山名表記するもまたもや遭難寸前。吉野矢の音から超バリルートで無事生還。
- GPS
- 07:10
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,229m
- 下り
- 1,343m
コースタイム
10:55甘草水⇒11:10三国山山頂⇒11:20生藤山山頂⇒11:30茅丸山頂⇒11:45連行山山頂⇒
12:05山の神⇒12:10大草里山山頂⇒12:50和田峠⇒13:15陣馬山山頂⇒13:35南郷山山頂⇒
13:45富士小屋山山頂⇒14:00明王峠⇒14:20吉野矢の音山頂⇒14:45秋葉神社⇒
14:55横橋⇒15:10輿瀬神社入口⇒15:15JR相模湖駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:JR相模湖駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・鎌沢入口⇒三国山:危険箇所無し。 ・三国山⇒和田峠:危険箇所無し。 ・和田峠⇒陣馬山:危険箇所は無いが、階段を登る。 ・陣馬山⇒明王峠:危険箇所無し。 ・明王峠⇒吉野矢の音:危険箇所無し。 ・吉野矢の音⇒横橋:地図にも全く掲載されていない完全なバリルート。 (しっかりした路は無いが、踏み跡が残っている) ・横橋⇒JR相模湖駅:国道20号線(甲州街道)を歩く |
写真
感想
今日は先週に引き続き「薄れた山名の上書き」を目指して、「藤野十五名山」をたどってみることとしました。
ミッションは、
:JR藤野駅で幻の「丹沢あんぱん(いちご)」を購入する。
:「藤野十五名山」を歩く。
:「南郷山」の山名表記を上書きする。
:「吉野矢の音」を裏手から下る。
です。
ミッションがメインですが、普通に行っても面白くないので、「藤野十五名山」を巡ることとしました。
コースはJR藤野駅 からに乗って鎌沢入口で下車。三国山、生藤山の尾根を歩いて和田峠へ。
陣馬山に登り返して南郷山、富士小屋山を経て明王峠へ。
明王峠から吉野矢の音に行って、裏手を下りて山道に合流し、輿瀬神社を経てJR相模湖駅 に到着するというものです。
しかし、まさか 「吉野矢の音」からの下りを間違えて、地図にも載っていない路を歩くとは思いませんでした。
今回は、戻るに戻れなく(ずっと下ってしまったこと。踏み跡は薄いが続いているのと、杭が打たれていて繋がっていたこと)進むほかありませんでした。
とにかく進んで、「もうダメ。電話して場所の確認しよう。ダメなら救助隊を呼ぼう」と考えていた矢先に、
写真にある「社」と言うか「祠」が見えました。
ここに「祠」あるということは、「必ず路があって集落に出るはず」ということで、案の定「祠」から路が繋がっていて、無事下山出来ました。
今日は、全て知っている路を歩くということで、地図を持ってきていませんでした。吉野矢の音からも直ぐに山道に合流出来ると思っていました。まさに「九死に一生」を得たという感じです。
今日は9:05にJR藤野駅に到着。「ふじのね」で丹沢あんぱん(いちご)を購入。
津久井神奈交バスで鎌沢入口へ。JR藤野駅からのバスは臨時便も出て2台運行でした。
しかもとも超満員で出発。普通なら「陣馬山登山口」で大半が下車するのですが、
今日は違います。ほとんどおりません。 鎌沢入口でも下りたのは数人でした。皆和田まで行くのでしょう。
雪が残る路を 登り、三国山、生藤山、茅丸、連行山、山の神・・・と
順調に進みます。
大草里山を経て、今日は醍醐丸に行かずに巻き道を選択。13:00前に和田峠に到着しました。
昼食 をとって陣馬山に ます。
陣馬山の「富士見茶屋」では、「富士見茶屋のお客以外は の 撮影禁止」となっており、
お店の方がことごとく撮影している人に注意していました。
陣馬山に来て一番のアングルから を することができなくなってしまいました。
なんと申しましょうか。
さて、陣馬山から本日のメイン、「南郷山の山名表記」に向かいます。南郷山できちっと仕事をこなした後、富士小屋山を経て明王峠へ。
