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Yamareco

記録ID: 436277
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島

宮之浦岳

2014年04月19日(土) 〜 2014年04月20日(日)
 - 拍手
hayasakin その他7人
GPS
34:10
距離
20.2km
登り
1,284m
下り
2,015m

コースタイム

4/19(土) 5:20淀川登山口(朝食)5:50-6:40淀川小屋7:00-8:40小花乃江河-8:50花乃江河9:00-9:50投石平-11:10翁岳分岐(昼食)11:50-12:10栗生岳岩屋-12:25宮之浦岳山頂12:45-13:05永田岳分岐-13:25平石-13:40平石岩屋13:50-14:50第一展望台15:00-15:20新高塚小屋(泊)
4/20(日) 新高塚小屋6:10-7:20高塚小屋7:30-7:40縄文杉7:55-8:25夫婦杉-8:30大王杉-9:20ウィルソン株-9:35翁杉-10:00大株歩道入口10:10-10:25仁王杉-11:10三代杉-11:15小杉谷山荘跡(昼食)12:15-12:20楠川分れ-13:20辻の岩屋-辻峠13:35-14:10苔むす森14:20-七本杉-14:40白谷小屋-15:05飛龍大橋-15:30白谷広場管理棟
天候 1日目:晴れ後雨
2日目:雨
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
淀川登山口までと白谷雲水峡下山口までワゴン車で送迎
コース状況/
危険箇所等
メインのコースはよく整備されているので、特に危険個所はありません。
・枯れ枝(木も大きいですが枝も大きい)が引っ掛かっていたりするので頭上に注意。
・淀川登山口への下山の際に、花之江河中央で直角に曲がります。ガスなど出た際にまっすぐ行かないように。あまり通らない道が続いており、遭難した方もいるとか。
・白谷雲水峡には渡渉箇所があり、にわか雨で増水すると急流に足を取られたり、岩が隠れて渡れなくなるそうです。
4:15 ヤクスギランド近くです。朝食と昼食用に予約していたお弁当を仕入れます。
4:15 ヤクスギランド近くです。朝食と昼食用に予約していたお弁当を仕入れます。
5:40 淀川登山口駐車場。平日(金)でハイシーズンでもないのに満車です。我々のワゴン車は白谷に回送されます。
5:40 淀川登山口駐車場。平日(金)でハイシーズンでもないのに満車です。我々のワゴン車は白谷に回送されます。
歩きだしから大きな木が。良く見ると折れた枝がひっか掛かっています。
歩きだしから大きな木が。良く見ると折れた枝がひっか掛かっています。
足元に注意標識があります。
足元に注意標識があります。
苔が綺麗です。
淀川避難小屋に到着しました。ソロ客などがまっすぐここにきて日帰りを狙う基地にもなります。
淀川避難小屋に到着しました。ソロ客などがまっすぐここにきて日帰りを狙う基地にもなります。
小屋内部です。
川に架かる橋が新しくなりました。川面近くにかかっていた橋(低い橋から見ると河原が綺麗だったそうです)の址が見えてました。大雨で流されたとか。
川に架かる橋が新しくなりました。川面近くにかかっていた橋(低い橋から見ると河原が綺麗だったそうです)の址が見えてました。大雨で流されたとか。
強風でねじ曲がりながら育つとこんな木になるんだそうで。
強風でねじ曲がりながら育つとこんな木になるんだそうで。
陰陽の木。
ひのき苔だそうです。
ひのき苔だそうです。
ゴカヨウオウレン。
ゴカヨウオウレン。
奇っ怪な
