西穂高岳
- GPS
- 07:41
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 933m
- 下り
- 1,966m
コースタイム
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 6:30
天候 | 1日目☁2日目快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
おおむね岩場前々日までの積雪で深雪の箇所あり |
その他周辺情報 | 下山後新保高観光センターの案内で平湯温泉平田荘泊 |
写真
感想
行けるうちにもう一度冬季西穂高岳山頂に登りたいと思い2月の連休に西穂高岳登山を計画。同行者を募るも誰も返信なし。みんなつれない。天気予報は晴が続く模様。
事前にインターネットで新穂高ロープウェイの切符を購入。西穂高山荘には11,12と2泊で予約。コロナ対策で人数制限をしているので今年は割高になって1泊2日で¥13、500とのこと。
金曜日朝5時出発、6時間で新穂高ロープウェイ駅に到着の予定。ところが東海北陸自動車道、各務ヶ原トンネル内で8台が関連する事故、1時間のロス(みんなかわいそうに)。ひるがの高原を過ぎたあたりから高速に積雪あり。怖々飛ばしていく。下道におりても2件大きな事故を見る。11時無事ロープウェイに到着。登山者パーキングは満杯。下の駐車場に停めて歩くのもめんどいので第2有料駐車場に停める。この遅い時間にも5組ほど登山者のグループ。ロープウェイ2本乗り継ぎしらかば平駅に到着。防寒対策、アイゼン付けていざ、西穂高山荘へと向かう。が、途中めちゃくちゃ熱くなって一枚また一枚と、小屋に着く時にはシャツ一。汗ビトビト。いつもの大雪だるまもコロナのせいで少し遠慮気味。明日の偵察に丸山まで行こうとも思ったけれど、ガスで何も見えないので明日の好天に期待して小屋で1人ビールで乾杯。小屋は定員のようす。
土曜日4時起床(正直いつものごとくいびきと寝言に悩まされあまり眠れず)外は満天の星空。今日は好天を期待できそう。出立の用意をしてから5時の朝食をとる。荷物は細引き、非常食、魔法瓶、防寒具等の軽荷。外に出るとうっすらと明るくなりヘッデンも不要。先行者の後を登っていく。予定通り丸山で日の出。前にたぶん20人近い先行者が見える。日の出とともにどこを見ても息をのむような景色。本当に来てよかった。独標で引き返す人、ピラミッドピークまでは行こうという人、いろいろな人がいる。正直久しぶりの岩場のアイゼンウォークで俺も慎重に行く。ひっかけたら命がけの滑り台間違いなし。岩場は早い人もいれば渋滞を引きおこす人もいる。あなたもこれを経験したら次回からはエキスパートですよ。正直どこでも歩けるんだけれど、ピークごとに雪紋のせいかどこもがルートに見え、何回かルートを外れてしまう。
命がけの思いで稜線を越えて行ったら西側を簡単に巻いていく人がいる。腹立つ。
一番最初にすれ違った写真目的のような人の情報では山頂の下が雪がぐずぐずで引き返してきたとのこと。帰りのスタミナが残っているか自分に何度か聞いてみる。最後のいやらしいアイゼンの引っ掛かりのない岩場を登り切り、やっとピークに。
すごい景色だ。来てよかった。もうこの景色を見ることはないかもしれん。
風も強いし、じっとしてると急激に冷える。山頂の景色を堪能して早々に帰路に。
帰りは特に慎重に。正直足に来てる。なんとか独標まで下りてきて初めての休憩。あと少し、人を気にせずマイペースで小屋まで下りつく。往復4時間。我ながら爺いにしては上出来や。今日はやはり下りますと小屋の人に告げて下山。昨日受付のときに1日づつ受付をしますと言われたが、やはり2泊する人はいないのかも。今日もまだ登ってくる人はいっぱいで登山者も多い。ロープウェイも臨時便が出てる。下に降りれば一般観光客で駐車場待ちの長い車列。穂高観光センターの人に宿を紹介してもらって平湯温泉で今日の疲れをゆっくり取る。
最高の山行でした。これが最後の冬季西穂高岳登山になるかな。とか言いながら来年も来てたりして。
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