能郷白山トレッキング(能郷谷in/温見峠out)
- GPS
- 05:12
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,379m
- 下り
- 771m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【能郷谷林道ゲート終点〜能郷谷登山口】 およそ300m標高を上げるが、あまり傾斜を感じることはない。 【能郷谷登山口〜前山】 登山口からいきなり急登で、一気に800m標高を上げる。 【前山〜能郷白山】 一旦標高を90mほど下げてから、200mほど上げる。気候がよければ、能郷白山を見ながらハイクアップしていく快適な稜線。 【能郷白山〜コロンブスピーク】 標高差120mを緩やかに下げていく。 【コロンブスピーク〜温見峠】 標高差450m程を一気に下げるため、急勾配が多い。ハシゴやロープも随所に出現。 |
その他周辺情報 | うすずみ温泉で日帰り入浴。当日の山頂での自撮り写真を提示すると、850円→500円に値引きされます。 |
写真
感想
過年度、荒島岳や白山へ登頂した時に眺めていた、ノウゴウイチゴで有名な能郷白山。元々は、ソロで温見峠からピストン登山予定でしたが、前日に連絡を取り合った地元のヤマトモ(2017年に空木岳で意気投合し、一緒に下山して以来、5年ぶりの再会)が急遽同伴してくれることになり、事態が急展開♪。車が2台あるので急遽計画を見直し、能郷谷→能郷白山→温見峠と一筆書きで縦走することに。
自分は前日に位山から下山後、下呂温泉経由で前夜中に温見峠まで乗りつけ、車中泊。ヤマトモとは温見峠で朝6時に待合せし(実際には5時半に落ち合えた♪)、私のレンタカーを停めたまま、友人Carで小一時間かけて能郷谷林道ゲート終点まで乗りつけ、朝6時半過ぎより登山開始です♪。
能郷谷登山口までは、ほとんど傾斜を感じることのない舗装路やそれに準じる道を進みます。道中、白やピンクのウツギが咲き乱れ、目を楽しませてくれます!上空は徐々に青空が広がり、ガッツポーズモードです。能郷谷登山口を越えると一気に急登が始まりますが、空は青いし、前日の位山が消化不良(往復45分)だったので、体力も有り余っており(笑)、私はガツガツとハイペースで登っていきます。健脚なはずのヤマトモにとっては少々オーバーペースだったようで、「登りはトレーニングモードだった」と言っていました。なんか申し訳なかったです(笑)。
本来は前山手前辺りから、能郷白山の山頂部や冠山などが見えるはずなんですが、この日は分厚い雲に覆われ、眺望は期待できません。時折能郷白山上空部だけは青空が見えても総じて長続きせず、遠望は全然ありません。
そうそう、前山は南側も北側も、ヤマレコ”みんなの足跡”(夏のオレンジ色)がしっかりとついているのですが、現地で一度来た道を戻ったりしながら、ヤマレコMapで現在地を確認しながら、くまなく登頂ルートを探りましたが、ヤブだらけで全く見当たらず。夏に前山へ登頂するのは、笈ヶ岳並みの覚悟が必要だと思いました〜♪仮に登頂しても、眺望はゼロでしょうね・・・。
前山からは一度標高を90mほど下げて、その後200mほど登り返すと能郷白山へ着きます。山頂目前になると、それまで見かけなかったムラサキヤシオやショウジョウバカマが咲いていました。
山頂へ行く前に、白山神社奥宮へ立ち寄ります。時間は10時過ぎ、今日の予報では12時頃から晴れ予報につき、時間の経過と共に天候回復が見込まれます。登頂時はガスガスなれど、思いのほか風も強くないため、ここで菓子パンを食べつつ、青空が現れるまで待つことにします。
青空が時折見えても、上空はかなりの強風で雲の流れも速く、1分も青空が持続しないような微妙な気候でした。白山・冠山など本来は見えるはずの遠望は全く無く、ヤマトモが冬季に登頂したという磯倉を眺めるのが精一杯な陽気でした。奥宮には最大で10人以上が滞在していましたねー。
