赤岳


- GPS
- 08:57
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,582m
- 下り
- 1,563m
コースタイム
天候 | 晴れ ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
諏訪南ICからほぼ全面路面積雪凍結 美濃戸林道は圧雪状態で4駆スタッドレスなら問題なく通行できると思われる |
コース状況/ 危険箇所等 |
トレースはばっちりあり |
写真
感想
2回目の積雪期赤岳、今回は地蔵尾根で降りてみよう。
中央道は問題なく走行していると伊那あたりで一眼忘れたことに気が付き絶叫、天気最高の日になんてもったいない。しょうがないのでスマホカメラを使うしかない。ただ、この時期の八ヶ岳で素手になるわけにはいかない。インター降りたコンビニでスマホ対応手袋を千円で買う。100均で売ってるのに・・。
美濃戸口に着くとガラガラ。1/3も埋まっていないのではないか。中央道が東京方面通行止めだったのでその影響か?車の外気温が−16℃。おそらく過去最低。風がないので寒さはあまり感じないが歩きだすとわずかな気流でやっぱ冷たい。手袋2重にした。
林道は綺麗な圧雪状態。4駆スタッドレスなら余裕で行けると思う。私の車はデリカ4駆だが以前別の凍結林道で恐怖体験をしてトラウマになっているため無理せず歩くことにする。足元は最近おなじみになっているチェーンアイゼン。行者小屋までこちらも全く必要のない雪の状態でした。
赤岳山荘Pもガラガラ。どんどん気温が下がっていくような感じで鼻の穴や髭が凍っていくのが分かる。足指も痛くてたまらない。行者小屋近くになると日の当っている箇所が出てくるが暖かみを感じる。
行者小屋に着き、日のあたるところでいっぷく。右手だけ手袋をひとつ取ってパンを食べたり、アイゼンはいたりと身支度をする。さぁ出かけようとすると右手がかじかんで動かない。ピッケルが持てないほどでかじかみが治まるまでしばらく左手で持っていた。
斜面が急になるころにはちゃんと動くようになり一安心。高度があがるにつれ日差しも届き、手足の冷たさも感じなくなる。ほぼ無風の文三郎尾根を快適に進み、トラバース道に入るとさすがに風が出てきて中岳分岐ではそこそこの風になる。が、よろめくほどではない。岩場に差し掛かると風は止んだ。雪も安定しており鎖も出ている。岩も乾いておりすんなりと登頂。凍てついた赤岳を体験したかったがまた今度。ほぼ無風の頂上を堪能。それにしても風が弱くて助かった。スマホカメラにつき写真を撮るたびに手袋を外さなくてはいけないので面倒。またピントも合わせづらく今回の写真はかなりひどい。かえすがえす残念。
今回は地蔵尾根を下る、というテーマにつき天望荘方面へ下る。この下りが意外に怖く特に下り始めが緊張した。天望荘近くになると急に風が強くなる。トレースもあっという間に消える状態だが目の前に小屋があるため危険はナッシング。強風というほどではないが厳冬期の厳しさをちょっぴり体感。
いよいよ恐怖の地蔵尾根。最初は緩やか。ナイフリッジというのはどこなんだろう。次第に急になるものの特に恐怖心なく降りれる。けどここが凍っていたら、ノートレースだったら、と思うとぞっとする。階段付近から風がやみ、暑さに苦しみながらゆっくり降りた。行者小屋も日差しがあって暑いくらい。薄着になって南沢を歩くも日陰になると寒かった。
ところで山頂でびっくりすることがあった。今年度5月に北穂でお会いし、6月に富士山の山頂でばったりした方にまたもや山頂で会った。運命を感じずにはいられないが、残念なことに男性なのね。
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