根で滑らないように登ります。
根で滑らないように登ります。
トウフ岩が見えてきました。快晴です。
トウフ岩が見えてきました。快晴です。
淀川口より3.5km。まだ半分いきません。
淀川口より3.5km。まだ半分いきません。
展望所もあります。
展望所もあります。
黒味岳(正面左側の少し尖った岩の有る山)が見えてきました。手前側を巻いて左奥から登るそうです。
黒味岳(正面左側の少し尖った岩の有る山)が見えてきました。手前側を巻いて左奥から登るそうです。
反対に石の立ったビャクシン岳が見えてきました。
反対に石の立ったビャクシン岳が見えてきました。
高層湿原である小花之江河につきました。規模は花之江河が大きいですがこっちの方が絵になるという人が多いそうです。
高層湿原である小花之江河につきました。規模は花之江河が大きいですがこっちの方が絵になるという人が多いそうです。
屋久鹿が苔を食べています。あまり人を怖れません。これ以降何度も会いました。
屋久鹿が苔を食べています。あまり人を怖れません。これ以降何度も会いました。
トウフ岩も見えています。
トウフ岩も見えています。
花之江河に到着。ここで90度右に曲がります。降りてくる人がTに気がつかず、まっすぐ行ってしまうと遭難する場合があるそうです。
花之江河に到着。ここで90度右に曲がります。降りてくる人がTに気がつかず、まっすぐ行ってしまうと遭難する場合があるそうです。
沈んでいるヒキガエルの卵
沈んでいるヒキガエルの卵
木道が増えてきました。
木道が増えてきました。
人間に削られて深くなります。
人間に削られて深くなります。
あの卵のお母さんでしょうか?
あの卵のお母さんでしょうか?
今年はシャクナゲの当たり年とのこと。蕾が沢山ついていました。
今年はシャクナゲの当たり年とのこと。蕾が沢山ついていました。
雲が低くなってきました
雲が低くなってきました
ロープ場が出てきました。屋久島では鎖は錆びてしまうそうです。
ロープ場が出てきました。屋久島では鎖は錆びてしまうそうです。
ショウジョウバカマです。色も淡く、姿も小さい。
ショウジョウバカマです。色も淡く、姿も小さい。
投石平へ、岩場が増えてきました。
投石平へ、岩場が増えてきました。
ちぎって投げたように見えます。
ちぎって投げたように見えます。
投石湿原
倒木をくぐります。
倒木をくぐります。
投石平にでました。
投石平にでました。
投石平の岩台。台風や春一番など強風時には引き返す場合もあるとか。
投石平の岩台。台風や春一番など強風時には引き返す場合もあるとか。
ロープ場
真ん中は肝臓岩とか
真ん中は肝臓岩とか
弛みに携帯トイレブースがあります。
森林限界を越えヤクシマザサの笹原です。
弛みに携帯トイレブースがあります。
森林限界を越えヤクシマザサの笹原です。
右手に見えていた翁岳への登り
右手に見えていた翁岳への登り
昼食を終え登り再開
昼食を終え登り再開
大きな岩影が見えてきました。
大きな岩影が見えてきました。
反対側からみるとスッポンが乗っているように見えます。
反対側からみるとスッポンが乗っているように見えます。
岩の上がくりお岳山頂です。
岩の上がくりお岳山頂です。
くりお岳の岩屋
岳参りの信仰の場です
岳参りの信仰の場です
エイリアンの卵!
エイリアンの卵!
もう一段登ります。
もう一段登ります。
山頂です。
一等三角点にタッチ
一等三角点にタッチ
やったーポーズ
下りです。
このへんで登ってきたワタミの社長に出会いました。豪邸をお持ちだそうです。
このへんで登ってきたワタミの社長に出会いました。豪邸をお持ちだそうです。
平石岩屋
岩屋で休憩
灌木が見えてきました
灌木が見えてきました
大きなシャクナゲです。
5月末〜6月中旬は花で染まるそうです。6月半には梅雨入りも重なります。
