広河原ベースで北岳、間ノ岳をトレイルラン
- GPS
- 06:52
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 2,446m
- 下り
- 2,570m
コースタイム
6:35 八本歯のコル
7:10 北岳
8:40 間ノ岳
10:10 八本歯のコル
11:30 広河原着
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
夏休みの思いつき計画として、広河原にテントを張って北岳、間ノ岳の日帰り往復を実施。
オリジナルの計画では、複数日に渡って地蔵岳や甲斐駒ケ岳も一緒にやっつけてこようと思っていたものの、北岳、間ノ岳の往復で身体に残ったダメージが思いのほか大きく、週末に自転車レースが控えていたので、下山後テント場でのんびりしてから帰宅することになった。
コースタイム14時間程度の行程を約半分でこなすことはできるようになったので、次は18時間程度の行程を10時間、というのがひとつの目標になりそう。いずれやってみたいと考えている、上高地ベースの槍往復や、槍〜穂高の往復などといったチャレンジに向けて、ランの練習に取り組んでいこうと思っている。
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一日目は自転車の朝練を済ませてから、ゆっくりした時間に電車+バスで広河原に入ってテント設営。ビール飲んでお昼寝して、本読んで・・・とまったりしてから8時頃に寝る。翌朝は3時頃から起きて行動しようと思っていたのだけど、3時に起きたら眠かったので4時まで寝て4時半から行動開始。
序盤の樹林帯は前日に軽く下見しておいたので、迷わず進む。細い沢をいくつか横切って、大樺沢に出てからもひたすら急登が続く。ペースはそんなに速 くなくて、空も明るくなってきた。見上げると、北岳バットレスが見事。先行していたおじさんをキャッチして、そのまま突き進んでいくと二俣に出るので、左俣をそのまま詰める。八本歯のコルに近づいてくると、梯子も出てくる急な登り。
八本歯のコルで一息ついて、登りを継続。巨岩がボコボコしていて少し歩きにくい。稜線に出ると人が多く、北岳の山頂まではスローペース。山頂で一息ついて、写真を撮って、すぐに下り始める。今度は稜線沿いに進んでいき、北岳山荘を通過。水が減っていたので、お金を払って1L入れさせてもらう。この稜線は広くて見晴らしがよく、平坦に近いので小走り程度のランで軽快に進む。ランの練習をちゃんとやっていればもっと飛ばせるはずだが…。残念。
中白根山の登りを超え、一旦下ってから間ノ岳の登りにかかる。西側から回り込んでいく形で、いつになったピークにつくのか…と思いながら歩を進めていくと、ようやくピークに到着。ここから先、農鳥岳や塩見岳といったピークが「いつか来なさい」と手招きしているような感じ。「また来ます」と折り返して、走れるところは走ってきた道を戻る。
北岳山荘のあたりまで戻って来て疲れを感じたので、補給を取りながら少し休憩。やはり、9時頃になってくると気温が高くて夏山での行動は厳しい。涼しくて光の変化のある5時から7時が夏山のゴールデンタイム。この時間帯にきもちのよい稜線を歩いているのが理想的な行動スケジュール。
この先、北岳には向かわず巻き道を進んで八本歯のコルへ。この巻き道は人通りが少なく、高山植物も豊富でなかなかよい。立ち止まって写真を撮ったりしていたので、少し時間をロス。八本歯のコルから先の急な下りはすれ違いもあるのでスローペース。大樺沢に入ってからは、いくつかトレースが別れているところがあるので、登ってくる人とぶつからないように、出来る限りランを続けて高度を落としていく。
樹林の中に入ってからもペースは落とさず、淡々と下り続けて広河原のキャンプ場にゴール。お腹がすいたのでラーメンを2食分作り、昼寝して体力回復に努めた。
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