宮之浦岳【淀川〜白谷】（静岡から空路の記録）

2022年03月04日(金) 〜 2022年03月06日(日)

• GPS: 23:31
• 距離: 40.3km
• 登り: 2,330m
• 下り: 2,949m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:24
• 休憩: 0:34
• 合計: 1:58

10:34 紀元杉
11:09 11:43 淀川登山口
12:32 淀川小屋

2日目

• 山行: 6:39
• 休憩: 2:38
• 合計: 9:17

7:07 淀川小屋
8:45 8:56 小花之江河
9:03 9:33 花之江河
9:44 9:49 黒味岳分かれ
10:09 10:28 投石平
10:28 10:49 投石の岩屋
12:24 12:36 栗生岳
12:57 13:42 宮之浦岳
13:58 13:58 焼野三叉路
14:36 14:49 平石
15:28 15:30 坊主岩
16:24 新高塚小屋

3日目

• 山行: 6:27
• 休憩: 2:22
• 合計: 8:49

6:41 新高塚小屋
7:35 7:42 高塚小屋
7:46 8:28 縄文杉
9:40 10:05 ウィルソン株
10:22 10:28 大株歩道入口
11:52 11:57 楠川分れ
12:59 13:10 辻峠
13:20 13:29 太鼓岩
13:41 13:53 辻峠
14:07 14:08 苔むす森
14:23 14:27 白谷山荘
14:58 15:14 さつき吊り橋
15:22 15:26 飛龍おとし
15:30 白谷広場

天候

3月4日晴れのち夜雨　3月5日晴れ　3月6日曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 飛行機

3月3日(木)
富士山静岡空港 8:45 ー 10:40 福岡空港 13:00 ー 14:05 屋久島空港
島空港 14:33 ーバスー14:45 中央［360円］　ー　徒歩　民宿いっぱち
3月4日(金)
合庁 9:20 ーバスー 10:27 紀元杉［990円]
3月6日(日)
白谷雲水峡 16:10ーバスー16:37 宮之浦［530円］ー徒歩　民宿いわかわ
3月7日(月)
宮之浦 8:43ーバスー9:03 空港 ［510円］
屋久島空港 11:35(11:55)ー12:10(12:30)鹿児島空港14:20ー15:45富士山静岡空港
※バスでSuicaは使えません。地元のカードだけです。

コース状況／危険箇所等

　宮之浦岳山頂から焼野三叉路の北側斜面登山道には、1mから10mの長さに雪や氷が点在しています。雪はキックステップで、氷は道の脇を通れば滑り止めなしで通れます。気温が上がる3月後半には無くなりそうです。
　登山ポストは各登り口にありますが、民宿のご主人の勧めで、民宿に提出しました。また、下山報告もしました。

その他周辺情報

民宿いっぱち
民宿いわかわ（新館）
和食処潮騒

写真

3/3 8:31

今日のFDAはワインレッド。手荷物の計量でリュックが17kgを知った。重い！やっちまったか？

3/3 8:53

富士山　行ってきま〜す！

3/3 12:44

福岡からプロペラ機に乗り継ぎ。鹿児島乗り換え予定でしたが、コロナ禍による減便で、福岡経由になりました。

3/3 13:39

まだ登っていない開聞岳

3/3 14:00

宮之浦空港到着

3/3 14:12

空港内のお土産屋さんでガスを買います。プリムスの110gだけのようです。使いかけのガスは帰りに引き取ってもらえます。山バッジもこの店にあります。

3/3 14:28

観光案内所　空港のすぐ横に観光案内所があります。山岳部環境保全協力金2,000円を払います。山の状況やバス利用の案内をしてもらえます。バス時刻表や商店の地図をもらえます。登山道の所要時間と電波が届く場所を示した地図が特に役立ちました。

