丁須の頭（いつ登ってもスリリング！道中では滝巡りも満喫できました！）
MonsieurKudo
体力度について
- GPS
- 11:31
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,208m
- 下り
- 1,204m
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| 天候 | 快晴、やや風強し |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
自転車
20台ほど駐車可能な無料の駐車場です。 トイレがあります。 登山口ナビさんのページ（ https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-2992 ）からの引用です。 緯度経度：36.337279 138.727937 裏妙義の御岳コースの入口となる、麻苧吊橋付近にある無料駐車場。 アクセスは上信越道の松井田妙義ICを下りて横川方面へ右折、五科の交差点を国道18号線の小諸・軽井沢方面へ左折して、横川駅を過ぎたら碓氷峠・旧道方面へ進み、左カーブの先を県道92号線へ左折、続けて麻苧の滝自然公園入口の案内があるので狭い脇道へ左折すると、吊橋の右手奥に駐車場がある。 鍵沢登山口も近いため、丁須の頭を周回するルートがとれる。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
鍵沢コースは沢沿いを登っていくため、じめじめしている場所が多く、ヒルの巣窟になっています。 ヒル対策が必須です。 コース自体も全体的に急登で、鎖や梯子が多いです。 丁須の頭は少しで不安があるなら、登頂はやめておくのが無難です。 できればロープワークを修得した経験者と登るのがよいかと思います。 御岳コースでヒルは見かけませんでしたが、途中にあるリッジ上7mの鎖場、御岳前の3連鎖場、御岳〜産泰山にある米粒状岩峰基部の3連鎖場と難所が続くので、注意が必要です。 ザンゲ岩は柵などないので、あまり端にいかないようにしましょう。 |
| その他周辺情報 | ＜碓氷峠の森公園交流館「峠の湯」＞ 麻苧の滝自然公園駐車場から2kmほどの場所にある温泉施設です。 ・内湯×1、露天風呂×1、サウナ×1があります。 ・サウナは利用可能ですが、3名までの入場制限があります。 ・大浴場は、碓氷（和風）と霧積（洋風）の2つがあり、一週間毎に男／女ローテーション制になっています。（この日は碓氷でした。） ・入浴料は3時間600円です。（モンベルカード提示で10%引き） URL https://www.usuitouge.com/tougenoyu/spa/index.html |
写真
左のトイレは使用できます。
地元では、通称「鼻曲り」とも呼ばれます。
まったく準備ができていなかった前回と違い、今日は秘密兵器があるんです。
それがコレです。（♪ドラ〇もんが秘密道具を出すときのSE）「Shirt Cool」！
シャツの裏にスプレーして着ると涼しいヤツですね。
成分はアルコールとエタノールです。
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（♪ドラ〇もんが秘密道具を出すときのSE）「Shirt Cool」！
シャツの裏にスプレーして着ると涼しいヤツですね。
成分はアルコールとエタノールです。
「効果は抜群だ！」
すぐに縮んで動かなくなりました。
ここから急登がスタート。
上に鎖と梯子が見えますね。
岩は濡れていて、しかも苔むしているので、かなり滑ります。
落ち葉の下が滑りやすい岩になっている場合があるので、足元に注意しながら歩きます。
朳差岳を一緒に登ったヤマッパーの鷹ノ爪さんから教えていただいた「HEROCLIP（ヒーロークリップ）」。こういった枝などにザックを引っ掛けて下げることができるので、かなり便利です。
雪山なんかでも活躍すると思います。
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こういった枝などにザックを引っ掛けて下げることができるので、かなり便利です。
雪山なんかでも活躍すると思います。
沢の音を聞きながら登るのは気持ちが良いです。
鎖に頼らないと登れませんでした。
まあ、急すぎるしゴツゴツしているので、滑るのはムリでしょうけど（笑）。
既に絶景です。
隣りの中間峰と赤岩が見えます。
左は最高点の経塚山、右端は艫岩です。
