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Yamareco

記録ID: 395826
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

竜ヶ岳 (宇賀溪から遠足尾根往復)

2014年01月12日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:04
距離
12.4km
登り
976m
下り
986m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

宇賀溪P 9:16−9:36 遠足尾根新道入口 9:41−10:51 大日向分岐 10:55−11:07 青川分岐 11:27−12:38 クラ 13:11−13:34 竜ヶ岳山頂 13:37−15:03 青川分岐 15:22−16:40 新道入口 −17:05 宇賀溪P
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宇賀渓駐車場:約50台。有料(500円)。トイレ有り。
 R306石榑北交差点よりR421(八風街道)を約3.5km西進。
 落合橋を過ぎると、すぐ左に落合橋Pあり(無料)。
 更に進み、約100m先を右に入った先に宇賀渓Pあり。
コース状況/
危険箇所等
林道には、雪はほとんど無く凍結も無し。

遠足尾根新道は、途中から氷雪混じり道となり、一部凍結箇所あり。
 アイゼンが必要なほどではないが、滑りやすく歩きにくい。

遠足尾根は、トレースは踏み固められているが、外れると膝下の雪。
 午前中は表面粉雪だったが、午後は湿雪。

クラ〜山頂間も、トレース部は固く、外すと膝下。
 積雪量は、多くもなく少なくもなく、笹藪がかろうじて隠れる程度。
 ほとんどの木が、樹氷で白くなっていた。
【屋根の上に白竜】
駐車場からは、竜の山頂がくっきり。
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【屋根の上に白竜】
駐車場からは、竜の山頂がくっきり。
【新道はシンドー】
傾斜のきつい新道は、微妙な氷雪混じり道。
【新道はシンドー】
傾斜のきつい新道は、微妙な氷雪混じり道。
【いい顔してる】
展望地から見る竜は、優しくもあり、厳しくもあり。
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【いい顔してる】
展望地から見る竜は、優しくもあり、厳しくもあり。
【見晴らしサイコ〜】
植林地帯を抜けると、金山尾根越しに竜が見えた。
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【見晴らしサイコ〜】
植林地帯を抜けると、金山尾根越しに竜が見えた。
【展望プロムナード】
遠足尾根を歩くのは気持ちいい。どこでも展望地だ。
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【展望プロムナード】
遠足尾根を歩くのは気持ちいい。どこでも展望地だ。
【雲母から雨乞まで】
南には、雲母、入道、釈迦、御在所、雨乞と、鈴鹿の役者が勢揃い。
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【雲母から雨乞まで】
南には、雲母、入道、釈迦、御在所、雨乞と、鈴鹿の役者が勢揃い。
【静ヶ岳がひょっこり】
思わぬ所から、静ヶ岳がこんにちは。
1
【静ヶ岳がひょっこり】
思わぬ所から、静ヶ岳がこんにちは。
【ホタガ谷から到〜着】
ホタガ谷のトレースの先を見ると、今コルに着こうとする二つの点が。
2
【ホタガ谷から到〜着】
ホタガ谷のトレースの先を見ると、今コルに着こうとする二つの点が。
【御池もぬ〜っと】
雪原の向こうには、裸の大将御池岳も。
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【御池もぬ〜っと】
雪原の向こうには、裸の大将御池岳も。
【よだれタラ〜】
おっとっとっと…ジュルリ。
2
【よだれタラ〜】
おっとっとっと…ジュルリ。
【急登〜】
もうすぐ急登。ノーアイゼンで登っちゃえ。
2
【急登〜】
もうすぐ急登。ノーアイゼンで登っちゃえ。
【裏藤原】
滅多に見られない藤原岳の裏側だ。
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【裏藤原】
滅多に見られない藤原岳の裏側だ。
【御池・藤原連合】
斜面で振り返ると、仲が良さそうな御池と藤原岳が。
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【御池・藤原連合】
斜面で振り返ると、仲が良さそうな御池と藤原岳が。
【白いぞ】
急登を登り切ると、白い木が待っていた。
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【白いぞ】
急登を登り切ると、白い木が待っていた。
【白い恐竜】
やっと姿を現した白竜。頭を右にして寝そべっている。
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【白い恐竜】
やっと姿を現した白竜。頭を右にして寝そべっている。
【青空に白珊瑚】
12時を過ぎたというのに、まだ白い。
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【青空に白珊瑚】
12時を過ぎたというのに、まだ白い。
【絶景ビューランチ】
これを見ているだけで満腹…なんてね。
4
【絶景ビューランチ】
これを見ているだけで満腹…なんてね。
【樹氷の森】
クラの森も、いつになく白い。
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【樹氷の森】
クラの森も、いつになく白い。
【樹氷の子どもたち】
竜で、こんなの見たことない。
4
【樹氷の子どもたち】
竜で、こんなの見たことない。
【クール静ヶ岳】
男前の静ヶ岳。樹木も凍りそうって、もう凍ってる。
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【クール静ヶ岳】
男前の静ヶ岳。樹木も凍りそうって、もう凍ってる。
【噴煙みたいな雲】
これが本当の雲竜型土俵入りかも。
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【噴煙みたいな雲】
これが本当の雲竜型土俵入りかも。
【ワンモーション】
竜は、ずっと昔からワンモーション・フォルム。
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【ワンモーション】
竜は、ずっと昔からワンモーション・フォルム。
【太陽に向かって】
いや、山頂に向かって。
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【太陽に向かって】
いや、山頂に向かって。
【羊は?】
ネガポジ反転したら羊になりそう。と思ったが、斑点のままだった。
2
【羊は?】
ネガポジ反転したら羊になりそう。と思ったが、斑点のままだった。
【石が増えてる】
石に囲まれ、石の地蔵になってる。
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【石が増えてる】
石に囲まれ、石の地蔵になってる。
【針路は御池に】
竜の山頂では、写真を一枚撮っただけで方角が分からなくなる。
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【針路は御池に】
竜の山頂では、写真を一枚撮っただけで方角が分からなくなる。
【大分黒くなった】
ランチスポットに到着。樹も空も黒くなってきた。
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【大分黒くなった】
ランチスポットに到着。樹も空も黒くなってきた。
【まだ凍ってる】
樹氷は透明な氷に変わってきた。
2
【まだ凍ってる】
樹氷は透明な氷に変わってきた。
【眠り竜にお別れ】
寝そべっている竜に、そっとお別れ。
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【眠り竜にお別れ】
寝そべっている竜に、そっとお別れ。
【ぐっちゃぐちゃ】
青川分岐からの道は、ズルズルのビタビタ道。
【ぐっちゃぐちゃ】
青川分岐からの道は、ズルズルのビタビタ道。
【竜がウインク】
展望地に着くと、竜の頭がピンク色にキラッと光った。
【竜がウインク】
展望地に着くと、竜の頭がピンク色にキラッと光った。
【今日も最後だった】
目一杯遊んでしまった。空では、十日余りの月が歓迎してくれた。
1
【今日も最後だった】
目一杯遊んでしまった。空では、十日余りの月が歓迎してくれた。