3/3 14:29

屋久島空港

3/3 14:51

中央バス停　

3/3 15:45

民宿いっぱち　魚料理が美味しく、部屋食と言うことで選びました。

3/3 18:41

トビウオの刺身、メジナの煮つけ、カンパチのカマ焼きなど美味しかったです。

3/4 7:31

朝食　ボリュームあります。

3/4 10:27

紀元杉バス停到着　合庁（始発バス停）から約1時間です。リュックをデポして紀元杉に行きます。

3/4 10:30

いきなり水場発見

3/4 10:35

紀元杉　紀元杉バス停から100m戻ります。
道路を歩いて登山口に向かいます。

3/4 10:53

川上杉

3/4 11:11

淀川登山口　駐車場は5台くらい。ここまバスは来ないので混雑時には路駐かな？

3/4 11:13

休憩小屋とトイレがあります。水はありません。

3/4 11:41

登山開始　リュックが重い！山頂まで登れるか不安です。

3/4 11:52

木の根が多い登山道です。小さなアップダウンを繰り返しながら少しずつ登ります。

3/4 12:04

「この付近携帯電話使用可能」の標識。タクシー呼ぶならここです。

3/4 12:14

何かに見える株

3/4 12:31

白い花崗岩の道

3/4 12:35

淀川小屋が見えました。

3/4 12:36

淀川小屋　ここまで緩やかな登りなので、何とかたどり着きました。

3/4 12:36

トイレと携帯トイレブース

3/4 12:37

トイレ　ありがとうございます。

3/4 12:38

携帯トイレブース

3/4 12:39

小屋の中　この日は私と若者2人組でした。
食料を消費して荷物を減らします。

3/4 12:42

12時42分　外の気温5℃　小屋の中は日が当たらないので外より寒く感じます。吐く息も白く見えます。　　

3/4 12:54

水場　沢です。

3/4 13:08

近くにある鉄橋

3/4 13:09

淀川　透明度がすごい！

3/4 13:09

透明すぎて、魚は住めないようです。

3/4 14:46

15時を過ぎると雨になり霙もふりました。

3/5 7:02

山小屋出発　パッキングに手間取り予定より30分遅れ。まっいいか。

3/5 7:04

淀川

3/5 7:40

木の根が多い道です。滑らないように気を付けます。

3/5 7:42

宮之浦岳まで5.5kmもあります。

3/5 8:13

本土では見たことのない木々の生え方です。

3/5 8:31

小花之江川まで300mになりました。
まだ、傾斜は緩やかです。

3/5 8:35

「展望台」という看板に沿って脇道に入ると大きな岩の上に出て視界が開けます。

3/5 8:35

大きな岩が張り付いた山がたくさん見えます。

3/5 8:35

山の名前は分かりません

3/5 8:35

展望台を出発します

3/5 8:45

シャクナゲが咲くと綺麗なんでしょう

3/5 8:47

小花之江河

3/5 8:49

小さな湿原です

3/5 8:50

遠方に高盤岳が見えます

3/5 8:50

高盤岳(トーフ岩)ズーム

3/5 8:51

日本庭園風　ここから花之江河まで少し急な登りです。

3/5 9:01

花之江河　日陰の木道に霜が残っています。

3/5 9:01

花之江河

3/5 9:01

花之江河

3/5 9:02

花之江河

3/5 9:03

花之江河

3/5 9:32

宮之浦岳へ向かいます。

3/5 9:32

花之江河

3/5 9:47

黒味岳分岐

3/5 10:04

滑りやすいところにはロープがあります。

3/5 10:18

ここは足を置くところが狭くて難儀します。

3/5 10:23

森林限界が近いです

3/5 10:23

投石湿原の看板

3/5 10:30

投石岳

3/5 10:31

黒味岳

3/5 10:44

投石岩屋

3/5 10:44

投石岩屋の標識は寝ています

3/5 11:03

宮之浦岳に近づいてきました。

3/5 11:03

シャクナゲの道と翁岳

3/5 11:10

遭難の碑

3/5 11:12

谷間を進みます。

3/5 11:13

安房岳

3/5 11:28

まだ1.4kmある

3/5 11:48

栗生岳まで急坂です

3/5 11:51

山頂まで最後の水場

