記録ID: 4334853
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無雪期ピークハント／縦走
霧島・開聞岳
霧島山 （見頃のミヤマキリシマにあえて大満足）
2022年05月28日(土) [日帰り]
宮崎県
鹿児島県
zaikun
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 09:51
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 1,402m
- 下り
- 1,391m
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日帰り
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:49
距離 25.4km
登り 1,402m
下り 1,410m
15:43
ゴール地点
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
えびの高原第一駐車場に車を停めて出発。まずは韓国岳を目指す。登山ポストのあるところは舗装されている。
登山道の左側は硫黄山が噴火をしているため立入禁止のロープが張られている。歩いていると常に水蒸気が噴出している音が聞こえてきて、噴火地帯独特の匂いも漂ってくる。
1
5/28 5:57
登山道の左側は硫黄山が噴火をしているため立入禁止のロープが張られている。歩いていると常に水蒸気が噴出している音が聞こえてきて、噴火地帯独特の匂いも漂ってくる。
登山届ポスト。今日も記入する。書く癖をつけないと。
この先しばらくして舗装道は終了する。
この先しばらくして舗装道は終了する。
尾根に乗り上げたところに展望台がある。硫黄山の噴火口から蒸気が吹き出ているのがはっきりわかる。向こうに見えるのは甑岳（こしきだけ と読むが何度覚えようとしても覚えられない）。
2
5/28 6:23
尾根に乗り上げたところに展望台がある。硫黄山の噴火口から蒸気が吹き出ているのがはっきりわかる。向こうに見えるのは甑岳（こしきだけ と読むが何度覚えようとしても覚えられない）。
五合目まで来ると高い木もなくなり見晴らしが良くなる。緑の中にピンクのミヤマキリシマがポツンポツンと散らばるように咲いていてきれいだ。
5
5/28 6:46
五合目まで来ると高い木もなくなり見晴らしが良くなる。
緑の中にピンクのミヤマキリシマがポツンポツンと散らばるように咲いていてきれいだ。
緑の中にピンクのミヤマキリシマがポツンポツンと散らばるように咲いていてきれいだ。
五合目には避難小屋ならぬきれいな休憩所がある。
中は椅子しかないので泊まることはできない。
中は椅子しかないので泊まることはできない。
振り返って、真ん中あたりにえびの高原と左側に白鳥山。右側に六観音御池を囲む外輪山。今日の後半はあちらの方に行く予定。
韓国岳の火口を覗き込むことができるところまで上がってきた。水は溜まっていないようだ。
高度を上げると風も吹いてきて少し寒い。
高度を上げると風も吹いてきて少し寒い。
韓国岳(1700m)山頂到着。霧島山全体の最高峰。
風がビュンビュン吹いて寒い。山頂標識の向こうが火口。
風がビュンビュン吹いて寒い。山頂標識の向こうが火口。
火口中心と左側のヘリの部分。緑もあるが噴火口らしく荒々しい岩場も見られる。
南の方に目をやって。遠くにかっこよくそびえているのは高千穂峰。手前の山腹から煙を吹き出しているのが新燃岳。新燃岳手前左の緑の山が獅子戸岳。現在獅子戸岳は火山活動の影響のため登山することはできない。今回の九州遠征で高千穂峰にも行きたいのだが。。。
3
5/28 7:21
南の方に目をやって。遠くにかっこよくそびえているのは高千穂峰。手前の山腹から煙を吹き出しているのが新燃岳。新燃岳手前左の緑の山が獅子戸岳。現在獅子戸岳は火山活動の影響のため登山することはできない。
今回の九州遠征で高千穂峰にも行きたいのだが。。。