感想

暮れに登った藤原岳から見た竜は真っ白だった。
前日は雪が降ったようだったので、雪の竜を期待して、宇賀溪に向かった。

駐車場には、たくさんの車が駐まっていた。
まだ準備している人たちもいたので、安心して車の中で朝食を取った。
天気予報では、午前中はまずまずで、午後から崩れるとのことだった。
駐車場からは、澄みきった青空をバックに、真っ白な竜が見えた。

林道には、ほとんど雪はなかった。
駐車場の管理人は、前日の午後は吹雪でトレースがすっかり消えたと言っていた。
でも、この調子では、新雪はあまり積もらなかったのではと思った。

新道は、相変わらずの急登で、タダでさえ滑りやすい道は、氷雪混じりで気が抜けなかった。
遠足尾根に乗ると、雪は次第に多くなってきた。
とは言っても、やはり新雪は少なく、トレースの下は氷化しており、硬い雪道となっていた。

緊張したのは、ホタガ谷コース分岐から金山尾根分岐までの急斜面だ。
トレースの無いところでも、所々クラストしていた。
しかし、斜面全体が適度に締まっていて、キックステップで快適に登ることができた。

金山尾根分岐を過ぎると、樹氷が現れ始めた。
時間が遅かったので期待していなかったが、クラ全体が真っ白になっていた。
これほど白い樹氷を竜で見たのは初めてだった。

ここから山頂までは、視界が開け、何もかも丸見えだった。
真っ白な雪面に黒い点があちこちにあり、どこに人がいるのか一目瞭然なのだ。
山頂にいる人、登っている人、休憩している人、みんな見えるのが面白かった。
樹氷に囲まれ、竜と人を見ながら、遅い昼食を取った。

その内、空が次第に怪しくなってきた。
黒い点も、だんだん少なくなってきた。
あまりのんびりもしていられないな。
まだ人がいる内に、とりあえず山頂に行ってこよう。
そう思い、ワカンを着けて山頂に向かった。

山頂下までは、風はあまり無かった。
ところが、山頂に近づくと、急に風が強くなった。
さすが竜、山頂だけはいつもの強風だった。

山頂から下ると、またほとんど風は無くなった。
ここまで来ればもう安心だ。
ここからは、遠足尾根をスノーハイクだ。
出来る限りトレースは外して歩こう。

振り返ると、曇ってきて暗くなった空に、鏡餅のような竜が白く浮かび上がっていた。
さすがに、もう黒い点はどこにも見あたらなかった。

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