3/5 11:53

ここの水もおいしい

3/5 11:55

栗生岳

3/5 12:02

巨人兵？

3/5 12:02

携帯トイレブースを見守る巨人兵

3/5 12:14

きつい坂

3/5 12:29

栗生岳山頂の岩

3/5 12:34

宮之浦岳山頂までもう少しです。

3/5 12:48

最後の階段

3/5 12:52

木道が付いてます

3/5 12:57

宮之浦岳山頂　なんとかたどり着きました。

3/5 13:03

九州最高峰です。

3/5 13:04

三角点

3/5 13:04

南側　翁岳　投石岳　黒味岳

3/5 13:04

東側　双峰

3/5 13:04

北東側　

3/5 13:04

北西側　永田岳

3/5 13:04

西側　海が見えます。この標識は間違えていそうで、そうでもない。

3/5 13:04

風が強く、断熱膨張のせいで冷たいです。

3/5 13:38

永田岳に向かって急坂を降りていきます

3/5 13:38

縄文杉方面につづく稜線

3/5 13:44

割れてる石

3/5 13:45

北側の斜面なので雪が残っています。

3/5 13:58

永田岳方面との分岐　焼野三叉路

3/5 13:59

シャクナゲとヤクササ

3/5 14:03

スケートリンク登場　脇を通ります。

3/5 14:08

耳が小さい象さん

3/5 14:15

みんな顔に見えてしまう岩群

3/5 14:18

平石　とにかく広い一枚岩

3/5 14:27

顔に近づきます

3/5 14:36

平石岩屋

3/5 15:25

坊主岩

3/5 15:52

第1展望台　寄り道する気力がありません。ここから木製の階段が現れ、急な坂を降りていきます。

3/5 16:24

新高塚小屋到着

3/5 16:24

トイレは小屋から離れたところにあります。

3/5 16:26

水場は小川です。水量は細かったです。

3/5 16:26

新高塚小屋

3/5 16:27

玄関　この日の泊は、若者5.6人、ソロ女性、小生でした。とにかく食料を消費して荷物を軽くします。

3/6 6:38

新高塚小屋出発　6：30だとライト不要です。バスに間に合うために楠川分れに12:00着が目標です。

3/6 7:33

急な木製階段をどんどん降りていきます。

3/6 7:38

高塚小屋

3/6 7:39

ユニークな形です。

3/6 7:51

縄文杉鑑賞デッキ　高塚小屋から150mほどで縄文杉に着きます。

3/6 8:03

縄文杉　デッキを独り占めです。

3/6 8:03

縄文杉

3/6 8:10

縄文杉　でか！

3/6 8:51

夫婦杉　ここら辺からツアー登山者とのすれ違いが多くなります。

3/6 9:45

ウィルソン株

3/6 9:51

株の中に祠があります。

3/6 9:51

株に入ると右側に、ちょうど腰掛られる石があります。そこに座ると♡が見えます。お決まりだけど、見えると嬉しいです。

3/6 10:09

翁杉

3/6 10:24

大株歩道入口　ここからトロッコ軌道を歩きます。

3/6 10:25

軌道終点には大きなトイレがあります。

3/6 10:26

平らでらくちん

3/6 10:29

でも、段々飽きてきます。トロッコが走っていれば料金払って乗るのに。

3/6 10:42

仁王杉

3/6 11:26

カーブでは軌道から軌道の橋がみえます。

3/6 11:38

三代杉

3/6 11:41

バイオトイレ　水場もあります。

3/6 11:54

楠川分れ　目標の12:00に間に合いました。

3/6 11:55

太鼓岩に登っても16:10のバスに間に合いそうです。
最初は緩やかな登り坂です。

3/6 13:00

水場　この辺りの急坂を登ると斜度が緩やかになります。

3/6 13:06

辻峠　ベンチがあります。

3/6 13:20

リュックをデポして太鼓岩へ行きます。
一方通行のルートです。15分ほど急坂を登ります。

3/6 13:21

太鼓岩

3/6 13:22

宮之浦岳が一望できます。

3/6 13:22

太忠岳方面

3/6 13:23

海が見えます。

3/6 13:41

女神杉を過ぎると、辻峠に戻ります。

3/6 14:20

苔むす森　乾燥気味

3/6 14:25

七本杉

