GWの涸沢、雪上テント泊と涸沢岳登頂


- GPS
- 15:33
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 1,727m
- 下り
- 1,124m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:16
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 9:21
天候 | 2日 晴れ→風雪 3日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2、3日前の大雨で雪解けはだいぶ進んだようです。本谷橋からは夏道のルートとなります。 徳沢から横尾の間は工事中で迂回ルートとなります。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
雪上テント泊は一度やってみたいと思っており今回実行しました。てんくら予報では晴れ予報だったので涸沢でテント泊でのんびりしたいと思っていたのですが、到着するなり雪が降ってきて冬山の装いになりました。テラスで涸沢名物のおでんを食べながらビールと思ってたのですが、あてが外れました。風も強まってきたためテントが飛ばされないようにバリケードを作ったり慣れないスコップ作業で疲れはて、夕食はテント内で済ませて日が沈む前にシュラフに入りました。夜中に目を覚まして外に出ましたが星空も見えずテントは雪に埋もれ、明日は早々に撤収しようかと、その時点で思ってました。
翌朝、テントからでると、うそのような快晴で穂高の山々にモルゲンロートがキレイに映し出されてました。登頂は一旦断念していたので急ぎ準備を整えましたが、出発は7時近くと遅い時間になってしまいました。数年前に北穂高は同時期に登頂しているので今回は涸沢岳へと向かうことにしました。
ザイテングラードを目指し登りはじめますが右側のあずき沢は見るからに雪崩が起きそうな斜面で最初はザイテン側のトラバースルートを採り、順調に穂高岳山荘前に到着。涸沢岳方面へ登り始めるとゴツゴツした岩に雪が付いていてアイゼンで歩きにくいルートでした。おまけに岐阜側から強風も吹いてきてバラクラバで顔を覆って登りました。山頂では寒さでカメラのシャッターがきれなくなりiPhoneも使えなくなりました。穂高岳山荘から往復30〜40分程度なのでなんとかなりましたが長いルートだと心折れそうでした。
穂高岳山荘からは涸沢に向けて一気に雪渓を降ります。雪崩の不安もありましたが、一直線に涸沢へ向かうルートで降りました。斜度がキツイ箇所はクライムダウン体制を使いながら慎重に降りましたが、カール下部では気温も上がりアイゼンの裏に雪塊がついて歩き難く涸沢へ到着する頃にはヘトヘトでした。
少し休んでテント撤収に着手しましたがかなり時間をくってしまいました。バス時間を考慮すると涸沢から上高地まで4時間で到着する計算となり、そこからは食事も休憩もとらず上高地に戻ってきました。帰路のバスの乗車案内のアナウンスが流れていて、慌てて乗り込みました。
のんびり登山や余裕のある行動をしたいのですがなかなかうまくいきませんね。
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