奥宮に1時間滞在中、何とか青空バックの自撮りもできたので、数分歩いて能郷白山の山頂へ。これで二百名山は53座(+百名山100座)となりました。あと北陸の二百名山で残っているのは笈ヶ岳と金剛堂山。いずれも今秋、登り詰めたいと計画中です。
能郷白山の山頂には団体客はじめ軽く20〜30人がいてびっくり。本来山頂からは乗鞍や御嶽が見えるようですが、この日はどの方面も遠望なし。でも上空は時折青空が見えてて、天気予報的には「晴れ時々曇り」と表現されそうな感じで、なんか眺望がないのが残念至極でしたね。
復路(下山)の楽しみは、コロンブスピーク手前のサンカヨウ庭園!道中すれ違ったハイカーにも道中サンカヨウがあることを確認し、意気揚々と下っていくと・・・、あっという間にコロンブスピークへ。ちなみに、コロンブスのアメリカ大陸発見年(1492年)と同じ標高だから、コロンブスピークと呼ぶそうです(笑)。
おいおい、サンカヨウ庭園は?と思い、ヤマトモと一緒に、前山の時と同様、来た道を少し引き返します。ほどなく案内碑を見つけましたが、どれだけくまなく見回してもサンカヨウは見当たりません。シーズンが終わったっぽく。温見峠までの道中、かなりキョロキョロ探しましたが、白い花はユキザサやマイヅルソウ、キイチゴの花ばかりで、サンカヨウと思しき花は一輪も見つけられませんでした。(少なくとも本日撮影した白いお花にサンカヨウはなかった・・・)
コロンブスピークから温見峠は急勾配で、ガラガラ坂なる場所は、ハシゴが連続し、滑らないよう細心の注意を払いながら下山していきます。勾配が少し緩くなるとすぐにゴールとなります。ゴール付近にギンリョウソウが少しだけ咲いていました〜。
温見峠から最大の関心事は、もう1台を回収する能郷谷までの国道157号で、上り車とすれ違わないかどうか・・・。結果的にはすれ違い車は1,2台で、幅がある場所だったので事なきを得ました。
車を回収後は2台でうすずみ温泉へ向かい、山頂で自撮りした写真を見せて割引(850円→500円)を獲得し、ゆったりと浸かりました。露天風呂が広く、よい温泉でしたよ〜。
ヤマトモとはうすずみ温泉でお別れし、単身で名古屋駅界隈まで向かいます。名古屋では、予め約束していた別のヤマトモと合流し、ひつまぶしの名店、”びんちょうひつまぶし”へ連れて行ってもらいました!。生ビールに加え、最上級のひつまぶしは絶品でした〜。このヤマトモは、共通の友人を介したFacebookつながりでしたが、実は初対面。でも年単位で色々とやりとりしていた仲間なので、全く初対面感はなく、山談義に花を咲かせることができ、とっても楽しいひと時でした〜♪。
能郷白山へ一緒に登ったヤマトモ、名古屋でひつまぶしを一緒に食べたヤマトモ。実は二人とも偶然にも、愛知県弥富市民でした〜。こんなこと、あるんですねー♪♪♪。ともあれ、二人の愛知県人に支えられ、楽しい山遠征となりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
10-ヒメレンゲ
15-コアジサイ
24-クマイチゴっぽい?
25-ユキザサ(マイヅルソウの葉っぱはハート形)
50-オオバミゾホオズキ(多分ね)
52-ヘビイチゴ
ってとこです🤲
当日、滋賀県のヤマ友が温見峠ピストンしててサンカヨウまだまだあった報告だったよ(笑)
ややスケルトンも確認出来たって🫥
黄色い花はニガナ以外、全くわからなかったので、とっても感動しました〜!コアジサイも、とってもミクロで素敵でしたー。なぜに、サンカヨウに出逢えんかったんだろう・・・(涙)。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する