3/6 14:27

白谷小屋　ルートから少し入ります

3/6 14:31

くぐり杉

3/6 14:34

奉行杉コースとの分岐　バスの時間に間に合うように安全策をとって楠川歩道を行きます。

3/6 15:14

さつき吊り橋

3/6 15:21

飛龍おとし

3/6 15:22

もう少しです。

3/6 15:29

白谷雲水峡入口に着きました。

3/6 15:34

バス停

3/6 16:09

バスを待ちます。約30分で宮之浦に着きます。

3/6 18:12

和食処潮騒　この日は首折れサバはありませんでした。地魚のお造りとトビウオのから揚げ定食です。

3/7 11:59

さようなら屋久島

3/7 12:27

桜島

3/7 14:03

鹿児島空港で乗り換え。緑のFDAと一昨年登った霧島

3/7 14:36

韓国岳と新燃岳

3/7 14:36

高千穂峰

3/7 15:46

いってきました。富士山

撮影機器：

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

感想

nado

登山計画
　屋久島は雨が多いと聞き、3日間滞在して、その中で天気の良い日に登ろうと計画しました。当初は、初日早朝にタクシーで淀川登山口へ行き、新高塚小屋へ1泊する予定でした。しかし、天気予報で初日午後は雨か雪になると報じているので、淀川小屋ままで行き、雨をやり過ごすことにしました。
　山小屋泊では、寒いのはいや、アルファ米はいや、と言うことで、冬用シュラフ（ダウンハガー800　#1)　＋　シュラフカバー、薄い銀マット　＋　ウレタンマット　+ インスタレータブマット、米をメスティンで炊き副食はレトルトカレー2食。また、民宿泊の着替え、モバイルバッテリーも持ちました。支度に慌てていて、リュックの重さは空港の手荷物預かりの時に知ることになりました。合計17kg以上になってしまい、もう少し減量できたと反省です。
　なお、水場が多いので、水の心配はしませんでした。500mlのペットボトルを水筒代わりに、飲んでは補給できました。どの水も軟水で美味しい水です。

空港で
・一昨年飛行機に乗った時には、リュックをビニール袋にいれてくれましたが、今はプラスチックゴミ削減のため、このサービスはありません。自分で大型ビニール袋を持っていきました。
・行きだけ、手荷物預かりの検査で、バーナーのヘッドが引っ掛かりました。何かあやしいものに見えたのでしょうか。
・保安検査の時、登山靴は脱がなければなりません。面倒でした。

民宿
　民宿いっぱち　は料理が美味しく、ご主人も親切です。当初、タクシーを利用する予定でしたが、タクシーの数が少ないので、早めに予約するようにアドバイスされました。また、登山届を預かってもらい、下山報告も受けてもらいました。
民宿いわかわ　は素泊まり民宿です。数か所に離れて民泊用にリノベーションした建物があります。お薦めは新築の新館です。

出会い
　淀川小屋と夫婦杉付近で、山形←（岩手に訂正）からこられた方と出会いました。この方は、知り合いから、「3月上旬の山小屋泊は大変。日帰りができるなら
その方が良い」とアドバイスされたと言うことで、レンタカーを借りて、1日目は淀川登山口から宮之浦岳をピストン。2日目は白谷雲水峡から太鼓岩をピストン、3日目は荒川登山口から縄文杉までピストンをしたそうです。（3日目荒川登山口はマイカー規制のためバス利用）
　レンタカーを使用するとピストンになってしまいますが、バス利用と違って下山の時間を気にすることが無いのでいいなと思いました。登山客の少ないこの時期でしたら、駐車にも困らないでしょう。

コメント

sonmin

お疲れ様でした。淀川小屋と夫婦杉付近てすれ違ったものです!　ちなみに山形ではなく岩手です(笑)
３月４日の夕方から、淀川登山口付近ではあられ模様だたので、山の上はどうかと心配でしたが、いいお天気で何よりでしたね。
わたしは仰せの通り３日間ピストンでしたが、今度は時期をずらして縦走したいものです!

nado

sonminさん　山形と間違えてすみません。岩手の方だとハッキリ覚えていたのに山形と書いていました。認知能力の低下か・・トホホ。太鼓岩の写真を見せていただきありがとうございました。お薦めの太鼓岩に登れるように、あのあと奮起しました。お陰様で、太鼓岩から宮之浦岳や歩いてきた山並みを見ることができました。これからも楽しい山旅を続けられることを願っています。