今回の九州遠征で高千穂峰にも行きたいのだが。。。
大浪池とその外輪山。
緑の中にまんまるの池があるが、不思議な感じがする。
緑の中にまんまるの池があるが、不思議な感じがする。
遠くに目をやると霞んで桜島が見える。
この山も今回の九州遠征で行きたい山だ。もちろん展望台までだが。
この山も今回の九州遠征で行きたい山だ。もちろん展望台までだが。
高千穂峰と新燃岳をミヤマキリシマを入れて。
この景色が見たかった。しあわせ。
この景色が見たかった。しあわせ。
景色を堪能したので次の目的地である大浪池に向かう。韓国岳から木製の階段が整備されているが、かなり急で段差が大きいところも多くある。ここを登りに使わなくて良かったと胸をなでおろした。
3
5/28 7:45
景色を堪能したので次の目的地である大浪池に向かう。
韓国岳から木製の階段が整備されているが、かなり急で段差が大きいところも多くある。ここを登りに使わなくて良かったと胸をなでおろした。
韓国岳から木製の階段が整備されているが、かなり急で段差が大きいところも多くある。ここを登りに使わなくて良かったと胸をなでおろした。
階段はところどころ崩壊しているが、あるとないのではかなり時間に差が出てくるので大いに助かる。
大浪池の外輪山へ登る登山道。ここは短い距離だが整備された階段を上がっていく。
外輪山の登山道は樹林帯の中でほぼ視界はないが、ところどころ開けたところがあって、池や韓国岳などを望むことができる。また、登山道にはぬかるみになることを防ぐなどの対策用のための石が敷き詰められているが、ゴツゴツしていてあるきにくく、またよくつまずいた。
2
5/28 8:25
外輪山の登山道は樹林帯の中でほぼ視界はないが、ところどころ開けたところがあって、池や韓国岳などを望むことができる。
また、登山道にはぬかるみになることを防ぐなどの対策用のための石が敷き詰められているが、ゴツゴツしていてあるきにくく、またよくつまずいた。
また、登山道にはぬかるみになることを防ぐなどの対策用のための石が敷き詰められているが、ゴツゴツしていてあるきにくく、またよくつまずいた。
外輪山で最も低くなっているところ。ここは大きく開けていて大浪池を低い位置から見渡せる。外輪山越しに韓国岳が見える。
池と外輪山と韓国岳。ここにミヤマキリシマを入れたかったがそのようなグッドビューを見つけることはできなかった。
大浪池を終え、車の駐めてあるえびの高原駐車場まで戻る。戻りはどこでも歩けるような気持ちの良い樹林帯の中を通っていく。
駐車場到着。自分の車の中でお腹を満たし、後半戦にむけて出発。
こちらは池廻コースとして整備されているので、登山客というよりスニーカーで観光目的に来る人が多いようだ。そのためか整備もきちんとされている。
2
5/28 10:56
こちらは池廻コースとして整備されているので、登山客というよりスニーカーで観光目的に来る人が多いようだ。そのためか整備もきちんとされている。
途中のえびの展望台から韓国岳。韓国岳は外輪山の一部が大きく崩れているためここから見ると2つの山のように見えるがそうではない。
1
5/28 10:58
途中のえびの展望台から韓国岳。韓国岳は外輪山の一部が大きく崩れているためここから見ると2つの山のように見えるがそうではない。
白紫池の外輪山も展望があまりない。所々にミヤマキリシマを見ることができる。
六観音御池展望台から韓国岳の展望。
先程の白紫池より一回り大きいといった感じだ。
先程の白紫池より一回り大きいといった感じだ。
不動池に向かうが、韓国岳に近づくに従って硫黄山の山腹がミヤマキリシマで薄くではあるが全体的に覆われているのがわかる。
不動池に到着。ここから先は火山活動の関係でここから進むことができない。行けるところまで行って引き換えした。バス停は使われいないようだ。
1
5/28 12:42
不動池に到着。ここから先は火山活動の関係でここから進むことができない。行けるところまで行って引き換えした。
バス停は使われいないようだ。
バス停は使われいないようだ。
