立山へ 途中断念

2022年06月13日(月) [日帰り]

• GPS: 07:34
• 距離: 8.7km
• 登り: 1,097m
• 下り: 1,110m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:36
• 休憩: 0:17
• 合計: 3:53

距離 4.6km 登り 588m 下り 601m

11:17 雷鳥沢キャンプ場
11:23 11:24 浄土橋
13:02 13:11 剱御前小舎
14:17 14:24 剱御前小舎
15:10 浄土橋

日帰り

• 山行: 3:06
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:06

距離 4.2km 登り 513m 下り 522m

5:58 浄土橋
9:04 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山駅の無料駐車場に自家用車を駐車し、ケーブルカーとバスを乗り継いで室堂へ移動。

コース状況／危険箇所等

まだまだ積雪たっぷりだが、山頂付近の積雪は無い。

その他周辺情報

アルプスの湯へ立ち寄り　浴槽が広いし種類がある。
利用料金もリーズナブル

写真

6/13 6:12

数週間前の天気予報では、曇りか雨だったが、結果、この天候となった。梅雨だけれども運が良かった！
自家用車は無料駐車場に停めて移動開始。

6/13 6:42

昨年、山で知り合った友人に誘われて、今回3回目の登山。

6/13 6:43

立山駅でこの天候
最高の登山日和になりそう！！楽しみ。

6/13 6:47

立山駅構内のショップには色々と商品が。
最悪、ここで忘れ物を補給することも可能かも。

6/13 6:47

広くてきれいな構内
平日で、早朝だったからか人は少ない。

6/13 6:55

綺麗な車輛と、わくわくする傾斜（笑）

6/13 6:57

この時点で気温は15℃、風が無いので寒くない。

6/13 8:17

バスにて雪の回廊を通って50分

6/13 8:25

ガチャポンもある。
限定の言葉に弱いが、まだ登ってもいないので我慢

6/13 8:33

綺麗な看板
良く磨かれている。
しかし、高山にホテル
すごいことだと思う。

6/13 8:35

早速、立山が目前にあるが、あまり大きいと感じなかった。
すでに標高が高い場所に来ているので、大きさの目測を誤る(;^ω^)
後に大変さを思い知る。

6/13 8:35

立派な建物

6/13 8:37

剱岳が顔を見せる。

6/13 8:42

雲海も見えるー！！
この天候を想定していなかったので、うれしい。

6/13 8:44

この時期に大雪原があることが驚き。

6/13 8:44

ハロ　天気は下り坂と。

6/13 8:47

みくりが池　美しい

6/13 8:52

立山方向を眺めるライチョウさま（笑）
撮影しても動じる様子は無し。
絵になる立ち姿を見せてくれる。ここまでで3羽とすれ違う。

6/13 8:52

後ろ姿が凛々しい

6/13 9:02

単眼鏡で雄山を見る。
ビクセンの単眼鏡6×16だが、案外、大きく見える。

6/13 9:07

テントのフットプリントの土汚れにも臭いがついた。

6/13 9:16

雷鳥沢野営場に向かう途中で撮影だったと思うが、室堂からの道に小さく人影が見える。
雪が多く残っていて、野営場までの高低差も大きい。

6/13 9:19

雷鳥荘から野営場を撮影したが、高低差がかなりある。
テントが1張り見えた。

6/13 9:21

野営場に向かう途中に雷鳥荘がある。
ビールなどが冷えているのが見える。
温泉も立ち寄りで入浴可能。
ただし、野営場からの標高差を考えると、ちょっと風呂に行く気持ちが沸かない。

6/13 9:28

雷鳥沢ヒュッテが眼下に見える。
一部、石段が見えているが、雪が残っていたので、ストックを出して、より安全に移動する。

6/13 9:44

テント泊の申し込み。この右手に水場がある。

6/13 9:44

水場、ずっと出しっぱなし。
水が豊富。
あと、キツネが出るので食料はザックの中にしまってねと連絡あり。

6/13 9:45

売店と入浴の案内が書かれている。
とても親切
ありがたい。

6/13 9:47

仮説トイレが設置されていた。
トイレの向こう側を見ると積雪が分かる。
まだ沢山残っている。

6/13 9:58

スコップで軽く整地して、テントの設営を開始

6/13 11:16

設営終了
当初の予定では、この日はテントで過ごす予定だったが、二人とも立山駅に早い到着だったこと、また天気も良かったこともあり、剱岳が良く見えるであろう別山に行くことに計画変更。

