厳冬の西穂独標に3度チャレンジするがピーク踏めず


- GPS
- 04:41
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 476m
- 下り
- 481m
コースタイム
8:40開門
第一ロープウェイ9時始発→乗り継ぎ→第二ロープウェイ
9:25西穂高口駅到着
■登山記録
9:35西穂高口駅→10:50西穂山荘ー11:05→11:36丸山→12:00標高約2530m付近で戻る→12:27丸山→12:42西穂山荘ー13:05→14:16西穂高口駅
ロープウェイ復路
14:40第二ロープウェイ → 第一ロープウェイ
15:17駐車場着く
天候 | 荒れ模様 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
■11日(土曜日)16:00自宅出発→上信越道→長野自動車道→19:30 梓川SA(車中泊) ■12日(日曜日)4:00梓川SAレストラン(24時間営業)朝食後新穂高ロープウェイ駅へ 松本ICを降り上高地に向かうと道路脇に雪が残る 沢渡から圧雪道路。安房峠のトンネルを抜ける圧雪道の長い下り。 走行にはくれぐれもご注意を。7:20新穂高登山者専用無料駐車場に着いた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇登山ポストは駐車場から先の「新穂高登山指導センター」にあります。 ◇明瞭なトレースあり ◇樹林帯の中は風も無く快適です。 ◇山荘から先はお天気次第で状況は一転します。 |
写真
感想
マイナス5度 チラホラ雪の舞う
新穂高ロープウェイの登山者専用無料駐車場に7:20分到着した。
三連休なか日、混雑を予想していたが意外と空いていたのでホッとした。
今年で三度目。厳冬の独標山頂を踏むことができるか期待と不安が交差する。
取り合えずロープウェイの駅に行き時間の確認。
開門は8:40分。ロープウェイの始発は9時。時間の変更はないようだ。
無料駐車場に戻り暫く車中で待機。
◇ロープウェイ乗車券はコンビニで割引券を購入した。
往復運賃2800円の処2240円です。
■乗車券購入方法
セブンイレブンでの購入方法
店内のコピー機脇の端末機で画面中央の「レジャーチケット」をタッチ。
次の画面で「商品番号入力で直接入力」をタッチ。
ここで商品番号入力「0104526」を入力し確認をタッチ。
チケット発券サービス払込票がプリントアウトされます。
その払込票をレジに出し代金を支払いチケットを受け取ります。
■チケットはロープウェイ駅の切符売り場へ提出し切符と交換します。
但し、バック重量が8キロ以上は別途料金300円を支払う。私はギリギリセーフでした。
7:40分。身支度をしロープウェイの駅に向かう。
途中、新穂高登山指導センターに立ち寄り登山届を投函。
駅に着いたが大分時間があるので近くを散策。
8:15分駅の玄関前に向かうと数人の登山者が並んでいた。
連休にも関わらずこんなに空いているのかと思っていたら開門まじかに観光客が増えた。
台湾からの観光客のようだ。お蔭で始発は満員。
バックを抱え身動き出来ない状態でしらかば平駅についた。
乗り継ぎの第二ロープウェイは二階あり若干余裕はあったが、ガスで視界なし。
終点の西穂高口駅に9:25到着。
ここで身支度を整え9:35西穂山荘に向け出発
西穂高口を出ると雪の回廊を歩き登山道へ。明瞭なトレースが延びる。
樹林帯の中は風も無く快適だが次第に登りがきつく息が上がる。
今回の重量は今までで一番軽量なはずだが・・・(前回はテント装備で)
■ 過去の記録
◇13/2/10 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-268761.html
◇12/2/25 http://onenoboru.web.fc2.com/hotak/120225/0225-hp.html
10時50小雪舞う西穂山荘に着いた。
気温はマイナス8度。雪だるまの「にしほくん」がお出迎え。
早速、山荘の陰で強風に備えゴーグル、アイゼン等を付けた。
天候は一向に晴れる気配無く視界が悪い。覚悟して丸山に向かう。
山荘から少し登ると飛騨側からの強い風が容赦なく吹き付け露出している顔の一部が痛い。
それでも昨年程の強風ではない。一歩一歩丸山に向けのぼる。
11:36丸山に着いた。視界なく強風が吹き付け休む気にもならず。
仕方なく更に先に進む。
強風で雪が飛ばされところどころ岩が露出しているが、雪が締まりアイゼンが良く効いた。
斜度は更に増す。視界は相変わらず悪い。上からソロの方が下ってきた。
ルート用かアイスクライミング用か分からないが、ピッケルを2本所持していた。
ちなみに私のピッケルは縦走用(長め)
西穂高岳まで行って来たのだろうかベテランの雰囲気が漂う方だ。
早速、先の状況を聞いた。相変わらず強風が吹き荒れ視界は悪いとのこと。
更にお願いサイドポケットから温度計を取り出し気温を見てもらう。
マイナス11度。標高は2530m付近。時間は12:00
今まで時間はあまり気にしていなかったが、少し時間が掛かり過ぎたかな
仮にここから独標まで30分あれば十分か、いや40分。今日の調子では50分か
頭の中で時間がぐるぐるまわる。無理はやめよう冬山の鉄則だ!
無理して登っても褒めてくれる人は誰もいない
余裕の時間でロープウェイ駅まで戻る事が一番だ。
三度目の挑戦もここであっさり諦める。
戻り始めると朝から一緒のカップルが登って来た。行ける所まで行くと言い登って行った。
二人を見送り更に下る。12:27丸山まで戻る。休まず更に下る12:42西穂山荘に戻った。
ここで暫く休憩を入れた。小屋には何度も入っているので今回はパス。
強風を突いて登って行った若いお二人さん独標に辿り着いただろうか少し気に掛かった。
13:05アイゼンを付けたまま下山。順調に下り14:16西穂高口駅に到着
少し時間が有るので屋上に行って見たが視界なく観光客は一人もいない。
雪だるまが寂しそう。私もすぐロープウェイに乗り駐車場に戻ることにした。
15:07ロープウェイ駅に到着。駐車場に戻る前に登山指導センターで下山届を提出し
15:17無事駐車場に戻った。
二年前から厳冬期の独標を目指しているが今回も悪天に阻まれ独標の頂に立てなかった。
何時に成ったら山の神が微笑んでくれるのだろうか・・・
先に行けばいくほど気力・体力が衰える年齢なのに
今年こそは厳冬期の独標に登りたい。
そんな事を思いながら着替えを済ませ15:34小雪舞う駐車場を後にした。
onenoboruさま、
ほんとーに、すばらしいなあ。
12日、群馬は快晴でしたが、そちらは難しい天候でしたね。
飽くなき挑戦、ほんとーに素晴らしいです!
お早うございます。
赤城・地蔵岳に登られたようですね。
リハビリ順調のようで何よりです。
今年は日帰りで独標を目指しましたが、ご覧の結果に終わりました。
独標には縁がないのかな
でもチャンスがあったらもう一度チャレンジしようと思っています。
此処にきて気力・体力が落ちるばかりです。
リハビリ励んでください。
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