ここから甑岳に行こうか迷ったが、次いつ霧島山へ来れるかわからないので、行ってみることにした。
赤松を主体とした森を抜けていく。
このあたりは日本有数の赤松生息域だそうだ。
このあたりは日本有数の赤松生息域だそうだ。
ちょっと暗いがとてもいい感じ。誰もこの山には向かわないだろうなと思っていたら、意外と甑岳から戻ってくる登山者とすれ違った。
1
5/28 13:01
ちょっと暗いがとてもいい感じ。
誰もこの山には向かわないだろうなと思っていたら、意外と甑岳から戻ってくる登山者とすれ違った。
誰もこの山には向かわないだろうなと思っていたら、意外と甑岳から戻ってくる登山者とすれ違った。
甑岳の登りははじめは緩やかだったが、しばらくして狭くて急になる。
甑岳 (1301.4m)山頂到着。山頂広場は思ったより広い。
そしてこの時間だと誰もいなかった。
そしてこの時間だと誰もいなかった。
振り返ると韓国岳。
山頂広場で休憩した後、はじめに外輪山を回り次に火口湿原に降りることにした。
山頂広場で休憩した後、はじめに外輪山を回り次に火口湿原に降りることにした。
時計回りでぐるっと廻ると、登山口のほぼ反対側に三角点と山頂標識がひっそりとあった。
湿原に到着。当たり前だけと周りは山に囲まれている。なんとなく別世界に思える。
この木だけが明るい緑で目立った。
湿原の雰囲気を味わった後、山頂に戻る。
湿原の雰囲気を味わった後、山頂に戻る。
しばらくして誰もいない山頂を後に下山開始。
しばらく急激な下り坂が続くが、慎重に降りる。
しばらく急激な下り坂が続くが、慎重に降りる。
赤松林のなかでひときわ目立っていた木。なんとなくかっこいい。
途中、甑岳を振り返る。
湿原もあったし、まとまったミヤマキリシマも咲いていたし、行ってよかった。
湿原もあったし、まとまったミヤマキリシマも咲いていたし、行ってよかった。
白紫池の外輪山の中で一番低いところに着いた。説明板によるとこの池では冬になると氷が張って自然のスケートリンクとなって人々が滑っていたそうだ。今は行われていないようである。
1
5/28 15:22
白紫池の外輪山の中で一番低いところに着いた。説明板によるとこの池では冬になると氷が張って自然のスケートリンクとなって人々が滑っていたそうだ。今は行われていないようである。
池巡りの整備された歩道を足早に歩く。疲れてきているので何度かつまずいた。3時を回っているので散策している人もだいぶ少なくなってきた。
1
5/28 15:35
池巡りの整備された歩道を足早に歩く。疲れてきているので何度かつまずいた。
3時を回っているので散策している人もだいぶ少なくなってきた。
3時を回っているので散策している人もだいぶ少なくなってきた。
感想
九州遠征第4弾。
今日は昨日の尾鈴山から100km以上移動して、100名山の霧島山です。
尾鈴山の位置関係からいうと市房山のほうが近いので、そちらのほうが体力的にも楽なのですが、それまでの九州登山をしてきたの中での会話で、ミヤマキリシマはいいよ。今が見頃じゃないかな。との話があったので、はやる気持ちを抑えきれず、予定を変更して霧島山に登ることにしました。
自分のイメージとしては、山肌全体がミヤマキリシマのピンクや紫の花で覆われているのだろうなと思っていましたが、実際には、ポツンポツンと咲いているといった感じです。でもそれらの花はとても綺麗で、十分癒やしてくれました。枯れている花びらもあったけどまだつぼみもたくさんあったので、まだしばらくいい景色が見れそうです。
歩いた登山コースは、累積標高はそれほど多くならないと思い欲張った長さを歩きました。できればえびの岳にも行きたかったのですが、つまらない言い方をすると、今回の登山は外輪山を回るという似たようなコースを繰り返し歩くといった感じなので、行かなくても後悔はありませんでいした。これで十分満足しました。
絶景と癒やしの山旅、大変楽しかったです。ありがとうございました。
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