6/13 11:17

乗り物好きにはたまらない、雪上車の雄姿
青空に映える！

6/13 11:21

たっぷり日焼け止めを塗り、アイゼンを装着してスタート。
まずは渡河から。

6/13 11:22

雪解けが進み、沢が見える。
水が青い。

6/13 12:44

ここではアイゼンを外す。
日差しで、かなり体温が上がる。

6/13 12:44

サブザックのスクランブラー25に括り付け。
汗がすごい。

6/13 12:55

ここはノーアイゼン
高度が上がるにつれて息が上がる。
あまり水分補給をしていなかったツケが、あとで出てくる。

6/13 13:05

剱御前小舎の前から剱岳が見え始める。

6/13 13:21

歩を進めるにつれ、全体像が見え始めた。
まさに針山！
登れる気がしない（笑）

6/13 13:26

ここにもライチョウが！
さて、どこでしょう？
ちなみに、ちゃんといますよ（笑）

6/13 13:27

剱岳を眺めているかのよう。

6/13 13:45

別山、距離があるので、行く気にならず（笑）
ここで剱岳を見て満足。

6/13 13:49

カッコイイ！

6/13 13:49

気温20度近く。
直射日光を浴びたから？
無風なので、気温通りと感じる。

6/13 13:54

富山湾が見える。向こうの黒い影は能登半島だと思われる。

6/13 14:18

剱御前小舎の横には公衆トイレがある。
立山登山は環境が良い。

6/13 14:18

本日はここまでとして下山開始。
剱御前小舎は工事中の様子。

6/13 14:23

はるか下に野営場が見える。

6/13 14:29

どんどん下ります。

6/13 14:30

例によって伝わらないけれど、傾斜は中々ありますね。
私一人だったら、行かないと言い出しそうな雰囲気。
高度感がある所とザレ場は苦手。

6/13 14:32

傾斜はこんな感じです。
けど、今回の登山のお陰で、これくらいの傾斜は何とかなることが分かる。とは言え、滑落に備えた挙動は、頭の中で反芻しながら下山。
油断大敵。

6/13 14:53

振り返ると山頂付近にガスが出ていた。

6/13 15:01

ガス発生

6/13 15:13

無事に下山。
友人と相談し、翌朝、体調と天候を見ながら、立山登山をどうするか決めることにして、雷鳥沢ヒュッテの風呂にて汗を流すことに。生ビールもあるとのこと。楽しみ！

6/13 15:52

熊がお出迎え。
熊ですらマスクしているので、我々もマスク装着して入館。

6/13 15:58

お風呂！
この高地でお風呂に入れるとは。
浴槽は高温のため、水でジャンジャン埋めるも、入るまでは10分以上かかった。着替える前に水を出しておいて、脱衣所で待機していても良かったかも。

6/13 16:48

うまそうなナポリタンと生ビール
しめて1700円なり。
山小屋なのに良心的な価格。

6/13 17:04

食事が終わり、玄関で外気温を確認。
12℃
とにかく風が無いので暖かい。

6/13 17:04

おっす！！

6/13 17:05

山頂付近は少しガスがある。

6/13 17:07

年季が入った建物なので、街中にあったら、外見は入るのをためらうレベル。中は古い銭湯のような雰囲気だった。
って、分かりづらい例え(;^ω^)

6/13 17:15

6/13 17:15

立山を望む、2つのテント右が私のプロモンテVB-20。
シングルウォールでございます。
盛大な結露を覚悟しつつも、悪天候を想定して、設営しやすいのものを準備してきた。

6/13 20:27

この時間でも月明りがあり、空は明るい。
本日3張り。
夜空は霞がかかっていたので、星空は無理かもと。
この時間で酒を飲みつつ、ジャーキーなどを食べていたら、キツネが登場！
食べ物はあげられないので、ライトで照らして追い払う。
近づいてきたのは親狐らしく、遠くで子狐の鳴く声がするも、ダメなものはダメ。