大きなシャクナゲです。
5月末〜6月中旬は花で染まるそうです。6月半には梅雨入りも重なります。
大きな岩にも
木がしがみついています。
木がしがみついています。
岩の間を抜けると
岩の間を抜けると
第一展望台ですが、ガスで何も見えません。残念。
第一展望台ですが、ガスで何も見えません。残念。
苔むした巨大な倒木を越えると
苔むした巨大な倒木を越えると
つきあたりが新高塚小屋の水場。左に小屋が
つきあたりが新高塚小屋の水場。左に小屋が
トイレは2つ故障中でした。左の1つのみ割れていますが普通の山トイレです。
トイレは2つ故障中でした。左の1つのみ割れていますが普通の山トイレです。
小屋内部、混雑時は80人も、本日は40名弱。溢れるとテントになります。
小屋内部、混雑時は80人も、本日は40名弱。溢れるとテントになります。
4/20 朝から雨です。夜半は激しい音がしていました。
4/20 朝から雨です。夜半は激しい音がしていました。
片手にストック。片手に傘。長靴履いていれば屋久島のガイドさんです。
片手にストック。片手に傘。長靴履いていれば屋久島のガイドさんです。
ねじれあった木です。どちらが生き残るのでしょうか
ねじれあった木です。どちらが生き残るのでしょうか
下るにつれて大きくなる木。
下るにつれて大きくなる木。
高塚小屋は建て替えられています。
新高塚小屋より新しいです。
高塚小屋は建て替えられています。
新高塚小屋より新しいです。
紙パイプ製に。
小さくて10人くらいまででしょうか。
紙パイプ製に。
小さくて10人くらいまででしょうか。
離れのトイレが綺麗です。
離れのトイレが綺麗です。
すぐ下に縄文杉。斜めから。正面の観覧台は枝が落ちそうなので取り壊されていました。立ち入り禁止区域に雑木が育っています。屋久鹿も入れないので新芽が伸び放題とか。
すぐ下に縄文杉。斜めから。正面の観覧台は枝が落ちそうなので取り壊されていました。立ち入り禁止区域に雑木が育っています。屋久鹿も入れないので新芽が伸び放題とか。
少し下ったところからなら正面が見えます。根元は見えません。
少し下ったところからなら正面が見えます。根元は見えません。
下ります。キリンに見える株
下ります。キリンに見える株
枝でつながってしまった夫婦杉。
枝でつながってしまった夫婦杉。
縄文杉がみつかるまで最大株だった大王杉。
縄文杉がみつかるまで最大株だった大王杉。
こんなのも。あちらこちらに。
こんなのも。あちらこちらに。
切り株がそのまま成長したのか?逆さ杉。
切り株がそのまま成長したのか?逆さ杉。
下っていきます。
下っていきます。
ハートの形は・・ウィルソン株です。
ハートの形は・・ウィルソン株です。
中は10畳より大きいかも
中は10畳より大きいかも
外側から見ると小さそうに見えます。
まだ日帰り客は登山中なのでゆっくり見ることができます。
外側から見ると小さそうに見えます。
まだ日帰り客は登山中なのでゆっくり見ることができます。
ウィルソン株からまっすぐ下って軌道にでました。大株歩道入口です。
ウィルソン株からまっすぐ下って軌道にでました。大株歩道入口です。
大きなWCが
皆さん休憩中。
軌道沿いに下ります。軌道はまだ現役だそうです。
軌道沿いに下ります。軌道はまだ現役だそうです。
ウツボグサ
三代杉は
倒木の上に生えた杉の切り株上に杉が生えて根が地面まで伸びて出来たものだとか。
倒木の上に生えた杉の切り株上に杉が生えて根が地面まで伸びて出来たものだとか。
小杉谷山荘跡に設置されたバイオトイレ。新設で綺麗です。
小杉谷山荘跡に設置されたバイオトイレ。新設で綺麗です。
その脇で昼食休憩。
その脇で昼食休憩。
歩きだすとすぐに楠川分かれ
歩きだすとすぐに楠川分かれ