奥にチラリと見えているのは茂来山ですね。
左から剣ヶ峰、黒斑山、前掛山、浅間山、四阿山、留夫山、鼻曲山、浅間隠山。
手前は西大星（にしおおほし）です。
右手前は、下山時に通る御岳。
左から居鞍山、掃部ヶ岳、烏帽子ヶ岳、榛名富士、二ッ岳、相馬山。
遠くに奥秩父山塊の山々が見えています。左から雁坂嶺、破風山、三宝山、国師ヶ岳、朝日岳、金峰山、小川山、御座山。
手前に四ッ又山（左）と鹿岳（中央）、幕岩（右）。
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左から雁坂嶺、破風山、三宝山、国師ヶ岳、朝日岳、金峰山、小川山、御座山。
手前に四ッ又山（左）と鹿岳（中央）、幕岩（右）。
中央から黒檜山、地蔵岳、荒山、長七郎山。
左奥には、皇海山と男体山も見えていますね。
まるごとバナナはケースに守られて、潰れずキレイな状態を維持できていました。
左から奥穂、涸沢岳、北穂、南岳、常念岳、中岳、大喰岳、槍（雲に隠れてますけど）。
左から野口五郎岳、餓鬼岳、唐沢岳、烏帽子岳、南沢岳、不動岳。
南端に腰かけて、浅間隠山、榛名山をバックに。
左から八十三山、佐武流山、白砂山、上ノ倉山。
傍らには、カレーヌードルのお供え物が。
気温はかなり高いですが、時折涼しい風が吹いてくれます。
眼下に流れる碓氷川。
泳いだら気持ち良さそうだなー。
鉄道ファンなら、垂涎なのではないでしょうか。
こうして見ると、凄い勾配なのが分かりますね。
上信越道の横川SA。よく利用します。（先週も、あちらから丁須の頭を見ていました。）
ここから見ると、整然と並ぶ車やトラックがまるでミニカーのようです。
よく利用します。（先週も、あちらから丁須の頭を見ていました。）
ここから見ると、整然と並ぶ車やトラックがまるでミニカーのようです。
様々な神様の名が刻まれた霊神碑。峠の釜めしの容器がお賽銭入れとして利用されていました。
もしかして、上で見た蓋はこの容器のものだったりして。
この霊神碑の前は広場になっていて、テーブルベンチが設置されています。
峠の釜めしの容器がお賽銭入れとして利用されていました。
もしかして、上で見た蓋はこの容器のものだったりして。
この霊神碑の前は広場になっていて、テーブルベンチが設置されています。
入口には恵比寿の石像が。
麻苧の滝です。落差は約40m、断崖から麻の簾（すだれ）を垂らしたような飛瀑です。
冬は氷瀑になるみたいなので、その時期に訪れるのも良いかもしれません。
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落差は約40m、断崖から麻の簾（すだれ）を垂らしたような飛瀑です。
冬は氷瀑になるみたいなので、その時期に訪れるのも良いかもしれません。
やっぱり、比較対象があると大きさが分かりやすいですよね。
筑波山にある「弁慶の七戻り」のミニチュア版みたいですね。
駐車場の車は全部で4台に増えていました。
（ここから見えない位置にもう1台停まっています。）
左から御岳、丁須の頭、西大星、烏帽子岩。
道の駅 雷電くるみの里から見えた、北アの稜線の向こうに沈もうとしている夕陽。見えている稜線は、左が爺ヶ岳、右が布引山ですね。
鹿島槍は残念ながら右の雲の中です。
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見えている稜線は、左が爺ヶ岳、右が布引山ですね。
鹿島槍は残念ながら右の雲の中です。
白みそラーメン、740円也。
甘めの味噌が美味しかったです。
装備
| MYアイテム |
MonsieurKudo
重量：7.16kg
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|---|
感想
先週の山行帰り、上信越道の横川SAから見えた丁須の頭に登りたくなり、さっそく計画。
土曜日の天気予報が文句無しの快晴だったので、登りに行ってきました。
前回（2021年4月30日）から大体1年振りです。
今回は2020年9月13日に登った周回ルートを逆回りで歩くことにしました。
一度歩いたことがあるルートでも、逆回りだと新鮮です。
1年半以上経過しているし、忘れているのも大きいと思いますけど。
前回はヒル対策をせずに登ってしまったので、エラい目に遭いましたが、今回はちゃんと準備しました。
今回は「ヒルに取り付かれるのを防ぐ」というより、靴に取り付いたヒルをガンガン駆除していくスタイルにしました。
使うのは「Shirt Cool」。