6/13 20:47

お気に入りテント
食べ物や靴も、狐にかじられると嫌なので、テントの中にしまい込む。

6/14 3:21

早めに起きだして、空を見上げたら、少しだけど星空が見えた。
流れ星も何個か確認できた。
写真は360度カメラで長時間露光での撮影。

6/14 3:28

夜が明ける。

6/14 3:33

この時点で2℃
風が無いので大したことはない。
シュラフはタケモ7、マットはExpedのダウンマット R値7、シュラフカバー、ダウンパンツ、モンベルの像足と着込んでいたが、背中あたりが僅かに冷たい。シュラフと体の間に隙間があるせいだと思われる。隙間を埋める何かが欲しい。

6/14 3:53

朝ごはん
無印のカレーと尾西の白米。
アルファ米は初めてだったが美味しい。

6/14 4:05

夜明け直前

6/14 4:36

野営場管理事務所前の仮設トイレ群
水洗だし、トイレットペーパーもキチンとある。
ライトもついたトイレ。
言うこと無し！

6/14 4:36

手洗い場もバッチリ

6/14 4:41

改修中

6/14 4:47

テントにはぶら下げる紐が無いので、クリップ付きのライトで無理やり挟み込む。

6/14 4:47

日が出ても2℃
期待？していた結露はゼロ
なんちゃって前室を作って、換気をしていたお陰かな？

6/14 4:47

パタット（椅子）は重宝した。
登山靴を履くときにも良いし、テント内でも引きずらないように利用することで、体温でテント下の雪が融けることを防ぐ。

6/14 4:48

イーストンのペグ
購入してから、早数年、やっと利用する機会が訪れた。
緩い雪にも効果あり。

6/14 6:26

さて、体調も良く、立山に向けて登山開始。
昨日より速いペースで登り始める。
ここで積雪がすごい！と撮影。

6/14 6:56

ぐいぐい登ります。
昨日より速いペースだけれども、結構登れたので、自分の体力を過信する。水分補給もほとんどしていなかった。
これが結果良くなかったと思う。

6/14 7:44

眼下にテントが小さく見える。

6/14 7:44

みくりが池も良く見える。
この時点で動機が激しくて、少し休憩しても心拍数が下がらない。これは酸欠状態になってると判断して、水分補給をして、少し休憩するが落ち着かない。

6/14 8:07

結局、ここで登頂を断念。あと高さ300m
ペースが速すぎなのと水分不足の高山病だと思われる。
筋肉は行けそうだし、目の前に山頂があるから、もう少し頑張るかとも考えたが、この先、頑張って山頂を目指して、岩稜部でフラフラしたら危険だと思い、次回のお楽しみにすることとした。
とは言うものの、景色が見られないのは悔しいなぁと感じた。
舌先もピリピリと貧血に近い感じになってきたので、友人とは、ここで別れて行動することに。

6/14 8:42

少し休んだら、回復したので、ペースだけの問題だったのかもしれないと思いつつも、決めたので下山！！
友人の行く先を、眺めつつ降りるが、先に進める友人を持つと、それはそれで楽しい。

6/14 11:18

のんびりと降りたとは言え、友人を待つ時間は長いので、テントの撤収を始める。パタットはこんな時にも重宝する。
近所の管理事務所の工事の方々は、12時になったら雪上車でお昼休憩。
乗せて欲しかった（笑）

6/14 12:11

ストックの横にあるスポンジが大活躍。
水滴を素早く吸収してくれた。
そんなことをしているうちに、友人は富士ノ折立、大汝山、雄山を縦走して戻ってきた。途中、LINEでやり取りしながらだったので、立山にも登った気分になった（笑）
気遣いが嬉しい。

6/14 12:11

パタットは背中のハイドレーションを入れる場所に格納した。ハイドレーションも入れられるかも。
私の大好きなザックが大活躍。
収納が楽しい（笑）

6/14 12:37

テントも撤収し、帰路につく。
立山に登るため、また来ようと誓う。

6/14 13:08

雪解けが進む。

6/14 13:33

14時の便に乗る。

6/14 13:35

この標高看板の下に、妖怪がいたが、撮影は何だかためらいがあったのでやめた（笑）

6/14 13:37

バスに乗る時はお気を付けを。

6/14 13:53

手を振ってくれる！
これは嬉しい。
積雪がすごい。
これ、年内ですべて融けると聞いた。
毎年どれだけ降るのよ。

6/14 14:42

隧道を通る。

6/14 14:49

6/14 15:10

立山駅の近所で、少し遅めの昼食。
山菜山盛り！美味しい。
山菜好きにはたまらない。友人はカレー。
蕎麦屋のカレー、かなり美味しかったようで、「うまい」を連呼していた（笑）
ちなみに朝早くから開店しているので、15：30には閉店するとのことでした。