軌道と分かれて白谷雲水峡へ。まずは辻峠へ登ります。
軌道と分かれて白谷雲水峡へ。まずは辻峠へ登ります。
辻の岩屋。辻峠はすぐ先です。
辻の岩屋。辻峠はすぐ先です。
辻峠から下ります。
辻峠から下ります。
屋久島でスギゴケの純群落は珍しいとか。雨で生き生きしています。
屋久島でスギゴケの純群落は珍しいとか。雨で生き生きしています。
苔むす森
苔の谷
もののけ姫の舞台モデルとも
1
もののけ姫の舞台モデルとも
公募して名づけられた大杉や切り株が多数
公募して名づけられた大杉や切り株が多数
増水時は、ここが渡れるかどうか。
大雨ではあっという間にmで水かさが増すそうです。
増水時は、ここが渡れるかどうか。
大雨ではあっという間にmで水かさが増すそうです。
新緑が綺麗です。湿気でレンズが
新緑が綺麗です。湿気でレンズが
飛竜落としの滝まできました。長い縦走ももうすぐ終わります。
飛竜落としの滝まできました。長い縦走ももうすぐ終わります。
白谷雲水峡管理棟です。モンベルツァー縦走完了
白谷雲水峡管理棟です。モンベルツァー縦走完了
白谷を振り返ります。
白谷を振り返ります。
山行外おまけ:ワゴン車で尾の間温泉に。
山行外おまけ:ワゴン車で尾の間温泉に。
山行外おまけ:屋久島ー鹿児島間はプロペラ機
山行外おまけ:屋久島ー鹿児島間はプロペラ機
初日は千尋の滝を見学
初日は千尋の滝を見学
4日目は屋久島半周。中間のガジュマル門。
でかいです。
4日目は屋久島半周。中間のガジュマル門。
でかいです。
大川の滝。前に見える岩場伝いに落ち口手前まで行けます。山が大雨だと水が飛び出てくるので危険とか。
大川の滝。前に見える岩場伝いに落ち口手前まで行けます。山が大雨だと水が飛び出てくるので危険とか。
湯泊漁港の堤防から島を見てます。堤防の真下には結構大きな魚がいました。
湯泊漁港の堤防から島を見てます。堤防の真下には結構大きな魚がいました。
周回道路沿いの麦生のうどんやさん。
周回道路沿いの麦生のうどんやさん。
手作りの地の料理にうどんがセット
手作りの地の料理にうどんがセット
安房港の漁協直営の土産物店。美味しそうな燻製、干物、加工品など。
安房港の漁協直営の土産物店。美味しそうな燻製、干物、加工品など。
安房港ではトビウオの水揚げ中。
安房港ではトビウオの水揚げ中。
安房の高速船乗り場です。飛行場の待合より大きいかも。
安房の高速船乗り場です。飛行場の待合より大きいかも。

感想

屋久島集合・解散のモンベルアウトドアチャレンジ4/18-21の4日間に参加しての宮之浦岳登山です。定年前後の中高年ツァーでした。真中の2日で宮之浦岳を縦走。週間予報に反し最初は晴れでしたが、結局予報通りに菜種梅雨(現地では木の芽ナガシというそうです)に入りました。幸い小雨で全行程を完歩できました。ガイドさんがつくといろいろな解説があり、降りてからも案内してもらえるので楽しかったです。
1日目は羽田ー鹿児島ー屋久島、4日目はその逆を空の旅でした。昨年も申し込んだのですが台風後の荒波で晴れているのに高速船が出ず、悔しい思いをしたので空路にしました。
海と2000近い山並が楽しめる屋久島はまたゆっくり行ってみたい場所になりました。2毛作のせいかお米はあまりおいしくありません。焼酎は屋久島の水・お湯でわると超美味でした。

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宮之浦岳縦走(淀川登山口 黒味岳 宮之浦岳 縄文杉 白谷雲水峡)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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