十勝岳BC(プチ滑落付)
- GPS
- 05:52
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,064m
- 下り
- 1,065m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
気温は高かったが風によるクラストで上部西面はカリカリの部分あり |
写真
感想
北海道遠征二日目。本日はメインイベントの十勝岳BCです。メンバーはKMSC(神戸山スキークラブ)の8名。大所帯です。
午前中はカチカチ山だろうと少し遅めに吹上温泉を出発。樹林帯を横切り沢を渡って望岳台上部の台地を昭和火口に向かってショートカット気味に登っていく。噴煙を上げる前十勝が勇ましい。
グラウンド火口東の縁を回り込んで山頂北尾根に取りつく。当初山頂北東の2008Pとのコル経由で登ると傾斜も緩くて快適だと思っていたがこの日はボウル部分がカチカチ。KMSCメンバーはブーツアイゼン+シートラで夏道尾根を詰める。先行者1名スキーでボウルを登っているがかなり苦戦している様子。それを見て何故か僕も妙なチャレンジをしてみたくなりボウルにクトー+シールで突。滑落を覚悟しながらの登行になった。ほうほうの体で夏道尾根に脱出、板をデポして山頂でメンバーと合流。夏道尾根は快適だったようで全員山頂を踏むことができた。天気はよく、天望は最高!写真をたくさん撮りたたえあう。
さあ!後はお楽しみの滑走だ。デポした地点に戻り一旦は夏道尾根を下る。ここから夏道沿いに落とせばいいものをまたヘンテコな調査欲が出てきて、さっきのカチカチ斜面にトラバースしていく。滑落しても火口底は平坦なので奈落の底へ真っ逆さま、とはならないかと。
で、早速1ターン目で全くエッジ噛まず転倒、そのまま滑落状態になった。なかなか刺さらないウィペットから削れる氷の粉がキラキラ光ってたのが印象的だった。いらない事して、変な注目を集めたかも。その後はザラメになり快適滑走。メンバーも思い思いに滑走を楽しんだ。
その後、避難小屋付近でメンバー離散。疲れの見えるメンバーが遅れがちになりグループ全体が縦に間延びしていたが先行二人の姿が見えない。電波が届くので電話をすると既に沢をまたいで樹林をトラバース、吹上温泉に戻っているとのこと。スキーでの下山時の最終段階で多少は時間差がつくことはよくある話だし、天候がよくて視界もあるので問題にはならないけどこれは頂けない。まあ無事に全員下山し、いい山だった。。となりましたがこれは結果論。
以上、十勝岳山行は大満足のうちに終わりました。
しかし、この緩んだ山行は翌日も継続し、ますますヘンテコな方向に向かっていた。「三段山BC(遭難予備軍的山行の巻き)」へと続く。
神戸山スキークラブでは一緒に楽しめる仲間を募集しています。雪が無い期間には登山や沢登り、サイクリングなどオールラウンドな活動を行っています。「まず安全、仲間と楽しく」興味のある方は →
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