明王峠から「吉野矢の音」に向かいます。吉野矢の音からは何時も入口に戻って下山していましたが、
ヤマレコを参照すると、「直下に下りることができる」となっています。
「きっとここを下りれば下山道に合流するだろう」と思って。真裏から下りることとしました。
急な下りです。
しかし、いくら下りても下山道に合流しません。下りている箇所は薄いですがしっかりと踏み跡があり、ずっと続いています。
下れど下れど合流しません。さては間違ったかと思いましたが、ずっと下ってきたので戻る気にはなれません。
進行方向には道らしき踏み跡があります。「森と自然環境」という杭も打たれています。全く道無き道では無い気がしてなりません。
進行方向的には合っているはずです。しかも杭があるということは誰かが登ってきて打っているはず。
とにかく進んでみます。最悪は☎でSOSです。☎が繋がるかどうかわかりませんが。
そうこうしているうちに進行方向前方に「社」というか「祠」のような建物が目に入りました。
「祠」があるということは必ず道がある。と一安心です。案の定ありました。
中央自動車道の車の音も聞こえてきて、なんとか一般道に出ることができました。
出たところは「秋葉神社」です。民家もそれなりにあります。
国道20号線に出て、なんとか無事にJR相模湖駅 に到着することができました。
地元駅の本屋で「山と高原地図」、で吉備人出版「高尾山。登山詳細図」を見ても
今回のルートは記載されていません。
薄い踏み跡と杭だけが頼りでしたが、本当に無事に下山出来て良かったです。
反省:これからは絶対に地図を持っていくこととします。
さん、南郷山 お疲れ様でした。
秋葉神社に下りる道、ヤマレコに記録ありますよ。
fyrestormさん
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-260805.html
まさにこのルートではないですか?
私もこの記録で秋葉神社のこと知りました。
いくら慣れた藤野・高尾とはいえ、地図無しは無謀ですよ!
救助隊を呼ぶことにならずに良かったですね。
これを薬にして、ヤマを楽しみましょう
お目付け役さんと一緒で無くて良かったですね。
hambug
"遭難"のキーワードは 反応しちゃいます
でも、1つ 勉強になりました。
確かに、
神社・祠が あるということは 生活道に 路が繋がっているのかも。
これは 頭に入れておこう
これからも、楽しい山行を^^
でも、気をつけてくださいね〜〜^^ノ
隊長
おはようございます。 です。
そうです。このルートです。
今回は本当に参りました。マジでSOSしそうになりました。
地図を持っていなかったのですが、もし持っていたら道のある方に無理矢理下りていたかも知れません。
今回は地図がなかったのが幸いしたって感じです。
踏み跡があったのでいけるところまで行こうかなと。
この頃「遭難、迷走」のたぐいが多いので気をつけます。
地図は必須とします。
hayakazeさん
おはようございます。 です。
今回は本当に「SOSしようか」と思いました。
「祠」が見えた瞬間に「やったぁ助かった」という気持ちになりました。
踏み跡があったので、何処かに出るのだろうと思っていましたが、
一人での道のりは不安なものがあります。
以後、地図を必須とします。
本当に道一つ間違えると大変なことになりますね。
拙者は矢の音から下ったことがありますが、写真38の後方に写っている観測機器?を左方向の急坂をケーブル線に沿って降りました。
それを今回は、真っ直ぐに尾根筋に乗って下りてしまったわけですね。
まあ、結果OKですが、下りで間違ったと思ったら、早めに引き返すのが鉄則ですから。
下に道が続いているとは限りませんからね・・・崖だったり、川だったり。
今回はそんな障害物はないと想像がついたので、強引に下ったんでしょうが・・・。
しかし、そんな道があると分ると、行ってみたくなりますね。
隊長
隊長
こんにちは。 です。
「戻る」の鉄則は過去二回、そういうことがあったので知っていましたし、実行しました。