6/14 15:25

立山駅で発見。
家族への土産物、その1として購入。

6/14 15:32

せっかくなので寄り道。

6/14 15:36

この高さで1／2サイズとのこと。
しかもこの1年間での降雪量。
とんでもない！
立山黒部アルペンルートが開通したことをニュースで流す訳だわ。

6/14 15:36

18m

6/14 15:38

ジオラマで今回の山行を確認。
私は別山の手前までだったけど、楽しめました。
向こうに黒部ダム。
ダムカードは欲しい（笑）

6/14 15:56

トロッコ列車の一部
この後、友人と別れて、この日のふるまいを検討。
平たく言うと、なーんにも予定を考えてないとも（笑）

6/14 17:03

6/14 17:10

結局、スーパー銭湯に行って汗を流してから、帰ることにした。
銭湯に向かう途中の景色。
ん??
剱岳やら雄山が見えとるがな！
地元の方々は日々、この景色を見てるのね。
うらやましいと思うも、地元の人は気にしていないんだろうなと
も思う。

6/14 17:10

いい景色だなー

6/14 17:12

また来ます！

6/14 17:53

立ち寄り湯

6/14 17:53

アルプスの湯
とっても良かった。

6/14 18:31

高速料金が割引になる時間帯を狙って、ホタルイカの博物館?のある道の駅へ。
そこでも撮影。

6/14 20:54

時間になり、移動開始。
途中、有磯海SAにて、富山ブラックを食べる。
友人が前日、このSAで食べたと聞いていたので、試したくなった（笑）
結果、美味かった！
土産で富山ブラックを購入！

6/14 21:19

最後の締めは塩ソフト。
帰りはアニソンを大声で歌いながら、眠気を飛ばして帰った。
友人に会える、雪山テント泊、雪用ペク初使用、ライチョウに会える、点の記の剱岳を見られた等々、かなり満足度が高い山行でした！
楽しかった！

撮影機器：

RICOH THETA SC RICOH

iPhone 12 Pro Apple

装備

MYアイテム

SANZO168

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 着替え 靴 ザック サブザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

SANZO168

当初、13日はテントを張って終わりにして、翌日、野営場より一ノ越を経由して雄山、別山を通る縦走を行い、そのままテント泊で、15日帰京を予定していた。
しかし、天候がコロコロ変わるので、最終的には現地で決めようと思い、自宅から移動を開始した。
初日は3時頃に到着し、先に来ていた友人の横に駐車。
そして5時台に起床し、友人と予定について相談し始め、予定していた9時のケーブルカーではなく、7時の便に乗ることに。
そして、友人の剱岳を撮影したいとの要望を受けて、別山をピストンすることにした。結果、これが正解だった。
初日に別山に登れたので（私はその手前で景色を眺めた）、翌日天候が悪くても、まあ満足だねと話しをしていた。
翌日も梅雨の合間にも関わらず、薄曇りでしばらく雨は降らないとの予報。
これは登るしかないと、雄山を目指す。
前日より速いペースで登れていたが、高度を上げるにつれ、動悸が止まらなくなってくる。これは高山病（酸欠）状態と判断して、友人とは真砂岳手前で別れて、こちらは下山。
これまでアチコチのサイトで滑落などの事故の話を見ていたのもあり、お陰で早々にやめる判断ができた。結果、少し長い休憩を挟めば回復することも分かったし、雪山での経験も増えた。と思うことにした（笑）
何にしても、友人も山頂を踏めて、その報告を聞けて楽しめたし、自分も無事に下山できた。
これが一番だと思う。
次の立山に向けて、体力づくりもそうだし、自分の体に合わせたね高山病への対策も考えられるようになったので、焦らず取り組もうと思う。