12:57 撤収して4本爪とトレッキングポールで出発。 雲が出てきた。気温が上がり林道の樹木の着雪はみるみる落ちて行く。またショートカットを使う。
15:00 八ヶ岳山荘着 ラドウェザー5.3℃ 4本爪とトレッキングポールを仕舞い、八ヶ岳山荘でお風呂とカツカレー
16:20発バスで茅野へ
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