しかし、今回はあまりに下ってしまったのと、踏み跡が続いていたのでつい。
でした。
結果、繋がっていたので良かったものの、ヤバかったです。
残念ながら、地図もなかったし、障害物が無いと想像もしていませんでした。
途中に一箇所分岐があり、階段になっているのですが、そこを下りると何かヤバイ
雰囲気がしたので構わず直進しました。結果オーライでした。
試してみるのも良いかと思います。とにかく踏み跡を追って直進です。
19日(日)、私も高尾山周辺におりました。
明王峠方面から陣馬山に向かい到着したのが13:25頃です。
陣馬山のすぐ下あたりですれ違っているようですね
同じ日に同じ山域で遭難が起きなくて良かったです。
でも対応は結果オーライと言いながらも手慣れたものを
感じたりします・・・ くれぐれもお気をつけください
butamaruさん はじめまして。
hamburg さんにレコ紹介していただきましたfyrestormです。
無事ご帰宅できたこと何よりです。
歩かれた道は植林の作業道ですね。高尾山から陣馬山、さらに三頭山にかけては沢山あります。
矢の音から急傾斜を下り露岩を降りて、左手(貝沢川側)数メートル下には別の作業道がhamburgさん迷って歩かれた道とほぼ並行して中腹を通っています。これは大平小屋から始まってレコ記述にありました階段に繋がり、さらに先に進むと林道に出ます。相模湖が見える小高い地点は秋葉神社方向と与瀬宿一里塚方向との分岐点になっています。後者の道ははっきりとした道になっています。
階段を下りてゆきますと踏み跡は不明瞭ですが貝沢川に出られます。丸太を渡した簡易な橋があり、背丈ほどの高みを登ると同じく林道に出られます。この林道は国道20号に直接接続しています。
私は特に行き先を決めないで出かけるときは、この界隈を好んで歩いています。作業道に入り途中藪をかき分け、手は木の棘などで傷だらけになりながら一時間もがいて一般登山道に出るという歩き方をしています。ここには人知れず氷華の群落があるのですよ。
そして仕上げは相模湖駅前の「角屋食堂」で大盛りの野菜炒めをおかずに一杯×数杯するのが楽しみでいます。山やさんの人気のお店です。私はボトルをキープしてそれだけのために電車賃を払い、行くこともあります。
今週末は桜の開花時期ぐらいの気温となるようです。花粉が気になってきましたね。今週は同じ道を歩いてみようと考えています。
navecatさん
おはようございます。butamaru です。
本当ですね。陣馬山を下りたあたりですれ違ってますね。
もしかして、白っぽいダウンで元気に挨拶していただいた方かな?
吉野矢の音からの は、本当に結果オーライでした。
登山、山歩きは始めてまだ日が浅いので全くの素人です。
ベテランの方を見習わなくてはなりません。
それはそうと我家でも昨年10月からを飼い始めました。
ペットって初めてなのですが、カワイイですね。
毎日をおもちゃにしています。
ご忠告ありがとうございました。
fyrestormさん
おはようございます。butamaru です。
はじめまして。
あの道は植林の作業道だったのですか
吉野矢の音には何回か行っているのですが、裏手から下りようにも急な で、かつ明瞭な道が見当たらなかったので毎回戻っていました。
ところが、レコを見ていると「下りることができる」と言っているので今回挑戦しました。
方向が間違っていたのですね。
しかし、今回のルートは踏み跡があるにもかかわらず、なかなか林道と出会わないので、進むにつれて不安が増すばかりでした。
何とか下界にたどり着けて本当に助かりました。
fyrestormさんのコメントを参考に、今一度チャレンジしてみたいと思います。
ありがとうございました。
矢の音から大平小屋へ直接行く道は、迷い込んだ道の方向から約45度左手方向(南東)です。
傾斜は迷い込んで歩かれた道よりさらに急です。矢の音山頂に設置してある気象観測の黒い電通線を辿ってゆくと案内してくれます。
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