4月に新雪の贈り物・取立山〜鉢伏山


- GPS
- 05:53
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,155m
- 下り
- 1,148m
コースタイム
天候 | 晴れのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
杉林の中は積雪がなくなっていますので、今後はスキーでの通行は無理でしょう。 取立山東斜面もずいぶん薮が出てきてしまいました。 |
写真
感想
この週末は寒気が入ってきて天候が不安定、ぎりぎりまで天気予報とにらめっこしながらの山スキーでした。
前日の土曜日は遺留品捜索があり、薮と急斜面と岩場のへつりの洗礼を浴びてきましたが、さすがに体力も筋力も尾を引いてました。
さて天気予報ではお昼前から雪になり荒れそうな感じだったので、なるべく早くの出発ということで前夜発の車中泊としました。朝は5:30にアラームで起きましたが、寝不足なので寝起き悪し。シュラフに潜ったまま前夜に買ったコンビニの朝ごはんを食べて、支度をします。出発は6:30前とあんまり早くありません。
珍しく先行者あり、さすがは取立山と言ったところ。
もともとは国道157から登るつもりでしたが、東山いこいの森キャンプ場への林道が開いていたので、そのまま行けるとこまで行きました。除雪最終ポイントの手前まで行けたので、いきなりスキー登行できるのはラッキーでした。
最初だけ林道を歩き、途中から植林帯をショートカットします。植林帯は残雪がほとんどない部分があるのですが、今朝は雪が降ったため無理矢理スキーで行けます。そのまま稜線に向かって最短コースで行くルートを辿り、急斜面に入るところで尾根沿いに取り付こうとしたのですが、雪が少なく薮が生い茂っています。
どうしてもこの時期は雪が少ないためこういうことで悩まされます。潔くスキーを脱いで歩いたり、枝を掴んでのモンキー登行が続きます。
先行者のトレースもスキーになったりツボ足になったりと苦労のほどが伺えます。しかし出発が30分ほど後なので追いつきそうにありません。
稜線上に出れば後は楽勝、雪庇も安定しており、比較的安心して歩けました。取立山山頂では件の先行者がおられました。今日はここまで、シールを剥がして下山されるとのこと。
さて私はこれから鉢伏山に向かいます。取立山東面を滑走!と思ったら雪がかなり減って、登山道沿いにしか滑って下りることができません。まあ仕方ないですね、残雪期の洗礼です。
その後は稜線上をひたすら歩きますが、雪はまだ豊富でしばらくは大丈夫そうです。今回は新雪ということもあるので、下り斜面はシールを剥がして滑ります。やっぱりシールなしで滑った方が圧倒的に楽しいし操作性もいいです。
雪は降ったり止んだり、白山の眺望はありません。そしてだんだんガスってきて、鉢伏山手前のコルあたりからは視界も随分狭くなりました。とはいえ慣れたルートなので、鉢伏山へは問題なくたどり着けます。
鉢伏山の山頂では降雪も本格的になり、ここでお昼は厳しいのでシールを剥がしてコルまで滑降します。やはり新雪で気温も低いので滑りは最高でした。眺望と滑りが両立するのは難しいですね。
コルでのお昼を済ませ、登り返しにシールを貼り、そしてまたピークまで来ればシールを剥がして滑りを楽しみます。稜線沿いをスキーで滑るのは本当に楽しいです。ただ今回は視界がないので、ルートを間違えないようにGPSをこまめに確認しながら行きました。
そして取立山に戻り、最後のシールを剥がしをして稜線上を滑り降ります。山頂にはワカンの足跡がありましたから、他にも登山者がいたのでしょう。だんだん薮が茂ってくるので、スキー操作は慎重にする必要があります。見るとスノーボードの滑走跡があったので、もしかしてワカンで登ってスノボ滑降?と思ったらまさにその通りでした。
取立山はどこでも滑って〜という感じではなく、稜線を外れて斜度の強いところは薮もすごいので、そこにはとても入れません。まじめに登山道から林道を滑るのが一番確実ですが、それでは山スキー要素が弱い?やっぱり鉢伏山まで行かないと醍醐味は味わえないと思います。
さて帰り道の高速道路でも、急に激しい雨や雪に見舞われましたから、早めに下山して正解でした。大長山まで行かなくてよかった(笑)
もうそろそろ山スキーも終わりかな〜と思ってたところにこの新雪の好条件。うーん、引きずるなぁ。
残念ながら次の週末は仕事のために休みなし。予定もびっしりで代休も取れず。2週間のブランクです(涙)
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