シャツの裏側にスプレーして着ると、涼しいヤツです。
成分はアルコールとエタノールなので、駆除に最適でしょう。
序盤から頻繁にヒルに取り付かれましたが、靴をこまめにチェックし、取り付かれたのを確認したら、すかさずシュッ。
途中から数えるのをやめましたが、合計で50匹以上は退治したと思います。
（下山後、ヒルチェックしましたが、左足に2ヶ所、右足に1ヶ所吸血後が。
う〜む、完全には防ぎきれなかったかー。）
登山道は鍵沢沿いをずっと登っていくので、水の音が心地良く、「こんなに滝があったっけ？」と驚くくらい、たくさんの様々な滝を見ることができました。
標高が上がると、地面の土も乾いてきたからか、ヒルは出なくなりました。
最後の長大な鎖場を登りきると、鍵沢のコルに到着。
そこから丁須の頭まではあっという間です。
丁須の頭には、予想通り誰もいませんでした。
さっそくドローンを飛ばして、アクティブトラック（ターゲットを指定することで、ドローンが自動で追従撮影してくれる機能）を設定し、本日1本目のクライミング。
丁須の頭は、やはり何度登ってもアドレナリンが噴き出します。
もう10回以上は登っているので、難なく頂上へ。
直ぐに下りてドローンの撮影を停止させました。
撮影が終わってすぐに、男性2人組が到着したので、自分はまるごとバナナを食べながら丁須の頭の肩で休憩。
男性2人は「怖っ！」と口々におっしゃっていましたが、お二人ともクライミング。
頂上からはロープを出して懸垂下降していました。
お二人が下山していったのを見送った後、頂上からのドローン撮影をするために、2本目のクライミング。
頂上でドローン撮影を楽しみました。
撮影を始めてすぐに男女のパーティが到着（今日は人が多いな・・・。）しました。
その人たちは肩までしか登らなかったようでしたけど。
下山時、ザンゲ岩までは快調でした。
しかし、ザンゲ岩でアクシデントが発生。
ザンゲ岩周辺で撮影を楽しんでいたのですが、ふとした拍子にGoProを落下させてしまいました。
あのGoProには今日撮影した、たくさんの映像が詰まっています。
諦めきれず、ドローンを飛ばして下を偵察してみると、ザンゲ岩の数十m下には一応地面があり、そこにある可能性が高かったので、救出に向かうことに。
ログが鼻曲り（ザンゲ岩の別名です）付近で3時間も停滞しているのは、GoProを捜索していたためです。
ザンゲ岩から少し登山道を下った先で斜面に下りられる場所を見つけたので、そこからトラバースしてザンゲ岩の直下を目指しました。
結構ヤバいトラバースもありましたが、何とかザンゲ岩の直下に到達。
辺りを捜索すると、何と見つけることができました！
奇跡的に落ち葉の上に着地したようで、レンズは無事。
背面液晶にヒビが入っていましたが、これは貼っていたガラスシートが割れただけのようでした。
動作も特に問題無し。
あぁ、良かった・・・。
これからは気を付けないと。
・
・
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最後にアクシデントはありましたが、久しぶりにガッツリとしたクライミングができて楽しかったです。
やはり妙義は最高です！
これからも、きっと幾度となく訪れることになるでしょうね。
こっそり拍手
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私は今年1月に行きましたが、なかなか頭のてっぺんに上がれず半泣きでした。
GoPro無事で良かったですねー。
にしても、そんなにヒル退治したとは、、、
想像するだけで身震い😱
コメントありがとうございます。
丁須の頭、最初が思い切りが必要ですよね。
何せ、いきなり岩がハングしているので、鎖を掴んで腕の力で身体を引き上げないといけませんから。
それを越えれば、あとは岩がゴツゴツしているので、手掛かり＆足場が豊富で登りやすいのですけど。
冬は岩も鎖もかなり冷たいので、難易度が上がる気がします。
GoPro落下はほんと油断してました・・・。
回収できたから良かったものの、かなりヤバい場所も通ったので、今考えると命を懸けるほどではなかったかなと思います。
＞そんなにヒル退治したとは、、、
うじゃうじゃいることはわかっていたので、驚きはあまりありませんでした。
それにしても、アルコールとエタノールはヒルに効果てきめんでした。
スプレーすると、数秒で縮んで剥がれ落ちてましたから。
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